問七 英語
問 以下の問いに答えなさい。
『good及びbadの比較級と最上級をそれぞれ書きなさい』
姫路瑞希と鴉の答え
『good — better — best
bad — worse — worst』
教師のコメント
その通りです。
吉井明久の答え
『good — gooder — goodest』
教師のコメント
まともな間違え方で先生は驚いています。
goodやbadの比較級と最上級は語尾に-erや-estをつけるだけではダメです。覚えておきましょう。
土屋康太の答え
『bad — butter — bust』
教師のコメント
『悪い』 『乳製品』 『おっぱい』
「昨日言っていた作戦を実行する」
翌日、秀吉と教室に向かうと雄二と明久がいた。そして、こう言った。
「作戦? でも、開戦時間はまだだよ?」
明久の言う通り、今は午前八時半である。開戦予定時刻は九時らしい。
「Bクラス相手じゃない。Cクラスの方だ」
「あ、なるほど。それで何をすんの?」
「秀吉と鴉に着てもらう」
そう言って、雄二は鞄から取り出したのは、うちの学校の女子の制服だった。それも、二着。
赤と黒を基調としたブレザータイプで、他校にもオトナのオトモダチにも、かなり人気がある垂涎の逸品。
「……ゆ、雄二は変態なんですか……? あ、後で伝えて……おきますね」
「それは別に構わないが、ワシらが女装してどうするんじゃ?」
「鴉、それは誤解だっ! てか、アイツにだけは言わないでくれ! 秀吉は木下優子としてAクラスの使者を装ってもらう。鴉は、それの付き添いだ」
明久は雄二の言っていることが分かったのか、僕たちを見ている。
「秀吉は分かるけど、鴉は大丈夫なの?」
「ああ、鴉も見て分かったが、女装が似合うぞ」
それは嬉しくないです。この顔はコンプレックスなんですよ。
「う、うむ……」
「……分かりました」
僕たちは雄二から受け取ると、その場で着替えることにした。別のとこで着替えると、作戦だとバレてしまいますからね。
「…………!?(パシャパシャパシャパシャ!)」
ムッツリーニは、指が擦り切れるんじゃないかというぐらいの速さで、カメラのシャッターを切っていた。
「(なあ、鴉の奴……妙に艶めかしくないか?)」
「(ああ、そうだな。鴉も性別:鴉だったか)」
「(鴉も候補に入れておくか)」
などと、皆が話していたことに気付かなかった。後日、ランキングに入っているのを見るまで、僕は何も知らなかった。
「よし、着替え終わったぞい。ん? 皆どうした?」
「お、終わりました……。これで、どうでしょうか?」
何故か、皆が落ち込んでいた。
「さぁな? 俺にもよく分からん」
「おかしな連中じゃのう」
「そ、その……早く行きませんか?」
「んじゃ、Cクラスに行くぞ」
「うむ」
「はい」
雄二に連れられて、Cクラスに向かう。明久も付いてきたのか、一緒に行く。
「秀吉、大丈夫なの? あとでバレたら、どんな目に遭うか分からないけど」
「……そうなのじゃ。姉上にバレたら、怖いのじゃ」
「秀吉、鴉。俺たちはここまでだ。よろしく」
「あまり、期待せんでくれよ……」
「……緊張します」
一息吐いて、秀吉が扉を開ける。