Charlotte irregular story 作:篠崎
今回は、今絶賛放送中のCharlotteの転生物を書いてみました
やっと落ち着いたので、前作も再開したいと思っております。
よろしくお願いします
僕には、もう生きる気力がなくなっていた。
両親からの虐待、学校でのイジメ。教師も僕の言うことを信じなかったり、無視することがほとんどである。「私のクラスにイジメをするような生徒はいません!」という、テンプレみたいな事を言っていて、その後ろで僕をイジメる奴らが笑っているのだ。
いつからこんな風になってしまったのかは、もう覚えていない。もうそんな事はどうだっていい。後一歩、踏み出すだけでこんな生活とはおさらばだ。
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ついさっき、最初で最後の復讐は終えてきた。
クラス名簿を盗み出し、僕をイジメていた奴らの家族の個人情報をネットにばら撒いた。僕の事を一番イジメていた奴の家には石を投げ込み、スプレーでそいつのしていた事を全部書いた。確か妹がいたらしいが、その妹の部屋には何十個もの石を投げ込んである。と言っても、どの部屋が妹のものかわからないから、二階の部屋全てに何十個もの石を投げ込んだんだが…
今あいつは塾だったか、帰ってきた時が楽しみだが、その頃にはもう僕は生きていないだろう。
担任の車のタンクには小さな穴を開けている。ドアを開けたら火花が出るようにライターを改造したものを車の下に仕込んである。雨の日に決行したため、あの担任は何も気づかずにドアを開いてさっき死んだと思う。学校から煙が見えるから多分だけど。
そして家には、火を放った。エタノールの原液を学校から盗み、奴らが飲んでいる酒の中に混ぜて出した。一酸化炭素中毒死するまでは起きないだろう。
これで終わり、全て終わりだ。何もしなかったら今までの生活が続き、復讐した今、生きていたとしても警察に捕まってしまうのが関の山だ。幾ら中学三年で未成年だからといって、どうなるかはわからないし、こんな世界で生きようとも思っていない。
そして僕は、アパートの屋上から、その一歩を踏み出した。
次があるなら、せめてもっといい生活が送れるようにと、神に願いながら…
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目を覚ます。
何か違和感がある。
死んだ。そう、僕は死んだのだ。なのに何故目を覚ますことができた?奇跡的に助かったのか?それだったら僕の意識があるのもわかるが………だが違う。
首があまり動かないから、目だけで左右を確認してみる。
右→赤ん坊
左→赤ん坊
いやいや、流石に赤ん坊と同じ病室に中三の男子を入れるはずがない。しかも看護師がやけに大きく感じる。
え、赤ん坊に転生?
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天城 翔(あまぎ しょう)。それがこの赤ん坊の、もとい僕の名前である。生後一ヶ月らしい。僕はこの赤ん坊に転生というか、憑依してしまったらしい。
はっきり言って何でこんなことになったのか分からない。神様になんてあってないから、毎晩泥酔している両親にバレないように見ていたネット小説みたいな展開ではない。原作があるかもどうかわからないが、看護師さんは現代の見た目と全然変わっていなかったので、ファンタジーということはないだろう。だが、心配だ。
親はマトモそうだった。少なくとも、前世の親とは大違いであった。服は高そうだったし、僕にも優しくしている。父親の方も毎日僕と母親を見舞いにてくれる。
それだけで、今は安心だ。が、まだ信じることはできない。これから、一般家庭の言う普通の生活ができてこそ、信じることができるのだから…
どうでしたか?
と言っても、まだまだ序盤なんで、もう少し待っといてください。
因みに、この作品は放送終了後の設定なので、主人公はストーリーを知っているということになってます。