第13話「雄二、出陣! 反撃の魔轟神」
side:明久
「………すまない」
戻ってきたムッツリーニは開口一番にそういった、元々口数は多い方じゃないけど、
そのセリフにはいつも以上のもの静けさを感じた
「だ、大丈夫だよ、ムッツリーニ、こっちにはモンスターだって残っているんだし、
向こうだってデメリットがあるわけだし―――」
そうさ、攻撃力を10000にしたのは驚いたけど、リミッター解除とかのカードには
デメリットがあるくらい僕だって知っている、このままターンが終了すれば、
向こうの主力モンスターは全滅する、そう言おうとしたが、隣にいるバカ(雄二)がそれを止めた
「いや、明久。ゼンマイスターはフィールドに残り続けるぞ、攻撃力は10000のままな」
えっ、それっていったい!?
「明久君、決勝は相手のライフを0にした時点で強制的に負けた方のターンに回るんだよ
この場合だと、メインフェイズ2とエンドフェイズを飛ばしてね、もう忘れたの?」
そう補足してくれるヒロ、うんすっかり忘れてたよ。となると、雄二は攻撃力10000の
モンスターと戦うことになるのか
「しかもムッツリーニくんのパワー・ツール・ドラゴンは禁じられた聖槍の効果を受けたまま、
つまり攻撃力は1500に下がったままだし、魔法・罠の効果も受けない状態になっている」
「そして攻撃力10000のモンスターに残り3人をあいてか、しかしそうなると――」
ちらっと僕に視線を向ける雄二
「俺1人で3人抜きか、きついな」
「よし雄二、ちょっとそこの体育館裏で話合うじゃないか」
雄二が多少強くったって、僕だってリアルファイトはできる方なんだ!
「よし、行くぞクルス」
『はい雄二さん、どこまでもお供します。……ベットの中だって!』
「………最後のは余計だ」
雄二は僕のセリフを無視してクルスちゃんを引き連れて、ステージに上がっていった
OK、君がそう来るなら僕にだって考えがある。……せいぜい夜道には気をつけることだね!
「フッ、フフフフフフッ」
「ど、どうしたの明久くん!? 急に不気味な笑い声を出して」
「………きにするなヒロ、明久にとって割といつものことだ」
っと、いかにして雄二を闇討ちに……もとい不幸のどん底に落とそうか考えているうちに
雄二と工藤さんはデュエル開始の準備が出来ていたようだ
「「デュエル!」」
【先行】坂本 雄二
LP/ 8000
【後行】工藤 愛子
LP/ 5300
坂本 雄二
LP/ 8000 手札:5枚
場:パワー・ツール・ドラゴン ATK:1500
「魔法・罠」:伏せ1枚
アームズ・エイド 対象:パワー・ツール・ドラゴン
工藤 愛子
LP/ 5300 手札:3枚
場:発条機甲ゼンマイスター ATK:10000(ORU:2)
「魔法・罠」:伏せ1枚
ゼンマイマニュファクチャ(永続魔法)
フィールド:魔導書院ラメイソン
「俺のターンドロー、俺はカードを2枚伏せパワー・ツール・ドラゴンを守備表示に変えて
ターンを終了する」
雄二はカードを伏せ、モンスターを守備にしてターンを終了した、って!
あれだけ自信ありそうに言って……まさか手札事故でも起こしたのか!
「ボクのターン、ドローするよ。『召喚僧サモンプリースト』を召喚」
『召喚僧サモンプリースト』
効果モンスター(準制限カード)
星4/闇属性/魔法使い族/攻 800/守1600
このカードはリリースできない。
このカードは召喚・反転召喚に成功した時、守備表示になる。
1ターンに1度、手札から魔法カード1枚を捨てる事で、
デッキからレベル4モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、そのターン攻撃できない。
「このカードは召喚したとき守備表示になるよ、さらに手札の魔法カードをコストにすることで
デッキからレベル4モンスターをそのターン攻撃できない代わりに特殊召喚する。
『呪文詠唱!』」
捨てたカード
『おろかな埋葬』
「ボクのデッキからゼンマイマジシャンを特殊召喚、そしてそのまま2体のモンスターで
オーバーレイ! 2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築、エクシーズ召喚
再びフィールドに舞え、フォトン・バタフライ・アサシン!」
現れたのは、ムッツリーニのときにも出てきたエクシーズ・モンスター、やばい!
「アサシンの効果、ORUを1つ使ってパワー・ツール・ドラゴンの表示形式を変更して
攻撃力を600ポイント奪う、『エキサイト・スケールス』」
使用したORU
ゼンマイマジシャン
フォトン・バタフライ・アサシンの羽から出る鱗粉を浴びたパワー・ツール・ドラゴンは
攻撃表示になり、鱗粉が体の中に入ったのか体中がショートしている
パワー・ツール・ドラゴン DEF:2500 → ATK:1500 → 900
「坂本君の伏せカードは何かはわからないけど、少しでもモンスターは減らせてもらうよ、
フォトン・バタフライ・アサシンでパワー・ツール・ドラゴンに攻撃、
『バタフライ・デス・ダンス』」
「させねぇ、俺はトラップ発動、『和睦の使者』を発動」
『和睦の使者』
通常罠
このカードを発動したターン、相手モンスターから受ける
全ての戦闘ダメージは0になる。
このターン自分のモンスターは戦闘では破壊されない。
「この効果で、俺のモンスターはバトルでは破壊されずダメージも0になる」
「そう簡単には行かないよね、ボクはカードを1枚伏せてターンエンドだよ」
坂本 雄二
LP/ 8000 手札:4枚
場:パワー・ツール・ドラゴン ATK:900
「魔法・罠」:伏せ2枚
アームズ・エイド 対象:パワー・ツール・ドラゴン
工藤 愛子
LP/ 5300 手札:1枚
場:発条機甲ゼンマイスター ATK:10000(ORU:2)
フォトン・バタフライ・アサシン ATK:2100(ORU:1)
「魔法・罠」:伏せ2枚
ゼンマイマニュファクチャ(永続魔法)
フィールド:魔導書院ラメイソン
何とか工藤さんの攻撃はしのげたけど、依然として工藤さんの場には攻撃力10000のモンスター
ゼンマイスターがいる、雄二のデッキにあのモンスターを倒す手段はあるのだろうか?
「俺のターンドロー、よし反撃と行きますか『魔界発現世行(まかいはつげんせゆ)きデスガイド』召喚」
『魔界発現世行きデスガイド』
効果モンスター(準制限カード)
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 600
このカードが召喚に成功した時、
手札・デッキからレベル3の悪魔族モンスター1体を特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、シンクロ素材にもできない。
「デスガイドの効果で、デッキから『魔轟神クシャノ』を呼び寄せる」
『魔轟神クシャノ』
チューナー(効果モンスター)
星3/光属性/悪魔族/攻1100/守 800
このカードが墓地に存在する場合、
手札から「魔轟神クシャノ」以外の「魔轟神」と名のついたモンスター1体を
墓地へ捨てて発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。
「手札の魔轟神グリムロの効果、俺の場に魔轟神がいる場合こいつを墓地に送って、デッキから
魔轟神獣チャワを手札に加え、レベル3のクシャノと、バスガイドで、オーバーレイ!
2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築、エクシーズ召喚。
舞い降りろ『虚空海竜リヴァイエール』」
『虚空海竜リヴァイエール』
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/風属性/水族/攻1800/守1600
レベル3モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、
ゲームから除外されている自分または相手の
レベル4以下のモンスター1体を選択して自分フィールド上に特殊召喚する。
「パワー・ツール・ドラゴンに装備されているアームズ・エイドの効果、装備を解除し攻撃表示で
特殊召喚する。さらに手札の『魔轟神獣ケルベラル』を捨ててさっき手札に加えた
魔轟神獣チャワを特殊召喚、そして今捨てたモンスターは手札から捨てたとき特殊召喚する事が
できる、墓地から帰還しろ魔轟神獣ケルベラル」
『魔轟神獣ケルベラル』
チューナー(効果モンスター)
星2/光属性/獣族/攻1000/守 400
このカードが手札から墓地へ捨てられた時、
このカードを墓地から特殊召喚する。
え~と、あれがこうして、これをだして……とにかく気がつくと雄二の場にモンスターで
いっぱいになっていた、雄二のデッキを相手にするとモンスターってすぐに埋まっちゃうんだよね。この前借りてみたけど、全然回らなかったよ
「レベル7のパワー・ツール・ドラゴンに、レベル1の魔轟神チャワをチューニング!」
☆7 + ☆1 = ☆8
「欲望のままに戦場へと駆け巡り、破壊の限りを尽くせ
シンクロ召喚、轟け! 『魔轟神ヴァルキュルス』!」
『魔轟神ヴァルキュルス』
シンクロ・効果モンスター
星8/光属性/悪魔族/攻2900/守1700
「魔轟神」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、手札から悪魔族モンスター1体を捨てて発動できる。
デッキからカードを1枚ドローする。
「ヴァルキュルスの効果発動、手札の魔轟神クルスを捨てて1枚ドロー、捨てられたクルスの効果で墓地から魔轟神獣チャワを復活させるぜ」
「レベル8のヴァルキュルスに、レベル2のケルベラルをチューニング!」
☆8 + ☆2 = ☆10
「強欲なる神よ、内に秘めしその欲望を解放せよ! シンクロ召喚
いでよ嫉妬を司る悪魔その名は! 『魔轟神レヴュアタン』!」
『魔轟神レヴュアタン』
シンクロ・効果モンスター
星10/光属性/悪魔族/攻3000/守2000
「魔轟神」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
フィールド上のこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分の墓地の「魔轟神」と名のついた
モンスターを3体まで選択して発動できる。
選択したモンスターを手札に加える。
「カードを2枚伏せて、もう1回シンクロ召喚だ
レベル4のアームズ・エイドに、レベル1のチャワをチューニング!」
☆4 + ☆1 = ☆5
「悪魔の軍団が、神を打ち倒そうと押し寄せる。今こそ革命のときだ
シンクロ召喚 突撃せよ 魔轟神レイジオン!」
本日3回目のシンクロ召喚である
「レイジオンがシンクロ召喚に成功した時、手札が2枚になるようにドローできる。俺の手札は0枚
よって2枚ドロー!」
「はっ、ハハハ、3体もシンクロ召喚したのは驚いたけど坂本君のモンスターの攻撃力じゃ、
攻撃力10000をほこるボクのゼンマイスターは倒せないよ」
「まぁな、だからもうちょっとだけ、足掻かせてもらうぜ。俺はトラップカード
『シェイプシスター』を発動」
『シェイプシスター』
永続罠
このカードは発動後モンスターカード
(悪魔族・チューナー・地・星2・攻/守0)となり、
モンスターカードゾーンに特殊召喚する。
このカードは罠カードとしても扱う。
「シェイプシスター」は1ターンに1枚しか発動できない。
「シェイプスターは発動後、モンスターカードとして俺の場に特殊召喚する、そしてこいつは
この手のカードには珍しく、『チューナー』扱いなんだ」
「えっ!?」
トラップモンスターでありながらチューナーだって!?
「俺はレベル5のレイジオンに、レベル2のシェイプシスターをチューニング!」
☆5 + ☆2 = ☆7
「王の名を持つ悪魔よ、混沌より出てて王者たる威光を示せ、シンクロ召喚!
弱者に裁きを!『デーモン・カオス・キング』!」
『デーモン・カオス・キング』
シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻2600/守2600
悪魔族チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードの攻撃宣言時、相手フィールド上の全てのモンスターの
攻撃力・守備力をバトルフェイズ終了時まで入れ替える事ができる。
4枚目……だと、雄二やりすぎだよ
「………もう1回位行けるか、墓地の魔轟神獣ケルベラルを除外して
『霊魂の護送船(ソウル・コンヴォイ)』を特殊召喚」
『霊魂の護送船(ソウル・コンヴォイ)』
効果モンスター
星5/光属性/悪魔族/攻1900/守1000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地に存在する光属性モンスター1体をゲームから除外した場合に
特殊召喚する事ができる。
「ここでリヴァイエールの効果、ORUを1つ消費して、ケルベラルを異次元から帰還させる
戻ってこい、ケルベラル!」
使用したORU
魔轟神クシャノ
あっ、そういえばいたよね。すっかり忘れてたよ
「これが最後のシンクロだ、レベル5の霊魂の護送船に、レベル2のケルベラルをチューニング!」
☆5 + ☆2 = ☆7
「集結せよ光の輝き、強固な鱗を纏い白き龍よ地上に姿を現せ、シンクロ召喚!
舞散らせ、『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』」
『エンシェント・ホーリー・ワイバーン』
シンクロ・効果モンスター
星7/光属性/天使族/攻2100/守2000
光属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分のライフポイントが相手より多い場合、
このカードの攻撃力はその差の数値分アップする。
自分のライフポイントが相手より少ない場合、
このカードの攻撃力はその差の数値分ダウンする。
また、このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
1000ライフポイントを払う事でこのカードを墓地から特殊召喚する。
「待たせて悪かったな、バトルフェイズに入る。デーモン・カオス・キングで
フォトン・バタフライ・アサシンに攻撃、『ファイヤーソード!』」
うん、本当に待ったよ。絶対に僕以外にもそう思っている人はいるはず
「この瞬間にデーモン・カオス・キングの効果発動、バトルフェイズの間相手のモンスターの
攻守を入れ替える」
フォトン・バタフライ・アサシン ATK2100 → 1800
発条機甲ゼンマイスター ATK:10000 → 3000
工藤 愛子 LP:5300 → 4500
「レヴュアタンで、ゼンマイスターに攻撃『エンヴィシャス・バレット』」
「あちゃ~、オーバー・レンチで守備力も上がってなかったら大ダメージだったよ」
「シンクロモンスターが戦闘で破壊されたことによりリバースカード『パラレル・セレクト』を発動する」
『パラレル・セレクト』
通常罠
自分フィールド上に存在するシンクロモンスターが
相手によって破壊され墓地へ送られた時、
ゲームから除外されている自分の魔法カード1枚を選択して発動する。
選択した魔法カードを手札に加える。
へぇ、あれってヒロが伏せていたカードだよね。今まで発動しなかったけど、
どんな効果なんだろう?
「ゲームから除外されている魔法カード、精神操作を手札に加え、破壊されたレヴュアタンの効果で墓地の魔轟神3体を手札に加えて、リヴァイエールでダイレクトアタック」
手札に加えたカード
『魔轟神グリムロ』
『魔轟神クルス』
『魔轟神獣チャワ』
工藤 愛子 LP:4500 → 2700
「言い忘れてたが、エンシェント・ホーリー・ワイバーンの攻撃力は俺のライフが
相手より高い場合、その差分攻撃力をアップする。今のライフ差は5300」
エンシェント・ホーリー・ワイバーン ATK:2100 → 7400
「ワイバーンでダイレクトアタックだ!」
よし! この攻撃が決まれば雄二の勝ちだ!
「させないよ、リバースカードオープン『ガード・ブロック』ダメージを0にして1枚ドロー」
「くっ、決まれば良かったんだが、そううまくはいかないか、俺はこれでターンエン――」
「ちょっと待って、エンドフェイズにボクは速攻魔法『魔導書整理』を発動するよ」
『魔導書整理』
速攻魔法
自分のデッキの上から3枚カードをめくり好きな順番でデッキの上に戻す。
相手はそのカードを確認できない。
「この効果で、ボクはデッキの上から3枚を好きな順番に入れ替えるよ」
「ターンエンドだ」
坂本 雄二
LP/ 8000 手札:5枚
場:デーモン・カオス・キング ATK:2600
エンシェント・ホーリー・ワイバーン ATK:7400
虚空海竜リヴァイエール ATK:1800(ORU:1)
「魔法・罠」:伏せ2枚
工藤 愛子
LP/ 2700 手札:2枚
場:なし
「魔法・罠」:伏せ1枚
ゼンマイマニュファクチャ(永続魔法)
フィールド:魔導書院ラメイソン
「ボクのターン、ドロー、そしてスタンバイフェイズに魔導書院ラメイソンの効果で
魔導書整理をデッキに戻しさらに1枚ドロー」
「デッキ操作をしたようだが、いいカードは引けたか?」
「それは見てのお楽しみ、かな。『ゼンマイドッグ』召喚」
『ゼンマイドッグ』
効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻1200/守 900
自分のメインフェイズ時に発動する事ができる。
エンドフェイズ時までこのカードのレベルを2つ上げ、
攻撃力を600ポイントアップする。
この効果はこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り1度しか使用できない。
「そしてゼンマイドッグの召喚時に手札のゼンマイシャークを特殊召喚っと、
ゼンマイドッグとシャークの効果を使ってレベルを上げる」
ゼンマイドッグ Lv3 → 5
ゼンマイシャーク Lv4 → 5
工藤さんの場にはレベル5のモンスターが2体いる、また来るのかエクシーズ召喚
「ボクはレベル5になったゼンマイシャークとドッグで、オーバーレイ!
2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築、エクシーズ召喚!
現れよ、螺旋の力をその身に秘めた鋼鉄巨人『発条装攻ゼンマイオー』!」
『発条装攻ゼンマイオー』
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/風属性/機械族/攻2600/守1900
レベル5モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
フィールド上にセットされたカード2枚を選択して発動できる。
選択したカードを破壊する。
「ゼンマイオーの効果、ORUを1つ使ってフィールド上にセットされたカードを2枚破壊する、
破壊するのは坂本君の伏せカード2枚、『ゼンマイスクランブル』」
工藤さんが指を鳴らして合図をだすと、ゼンマイオーのヒザ付近の発射口みたいな所から
コウモリ型の小さなロボットが複数出てきて、雄二の伏せカードの周りに集まってきて
突如、爆発したその衝撃で伏せカードが破壊されてしまった
「ぐっ、『ミラーフォース』と、『リミット・リバース』が」
「よし、これで安心して攻撃ができるね。そうそう一応ゼンマイマニュファクチャの
効果で、デッキからゼンマイネズミを手札に加えて、バトルフェイズに入るよ
ゼンマイオーで、デーモン・カオス・キングに攻撃『ゼンマイ必殺 電撃ドリルスピン』!」
ゼンマイオーの右腕についているドリルが高速で回転し雄二のモンスターに
むかい一直線に突進してきた
「相討ち狙いかよ、迎え撃て! デーモン・カオス・キング 『ファイアソード』」
雄二のモンスター、デーモン・カオス・キングも腕から伸びている鎌のようなものに
炎を纏わせゼンマイオーに向かって攻撃を仕掛けた、だけど両者の攻撃力は同じ2600
互いの攻撃をくらい2体のモンスターは破壊されてしまった
「そうさ、ボクの狙いは次に繋げる為に少しでも君のカードを減らすことさ。
だらかもう少しだけ削らせてもらう、速攻魔法『エクシーズ・ダブル・バック』発動!」
『エクシーズ・ダブル・バック』
速攻魔法
自分フィールド上のエクシーズモンスターが破壊されたターン、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合に発動できる。
自分の墓地から、そのターンに破壊されたエクシーズモンスター1体と、
そのモンスターの攻撃力以下のモンスター1体を選択して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。
「復活せよ、ゼンマイオー! フォトン・バタフライ・アサシン!」
工藤さんの場にエクシーズモンスターが2体も蘇った!
「ゼンマイオーでリヴァイエールに攻撃! 『ゼンマイ必殺 電撃ドリルスピン』」
坂本 雄二 LP:8000 → 7200
「ぐっ、やるな。俺のライフが減ったことでエンシェント・ホーリー・ワイバーンの攻撃力が
下がるぜ」
エンシェント・ホーリー・ワイバーン ATK:7400 → 6600
「カードを1枚伏せてエンドフェイズ、エクシーズ・ダブル・バックの効果で特殊召喚した
モンスターを破壊する(ボクが出来るのはここまで、かな)」
「俺のターン、ドロー(あの伏せカードが何かわからん以上、不用意に展開は出来ないな)
1枚カードを伏せて、エンシェント・ホーリー・ワイバーンでダイレクトアタック」
工藤 愛子 LP:2700 → 0
坂本 雄二 WIN!
NEXT PLAYER 久保 利光
「(何も仕掛けてこなかったか? だがまず1人目だ!)」
おわり
ツ「ツユリと!」
ド「俺の!」
ツ・ド「「あとがき、コーナー!!」」
ド「よし行くぜ、今回の注目カードはこれだ!」
『魔轟神ヴァルキュルス』
シンクロ・効果モンスター
星8/光属性/悪魔族/攻2900/守1700
「魔轟神」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、手札から悪魔族モンスター1体を捨てて発動できる。
デッキからカードを1枚ドローする。
ツ「あれ? このカードなんだ、私はてっきりデーモン・カオス・キングだと思ってたよ」
ド「ん、あぁ、それは理由があるんだが、もう少しあとだ」
ツ「そ~なんだ、え~と、効果は至って単純で手札の悪魔族を捨てて1枚ドローだね」
ド「捨てる主なカードは魔轟神の中だと、墓地から回収したクシャノやソルキウス、またクルスに
すると効果でレイヴンやケルベラルを復活させて、レベル10のレヴュアタンにシンクロ出来
る」
ツ「攻撃力も高めだから、魔轟神デッキには1枚は必要なカードだね」
ド「注意がすべき点は、モンスターを捨てるのは効果ではなくコストだから暗黒界などの
モンスターは特殊召喚できないってところだな」
ツ「? それがどうかしたの」
ド「いや、とある男が一昔にこのカードの効果を勘違いして、暗黒界も出せると
思い込んでいてTUEEEE! って舞い上がっていた時期があってだな」
ギィャアアアアアアアアァァァァァ!!
ツ「ふぁっ! 何!? まるで、過去の自分の恥ずかしい出来事を他人に暴露された
人がだしたような悲鳴は」
ド「ああ? 何言ってんだよツユリしかも、やけに具体的だな、しかしそいつ
デュエルモンスターズ歴10年以上だってのによく間違えたよな、
少し考えれば分かることだってのに」
ヤメェロォ! ヤメテクレェェェェ! グウァァァァァ!
ツ「やっぱり何かいるよ! ドロロは聞こえないの!?」
ド「いや、俺にはなんも聞こえないな、でだ、そいつは他にも――」
ツ「わああああ!! この話はもうおしまい! 次回もあ楽しみに!」
ド「おい、なんだよツユリ! ったく、次回も楽しみにしてな!」
おわ――
?「グッ、ハァ、ハァ、己ドゥローレン! コノ恨ミイツカ晴ラサデオクベキカ!
カクゴシテオレェ! 今後貴様に、まともな出番があると思うなよ!
弄ってやる! 弄ってやるぞ!」
おわり
ご意見・ご感想、誤字・脱字の指摘などお待ちしています。