地球防衛軍 「日本の危機を救え!」   作:あおじゅん

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第十四話 魔の降る日

第十四話 魔の降る日

 

前回のあらすじ

今までの戦いの中で一番いろんな思いが交錯した戦いであったマザーシップとの戦闘は

見事にEDFが勝利を収めた。 その日から一週間が経過したが、敵の動きはピタリと止まっていた。

 

 

 

青木の部屋にて

 

「佐々木さん!次はどこに行きますか?」と青木が言う。

 

「そうね〜」と佐々木が青木をぎゅっと抱きしめ青木の顔を見た。

 

 

「その唇の向こう側に何があるのか見てみたいなー。」といつもではあり得ないくらいの

可愛い声で言った。

 

青木は、これはもうキスしかないと思い、

超唇を尖らせて、佐々木の唇の向こう側を見に行こうとした瞬間、ドタンっと布団から落ちて目が覚めた。

 

「なんだ夢かよ、うぇっ俺枕とキスしてじゃん〜はぁー。」となんともバカな青木であった。

 

会議室にて

 

青木はいつもより早く着いていた。 まだ誰もいないのかなと思っていたら、

「あら、青木さん、早かったのですね!」と話しかけて来たのは、

「あ、私今日からEDF本部に配属になった

早川 玲奈(はやかわ れいな)といいます。よろしくお願いしますね!」と可愛い声で話しかけて来た。

 

青木は、心の中で「惚れてまうやろー!」と叫んだ。

 

そう、早川は青木が惚れ込んでしまう程の美貌をもっていた。

 

少し経ってから全員揃ったので、会議を始める前に早川が紹介された。

 

「早川玲奈です。みなさんよろしくお願いします。」と挨拶をした。

 

「おい、あの子めちゃめちゃ可愛くねぇか?

10年に1人の逸材じゃねぇ?」と富田がニヤニヤしながら言った。

 

「はい、そういう話は後でいくらでもしていいから、会議始めるぞー。」と前田がガヤガヤしていたのを静めて会議を始めた。

 

今日は輸送船の弱点について話し合われた。

 

「俺、一回輸送船から出てくるアリを先に少しダメージを与えようと思ったんすよ。

少し狙いがズレて、アリの投下口に当たったんです。そしたら、中に一回炎のようなものが出て、あれって弱点だったのかもしれないっす。」と富田が自分の体験談を話した。

 

「ご名答だ。富田」とEDF本部長が会議室に入ってきた。

「輸送船の解析が完全に終わったぞ。

先程富田が言ったように、輸送船の外身を攻撃しても何も意味がない。アリを投降しようとする、この時がチャンスだ。 そこをすかさず総攻撃で落とす、確実に一隻ずつ落とした方が効率が良い。」と本部長が言った。

今回の会議は、題材の解決がすぐに成されたので、1時間足らずで終わった。

 

会議が終わったのを見計らって早川が、青木に話しかける。

「青木さん! ちょっといいですか?」

 

「んっ?どうしたの?」と青木が聞くと、

 

「今からランチ行きません?会議早く終わったから時間空いてますよね?」と早川が言う。

 

青木は嬉しそうに「俺が奢りますよ!この辺詳しいんで案内しますよ!」と言った。

 

早川は「じゃあいきましょ!何がいいかな?」と上機嫌に会議室を後にした。

 

「あれは青木、これから貢ぐ未来が見えるわ。」佐々木が言った。

 

そこいた誰もが思ったことだろう。

 

 

とある定食屋さんにて

 

「ここの定食、めちゃめちゃ美味くて週一回は必ず来てるんです。」と青木が言う。

 

「私もこういう所好きなんです、庶民派のお店!居心地よくて!」と早川が言う。

 

「青木さん、さっきの会議なについて話し合われたんですか?」と早川が聞く。

 

「輸送船の…ってあぶねー!ごめん!会議内容は他言無用なんだ。」と青木は口が滑りそうになったが、ギリギリ止まった。

 

早川は、小さい音で舌打ちをした。青木には聞こえないくらいの音で。

 

Trrrrr…っと青木の電話が鳴る。

「はい。もしもし。あっ、てっしーさん!えっ!わかりました、すぐ戻ります!」

 

「あっごめん。早川さん、久しぶりに戦闘がまた始まるみたいなんだ。 お代はここに置いとくから!じゃあまた!」と青木は足早に出て行った。

 

trrrrr…

「すいません。失敗に終わりました。あと少しだったのですが、引き続き行動も共にします。それじゃあ。」と早川はなんかしらの隠し事があるらしい。 またそれは追々と…

 

 

青木は、急いで戦闘準備をしていた。

 

「青木、今回は東京都を飛び出すそうだ。

場所は大阪の繁華街、輸送船が4隻接近中。 今日は特別にEDF専用の新幹線で行くらしい。時間がないからな!説明は終わりだ急いで着替えろ!」と青木が着くなり勅使河原がさばさばと説明をして、青木は急いで着替えた。

 

そして、EDF専用新幹線に乗り込み大阪へ向かった。

 

2時間後、

 

大阪に到着したストームチームは、足止めをしていた大阪支部のEDFレンジャーチームとウィングダイバーチームが地上の敵と交戦していた。

 

「遅くなってすまない。ストームチーム隊長の前田だ。 誰かここの指揮官を呼んでくれ。」

 

「お待ちしていました。 こちらで指揮官がお待ちです。どうぞ。」と1人の隊員が案内してくれた。

 

「おお!お待ちしてました。前田さん!

私が指揮官の蛸 焼太郎(たこ やきたろう)です。よろしく。」と挨拶した。

 

「たこ やきたろうって、ぶっーーっ」と青木が吹き出しそうなっていた。

 

「笑うなっつーの!すいません!失礼なことをー。」と大人の佐々木が場を落ち着かせて

本題に入った。

 

「まず、先程まで輸送船が4隻いたのですが2隻まで減らすことに成功しました。おそらく

投降する巨大生物がいなくなったのでしょう。ですので、残り2隻を撤退させるまで地上に降りた巨大生物を一緒に殲滅をお願いしたいのです。よろしくお願いします!」と蛸が言った。

 

「了解いたしました!みんな急いで戦場へ向かうぞ!」と前田から声が上がる。

 

今回の敵はアリの大群との戦い、久々にシンプルな戦いで、全員が活躍をした。

 

「いやぁーさすがはストームチームの方々だ!我々がやっとの思いで2隻撃退したのに意図も簡単に!間近でこんな戦いが見れるなんて、わたし感無量です。」と蛸がべた褒めしていた。

 

せっかく大阪まで来たので、ストームチームはたこ焼き、ではなくお好み焼きを食べて帰った。

 

ブレインにて

 

「早川!なぜもっと上手く聞き出せなかった。私はお前を信頼して送り込んだのに

ったく、まぁ引き続き行動を共にしろ!いいな!」とブレインの怒号が飛ぶ。

 

早川は反省しきりで黙って聞くことしかできなかった。

 

 

 

 

早川は、ブレインのスパイだった。一難去ってまた一難、なんとも気が抜けないストームチーム。 でも今は新幹線で熟睡中ー。

 

 

第十四話 魔の降る日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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