カンピオーネ! 草薙護堂転生 あれ?   作:岐山

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第三話

「ハロー、マイナエミーズ ゴドー クサカベ。アイ アム ア カンピオーネ。」

何と私カンピオーネになってしまいました。てへぺろ(*´ω`*)。

 

「ってなんでカンピオーネになってしまったんだよーーーん。オウ、マイゴッド。」

 

「……。はあーー。」

 

テンションを無理やり上げようと思ったが無理だわ。鬱だ。まじ鬱だわ。

これからのことを考えるとやりきれないぜ。

神殺しになるつもりなんかこれっぽちもなかったのににっくき転生者どものせいでなってしまった。

なんかさ、一晩、ルクレチアさんのご自宅に泊まらせていただいた後、ウルスラグナの化身どもが暴れていてさ。よし、逃げようと思って転生者どもの隙を狙って、脱出に成功したんだけどさ、なんか路地裏に入って逃げていたんだけどさ、ウルスラグナ君に会ってしまったんだよ。アッチョンブリケー!

おもわず必殺の跳び蹴りをしちゃってさ、軽くあしらわれたんだけどね。

そしたら、彼、突然笑い出して、「人の身で我に攻撃を仕掛けるか、その無謀さ、気に入ったぞ少年よ。われの白馬をそなたに預けよう」とか言い出してんだよ。

餅のRon、おれっち断ったよ。前世で磨いた、対押し売り業者撃退奥義、駄々っ子神拳を使ってね。

「やだやだ、そんなのいらない。いらないったらいらないの」って寝転んで手足をバタバタしながら。

でもね、神には通じなかったんだよ。

 

えっ、いい大人がそんなことするなんて、きちがいだって。いや、俺今は少年だし。

少年でもアウトだって。そんなわけないじゃん。

前世でも使っていたけれど、これを使い始めるとなんと、なんとだよ。今までドアを閉めようとしても足で閉じれないようにしてくるほどの猛者が急に可哀想な人を見る目になってそれからその人二度と押し売りに来なくなったんだよ。

俺がいかに経済的に余裕がない哀れで貧しい人かわかってくれたんだよ。

なになに。それは頭の中身が可哀想だと哀れまれただけで、きちがいに近づきたくなかっただけに過ぎないだと。

照れちゃってお茶目さんめ。かっこいいと思ったんなら、素直にかっこいいといえばいいのに。

おおーい、どうしたんだ。っていうかお前誰だよ。俺の頭に急に電波送ってくるなんて。

ぐわあーー。

ふうー、少し取り乱してしまったようだ。

 

えーとそれで、そうそう、でもやだっていう言葉を聞く前にいなくなってしまったんだよ。なんていう猛者だ。駄々っ子拳が聞かないとは。ごくりんちょ。

 

その後は俺の逃走に気が付いた転生者どもに捕まってメルカルトとウルスラグナの戦いに介入させられて、転生者どもは自分の特典を使って神を攻撃したが、反対に神にぶっ殺され、何人かが死んだところで、夢から覚めたかのように急に恐怖に脅えて各々逃げ始めたんだよ。

俺も逃げたかったんだけども、神同士の戦いの途中でエリカをかばったら、片足をやられちゃって、逃げられなかったから、一か八か原作通りにしたらウルスラグナを倒せたんだよ。

もう少しで死ぬところだったぜ。

なんか途中で原作からは逃れられないって思ってしまってね。もうどうでもよくなっちゃってテンションがおかしくなって思わず神相手の戦いの途中で笑ってしまったよ。

原作の護堂も笑っていたけど、笑いの意味が違いすぎる(笑)。

 

まあ、転生者が何人か死んでしまったことは悲しい出来事だけど、自業自得ともいえるから仕方がない部分もあると俺は思う。

もしかしたら逆恨みして俺を攻撃してくる奴らがいるかもしれない。

その時はできるだけ彼らの気がすむようにしてあげたいと思う。

だって友達が死んでしまった原因が自分たちの行動にあるとしても、そう簡単に自分の非を認められないだろうから。

ならば、自分の中で整理がつくまでは多少の俺への被害は目をつむろうと思う。

なんかこれから帰った後が大変だ。

なんだって、学生だけで海外に行って帰ってきたら、何人かの死者がいるってニュースに取り上げられるレベルのやばさだ。

 

最後に一句

 

望まずに 神になって 夏終わる

 

 

 

 

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