七日達が目覚めたよ!
〜留宮邸〜
俺等はまず部屋の本棚や、ベッドなどを調べていた。
「う〜ん...こんなところに手がかりなんてあるの?お兄様?」
「さあな、っと...なんか題名もなにもついていない赤い本手に入れたぜ。」
「ぶっそうなほんですね〜。」
「まったくです。」
と、潤は呆れたように言った。
「.....もうここにはなにも無いみたいだな....おい、潤、姪蘭達と先に出てろ、ちょっと野暮用を済ませるから。」
「はい、了解しました。」
「お兄様なんか用があるの?」
「ああ、ちょっとな。」
「なるべくはやめにお願いしますね〜。」
そう言って、姪蘭達は部屋を出て行った....。
「..........。」
「おい、いつまで隠れてるつもりだ?」
俺がそう言うと、クローゼットの隣の空間が歪み、幼女?みたいな女の子が出てきた。」
「あら、気付いてたのね。」
「俺が目覚めた時にすぐ気付いたよ、だから俺クローゼットだけ調べてないだろ?」
「なるほどね...。」
「さっそくだが一つ聞こうか。」
「なにかしら?」
「お前、【包丁さん】だろ?違っても人間ではないからな。」
俺がそう言うと少女は少し考え込みこう答えた。
「ええ、そうよ。私が包丁さん、あなたの願い通りのものを切りに来たわ。」
「そうか、望み通り【俺の命を切り】に来たのか?」
「そうね...でも、あなたには選択肢が2つあるわ。」
【選択肢】という言葉に俺は頭に?が浮かぶ。
「選択肢?そんなの一つしかないじゃねえか。」
「いいえ、選択肢は二つあるわ。」
「じゃあ聞こうじゃないかその選択しとやらを。」
「それは、一つ目は【このまま生き残って陽の光に怯えて暮らす】」
「二つ目は?」
「二つ目は....【私と契約をして妖怪のカミサマになる】かの二つよ。」
「どっちかか?」
「当たり前じゃない。」
「なら、俺は二つ目の方を選ぶよ。」
「本当にいいのね?」
「ああ、契約してやろうじゃないか包丁さん。」
「じゃあ、これを受け取りなさい。」
そう言って包丁さんは何かの絵が書かれたカードを4枚渡してきた。
「これは?」
「忘れ去られた妖怪や神達の世界...【幻想郷】では【スペルカード】と言われているわ。」
「スペルカード...ねぇ...。」
「ええ、あなたが本当に家族を守りたい時に使いなさい、きっと役に立つわ。」
「そうか。」
「でも、これだけじゃ契約になってないのよね。」
「じゃあ、どうやって契約するんだ?」
「あなたの両目にちょっとした契約を施すのよ。」
「どんなのだ?」
「スペルを使ったときのみ右目が赤、左目が青になるのよ。」
「そうか、わかった。」
「そろそろ私は一回消えるわね、もしあなたがスペルカードを使ったときあなたは妖怪となるわ、それと同時にあなたは幻想郷の住民となるわ。」
「そうだな、考えて使わせてもらうよ。そうだ、君の名前とこのスペル名を聞いておこうか。」
「そうね、私は椿、スペルは【断罪の判決】よ、種類は色々、持っている武器の色で分かるわ。それぞれ対応した能力が付与されるけど人の能力によっては効果は変わるわ。」
「どうなるだろうな。」
「どうかしらね。」
「じゃあな、また幻想郷で。椿。」
「そうね、七日。」
そう言って椿...包丁さんは光とともに消えた。
「....スペルカード..か、」
昔から、おかしな能力が俺にはあった、それは俺が手をかけるとこにはいつも大鎌があったことだ。
「まあ、あいつら待たせてるし、行くか。」
そう言って俺は部屋を出た....
第7話へ続く......
はい、どうも。第6話いかがでしたか?ついに始まりのスペルがここで出てきましたね。次回は最終話です、では(*^-^*)ノ~~マタネー