記憶を失った駆逐少女   作:彗星大佐

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やぁ皆。俺だよ。
投稿……遅れてすみませんでした。
もう1作の方に気を取られ過ぎました。
これからはこっちの方も投稿して行こうと思ってますのでよろしくおねがいします。


『第7話』 記憶

響side

 

 

私は暗く、何も見えない所に立っていた。

浮いてるのかもしれない。

 

 

上も下も右も左も先が見えない暗闇の中に私はいた。

 

 

「(ここは…どこ?)」

 

 

何も見えない。 何も聞こえない。

世界から切り離されたような空間。

息も出来ない…。

息!?

呼吸が出来ず、段々と沈んでいく。

 

 

「(あぁ…そっか 私はこのまま……)」

私は死を受け入れようとした。

その時───

『君はそれでいいの?』

「(え?)」

『本当に今ここで死んでしまっていいの?』

「(うん…いいんだ 私が不死鳥と呼ばれたのは大戦時だよ 今回は不死鳥にはなれなかったんだよ…)」

『暁達の事諦められるのかい?』

「(……)」

『君はもう一度…戦う勇気はあるかい?』

「(……)」

『君は全てを思い出した その記憶と経験を受け止めてもう一度戦う事はできるかい?』

「(…怖いよ)」

『そうだろうね 君は1度沈んでる 怖いだろうね』

「(……)」

『君は…どうしたいんだい? 深海棲艦を倒したいのかい? それとも暁達を守りたいのかい?』

「(私は…私は皆を守りたい この感覚を皆には味あわせたくない)」

『なら…どうすればいいか分かるはずだよ』

「(でも…もう腕や足が動かないんだ…)」

『そんな事無いさ ほら見てご覧 あの光輝く水面を 今 皆を守る決意をした君なら 行けるはずさ』

 

 

不思議な感覚に体を包まれた。

その感覚が体を包み込んだ時体が軽くなったような気がした。

 

 

「(ありがとう 行ってくるよ 皆の所へ)」

『うん 行ってらっしゃい』

そして私は光輝く水面へと向かった。

 

響side out

 

響が倒れてから3日が過ぎた。

その3日間、鎮守府では陽動作戦の編成案が練られていた。

 

 

秘書艦である長門、陸奥。そこに大淀と提督は今日も執務室で艦隊の編成案を考えていた。

 

 

「提督 2日後はもう陽動作戦が開始される 私としてもしたくはないが響の編成は…」

長門が告げると執務室全体にどんよりとした空気が流れる。

「ッ……しかし…」

「提督…長門姉…」

 

 

その時執務室への廊下に艦娘が走る音が響き渡る。

その音は執務室前で止まり、榛名によって執務室のドアが勢いよく開かれた。

 

 

「なんだ! 今は編成案を練っているところだぞ!」

長門が軽く威圧するような声をあげる。

「し、失礼致しました しかし…」

「どうした榛名」

「提督! 響がっ! 響が起きました!」

「なっ…!」

その報告を聞いた瞬間提督は執務室から飛び出した。

 

 

暁side

響が倒れてから3日。

鎮守府では響のお世話をする当番が出来ていた。

その日は金剛型戦艦の榛名さんが当番だった。

 

 

私は当番とか関係無く毎日のように響のところに来ていた。

「響…今日であなたが倒れて3日目だよ 調子はどお?」

しかしいつもと同じように返事は帰ってこない。

「私はあんまりよくないよ…響が倒れてからあまり寝れてないの」

いくら語りかけても響は返事をくれない。

私は目尻に涙を浮かべながら響の手を握る。

「ねぇ…起きてよ響…私とお喋りしてよ…響…」

握った手がピクリと動く。

「響!? 響!」

「おはよう…暁…」

響はゆっくりと瞼を開き、微笑みながら言った。




はい どーだったでしょうか!
久しぶりの投稿ですが文字数は少ないですw
ごめんなさいw
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