非公式!東京喰種〜エアロビクスは永遠に〜   作:あのボルテックス

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この作品はフィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。


4話

 

 

そこには荒らされた食料庫があった。

 「ト…トーカちゃんは?」

カネキは辺りを見渡すが人影はない。

「おい!これを見ろ!」カズオは

壁にピンで止めてあるメモを見つけた。読むと、

  

『少女は預かった

 我らフィットネスクラブノノムラへ来い』

 

…………。

 

「くそっ!ノノムラのやつ調子乗りやがって!」カズオは壁を叩く。

 

 どこかでトーカちゃんのいつもの怒声が聞こえる気がした。

 

「早く行きましょう!」カネキはメモを握り締めた。

 

 

 

フィットネスクラブノノムラ。彼らは当初の目的を忘れ、ギャンブルと殺戮に明け暮れている。そこは秩序がない無法地帯だ。

 

 

「ここですか…」

建物は都会の20区に合わない

吸血鬼の城を思わせるような

不穏な空気に包まれている

 

「注意していこう」

芳村の空気がいつもと変わった。

 

三人は門を抜け建物の中へと入っていった。

現れたのは広いドームの空間。

 

「やっと来たな!!」

真ん中にはポツンとノノムラが1人立っている。

 

「トーカちゃんはどこだ!!」

カネキは叫ぶ。

 

しかし返事を返さず、

ノノムラはビシッとカズオを指差した

「そんなことより俺と遊んでくれないか?フィットネスクラブの"経営者"対"経営者"…鼓動が高鳴るよ!」

 

するとノノムラは羽赫を展開させた

 

「危ない!」

芳村はカズオの前に出た。

 

 

「邪魔だな!お前ら二人の相手はこいつらだ!」するとノノムラは指を鳴らした。

すると

身体に

痛みが走る。

 

「あ"っ……何が起きたんだ!?」

 

すると女と男が現れた。

女の赫子からはカネキの血が滴る。

 

「紹介しよう、小保方と佐村河内だ!」

バッとスポットライトが二人に当てられた。

白衣を着た小保方とサングラスをかける佐村河内はライトの光を反射して鈍く光る赫子をぶらつかせ今にも襲いかかってきそうだ。

 

すると芳村が「カズオくん、カネキくん!私は小保方のほうをやる! カズオくんはノノムラ、カネキくんは佐村河内を頼めるかな!?」

 

「「はい!」」二人は返事をすると散っていった。

 

 

佐村河内は耳を塞いで突っ立っている。なにかブツブツ呟いている。

「きこえない…きこえない…」

 その光景は不気味に見えた。

 

   チャンスは今!やるかしかない!

 

カネキは小保方から受けた傷の痛みを我慢して赫子をあらわした。

しかしそれは小さくなったり、大きくなったり、形を変えたりと不安定であった。

 

「うぁぁぁぁぁ!!!!」

 

叫びながら赫子を思いっきり佐村河内にぶつける。

 

だが当たる前にカネキに何かが聞こえた。

 

……………聞こえない…! ヘッ!嘘だァァァ!!!!本当は聞こえるゥ!!!!!!

 

!!!

 

シュウィィィィィィン!!

佐村河内は赫子を遠くの壁に刺し、それを縮める運動で自らの体を回避させた。

 

カネキは赫子の遠心力でバランスを崩す。

 しまった!!

すると即座に反撃を受ける。

ロングレンジの斬撃は、計算されたようにスキをつくとカネキを吹き飛ばした。

 

ぐっ!!

なんとか受け身をとる。肩をやられた。

「はぁ...はぁ...」

溢れる血を見てぞっとする。

 

「聞こえるぅ 聞こえるぅ お前の鼓動が!お前の滴る血の音が!!」 

 

佐村河内は一直線にこちらに向かってくる。

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! 」

カネキは彼に背を向けて走りだした。

 

怖い 怖い 死 怖い 痛み 嫌だ

こんな感覚嫌だ 怖い 怖い 怖い

 

 

なんとかドームから出て

逃げ切った

 

「はぁはぁはぁはぁ…」

まだ始めて間もないがエアロビクスを

をしていなかったらここまで息が続かなかっただろう。 さすがaerobic exercise=有酸素運動である。

 

するとカズオがやってきた。

 

「カズオさん!? 無事ですか!?」

するとカズオは片腕を抑えて苦しそうに見えた。

 

「はぁはぁ…ノノムラのやつ侮れねぇ…」

「カズオさん!とりあえず休まないと!」

 

「喰種は休むより食ったほうが回復するんだ どこかに人いねぇかな…」

 

カネキは不安な顔をした。

やっぱり僕は恐ろしい世界に足を踏み込んでしまったんだ…

 

「おい向こうから人の匂いがする…行こうぜ!」

「えっ…あっはい…」

 

着いたのは独房だった。

クラブに近づいた人間や、ノノムラに歯向かった者はぶちこまれる、とカズオは説明した。

 

外からの施錠を外すと

カズオは眠っている男に襲いかかった。

「ぐぁぁぁいてぇぇぇ!!やめろおおお!!」

男が悲鳴を発する。

カネキは目をそらした。

「おいカネキちょっとこいつ抑えるのを手伝ってくれ」

「そ…そんなことできるわけ」

その時カネキは見た。

カズオが食っていたのは

その男からむしり取ったち〇毛であった。

 

はっ!

 

「か…カズオさん 喰種って人肉を食べるんですよね??」

「はぁ?なんてお前グロいこと言うんだ喰種が食うのは毛だよ毛。」

 

でもどうして下の毛を、、

 

「え…でも世間で誰でも知って…」

毛を食べながらカズオは返す。

「そんなの喰種を悪く思わせるための政府の策略だよ真っ赤な嘘さ。だが一般人より殺人犯として検挙される件数多いのも事実...ってお前毎日食ってんじゃん」

  ????

 

喰種が食べるのは毛なのか!?

僕は一体…

そういえば!

 

芳村は毎日食事に怯えるカネキのことを気遣って

寝ている間に口に含ませてくれていた。

 

「気づかなかった…」

 

食事を終わらせたカズオは

肩を回すと

ごちそうさんと言って

独房から出てきた。

 

 

寝ているカネキの口に毛を突っ込む芳村の姿が思い浮かんだ。

 

…………。

 

「食後はそうだな

あの倉庫の中に隠れよう。」

カネキはカズオについて行く。




この作品はフィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。
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