バカと鴉と召喚獣   作:蒼書生

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2014 12.08 一部修正


問14

問七 英語

問 以下の問いに答えなさい。

『good及びbadの比較級と最上級をそれぞれ書きなさい』

 

 

姫路瑞希と鴉の答え

『good — better — best

bad — worse  — worst』

教師のコメント

その通りです。

 

 

吉井明久の答え

『good — gooder — goodest』

教師のコメント

まともな間違え方で先生は驚いています。

goodやbadの比較級と最上級は語尾に-erや-estをつけるだけではダメです。覚えておきましょう。

 

 

土屋康太の答え

『bad — butter — bust』

教師のコメント

『悪い』  『乳製品』 『おっぱい』

 

 

 

 

 

 

 

 

「昨日言っていた作戦を実行する」

 

 

 翌日、秀吉と教室に向かうと雄二と明久がいた。そして、こう言った。

 

 

「作戦? でも、開戦時間はまだだよ?」

 

 

 明久の言う通り、今は午前八時半である。開戦予定時刻は九時らしい。

 

 

「Bクラス相手じゃない。Cクラスの方だ」

 

「あ、なるほど。それで何をすんの?」

 

「秀吉と鴉に着てもらう」

 

 

 そう言って、雄二は鞄から取り出したのは、うちの学校の女子の制服だった。それも、二着。

 

 赤と黒を基調としたブレザータイプで、他校にもオトナのオトモダチにも、かなり人気がある垂涎の逸品。

 

 

「……ゆ、雄二は変態なんですか……? あ、後で伝えて……おきますね」

 

「それは別に構わないが、ワシらが女装してどうするんじゃ?」

 

「鴉、それは誤解だっ! てか、アイツにだけは言わないでくれ! 秀吉は木下優子としてAクラスの使者を装ってもらう。鴉は、それの付き添いだ」

 

 

 明久は雄二の言っていることが分かったのか、僕たちを見ている。

 

 

「秀吉は分かるけど、鴉は大丈夫なの?」

 

「ああ、鴉も見て分かったが、女装が似合うぞ」

 

 

 それは嬉しくないです。この顔はコンプレックスなんですよ。

 

 

「う、うむ……」

 

「……分かりました」

 

 

 僕たちは雄二から受け取ると、その場で着替えることにした。別のとこで着替えると、作戦だとバレてしまいますからね。

 

 

「…………!?(パシャパシャパシャパシャ!)」

 

 

 ムッツリーニは、指が擦り切れるんじゃないかというぐらいの速さで、カメラのシャッターを切っていた。

 

 

「(なあ、鴉の奴……妙に艶めかしくないか?)」

 

「(ああ、そうだな。鴉も性別:鴉だったか)」

 

「(鴉も候補に入れておくか)」

 

 

 などと、皆が話していたことに気付かなかった。後日、ランキングに入っているのを見るまで、僕は何も知らなかった。

 

 

「よし、着替え終わったぞい。ん? 皆どうした?」

 

「お、終わりました……。これで、どうでしょうか?」

 

 

 何故か、皆が落ち込んでいた。

 

 

「さぁな? 俺にもよく分からん」

 

「おかしな連中じゃのう」

 

「そ、その……早く行きませんか?」

 

「んじゃ、Cクラスに行くぞ」

 

「うむ」

 

「はい」

 

 雄二に連れられて、Cクラスに向かう。明久も付いてきたのか、一緒に行く。

 

 

「秀吉、大丈夫なの? あとでバレたら、どんな目に遭うか分からないけど」

 

 

「……そうなのじゃ。姉上にバレたら、怖いのじゃ」

 

「秀吉、鴉。俺たちはここまでだ。よろしく」

 

「あまり、期待せんでくれよ……」

 

「……緊張します」

 

 

 一息吐いて、秀吉が扉を開ける。

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