いつまで待つんだ?   作:ドーナッツ

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三大勢力会議

 

______神は居なくても世界は廻るのさ。

 

 

 

アザゼルがそう言うと、会議室はシン…と静まる。

ミカエルには耐えがたい事実だが、神は亡くなっている。

亡くなる原因はおそらく二天龍の神器への封印とされているが、実際の程は分からない。

しかし、今の会談からの内容からしてどうでもいいことだ。

あの時神が言ったように、『過程や原因は無駄とは言わないがそれよりも結果が重要』だと。

そう、結果が良ければすべて良し。

ならば、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「魔王が居なくなったとしても世界が廻ればすべてよしだな」

 

 

 

 

 

 

 

*********************

アザゼルside

 

全く、俺の信頼は地の底にあるのかねぇ。

ま、『禍の団』対策に神器集めたり、今回の会談の原因にもなったコカビエルの暴走も俺の責任になるかもしれねえがな。

 

「とにかく、だ。今度は俺達じゃなくてそこの世界を動かせる二天龍に訊いてみようか?」

 

そう言いながら背もたれへと体重を預ける。楽な格好で座りながら足を組み直し、癖である左手で頬杖をつく。

 

「それもそうだな…」

「たしかに私も興味はありますね」

 

俺の言葉にサーゼクスやミカエルもうなずいて彼女ら(・・・)にそう問いかける。

 

「しかしまあ、改めてみると今回の二天龍はどちらも女ときたか……。赤龍帝の歴代最強女性はエルシャだが、それでも面白い才能を秘めてそうだな」

 

と、少し赤が混ざったような髪を伸ばしている女性に顔を向ける。

 

「なあ?兵藤一誠(・・)?」

 

ビクッとまるで猫に会ったネズミのように萎縮している彼女は、おどおどになりながらも答えようとしたが、

 

「お義父(とう)さん。そういうのはまず私から聞くべきじゃないの?」

 

と、()のヴァ―リが突っ込んできた。その顔は若干だが頬を膨らませている。

 

「しかも客観的に見ても今のは援〇に誘うおじさんの図にしか見えないわよ?」

「誰が援〇おじさんだ!!バカタレめ。しかもそんな言葉どこで覚えてきた!?」

「どこって………サハキエルだけど?」

「アンのクソビッ〇め!!うちの娘に何てこと教えてやがる!!」

 

こりゃ帰ったら説教してやる………。

と堕天使幹部であり露出癖の気があるクソ女を憎らし気に思い出したところで視界の端で銀髪がなびく。ボーイッシュにまとめられた髪を持つ娘は移動したかと思うと赤龍帝の前へと歩を進めていた。

 

「ねえ、あなたの名前は?」

「え……っと?」

「ちょっと!!うちのイッセーが困ってるじゃない!!」

 

困っている赤龍帝に助け舟を出したのは紅い髪が特徴でその主であるサーゼクスの妹のリアス・グレモリーだ。その勝気な目には警戒心と疑心がこもっており、にらみつけるとまではいかないまでも明らかに不快の顔は隠れていなかった。

 

「しかもあなたさっきの話を聞いていれば分かるはずでしょ?」

「ああもちろん知っているわよ?でも彼女の口から自己紹介してくれないと対等な関係になれないと思うのよ」

 

だから、と続けたヴァ―リはうつむきそうになっている赤龍帝の顔を覗き込む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あなたの名前は?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

種族を選ばない天然人たらしの我が娘の微笑みを見てため息しかでない俺だった。

 

@@@@@@@@@@@

 

 

「微笑みを浮かべながら美少女が美少女に迫るワンシーン。これはいいね」

「おやっさん、自重してください」

 

会議室に響いたその声は突拍子もなく、かつ大きな衝撃を与えた。

 

「………『盗賊』のベルとシェルハトル・ルキフグス………?」

 

その言葉は誰が言ったか定かではないが、つぶやいたその声はいやに大きく響く。

そう、この会談に呼ばれていない悪魔が二人部屋の窓際で佇んでいた。

 

「初めましての人は初めまして。俺の名は『ベル』。一応転生悪魔初の爵位持ちだぜ?」

 

背丈の高いがっちりしてる体の持ち主は自己紹介をしながら、会釈をする。

 

「レーティングゲームNo.1のベルさんがどうしてここに………?」

 

リアス・グレモリーのつぶやきはその兄に目で制される。

 

「ベル・フォラス。転生悪魔初の爵位持ちの悪魔。レーティングゲームでは悪役になり切り、純潔悪魔の思想をやっかみする。そのあだ名は没落したとされるフォラスの名を関することから爵位持ちと戦闘方法の件も併せて『盗賊』と呼ばれている………か?」

「さすが魔王様だね。よくご存知で。」

 

口笛でも吹きそうな軽薄な態度のままの彼にサーゼクスはさらなる疑問をぶつける。

 

「では君の言う魔王様からの質問だ。何故ここにいる?」

 

言い逃れは出来ないぞとでも言いたげなその視線。その迫力は歴戦の猛者でもあったアザゼルでさえ身構えるものであった。

しかし、我らが主人公ベル(幸田)は一向に態度を改めない。

 

「そんなことは、おやっさんにあとで聞くとして、だ。話を聞くかぎり、君が赤龍帝だな?」

「ッ!!」

「まあそんな怖がらないで?別に取って食おうとしているわけじゃないし」

 

引っ込み思案の彼女にしてみればいきなり知らない人に話しかけられても困るだけだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今質問しているのは僕だ。君は答える義務があるのではないかね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、サーゼクスは無表情で横槍を入れる。

 

「おおっと、おっかねぇな~おい。もうちょい話し合おうぜ?」

「ベル、そこまでにしとけ」

 

と、シェルハトル・ルキフグスが止めるとベルはから返事をし、手を頭の後ろに組んで壁に寄っかかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「サーゼクス。貴様の問いに答えてやろう。俺たちは宣戦布告に来たのさ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おやっさんと呼ばれた大男は野太い声を出しながら何かを決意する。

……………特大の爆弾発言をして。




投稿遅れました。
いや~バイト始めるとなかなか時間取れなくてですね。
見てる人少ないと思いますけど。
次回はなるべく早く書き上げたいと思います!!


↓空気だった人劇場!!
セラ(-_-).。oOO(ふぁぁ……眠い………)
セラ(-_-).。oOO(アザゼルはなんか興味ない話してるから眠くなっちゃった……)
セラ(-_-).。oOO(なんかみんな話してるけど……この心地いい感覚に…………………)

セラ(-_-).。oOO(…………)

セラ(゜゜; ハッ!←サーゼクスの迫力に起こされた。
ベル( ̄^ ̄) 「初めましての人は初めまして。俺の名は『ベル』。一応転生悪魔初の爵位持ちだぜ?」
セラ(´・ω・`)?。oOO(話について行けない………)
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