バカと精霊とデュエルモンスターズ   作:鯖Enter

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第2話「探そう4人目のメンバー」

バカと精霊とデュエルモンスターズ

 

第2話「探そう4人目のメンバー」

 

「デュエルアカデミア主催デュエル大会?」

 

 

 今日も学校が終わり帰ろうとした時、雄二からそんな話を聞いた

 

 

「ああ、なんでもデュエリストの意欲と向上、それにオリエンテーリングを含めた学園側が立てた大会だとさ」

 

「じゃが、優勝賞品はなかなかのもんじゃぞ?」

 

「………優勝者にはデュエルの単位、そして各種レアカードの贈呈と書いてある」

 

「へぇ、それは豪華だね、僕達も参加してみようよ」

 

「だが、その前にやらなきゃいけない事があるがな」

 

「何?」

 

「それはじゃな」

 

「………大会規定に参加条件として、1チーム4人とすると書いてある」

 

「なんだ、それなら問題ないじゃないの」

 

「ほぅ、ならメンバーを言ってみろよ」

 

「えっと、僕でしょ、雄二に、秀吉に、ムッリーニ、ほら4人じゃない」

 

「じゃが明久よ、それだと姫路達が入っておらんぞ」

 

「…あっ」

 

「そういうこった」

 

「………これからメンバー探し」

 

「といっても、1人は翔子を呼べば問題ないから、後は1人だけだな」

 

 

 そういえばまだメンバーを紹介していなかったね

 

 まず最初に、独特の言葉を使っているのが木下秀吉。肩にかかる程度の長さの髪に小さな顔にクリクリと大きな瞳をもつ女の子、本人は男だと言っているけどあれは嘘だ、だってこんなに可愛い子が男のはずがないじゃないか

次に口数が少ないのが土屋康太、僕達の間ではその旺盛な(性方面への)知識欲とそれを隠そうとするひたむきな姿に敬意を表し、ムッツリーニと呼んでいる そして、今ここにいない2人、美波と姫路さんだ

 

 

 美波、本名は島田美波、ドイツからの帰国子女で気の強そうな目とポニーテールが特徴の女の子、けど、背も高くて足も綺麗なのに何処か女性としての魅力に欠ける

一体何だろう。……ああ、胸か…!?

 

 何だろう。今背中から凄い殺気を感じた気がしたんだけど、周りには僕達しかいないし

気のせいかな、…気のせいならこの冷汗が止まらないのは何故だろう

 

 

 次は姫路さん、本名は姫路瑞希、ふわふわと柔らかそうでボリュームたっぷりな髪と胸そして、かわいらしい顔の女の子、この男だらけのオシリス・レッドの数少ない紅一点けど、彼女の実力はオベリスク・ブルー並みなのだけど、入学試験で体調を崩して筆記も実技も実力を出せないままオシリス・レッドに来てしまったんだ

 

 

 本来、彼女はこんな場所にいる人じゃない、もっとふさわしい環境で学ぶべき人なんだ、なんとかしてあげたいとは思うけど、今の僕では何もできないのが悔しい所なんだ

 

 

他にもさっき雄二が話した霧島翔子さんがいるんだけど、それはまた次の機会にしようかな。因みに2人は今日は用事で先に帰っている

 

だいぶ話が逸れちゃったね。えっと、メンバー探しの話だったよね

 

 

「でも今から探して間に合うの?その大会の参加期日って来週までなんでしょ」

 

「まぁな、間に合わないようなら、だれか適当に数合わせで入れるまでさ」

 

「なら早いとこ探すとしよう、余り時間も残っておるようじゃないからのぉ」

 

「よし、じゃあ早速、「…あの」ん?」

 

 

 声を掛けられて振り向いてみると、ドアの近くに一人の男の子が立っていた、でも何処かで会ったような

 

 

「あっ! この前のカードの子!」

 

「この前は、どうもありがとうございました。」

 

「明久よ、その子は誰なのじゃ?」

 

「………知り合い」

 

 

 ああ、そういえば雄二達には話してなかったよね。そこで僕は雄二達に一通り話してみた

 

 

「成程、そいつが例の。明久がブルーの生徒を倒したって話は出鱈目だと思っていたが本当だったんだな」

 

「雄二! 信じてなかったの!?」

 

「実はワシもじゃ」

 

「………同じく」

 

「秀吉!? ムッリーニまで!酷いよ皆して」

 

「あの、吉井君の言ってるのは本当ですよ」

 

「ああ、こうして本人が出向いてんだ、信じるしかないだろ」

 

「僕の言葉は信じられないっていうの!?」

 

「話が逸れてきておる、それでお主は明久に何用なのじゃ」

 

「そうですね、実はこの前、吉井君とデュエル約束をしたんです。

今回はその件で来たんですけど、そこで偶然さっきの話を聞いて…」

 

「それで」

 

「その、僕も吉井君のチームに入れてください!」

 

「………なぜ?」

 

「その、さっきの話聞いてて吉井君達、メンバー足りなくて困ってたみたいだから、

それにやっぱりあの時のお礼がしたかったから…」

 

「そうなんだ!よかったよこれで最後のメンバーは決まったね」

 

「えっ!? 本当に入れてくれるの?」

 

「勿論、だって僕には断る理由もないし、ねっ、いいでしょ皆も」

 

「ワシは別に問題はなしじゃ」

 

「……同じく」

 

「雄二は?」

 

「そうだな。俺もそっちの事情もわかったし俺に断る理由もない。」

 

「じゃあ」

 

「ただし、俺達は参加するからには優勝するつもりでいる、つまり言いたいことはわかるよな?」

 

「つまり坂本君は、僕の実力が知りたいと?」

 

「そうだな。優勝を狙うからな戦力はあるに越したことはない、取りあえずデュエルを見て見ないことには判断が出来ん。これが俺の結論だ」

 

「わかりました。」

 

「じゃあ誰がデュエルをする?ここは僕が…」

 

「ワシが行こう」

 

「秀吉、僕じゃダメなの」

 

「明久よ。お主のデッキはこの子に見られておるのじゃろう。デッキを知っているのと、

知らないとでは対策も違う、ここはワシが行こう」

 

「そういうもんなんだ、わかったよ秀吉、頑張って」

 

「承知した」

 

「あなたが僕の相手ですか」

 

「そうじゃ、ワシの名は木下秀吉。よろしくたのむぞい」

 

「そういえば僕の名前まだ言ってなかったよね。僕の名前は遊佐 弘人(ゆさ ひろと)です、木下君よろしくお願いします。」

 

「秀吉でよいぞ。ワシには双子の姉上がおる、名字だとどっちかわからんときがあるかなのぉ」

 

「わかりました。秀吉君それじゃあ」

 

「うむ」

 

「「デュエル!」」

 

 

 こうして2人のデュエルが始まった

 

 

【先行】木下秀吉

LP/ 8000

 

【後行】遊佐 弘人

LP/ 8000

 

 

「ワシのターン、ドロー。ワシはモンスターを伏せ、カードを1枚伏せてターン終了じゃ」

 

「(秀吉君、最初は様子見かな)僕のターン、ドロー」

 

「(良し、ここは一気に攻めてみよう)僕は手札から『ジャンク・フォアード』を守備表示で特殊召喚」

 

 

『ジャンク・フォアード』

効果モンスター

星3/地属性/戦士族/攻 900/守1500

自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、

このカードは手札から特殊召喚する事ができる。

 

 

「さらにチューナーモンスター『チューン・ウォリアー』を召喚します。」

 

 

『チューン・ウォリアー』

チューナー(通常モンスター)

星3/地属性/戦士族/攻1600/守 200

あらゆるものをチューニングしてしまう電波系戦士。

常にアンテナを張ってはいるものの、感度はそう高くない。

 

 

「チューナーモンスターじゃと!?弘人よお主もしや」

 

「行きますレベル3のジャンク・フォアードに、レベル3のチューン・ウォリアーをチューニング」

 

 

 ☆3 + ☆3 = ☆6

 

 

「主君の祈りが届く時戦場より大地の騎士は駆け付ける、騎士の誓いを胸に立ち向かえ!

シンクロ召喚 貫け! 『大地の騎士ガイアナイト』」

 

 

『大地の騎士ガイア・ナイト』

シンクロモンスター

星6/地属性/戦士族/攻2600/守 800

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

 

 

「やはりお主もシンクロ召喚を、そしていきなり攻撃力2600のモンスターが」

 

「バトル、ガイアナイトで伏せモンスターを攻撃!」

 

「くっ!じゃがワシのモンスターは『ジェネクス・サーチャー』こいつが戦闘で破壊された時、デッキから攻撃力1500以下の「ジェネクス」と名のついたモンスターを特殊召喚出来るのじゃ、、ワシは『レアル・ジェネクス・アクセラレーター』を特殊召喚!」

 

 

『ジェネクス・サーチャー』

効果モンスター

星4/地属性/機械族/攻1600/守 400

このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、

自分のデッキから攻撃力1500以下の「ジェネクス」と名のついた

モンスター1体を自分フィールドに表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。

 

 

『レアル・ジェネクス・アクセラレーター』

効果モンスター

星4/風属性/機械族/攻1500/守1900

「ジェネクス」と名のついたモンスターが自分のデッキから手札に加わった時、

そのモンスター1体を相手に見せて発動する事ができる。

そのモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。

 

 

「場にモンスターが残りましたか、僕はカードを1枚伏せて、これでターンエンドです」

 

 

木下秀吉

LP/ 8000  手札:4枚

 

場:レアル・ジェネクス・アクセラレーター ATK;1500

 

「魔法・罠」:伏せ1枚

 

遊佐 弘人

LP/ 8000  手札:3枚

 

場:大地の騎士ガイアナイト ATK:2600

 

「魔法・罠」:伏せ1枚

 

 

「遊佐君はいきなり攻撃力2600のモンスターを出したね。結構有利かな」

 

「ああ、だが秀吉だって負けてねぇぜ」

 

「………ジェネクスはサーチが豊富、だから場持ちがいい」

 

 

「ワシのターン、ドロー、ワシはアクセラレーターの効果で、いま手札に加えた

『ジェネックス・ガイア』を特殊召喚する。さらに手札から『ジェネクス・コントローラー』を召喚じゃ」

 

 

『ジェネクス・ガイア』

効果モンスター

星3/地属性/岩石族/攻1000/守1900

このカードが破壊される場合、代わりにこのカード以外の

「ジェネクス・コントローラー」と名のついたモンスター1体を破壊する事ができる。

 

 

『ジェネクス・コントローラー』

チューナー(通常モンスター)

星3/闇属性/機械族/攻1400/守1200

仲間達と心を通わせる事ができる、数少ないジェネクスのひとり。

様々なエレメントの力をコントロールできるぞ。

 

 

「秀吉君の場にもチューナーが、ということは」

 

「シンクロ召喚が出来るのはお主だけじゃないかなのぉ、ワシはレベル3のジェネクス・ガイアに、レベル3のジェネクス・コントローラーをチューニング」

 

 

 ☆3 + ☆3 =☆6

 

 

「大地の力をその身に宿し、その巨大な力で剛腕を振るうのじゃ!

シンクロ召喚 大地の力を見よ『ジオ・ジェネクス』!」

 

 

『ジオ・ジェネクス』

シンクロ・効果モンスター

星6/地属性/機械族/攻1800/守2800

「ジェネクス・コントローラー」+チューナー以外の地属性モンスター1体以上

自分フィールド上にレベル4以下の「ジェネクス」と名のついた

モンスターが表側表示で存在する限り、このカードの

元々の攻撃力・守備力をエンドフェイズ時まで入れ替える事ができる。

この効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

 

「これが…秀吉君のシンクロモンスター」

 

「ジオ・ジェネクスはワシの場にレベル4以下のジェネクスがいる場合、1ターンに1度、

このカードの元々の攻撃力と守備力を入れ替えることができるのじゃ、ワシの場には、

レベル4のアクセラレーターがおる。よってジオ・ジェネクスの攻撃力は」

 

 

ジオ・ジェネクス ATK:1800 → 2800

         DEF:2800 → 1800

 

 

「さらにワシは永続魔法『マシン・デベロッパー』を発動」

 

 

『マシン・デベロッパー』

永続魔法

フィールド上に表側表示で存在する

機械族モンスターの攻撃力は200ポイントアップする。

フィールド上に存在する機械族モンスターが破壊される度に、

このカードにジャンクカウンターを2つ置く。

このカードを墓地へ送る事で、このカードに乗っている

ジャンクカウンターの数以下のレベルを持つ

機械族モンスター1体を自分の墓地から選択して特殊召喚する。

 

 

「これでフィールド上の機械族モンスターの攻撃力を200ポイントアップ」

 

 

ジオ・ジェネクス ATK:2800 → 3000

レアル・ジェネクス・アクセラレーター ATK:1500 → 1700

 

 

「攻撃力3000!?」

 

「バトルじゃ、ジオ・ジェネクスでガイアナイトを攻撃!」

 

 

遊佐 弘人 LP:8000 → 7600

 

 

「くっ、ライフが」

 

「さらにアクセラレーターでダイレクトアタックじゃ!」

 

「させません!僕は罠カード『トゥルース・リインフォース』を発動!」

 

 

『トゥルース・リインフォース』

通常罠

自分のデッキからレベル2以下の戦士族モンスター1体を特殊召喚する。

このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行う事ができない。

 

 

「僕はこの効果で、デッキからレベル2の『ヒーロー・キッズ』を守備表示で特殊召喚します!」

 

 

『ヒーローキッズ』

効果モンスター

星2/地属性/戦士族/攻 300/守 600

このカードが特殊召喚に成功した時、デッキから

「ヒーロー・キッズ」を任意の枚数特殊召喚する事ができる。

 

 

「さらにヒーロー・キッズの効果で僕は、デッキから2体のヒーロー・キッズを守備表示で特殊召喚します」

 

「ワシのターンで3体のモンスターの特殊召喚じゃと!? なら、ヒーロー・キッズを1体攻撃しよう、これでターンエンドじゃ、そしてジオジェネクスの攻撃力が元に戻る」

 

 

 

「遊佐君、ちょっと危なくない」

 

「だな、他のジェネクスがいれば攻撃力2800になるジオ・ジェネクスと、デッキから手札に加わったら特殊召喚できるアクセラレーター」

 

「………このターンでどちらかを処理できないと、ジリ貧」

 

「何とかなるのかな」

 

「さぁな、まぁ俺達は黙って見てればいいさ」

 

「僕のターン、ドロー(よし、この手札なら2体ともなんとかできます)僕は手札から『ジャンク・シンクロン』を召喚します。」

 

 

『ジャンク・シンクロン』

チューナー(効果モンスター)

星3/闇属性/戦士族/攻1300/守 500

このカードが召喚に成功した時、自分の墓地に存在する

レベル2以下のモンスター1体を表側守備表示で特殊召喚する事ができる。

この効果で特殊召喚した効果モンスターの効果は無効化される。

 

 

「ジャンク・シンクロンの効果で僕は、墓地よりヒーロー・キッズを守備表示で特殊召喚します」

 

「またしても、チューナーとモンスターが…」

 

「僕はレベル2のヒーロー・キッズ2体と、レベル3のジャンク・シンクロンをチューニング!」

 

 

 ☆2 + ☆2 + ☆3 = ☆7 

 

 

「その背中に背負いし剣は歴戦の戦士の魂、汝、剣となりて彼らと共に戦い抜け

シンクロ召喚 立ち迎え!『セブン・ソード・ウォリアー』!」

 

 

『セブン・ソード・ウォリアー』

シンクロ・効果モンスター

星7/地属性/戦士族/攻2300/守1800

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

1ターンに1度、このカードに装備カードが装備された時、

相手ライフに800ポイントダメージを与える。

また、1ターンに1度、このカードに装備された

装備カード1枚を墓地へ送る事ができる。

このカードに装備された装備カードが墓地へ送られた時、

相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を

選択して破壊する事ができる。

 

 

「さらに、装備魔法『神剣-フェニックスブレード』を装備します」

 

 

『神剣-フェニックスブレード』

装備魔法

戦士族モンスターにのみ装備可能。

装備モンスターの攻撃力は300ポイントアップする。

自分のメインフェイズ時、自分の墓地に存在する

戦士族モンスター2体をゲームから除外する事で、

このカードを自分の墓地から手札に加える。

 

 

セブン・ソード・ウォリアー ATK:2300 → 2600

 

 

「さらにこのモンスターは、装備カードを装備した時、800ポイントのダメージをあたえます」

 

 

木下秀吉 LP:8000 → 7200

 

 

「バトル、セブン・ソード・ウォリアーでアクセラレーターを攻撃!」

 

 

木下秀吉 LP:7200 → 6300

 

 

「じゃが、機械族が破壊された事によりマシン・デベロッパーにカウンターが2つ追加される」

 

 

マシン・デベロッパー(カウンター:0 → 2)

 

 

「(まだ大丈夫じゃ、ワシの手札にはレベル4のジェネクスがおる、次のターン再び攻撃力2800のジオ・ジェネクスで返り討ちじゃ)」

 

「秀吉君、ジオ・ジェネクスが残って安心しましたよね。でも僕はこのターンでジオ・ジェネクスも倒します!」

 

「何じゃと!?」

 

「セブン・ソード・ウォリアーは装備カードを墓地に送ることで、相手モンスターを1体破壊する効果もあります」

 

「フェニックスブレードを墓地に送り、ジオ・ジェネクスを破壊します。」

 

「くっ、まさか1ターンでワシのモンスターが全滅するとは、じゃがこれでマシン・デベロッパーにさらにカウンターが追加される」

 

 

マシン・デベロッパー(カウンター:2 → 4)

 

 

「ぼくは、これでターンエンドです」

 

 

木下秀吉

LP/ 6300  手札:2枚

 

場:なし

 

「魔法・罠」:伏せ1枚

マシン・デベロッパー(カウンター:4)

 

遊佐 弘人

LP/ 7600  手札:2枚

 

場:セブン・ソード・ウォリアー ATK:2300

ヒーロー・キッズ DEF:600

 

「魔法・罠」:伏せなし

 

 

「(よもや、これ程とは)やるのぉ弘人よ、じゃがワシとてデュエリストじゃそう簡単には負けぬぞ」

 

「はい!」

 

「ワシのターン、ドローじゃ」

 

「(このカードか…ようやくワシのデッキも回りだしたようじゃ)

ワシは『A・ジェネクス・ドゥルダーク』を召喚」

 

 

『A・ジェネクス・ドゥルダーク』

効果モンスター

星4/闇属性/機械族/攻1800/守 200

1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動する事ができる。

このカードと同じ属性を持つ、相手フィールド上に表側攻撃表示で存在する

モンスター1体を選択して破壊する。

この効果を発動するターン、このカードは攻撃する事ができない。

 

 

「此奴はこのターン攻撃しない代わりに、相手の場のこのカードと同じ属性の表側攻撃表示モンスターを破壊することが出来るのじゃ」

 

「けど、僕の場には闇属性のモンスターはいませんよ?」

 

「確かにの、じゃがこのカードを使えば別じゃ。ワシは罠カード『DNA移植手術』を発動」

 

 

『DNA移植手術』

永続罠

発動時に1種類の属性を宣言する。

このカードがフィールド上に存在する限り、

フィールド上の全ての表側表示モンスターは自分が宣言した属性になる。

 

 

「ワシが宣言するのは勿論「闇属性」これで、お互いの場のモンスターはワシが宣言した属性となる」

 

 

A・ジェネクス・ドゥルダーク 属性:闇 → 闇

 

セブン・ソード・ウォリアー 属性:地 → 闇

 

ヒーロー・キッズ 属性:地 → 闇

 

 

「僕のモンスターたちが」

 

「さて、ドゥルダークの効果発動じゃ、同じ属性のセブン・ソード・ウォリアーを破壊する」

 

「これで、攻撃は出来なくなった。ワシはこれでダーんエンドじゃ(ここはまだデベロッパーは残しておこう)」

 

 

「このままじゃまずい、僕のターン、ドロー(このカードじゃだめだ、仕方ありませんここは…)」

 

「僕は『終末の騎士』を召喚します」

 

 

『終末の騎士』

効果モンスター

星4/闇属性/戦士族/攻1400/守1200

このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、

自分のデッキから闇属性モンスター1体を選択して墓地に送る事ができる。

 

 

「この効果で僕はデッキから『不死武士』を墓地に送り、さらにヒーロー・キッズを攻撃表示に変更、カードを1枚伏せターンを終了します」

 

 

木下秀吉

LP/ 6300  手札:2枚

 

場:A・ジェネクス・ドゥルダーク ATK:1800 → 2000(マシン・デベロッパーの効果でアップ)

 

「魔法・罠」:DNA移植手術(属性:闇)

マシン・デベロッパー(カウンター:4)

 

 

遊佐 弘人

LP/ 7600  手札:1枚

 

場:ヒーロー・キッズ ATK:300(属性:闇)

終末の騎士 ATK:1400

 

 

「魔法・罠」:伏せ1枚

 

 

「ヒーロー・キッズを攻撃表示だって!? あれじゃあ狙い撃ちだよ」

 

「あぁ、となるとさっき伏せたカードは…」

 

「………十中八九、罠」

 

「だろうな、さて秀吉はどう対処する?」

 

「ワシのターン、ドロー(弘人の狙いは分らんが向こうは勢いが切れておる。

ここは例え罠でも突き進むべきじゃ)」

 

「ワシは、ドゥルダークの効果で同じ属性の終末の騎士を破壊する」

 

「なら僕は罠カード『捨て身の宝札』を発動します!」

 

 

『捨て身の宝札』

通常罠

自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター2体以上の攻撃力の合計が、

相手フィールド上に表側表示で存在する攻撃力が一番低いモンスターよりも低い場合、

自分のデッキからカードを2枚ドローする。

このカードを発動するターン、

自分はモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができず、

表示形式を変更する事もできない。

 

 

「ドローカードじゃと!?」

 

「僕の場のモンスターは終末の騎士とヒーロー・キッズの2体、これらの攻撃力の合計は秀吉君の場で最も低いドゥルダークよりも低い、よって僕はカードを2枚ドローし、そして効果の対象となった終末の騎士は破壊されます」

 

「(…もし罠ならこのカードを召喚しようと思ったけど)ワシは『ジェネクス・ニュートロン』召喚じゃ」

 

 

『ジェネクス・ニュートロン』

効果モンスター

星4/光属性/機械族/攻1800/守1200

このカードが召喚に成功した場合、

そのターンのエンドフェイズ時に自分のデッキから

機械族のチューナー1体を手札に加える事ができる。

 

 

「此奴もマシン・デベロッパーの効果で攻撃力は上がっておる、バトル、ジェネクス・ニュートロンでヒーロー・キッズを攻撃じゃ!」

 

 

遊佐弘人 LP:7600 → 5900

 

 

「…ドローのための必要経費とはいえ、きついですね」

 

「ワシはこれでターンエンドじゃがエンドフェイズにジェネクス・ニュートロンの効果でデッキから『A・ジェネクス・ケミストリ』を加えてこれでエンドじゃ」

 

 

「なんとか巻き返さないと僕のターン、ドローです。スタンバイフェイズ、僕の場にモンスターがいないので墓地から、不死武士を守備表示で特殊召喚。カードを2枚伏せて、ターンエンドです」

 

 

木下秀吉

LP/ 6300  手札:3枚

 

場:A・ジェネクス・ドゥルダーク ATK:2000

  ジェネクス・ニュートロン ATK:2000

 

 

「魔法・罠」:DNA移植手術(属性:闇)

マシン・デベロッパー(カウンター:4)

 

 

遊佐 弘人

LP/ 5900  手札:2枚

 

場:不死武士 DEF:600

 

「魔法・罠」:伏せ2枚

 

 

「ワシのターン、ドロー(今度こそ罠を仕掛けたのじゃろうが、そうはいかんぞ)

ワシはジェネクス・ニュートロンをリリースし、『アーミー・ジェネクス』をアドバンス召喚!」

 

 

『アーミー・ジェネクス』

効果モンスター

星6/地属性/機械族/攻2300/守1300

「ジェネクス」と名のついたモンスターをリリースして

このカードのアドバンス召喚に成功した時、

相手フィールド上に存在するカード1枚を破壊する事ができる。

 

 

「このモンスターはジェネクスでリリースした時、相手のカードを1枚破壊できるモンスターじゃ。ワシはさっき伏せたカードを1枚破壊する」

 

「ああ! 僕の『くず鉄のかかし』が!」

 

「バトル、ドゥルダークで不死武士を攻撃、そしてアーミー・ジェネクスでダイレクトアタックじゃ!」

 

「アーミー・ジェネクスのダメージ計算時、僕はもう1枚のリバースカード『スピリット・フォース』を発動!」

 

 

『スピリット・フォース』

通常罠

相手ターンの戦闘ダメージ計算時に発動する事ができる。

その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になる。

その後、自分の墓地に存在する守備力1500以下の

戦士族チューナー1体を手札に加える事ができる。

 

 

「このカードで僕のダメージは0となり、墓地に守備力1500以下のチューナー僕はジャンク・シンクロンを手札に加えます」

 

「中々ダメージが通らんのぉ、ワシはこれでターンエンドじゃ」

 

「秀吉君、ここからが僕の反撃です僕のターン、ドロースタンバイフェイズ、

墓地の不死武士を特殊召喚します、そして手札のジャンク・シンクロンを召喚します。

 そしてジャンク・シンクロンの効果で、墓地のヒーロー・キッズを特殊召喚します」

 

「合計レベルは8じゃな」

 

「レベル3の不死武士とレベル2のヒーロー・キッズにレベル3のジャンク・シンクロンをチューニングします」

 

 ☆3 + ☆2 + ☆3 = ☆8

 

 

「瓦礫の鎧を身に纏い、汝、破壊者となり世界を破壊せよ

シンクロ召喚!粉砕せよ、『ジャンク・デストロイヤー』!」

 

 

『ジャンク・デストロイヤー』

シンクロ・効果モンスター

星8/地属性/戦士族/攻2600/守2500

「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上

このカードがシンクロ召喚に成功した時、

このカードのシンクロ素材としたチューナー以外のモンスターの数まで

フィールド上に存在するカードを選択して破壊する事ができる。

 

 

「デストロイヤーのシンクロに使ったモンスターは2体、よって秀吉君の2体のモンスターを破壊」

 

「またしてもワシのモンスターが、じゃが2体が破壊されたことでマシン・デベロッパーにカウンターが乗るぞ」

 

 

マシン・デベロッパー(カウンター:4 → 6 )

 

 

「これで場はガラ空き、デストロイヤーでダイレクトアタックです」

 

 

木下秀吉 LP:6300 → 3700

 

 

「僕はこれでターンエンド(つい勢いでモンスターを優先して破壊しましたが、あの永続魔法を残してよかったでしょうか?)」

 

 

木下秀吉

LP/ 3700  手札:3枚

 

場:なし

 

「魔法・罠」:DNA移植手術(属性:闇)

マシン・デベロッパー(カウンター:6)

 

遊佐 弘人

LP/ 5900  手札:3枚

 

場:ジャンク・デストロイヤー ATK:2600(属性:地 → 闇)

 

「魔法・罠」:なし

 

 

「(こうも簡単に返されるとは、やはりデュエルは面白いのぉ)ワシのターン、ドロー、

まずマシン・デベロッパーのもう1つの効果を発動するのじゃ、このカードを墓地に送りこのカードに乗っているカウンターの数以下のレベルの機械族モンスターを特殊召喚する

ワシは墓地のレアル・ジェネクス・アクセラレーターを攻撃表示で特殊召喚するぞ」

 

 

レアル・ジェネクス・アクセラレーター ATK:1500(属性:風 → 闇)

 

 

「そして『A・ジェネクス・ボルキャノン』を召喚!」

 

 

『A・ジェネクス・ボルキャノン』

効果モンスター

星4/闇属性/機械族/攻1700/守 600

自分フィールド上に表側表示で存在する「ジェネクス」と名のついた

炎属性モンスター1体を墓地へ送って発動する。

相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して破壊し、

破壊したモンスターのレベル×400ポイントダメージを相手ライフに与える。

この効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

 

「此奴はワシの場の炎属性のジェネクスを墓地に送ることで、相手のモンスターを破壊し

さらにレベル×400ポイントのダメージを与えるモンスターじゃ」

 

「けど、秀吉君の場には炎属性のモンスターはいないよ?元々DNA移植手術で属性は決まっているし」

 

「こうするのじゃ、ワシはDNA移植手術をコストに『マジック・プランター』を発動」

 

 

『マジック・プランター』

通常魔法

自分フィールド上に表側表示で存在する

永続罠カード1枚を墓地へ送って発動する。

自分のデッキからカードを2枚ドローする。

 

 

「ワシはデッキから2枚ドロー、…モンスターはこなかったか、じゃがいいカードは来た

そして、属性を変えるのはこいつじゃ、手札から炎属性を宣言し『A・ジェネクス・ケミストリ』の効果を発動じゃ」

 

 

『A・ジェネクス・ケミストリ』

チューナー(効果モンスター)

星2/闇属性/機械族/攻 200/守 500

属性を1つ宣言し、このカードを手札から捨てて発動する。

自分フィールド上に表側表示で存在する

「ジェネクス」と名のついたモンスター1体の属性は宣言した属性になる。

この効果は相手ターンでも発動する事ができる。

 

 

「これで、アクセラレーターの属性を炎属性に変える。さらにワシは手札から『貪欲な壺』を発動!」

 

 

『貪欲な壺』

通常魔法

自分の墓地に存在するモンスター5体を選択し、

デッキに加えてシャッフルする。

その後、自分のデッキからカードを2枚ドローする。

 

 

「ワシはこの5体をデッキに戻して2枚ドローじゃ」

 

 

戻したカード

『ジェネクス・サーチャー』

『A・ジェネクス・ドゥルダーク』

『ジェネクス・ニュートロン』

『アーミー・ジェネクス』

『A・ジェネクス・ケミストリ』

 

 

「そして、アクセラレーターの効果、今手札に加わった『A・ジェネクス・パワーコール』を見せ、特殊召喚する」

 

 

『A・ジェネクス・パワーコール』

効果モンスター

星4/闇属性/機械族/攻1700/守 0

このカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する

このカードと同じ属性のモンスターの攻撃力は500ポイントアップする。

 

 

「このカードは此奴と同じ属性のモンスターの属性を500ポイント上げる効果じゃよって」

 

 

A・ジェネクス・ボルキャノン ATK:1700 → 2200

 

 

「そして、ここでボルキャノンの効果じゃ炎属性となったアクセラレーターを墓地に送りジャンク・デストロイヤーを破壊じゃ!」

 

「ジャンク・デストロイヤーがっ!?」

 

「さらにジャンク・デストロイヤーのレベル8×400ポイント、合計3200ポイントのダメージを与える」

 

 

遊佐弘人 LP:5900 → 2700

 

 

「まずいよ! 遊佐君の場にはモンスターがいない」

 

「………それに対して秀吉の場にはモンスターが2体」

 

「この攻撃を喰らえば遊佐のライフは0になるな」

 

「バトル、ボルキャノンで宏人にダイレクトアタックじゃ」

 

 

遊佐弘人 LP:2700 → 500

 

 

「これで終いじゃ、パワーコールでダイレクトアタック!」

 

「この攻撃は貰いません。そのモンスターの攻撃宣言時、僕は手札から『ジャンク・ディフェンダー』を守備表示で特殊召喚!」

 

 

『ジャンク・ディフェンダー』

効果モンスター

星3/地属性/戦士族/攻 500/守1800

相手モンスターの直接攻撃宣言時、

このカードを手札から特殊召喚する事ができる。

また、1ターンに1度、このカードの守備力を

エンドフェイズ時まで300ポイントアップする事ができる。

この効果は相手ターンでも発動する事ができる。

 

 

「何と!? ワシのターンにモンスターを召喚じゃと、…見事じゃ。ワシはカードを1枚伏せてターンエンドじゃ」

 

「(まずい、今の僕の手札じゃこの場をどうしようも出来ません、実質このドローが全てですか)僕のターン、ドロー! (来た、これで…)僕は手札から『戦士の生還』を発動します」

 

 

『戦士の生還』

通常魔法

自分の墓地に存在する戦士族モンスター1体を選択して手札に加える。

 

 

「これで僕の墓地のジャンク・シンクロンを手札に加え、そのまま召喚します。そして効果で墓地のヒーロー・キッズを特殊召喚します!」

 

「合計レベルは8、もしやまたジャンク・デストロイヤーか?」

 

「そうしたい所ですが僕のデッキにデストロイヤーは1枚しかありません、けど、今度は僕のデッキの最強モンスターを召喚します!」

 

「何じゃと?」

 

「僕はレベル3のジャンクディフェンダーとレベル2のヒーロー・キッズに、レベル3のジャンク・シンクロンをチューニング!」

 

 ☆3 + ☆2 + ☆3 = ☆8

 

 

「不屈の戦士、その拳で敵を打倒し、さらなる高みへと突き進め!

シンクロ召喚 いでよ『ギガンテック・ファイター』!」

 

 

『ギガンテック・ファイター』

シンクロ・効果モンスター

星8/闇属性/戦士族/攻2800/守1000

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

このカードの攻撃力は墓地に存在する

戦士族モンスターの数×100ポイントアップする。

このカードが戦闘によって破壊され墓地に送られた時、墓地に存在する

戦士族モンスター1体を選択し自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。

 

 

「ギガンテック・ファイターは、お互いの墓地の戦士族モンスター1体につき100ポイント

攻撃力をアップします。僕の墓地の戦士族は12体よって…」

 

 

ギガンテック・ファイター ATK:2800 → 4000

 

 

「攻撃力4000じゃと!?」

 

「バトル!ギガンテック・ファイターでボルキャノンを攻撃!」

 

 

木下秀吉 LP:3500 → 1900

 

 

「僕はこれでターンエンドです」

 

 

木下秀吉

LP/ 1900  手札:2枚

 

場:A・ジェネクス・パワーコール ATK:1700

 

「魔法・罠」: 伏せ1枚

 

遊佐 弘人

LP/ 500  手札:2枚

 

ギガンテック・ファイター ATK:4000

 

「魔法・罠」:なし

 

 

「遊佐君、また巻き返したね」

 

「ああ、しかもあいつは戦闘で破壊された場合、墓地の戦士を特殊召喚できるからな、

そしてあいつ自信も戦士族…つまり」

 

「…………実質、戦闘耐性持ち」

 

「(そうじゃ、これ以上攻め込まれたらワシは打つ手がない)ワシのターン、ドローじゃ! っ!!」

 

「弘人よ、楽しい一時じゃったがこのデュエルはワシの勝ちじゃ!」

 

「そんな、僕の場には攻撃力4000の戦闘破壊は殆ど不可能のモンスターがいます、一体どうやって!?」

 

「まぁ見とるのじゃ。ワシはリバースカード『リビングデッドの呼び声』を発動」

 

 

『リビングデッドの呼び声』

永続罠(制限カード)

自分の墓地からモンスター1体を選択し、攻撃表示で特殊召喚する。

このカードがフィールド上に存在しなくなった時、そのモンスターを破壊する。

そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。

 

 

「これでワシはジオ・ジェネクスを特殊召喚じゃ」

 

 

ジオ・ジェネクス ATK:1800

 

 

「さらに手札から『思い出のブランコ』を発動」

 

 

『思い出のブランコ』

通常魔法

自分の墓地に存在する通常モンスター1体を選択して発動する。

選択したモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。

この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズ時に破壊される。

 

 

「ワシの墓地の通常モンスタージェネクス・コントローラーを特殊召喚」

 

「チューナーが来た…けどそれでジオ・ジェネクスを2800にしても、僕のモンスターにはまだとどきませんよ?」

 

「まだこれはほんの下準備じゃ、ワシは手札から装備魔法『幻惑の巻物』を発動じゃ」

 

 

『幻惑の巻物』

装備魔法

属性を1つ宣言して発動する。

装備モンスターの属性は宣言した属性になる。

 

 

「これでジオ・ジェネクスの属性を闇属性に変更する」

 

 

ジオ・ジェネクス(属性:地 → 闇)

 

 

「また属性を…しかし今度は一体なにを?」

 

「うむお主が最強モンスターを出したように、ワシも切り札を出すのじゃ」

 

「秀吉君の…切り札」

 

「ワシは闇属性となったレベル6ジオ・ジェネクスにレベル3ジェネクス・コントローラーをチューニング」

 

 ☆6 + ☆3 = ☆9

 

 

「科学と魔術が交わる時、ジェネクスの最終兵器が生み出される。さぁ出陣じゃ!

シンクロ召喚 発進せよ『レアル・ジェネクス・クロキシアン』!」

 

 

『レアル・ジェネクス・クロキシアン』

シンクロ・効果モンスター

星9/闇属性/機械族/攻2500/守2000

「ジェネクス」と名のついたチューナー+チューナー以外の闇属性モンスター1体以上

このカードがシンクロ召喚に成功した時、相手フィールド上に表側表示で存在する

レベルが一番高いモンスター1体のコントロールを得る。

 

 

「このモンスターのシンクロ召喚に成功した時、相手の場のレベルが一番高いモンスターのコントロールを得る」

 

「何だって!? 僕の場にはモンスターが1体…つまり」

 

「ギガンテック・ファイターのコントロールはワシがもらう」

 

「…僕の手札にもう守るカードはありません。完敗です」

 

「バトル、レアル・ジェネクス・クロキシアンでダイレクトアタック!」

 

 

遊佐弘人 LP:500 → 0

 

 

木下秀吉 WIN!

 

 

 

「秀吉、遊佐君2人ともいいデュエルだったね。」

 

「ああ、ワシも何度危うい所じゃったか弘人よ。お主は強いな」

 

「ありがとう吉井君、秀吉君も、けど…僕負けちゃった。」

 

「・・・・・・・・・」

 

 

 弘人はふと自分のデッキからカードを取り出し、明久達には聞こえない位の声でまるで会話するかのように呟いた。

 

(ごめんね、君を出すことが出来なくて)

 

『気にしなくていいよ、君は頑張ったよ』

 

 

「(…ありがとう)残念だけど僕は仲間に入れないみたいだし、僕はこれで…」

 

「おいおい弘人よ、お前何か勘違いしてないか?」

 

「えっ?えっ?どういうこと坂本君、それに今、弘人って」

 

「俺は、実力を見せてくれって言っただけで勝てとは一言もいってないぜ」

 

「えっ、つまり・・・」

 

「お前の実力なら十分戦力になる。これからもよろしく頼む」

 

「良かったよ遊佐君! 全く雄二にも困ったね素直にそう言えばいいのに、遊佐君、僕からもよろしくっ」

 

「そんな、僕こそ…その、できたらヒロって呼んでほしいな友達は皆そういうから」

 

「じゃあ、僕も明久でいいよ、あと、さっきから気になってたけど、ボクら同い年なんだし敬語もなくていいよ、改めてよろしくねヒロ」

 

「勿論、俺たちも名前なり好きに呼んでいいぜヒロ」

 

「ワシからもよろしくじゃヒロ、お主とはいいデュエル仲間になれる」

 

「………大歓迎」

 

「ありがとう……明久君、雄二君、秀吉君、ムッリーニ君」

 

「………それ、名前じゃない」

 

 

 こうして僕達の仲間にヒロが加わった。大会に向けメンバーは……後1人

 

 

終わり




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