凪は貴大に会いに行く!
「ありがとうございましたー」
コンビニから出てきた私は、入り口付近で立っていたいっくんの元へ
立ち寄った。
「いっくん!私・・・っ」
「わかってるよ、行くんだろ?貴大んトコ」
何もかも見透かしたように、薄く微笑んだいっくんは、「ほれ」と言って
紅茶を差し出してくれた。
私はその紅茶を、
「ぐぐぐ・・・!」
一瞬で飲み干した。
「おーおー、イッキにいったねぇ・・・腹こわすなよ?」
「壊さないよっ!いっくんのパワーは、紅茶でもらったから!ありがとねっ!
今日中に告れるかどうかはわかんないけど・・・精一杯アプローチして、
がんばるから!」
私は、飲み終わったペットボトルをしまいながら言った。
「おうよ。・・・ほら、こんなとこで話してる暇はねぇ。
さすがに女の子を一人で行かせるわけにはいかねぇから、近くまで送ってって
やるからさ、猛ダッシュで行くぜ」
そして、ついてこれるか?と不敵に笑う。
「・・・のぞむ、ところよっ!!青城のマネージャーをね、なめちゃだめだかんね?」
そう言って、私たちは走り始めた。
「っ、はっ、はっ・・・」
「ふっ・・・凪、大丈夫か?凪結構、ついてきてんじゃんっ、はっ・・・」
「っ、まぁね・・・一応っ、マネージャーだもんっ、」
「だな」
ふっふっ、はっ、。
二人で息を荒げながら、学校へ向かって走る。
その途中で、
「っおい凪、俺はここらで帰るぞ。もうそろそろ学校だし、二人のムードを
邪魔する気は・・・ねぇから、なっ」
いっくんが、止まった。
「あっ、そうなの!?ごめん、ありがとね!後でお礼するから!
じゃ、またねっ!なんかあったら報告するねー!」
私は手を振りながら、校門へ向かう。と、
「あぁあああっ!!!!!」
「ん’’ああぁあ’’!?!?」
貴大が、こっちに向かって歩いてきていた。
「貴大!!よかった、ばったりだね!」
「お!?凪、お前もう帰ったんじゃなかったのか?」
貴大がびっくりしている。
「帰ったんだよ、途中までは。でもね・・・えっと、いっくんから聞いたんだけど、」
「うん、落ち着け凪。ゆっくり、話そうな?」
「うん・・・今日、貴大さ、おばさんとおじさん家にいない、んでしょ?」
「!!、そうだけど・・・」
私は、決心して、言った。
「私も、お母さん今長期仕事が入ってて・・・それで、
貴大も困ってるみたいだったから、その・・・
家に、泊めてくれないかなっ!!!」
かぁ~。
言い終えてから、恥ずかしさがこみあげてきて、それを隠すために、
私は自分の持っていたレジ袋を差し出して、顔を俯けた。
「と、泊め!?って、ていうかこれは・・・」
「しゅ、シュークリーム、とコーラ・・・二人で食べたり、飲んだりできたらなって
思って・・・買ってきたんだけど」
すると貴大の顔は、赤くなりながらと嬉しそうになった。
「!あ、ありがとう凪!えっと・・・凪さえ良い、なら・・・
ぜひ、泊まってくだ・・・さい!!」
そしてそう、満面の笑みで言ったのだった。
すいません乱文です!