第九話 地下洞
前回のあらすじ
ストームチームに入った青木は、6年前の英雄の人たちと一緒に、ミッションをクリアしていった。
前回のミッションで、レタリウスの糸の餌食なっていた青木は、糸に絡まらないように、攻撃回避訓練をひたすら繰り返していた。
「よし!次最後な!擬似レタリウスの糸発射!」と富田が言うと、
「はい!お願いします!」と青木が疲れながらもなんとか覇気を出しながら声を出していた。
「よし!これならもうレタリウスもへっちゃらだな!」と富田が言った。
「おー関心関心!頑張ってるじゃないか!」と前田が様子を見にきた。
「頑張ってるとこ申し訳ないんだが、次のミッションレタリウスは出ないんだ。その練習の成果は、また後日ってことで頼むぞ。」と前田が残念そうに言った。
「えぇぇーーまじですか!すぐにでも猪狩を見返そうと思ったのに、トホホ。」と青木ががっかりしながら言った。
「ほら!へこんでる暇はないぞ!
すぐに会議室に集合だ。」と富田が励ましながら言った。
EDF会議室
「じゃあ、みんな集まったな。これからミッションの説明をするぞ。
今日のミッションの依頼者は、ショッピングモールの代表者からだ。
数日前から、ショッピングモールの地下から物音が聞こえるようになったらしい。最初は、左程音が大きくなかったので、気に留めてはなかったが、昨日の夜に大きい音が鳴ったと思ったら、大きな穴が開いていたので警備員が見に行ったところ、その警備員は、帰ってこなかったんだ。でも、希望がまだある。その警備員から、無線が一瞬繋がったんだ。その記録をまず聞いてくれ。」と前田が言った。
そして、記録に残っていた、テープを聞いた。
「くっ...穴...は深い...そこにバカ..でかいクモとアリが...ハァハァ助けてくれ!」
「これで無線は終わっている。恐らく警備員は、穴の最深部でまだ生きてるはずだ!至急現場に向かい、敵の殲滅および警備員の保護だ!今回は、敵を倒すだけではないから、気を引き締めて行くぞ!」と前田が言った。
移動中にて
「テッシー先輩、向かう場所ってどこなんですか?」と青木が聞くと、
「八王子の南大沢ってとこだよ!
てか、テッシー先輩ってなんだよ。
馴れ馴れしいわ!」と勅使河原がちょっといらっとしながら言った。
青木は、ペコっと謝って、げんこつをくらっていた。
「よし!着いたぞ!これから地下に向かう!」と前田が言った。
とここで、突然子供が現れた。
「ストームチーム!必ずパパを助けて!お願い!」と小さい男の子が泣きながら言った。
佐々木が、「可愛い!この子!わかった。お姉さんが必ず助けてあげるからね!」と言った。
「この人、おばさんくさい。」と素直に男の子が言った。
佐々木が、男の子に、「この生意気なガキが!」と言いながら、怒りを
必死に噛み殺した。
富田が、「まぁまぁここは落ち着いて、君ね、本音は心の中だけで留めておくんだよ。わかった?」と男の子に教えてあげた。
富田に、冷たい視線が後ろから来ていたのは感じられていたが、そこは佐々木が落ち着いてことなきを得た。
男の子とは、別れ地下へ向かったストームチームは、敵の巣穴と思われる所まで来ていた。
「いいか、今回は敵を倒すだけではないから慎重に行け。流れ弾にでも
警備員の人が当たったら、ミッションは失敗だぞ!わかってるな!」と前田が作戦を言い、
戦いが始まった。
まず、敵をおびき寄せるために、敵の手前にMG14を投げつけた。
爆発音とともにアリとクモの大群が一気に押し寄せてきた。
ギリギリまで引きつけて、敵を密集させ、そこで佐々木のプラズマランチャーM15をぶちかまし、前田は、
佐々木にプラズマチャージャーを撃ち、エネルギー切れを防いだ。
今日の佐々木は、先ほどの怒りを力に還元してくれたのか、大活躍だった。
「よし!敵は大体片付いたな!ストームチーム前進!」と前田が声をかけ、
「了解!」と全員でいい、穴の最深部まで入り込んだ。
前田が双眼鏡で穴の深部を見ると、倒れ込んでいる警備員の姿が見えた。
「いたぞ!まだ息はある!すぐに担架を!」と前田が言い放った。
青木と猪狩が担架で警備員を運びだそうとしたその時!
ドカーンとものすごい物音がした。
「くそ!ブレインめ!穴の最深部に爆弾を仕掛けて俺たちを閉じ込めようって寸法か!早く脱出するぞ!」と前田が声をかけた。
全員、大急ぎで穴から脱出した。
しかし、出口も塞がれてしまった。
これで終わりかと思ったその時、
「みんな退いてろ!フェンサーの新武器ボルケーンハンマー!最大タメだ!」と轟が塞がれていた石を吹っ飛ばし、なんとか脱出に成功した。
「よかったな!パパ生きてたぞ!」と勅使河原が男の子に言って、
男の子は警備員の元に駆けて行った。
「パパ!よかった!心配したよ!」と男の子が泣きながら言った。
「ごめんな。パパもうお前を一人にしないから。約束な!」と警備員が良いことを言ってパッピーエンドと思いきや、
「お母さんはいないの?」と青木が聞くと、
「ママはパパに愛想尽かしたから今家出してるの。」と男の子が言うと、
警備員が、「え!俺友達と旅行行くって言われたぞ!嘘かよ!」と嘆いていると、
「パパが競馬ばっかりするからいけないんでしょ!」と男の子にバッサリ言われて、変な空気に包まれた八王子の空だった。
また投稿遅くなってしまいすいませんでした。来月はもっと投稿できるように努力します。