いつまで待つんだ?   作:ドーナッツ

2 / 4
おやっさんの響き

上空4000m。地上からだとあいにくの天気であるため雲ばかりで見えないが、確かに人影が存在した。もちろん転生されたばかりの主人公である。

目が開いていないのか、絶句しているのかわからないが、抗いもせずに重力に従って落ちていくのは滑稽であった。

 

「嘘だろ!!まてやこらぁぁぁぁぁぁぁあああ!!」

 

雲がドーナッツの真ん中のごとく穴が開く。そして、彼は自分が落ちていることに気がついたかと思うと意味不明な叫びをあげ、四肢をばたばた暴れさせた。

それでも止まらない加速。重力とは地球にいる限り誰にでも影響を与える平等なものだ。

 

「ちょ、ま、はやくねbbbrrrr」

 

途中からの英語は察しのごとく、海に潜ってしまったからだ。バッシャァン!!と水面を激しく揺らすと物理法則を無視した量の水しぶきが上がる。

勢いが良すぎたのか地面とぶつかった主人公=久留主 幸田であった。

 

********************************

主人公side

 

空中に出たかと思うと一面真っ白の何か、そして浮遊感。俺はゆっくりと落ちていくのを感じたが、白い何かに乗れると勘違いして安心してた。

 

 

 

その結果がこれだよ…。

 

 

 

海面に叩き付けられたときにはもうね、『あ、俺死んだ』と思ったよ!!ええ死ぬかと思いましたよ!!あのクソ神、空から落とすために『屈盗流』を特典につけたな!!

ま、感謝は……元々の原因あいつだからしなくてよくね?

 

さて、と。ここは何処なんだろうな…。

一面海ってことは分かる。太陽の向きは………俺が雲に穴開けたから分かる。気温は熱いからたぶん太平洋。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふむ、詰んだな。

 

 

 

 

 

 

いやちょいまてやこら!!せっかく新しい生を貰ったのにいきなしBad endかよ!!

p( ̄o ̄)qオッ!!w( ̄0 ̄)wハー!!

誰だよお前ら!?

( ・◇・)?(・◇・ )

いや、俺変なこと言ってないよね!?

ヤレヤレ ┐(´ー`)┌ マイッタネ (´Д`) =3 ハゥー

このヤロ…!!いや待て、おまいら島のある方向分かるか?

そっち(。・・)σ・・)σ

なるほど、分からん。具体的に言ってくれ!!

(・♦・)<北北東

よし分かった!!今から泳ぐからしゃべりかけんなよ?

モチロン! (*'-^)db('ー^*) オッケ!!

よし、ちょっくら行くか!!

 

********************************

 

そんなこんなで2日後。

 

 

ふぅ、やっと沖縄に着いたぜ。え?なんで知ってるかって?顔文字達が教えてくれたんよ。「沖縄に入りました」って感じにな。

それにしても、沖縄の海って綺麗だよなぁ〜。途中から浅瀬に変わったからか、水中の地面が見えてきたのだよ。命の危機でなかったら、潜りたいねぇ。そういえば前世では復讐で修学旅行は楽しむ空気じゃなかったからな。またここに来よう。

沖縄の海の中。服着てクロールしている人がいると遭難してる人みたいだった。現に近く(距離にして約5キロ)の船が慌てたようにこちらへ向かってきてる。

 

しばらくすると、俺に迫ってきた漁船?が浮き輪を投げてきた。

 

「大丈夫か!?」

 

とても親切な人だ。どうしてこんな人が世界にはたくさんいないのだろうね?(偏見)

俺はそれにしがみつくと、船にいたおっちゃんが引き上げてくれた。

 

「ありがとうございます!!」

「気にするこたぁねぇよ。人助けは巡り巡って自分に返ってくるし、俺はそうしたことがなくてもオメェを助けたかったからな」

 

…どうしてこんな人(ry

引き上げられた俺は高齢者のおじいさんの差し出された手に捕まると、見た目に反して力強い腕で俺を引き上げた。

 

「オメェさんは遭難者かい?それとも時期的に海開きかい?」

「よしてくださいよおやっさん。こんなところに来た人の中で服を着ながら海開きしてる人なんて見たことないでしょう?」

「それはそうだ!!沖から結構な距離があるからな!!てことはオメェ遭難者かい?にしては日本語ペラペラで見た目に関しても外国人には到底思えないが……」

 

まぁ、俺は日本人だしな。見た目に関しては知らないが。おやっさんが船を操作しておそらくであろうが港へ船を進めた。

 

「外国にいた日本人ですよ。私の母に連れられていったのですが、そこで何故か海に落ちてしまいまして。こうして日本に帰ってきたわけです」

 

俺には俺の事情があるし、こんな優しい人を巻き込むわけにいかないな。心苦しいが、ここは嘘で通さないといけない。いきなり『空から落ちてきました』とか言っても信じられんし。

 

「そりゃまたお気の毒に。それにしてもよかったなオメェさん。俺はここら辺まで船で来たことねぇが、今日はこっちの方でなんか起こると思ったからな。運がいいよ」

 

おお!!これはおやっさんの言う通り運がよかった。ここから港までどんな距離あるか心配だったのだ。

 

「オメェさんは沖縄で家はないだろう?金もないからホテルにも泊まれねぇしな。うちに来な。おおっと!!遠慮はするもんじゃないぜ」

 

俺の行動を先読みしたのか背後を見ていないのに俺に向かって言った。……何故世の中には(ry

 

「ガハハ!!今夜は沖縄料理のパーティだな!!」

 

おやっさんの朗らかな笑いと波しぶきの音が混ざり合い、俺の中で優しく響いた。

 




ミナ=サン。ドーモ。ドーナッツです。
ネタは思いついていたのですが、なかなか文章にするのが難しくて……。
と、言い訳はここまで。
さて本題なのですが…………この小説未だにヒロインが決まってないのですよ。さらに言えば私、悪魔側のヒロインさんあんまり好きではないのです。原作は一応知ってはいるのですが、ハーメルンの知識が多くて……最強ものやら、チートものしか読んでませんが。是非感想欄でこの小説のヒロインを決めてください!!
⑴イリナ
⑵アーシア(悪魔に転生無し)
⑶ゼノヴィア(悪魔にry
⑷ガブリエル
⑸グレイフィア(唯一あくまで好きなキャラ)
⑹TS○○(例、TSイッセー、TSヴァーリ、など)
⑺作者の作るオリキャラ
⑻全員でいんじゃね?
活動報告での回答お待ちしてます!!
誤字、脱字、文法間違い、感想お願いいたします!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。