問題児たちと一緒に精霊も異世界から来るそうですよ?   作:みおなん

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前回のあらすじぃ

海斗がハリセンでめちゃくちゃ叩かれた。

以上




5話ノーネームの現状……だそうですよ?

海斗side

 

「な、なんだ…これは…」

 

いきなりそんな声を上げたのは俺だ。

 

それも仕方ないだろう

 

現在黒うさぎの拠点についたのだが辺り一面の木、地面、建物が朽ち果てボロボロになっていたからだ。

 

「おい、黒うさぎ。

魔王とのギフトゲームは何百年前の話だ?」

 

「わずか3年前でございます。」

と力なく答える黒うさぎ。

 

この何百年放置した様な後継がたったの3年前?ありえない。

それこそ俺の最凶最悪なギフト(???の事です)でもここまで酷い有様には出来ない。

できたとしても辺り一面を更地にするだけだ。

 

「おいおい、黒うさぎにしちゃ面白い冗談だな。

…断言するぜ。どんな力がぶつかっても、こんな壊れ方はあり得ない。この木造の崩れ方なんて、膨大な時間をかけて自然崩壊したようにしか思えない」

 

「しかし、魔王の力ならば不思議ではありません。」

 

「魔王ってヤツはとんでもなく面白そうなやつだなぁ」

 

「同感だ十六夜。

ここまでの事をしてくれる魔王だ。どんなやつか楽しみだなぁ」

 

「馬鹿な事言わないの…

でも、これは流石に酷いわね」

 

七罪が辺りを見渡しそう言い近くの柵に触る。

 

すると柵はズシャッという音を立てて崩れ落ちた。

 

わかりやすく言うと…シロアリが中身を食いつくしたテーブルに少し力を入れただけ崩れるような感じだった。

 

わかり易かったかな?

 

 

「基礎が死んでるな

なるほど崖っぷちなわけだな。」

 

「ま、ここでずっと立ち止まってるわけにも行かねぇしさっさと拠点に行こうぜ。」

 

と言いスタスタと歩いていった。

 

 

拠点に戻るまでの道は入口より酷かった。

 

「マグカップがそのまま置いてある。

まるでさっきまで人がいたようだわ。」

と外に置きっぱなしのテーブルとマグカップをみてそう呟く飛鳥。

 

「海斗、戻す事は出来ないの?」

と七罪がいつになく真剣な目で聞いてくる。

 

「残念だが俺のギフトではこの土地を直す事は出来ない

確かに時間が経過しただけなら巻き戻しをすれば解決なんだが…

おそらく時間経過ではない別のギフトでここまでされてるんだ。戻す事は不可能だ。」

 

七罪は「そう」とだけいい再び歩き始めた。

 

まあ、もし時間経過のギフトでこんなにしていたとしても…俺の時間が全く足りないだろうけど…

 

ま、関係ないか…

 

〜ノーネーム拠点・水門〜

 

どうやら子供達が水門の掃除をしているようだ。

 

(掃除しないといけないなら俺がしてあげるのに…

こんな子供達に重労働はさせられないな…)

 

「あ、黒うさぎのおねえーちゃんお帰り!」

と誰かが気づき声を上げる。

 

「私達、掃除頑張ったよ!」

 

「新しい人ってその人達?」

 

「強いの!?」

 

元気が有り余ってるようですね。

 

「YES!とても強い人達ですよ!皆に紹介するから一列に並んでくださいね。」

 

黒うさぎがそう言うと子供達は横一列に並んだ。

 

(統一性ぱねぇっす)

 

(マジでガキばっかだな。)

 

(子供がこんなに…私大丈夫かしら。)

 

(…。私、子供嫌いなのに大丈夫かなあ。)

 

(すごいわね。この人数の子供達は…)

 

 

一人変な事を考えていたみたいだがキノセイであろう。

 

「皆右から逆廻十六夜さん、久遠飛鳥さん、春日部耀さん、守人海斗さん、守人七罪さんです。」

 

おりょ?守人七罪は決定事項ですかい?

 

「ここにいる子供達は皆年長組です。

ゲームには出られないものの、見ての通り獣のギフトを持っている子もおりますから、何か用事を言い付ける時はこの子達を使ってくださいな。みんなも、それでいいですよね?」

 

「「「「「よろしくお願いします!!」」」」」

 

と耳がキーンとなる超元気のいい挨拶が来た。

 

「ハハッ超元気がいいな」

 

「そ、そうね」

 

「…。(私、やっていけるかな?)」

 

「おう!よろしくな!」

子供達に負けないぐらいの声で挨拶してやったぜ

 

「うるさい!」スパァァァン

 

ぐふっ、七罪よお主いつの間にハリセンを持っていた…

 

 

 

 

 

 

で、

 

 

なぜ水門の掃除をしているのかと言うと…

 

「すいません、白雪姫様水樹まで頂いて…」

 

「私は負け、海斗に隷属しているのだ。

致し方あるまい。」

 

白雪姫が無償で水樹を提供してくれたので水樹を植える整備をしていた…というわけだ。

 

十六夜は貯水池に下りて水門を開ける。

黒ウサギが苗の紐を解くと、根を包んでいた布から大波のような水が溢れ返り、激流となって貯水池を埋めていく。水門の鍵を開けていた十六夜は驚き叫ぶ。

 

「ちょ、少しはマテやゴラァ‼︎流石に今日はこれ以上濡れたくねえぞオイ!」

 

十六夜は世界の果てに行った時に一回濡れており、慌てて石垣まで跳躍する。

 

だがなそんな面白くないこと俺が許すと思うか?

 

「というわけだもう一回濡れてこい十六夜!」

 

ゲシッ!と俺は十六夜を俺は蹴り飛ばし十六夜は貯水池に落ちる…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と思ったんだよ

 

 

 

 

「甘い!」

 

足を十六夜に持たれそのまま遠心力を利用され俺は吹き飛ばされた。

 

 

貯水池に…

 

「うわぁぁぁぁぁ」ドッボォォォォン

 

この時全員は何も見なかったことにした。

 

 

「うわお!この子は想像以上に元気です♪」

黒うさぎは何も見なかったし聞かなかった事にして喜びの声を上げる

 

「凄い!これなら生活以外にも水が使えるかも…」

ジン君も喜ぶ

 

「ちょ、まって助けゴボガバババ」

あ、やばい鼻に水が入った死ぬ。

 

「「「「…。」」」」

 

誰も助けに行こうとはしなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水から上がった海斗の様子(オマケ)

 

「みんな酷いよ…」

 

と水門の端で体育座りをしていた。

 

「ごめんって海斗、何なら一緒にお風呂入ってあげるから」

 

いえ、そういう問題じゃないんですが…って今なんて言った?

 

「一緒に風呂に入る?おいおいいきなりどうしたよ七罪」

 

「別にぃ気分よ」

 

気分で一緒に風呂に入るのかよ…

 

 

 

いや、もちろん一緒には入りませんでした

 

某SAN値!ピンチ!の歌が聞こえてきそうなので…

 

 

 

 

 

 

 

 




海斗ギフト追加
゛ハリセンアタァァァク(自分に対し)゛


文字数が増えない+テストあるので更新しばらく休みます。


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