バカと鴉と召喚獣   作:蒼書生

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一巻目の内容は、これで終わり。
二巻目は、これから書いていくのでしばしお待ちください。


追記(2013.12.10)
ちなみに、一巻だけで400字詰め原稿用紙78枚分も書いていました。長いですね、でも二巻になると何枚になるやら……。

2014 12.08 一部修正


問21

最終問題 歴史

問 次の( )に正しい年号を記入しなさい。

『(   )年 キリスト教伝来』

 

 

霧島翔子の答え

『1549年』

先生のコメント

正解。特にコメントはありません。

鴉のコメント

昨日、教えたところが出てきましたね。正解です。

 

 

坂本雄二の答え

『雪の降り積もる中、寒さに震える君の手を握った1993』

教師のコメント

ロマンチックな表現をしても間違いは間違いです。

鴉のコメント

絶句です。昔、神童と呼ばれていた雄二とは思えないですね。失望しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「三対二でFクラスの勝利です」

 

 

 視聴覚室になだれ込んだFクラスに、高橋先生の締めの言葉。どうして、そこで喜んでいられるんですかね? 勉強していなければ、間違いだっていくつかあるんですが。

 

 

 一応、勝ちましたが……正直、負けだと思います。正直、作戦が汚すぎますし、FクラスにはAクラスの設備は宝の持ち腐れですよね。

 

 

「Fクラスが勝ちましたがどうしますか?」

 

 

「はい、今回の戦いはFクラスの負けにしてください」

 

 

「おい! どういうことだ!」

 

 

「どう足掻いても、学力の低いFクラスにAクラスの設備はもったいないですよ」

 

 

 僕はそう言って、Fクラスの成績表をちらつかせる。これは、先生が条件付きで渡してくれた。日頃の行いがいいと、条件が付くけど何でも出来ますもの。

 

 

「さすがに、今まで勉強してきたAクラスが可哀想なので、僕たちは勝利を手放します!」

 

 

 そう言って、雄二の首にスタンガンを押し当てる。別に、人の戦力を当てにする奴なんて、どうなっても構いやしない。僕には関係ないから。

 

 

「あががががっ!!」

 

 

「ということなので、雄二は霧島さんにプレゼントします。どうも、ご迷惑おかけしてすみません」

 

 

「……いい。鴉が謝るものじゃないから」

 

 

「いえいえ、悪質な作戦でAクラスを困らせましたので」

 

 

 僕は気絶した雄二の両手首に手錠を付けて、逃げられないようにする。ついでに、ポケットに千円を入れておく。これで、霧島さんとデートでもしてくださいね。

 

 

「それでは、いいデートを」

 

 

 そのまま、霧島さんは雄二を引きずって教室を後にした。お幸せに、いい夫婦生活が出来るといいですね。雄二は、満更でもないようですしね。

 

 

「さて、Fクラスの皆。お遊びの時間は終わりだ」

 

 

 西村先生が来たようですね。それでは、僕は学園長室に行くとしますか。実験データの提出もあるし、なにより学園長からまた何か言われそうだし。

 

 

「それでは、よろしくお願いします」

 

 

 ドアを通って、学園長室に向かう。毎度ながら、人使いが荒いと思う。まあ、楽しいからいいんだけどね。さて、次は何を言われるんやら。

 

 

 ノックして、返事を待つ。常識を持って、それなりの敬意を払わなければいけない。色々と身元が怪しい僕を、入学させてくれただけでもありがたいのに、学費もいくらか免除してくれたから。僕も、スポンサーとして恩返ししていこうと決めた。

 

 

『……入って来な』

 

 

「失礼します。Fクラスの鴉です」

 

 

「分かってる。さっさと、用件を言いな」

 

 

「それでは、簡潔に言います。度重なる問題で、ほぼ赤字になりました。それと、毎度ながらお買い上げありがとうございます」

 

 

「……嫌みかい」

 

 

 学園長はしかめっ面で、そう言う。だから、僕は満面の笑みでこう言う。だって、嫌みなのは本当だもん。同じ業者に頼んでいたら、苦笑いされたんだから。そりゃ、毎回直してもすぐに壊されるからね。

 

 

「はい! 毎回業者に頼んでいたので、呆れていましたよ? まあ、僕の店は黒字なのでいいんですけどね」

 

 

「ふんっ。また、システムの手伝い頼むよ」

 

 

「はいはい、それでどこを手伝えばいいんです?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これにで、試召戦争は完結なり。二巻目が書き終わり次第、順次に投稿していきます。

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