バカと精霊とデュエルモンスターズ   作:鯖Enter

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この話は、2012年9月より前に、作成したものの為、禁止カードが出ています。

今後は、出てくる機会はないと思います


第7話「2回戦」

第7話「2回戦」

 

side:ヒロ

 

 

『………はぁ』

 

「どうしたのマジス、ため息なんかついて」

 

 

 僕の隣にいるのは、パートナーのマジック・ストライカーのマジス

お昼を過ぎてから、気のせいか元気がないような、何かあったのかな

 

 

『ううん、何でもないよ。それより次の試合はヒロの番だね、頑張ろ!』

 

「うん」

 

 

 僕が聞いてみると、マジスはいつもの通り元気に答えてきた 

やっぱり気のせいだったのかな、僕は少し違和感を覚えながら

ステージに向かった 

 

 

 

「あなたが私(ワタクシ)のお相手ですの、これからあなたは

この私が完膚なきまで叩き潰して差し上げますわ」

 

 

 僕の相手はオベリスクブルー2年の大口(オオグチ) 白(ハク)さん

確か、雄二君たちが調べた話によると、早く勝負をつけないと手も足もでなくなるっていう

強敵だ。 ……でも

 

 

「僕だってそう簡単には負けませんよ」

 

「小生意気な、まぁいいですわ。では」

 

 

「「デュエル!」」

 

 

【先行】ヒロ

LP/ 8000

 

【後行】大口 白

LP/ 8000

 

 

「先行は僕からだ、カードドロー。……ううん」

 

 

 どうしよう、手札が事故ってるよ、一応コンボできるカードが揃っているけど、

これを突破されたらかなりまずいかも、でも他に出来る事はないし、しかたない

 

 

「僕は『カードブロッカー』を召喚」

 

 

『カードブロッカー』

効果モンスター

星3/地属性/戦士族/攻 400/守 400

このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、守備表示になる。

自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが攻撃対象に選択された時、

このカードに攻撃対象を変更する事ができる。

このカードが攻撃対象になった時、自分のデッキのカードを上から3枚まで墓地へ送る事ができる。墓地へ送ったカード1枚につき、

このカードの守備力はエンドフェイズ時まで500ポイントアップする。

 

 

「このカードは召喚した時に、守備表示になります。そしてカードを2枚伏せてターンを終了します。」

 

 

「ずいぶんと悩んでた割に出してきましたのが、そんな弱小モンスターですの? 

あまり私をなめないでくださるかしら」

 

 

「別に、そんなつもりはありません。これが僕は今出来ること精一杯ですから」

 

「まぁいいですわ、でも私の前にそのようなモンスターを出した事、

後悔させて上げますわ。私のターンドロー」

 

 

「私は魔法カード『デビルズ・サンクチュアリ』を発動し、その効果で『メタルデビルトークン』を特殊召喚します」

 

 

『デビルズ・サンクチュアリ』

通常魔法

「メタルデビル・トークン」(悪魔族・闇・星1・攻/守0)を

自分のフィールド上に1体特殊召喚する。

このトークンは攻撃をする事ができない。

「メタルデビル・トークン」の戦闘によるコントローラーへの超過ダメージは、

かわりに相手プレイヤーが受ける。

自分のスタンバイフェイズ毎に1000ライフポイントを払う。

払わなければ、「メタルデビル・トークン」を破壊する。

 

 

「そして、トークンをリリースし、『ホルスの黒炎竜 LV6』をアドバンス召喚しますわ」

 

 

『ホルスの黒煙竜 LV6』

効果モンスター

星6/炎属性/ドラゴン族/攻2300/守1600

このカードは自分フィールド上に表側表示で存在する限り、

魔法の効果を受けない。

このカードがモンスターを戦闘によって破壊したターンのエンドフェイズ時、

このカードを墓地に送る事で「ホルスの黒炎竜 LV8」1体を

手札またはデッキから特殊召喚する

 

 

「ホルスだって!(マズイ、あれがもし進化したら)」

 

「あら、ご存知でしたの。この子は魔法の影響を受けない、そして相手モンスターを破壊した

ターンのエンドフェイズに進化を遂げる。そして進化したこの子の能力は」

 

「LV8となったホルスがいる限り、僕は魔法カードが使えない」

 

「ご明察ですわ、ではバトルと参りましょうか。ホルスの黒煙竜でそのおチビさんに攻撃ですわこの攻撃を止める術はありまして?」

 

「・・・・・・」

 

(おそらく、あの伏せカードの内1枚は攻撃に反応しモンスターを破壊するカードでしょう。

しかし、私の手札にはモンスターを破壊から守る『我が身を盾に』、

そしてトラップを封じる『王宮のお触れ』、次のターンでこのカードを発動させ、進化したホルスちゃんがいれば私の勝ちは揺るぎませんわ)

 

 

「カードブロッカーの効果発動、攻撃対象になった時、デッキトップから3枚まで墓地に送ることで1枚につき500ポイントそのターンまで守備力を上げることができます。僕は3枚を墓地に」

 

 

墓地に送ったカード

『マジック・ストライカー』

『ミラーフォース』

『シールド・ウォリアー』

 

カードブロッカー DEF:400 → 1900

 

 

「守備力を上げたところで1900どまり、無駄なあがきはお止めなさい!」

 

「無駄じゃない! 墓地にいる『シールド・ウォリアー』の効果発動」

 

 

『シールド・ウォリアー』

効果モンスター

星3/地属性/戦士族/攻 800/守1600

戦闘ダメージ計算時、自分の墓地に存在するこのカードを

ゲームから除外して発動する事ができる。

自分フィールド上に存在するモンスターはその戦闘では破壊されない。

 

 

「このカードを除外し、僕のモンスターは1回だけ戦闘によっては破壊されません!」

 

「小賢しいですわね、私のバトルフェイズはこれで・・・」

 

「待って! その前に僕はカードを発動させます」

 

「……何ですの」

 

「トラップ発動、『召喚制限-猛突するモンスター』」

 

 

『召喚制限-猛突するモンスター』

永続罠

このカードがフィールド上に存在する場合に

モンスターが特殊召喚に成功した時、そのモンスターを表側攻撃表示にする。

そのターンそのモンスターが攻撃可能な場合には攻撃しなければならない。

 

 

「さらに、もう1枚の伏せカード『おジャマトリオ』を発動

相手の場に『おジャマトークン』を3体特殊召喚します」

 

 

『おジャマトリオ』

通常罠(準制限カード)

相手フィールド上に「おジャマトークン」(獣族・光・星2・攻0/守1000)を

3体守備表示で特殊召喚する(生け贄召喚のための生け贄にはできない)。

「おジャマトークン」が破壊された時、このトークンのコントローラーは

1体につき300ポイントダメージを受ける。

 

 

『いやぁ~ん』  ※注意ですが

 

『うふっ~~ん』 これはソリッドビジョンによる音声です。

 

『ばっかぁ~~~ん』 決してこのカードには精霊は宿っていません

 

 

 

「何ですの!? この汚らしいモンスターは!」

 

「これで、トークン達は先に発動したトラップの効果で攻撃表示となり強制的にバトルを行います」

 

「何でっすって! ……でも大丈夫。1900のダメージを3回与えたとしてもまだ私のライフは残っていますわ」

 

「……あの勘違いをしているようですけど、カードブロッカーの効果が使えるのは『1ターンに1度だけ』なんて事はないですよ」

 

「……なん……ですって!?」

 

「という訳でトークンでカードブロッカーを攻撃、そしてカードブロッカーの効果で守備力を上げます」

 

 

カードブロッカー DEF:1900 → 3400

 

大口 白 LP:8000 → 4600

 

 

「い、いや…」

 

「続いて、2体目のトークンで攻撃っと」

 

カードブロッカー DEF:3400 → 4900

 

大口 白 LP:4600 → -300

 

 

「や、やめて……」

 

「では、3体目のトークンの攻撃お願いします。」

 

カードブロッカー DEF:4900 → 6400

 

大口 白 LP:-300 → -6700

 

「いやああああああああああああぁ!!」

 

 

ヒロ : WIN

 

 

 

 

「やったねヒロ、1ターンキルだなんてすごいよ。」

 

「いやぁそんなことないよ、サイクロンや大嵐でも使われてたら、負けてたと思うよ手札事故に近かったから」

 

「どんな手札だったんだ?」

 

「……気になる」

 

「えっと……はい」

 

 僕はさっきの手札を見せた

 

 

『ターレット・ウォリアー』

『トライデント・ウォリアー』

『バックアップ・ウォリアー』

 

 

「あれ、みんなどうしたの? 急に黙り込んで」

 

「いや、何でも無いよヒロ。ちょっと脳内で上下三色のバイク乗りが出てきただけだから」

 

「? よくわかんないけど、変な明久くん」

 

「こいつが変なのは元々だ」

 

「もう、雄二君はそうやってイジワルを……って、マジスどうしたの、そんな隅っこで蹲って」

 

『……た……だけ』

 

『また僕だけ出番なかったよ~~~!!』

 

「ちょっ! マジスどうしたのさ落ち着いて!」

 

『これが落ち着けるわけないよ! 連載始まって【1年と少し】話数にして【7話】も出たのに、僕だけ出番がないんんだよ!』

 

「よすんだマジスくん! 本音と共に言ってはいけない事まで言っているよ!」

 

『そうだぞマジスよ、そう言うなら私とて、それらしい活躍等1回しかしておらんぞ』

 

『クルスだって、こういう能力ですから、直ぐに墓地に行く運命なんですよ』

 

『……オレ、フィニッシュ、きめたこと、アル』

 

 

 ((((((キャメラン! そこは空気読め(です)!!))))))

 

 

『……? 周辺の大気成分分析をブンセキ、有害物質検知デキズ、トクニ問題ナシ』

 

 

 ((((((そっちの空気じゃなぇ(ないです)!!))))))

 

 

『君達はまだいいよ! 出番があったり、フィールドに出られるだけ。

でも僕はフィールドにすらまだ立ってないんだよ!

 なのにヒロったら、ボクをおいて他の子ばっかり手を出して、

ヒロのバカ~~~~~~!! 浮気者~~~~~~~!!』

 

「行ってしまったね。」

 

「……マジス」

 

 

 別に蔑ろにしてたわけじゃなかったけど、まさかあのマジスが、あんな風に悩んでたなんて、ずっと傍にいたのに、あの子の悩みに今まで気づかないなんて、僕……パートナー失格だな。

 

 

『ヒロよ、そう深く思いつめるな、お主は最善と思った手を尽くしてデュエルをしている、あの子だってそれはわかっているはずさ。今はそっとしておいて上げるんだ』

 

 

「……うん、わかったよ、スターダスト。けど、ちょっとだけデッキを調整しようと思う

今度こそ……ううん、今後もマジスと一緒に戦えるように」

 

 

「………なんというか」

 

「スターダストって、今日あったばかりなのに何でそんなに詳しいの」

 

『ふっ、私位になれば、パートナー同士の関係など見ればはわかるのだよ』

 

「そんなもんか、まぁともあれ決勝まであと2戦だ、気合入れていくぞ。

………俺の今後の人生の為にも!!!!」

 

「普通の大会の筈なのに、発言が重いね。

ツユリちゃん達も今頃勝ち進んでいる頃かな」

 

 

 

 一方その頃、女性陣はというと

 

 

「待つのじゃ! ワシは男じゃ!」

 

「どうしたのよ木下、急に大声出して」

 

「ああ、すまぬ。何かどこかで聞き捨てならぬ発言を耳に……いや脳内に受信したような気がしての」

 

「それはそれで、気になるんですけど。あっ、そろそろツユリちゃんのデュエルも終わりそうですよ」

 

 

雨宮 露理

LP/ 2900  手札:1枚 

場:氷結界の龍 ブリューナク ATK:2300

氷結界の龍 グングニール ATK:2500

 

「魔法・罠」:なし

 

遠渡 勝舞

LP/ 4000  手札:0枚

場:なし

 

「魔法・罠」:1枚

 

 

「ブリューナクの効果発動だよ、私の手札を1枚捨ててあなたの伏せカードを手札に」

 

「そんな、俺様のミラーフォースが」

 

「そ・し・て、グングニールとブリューナクでダイレクトアタッ~ク!」

 

 

エンド 勝舞 LP:4000 → 0

 

 

雨宮 露理: WIN

 

 

「お疲れ、ツユリ」

 

「お疲れ様です、ツユリちゃん」

 

「よいデュエルじゃったぞ」

 

「いや~、それほどでも、楽しかったよねドロロ」

 

『…楽しかっただと? ふざけんじゃねぇぇぇぇぇ! 俺はちっとも楽しめねぇよ!』

 

「! どうしたの?」

 

『嫌味か!? それは召喚されてそうそう、奈落にはまった俺への嫌味か!』

 

「えっと、あははー それは、そのやっぱ気にしてた?」

 

『それだけじゃねぇ、俺を差し置いて他のモンスターで最後を決めやがって~~

ツユリのバッキャロォォ! 浮気者!』

 

「いや、浮気者って……。 ほら怒んないでよ、アメあげるから」

 

『へっ、ガキじゃあるめぇし、食いもんで釣られるかよ』

 

「じゃあ、帰りにプリン買ってあげる」

 

『(ピク! プリンだと)……………………生クリームも付くか?』

 

「うん、もちろん」

 

『し、しょうがねぇな~、まぁツユリがそこまで言うんなら許してやっか

……べ、べつにプリンが食いたいからじゃ、ないんだからな! 勘違いすんなよ!』

 

「お主らは本当に仲がいいのぅ」

 

 

 ここに、もう1人不満を持つ者が、特に問題なく解決しましたとさ

 

 

 ※特にオチがなく終わり




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