真・恋姫†無双 ゼノバース 一刀伝   作:TP一刀

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設定的にはゼノバースは本編クリア後

まだ老界王神に潜在能力は開放してもらってない。

この一刀さんはまだ外史に入ってません。


継接ぎの外史

トキトキ都

 

タイムパトローラー(以降略してTP)が活動し、乱れた歴史を正しい流れに戻し、

日夜戦う戦士が拠点とする都、この都には屈強な戦士たちが数多く点在する。

 

地球という美しい惑星で育ち、あらゆる可能性を秘めた『地球人』

 

数少ない戦闘種族、強者との戦いを生き甲斐とする超戦士、『サイヤ人』

 

穏やかな性格ながらその再生力と技の多さが特徴的な『ナメック星人』

 

宇宙でも屈指の力を誇り宇宙の帝王フリーザと同じ種族の『フリーザ一族』

 

ある魔人が分裂を繰り返し生まれた超再生と戦いのセンスを持った『魔人族』

 

様々なTP戦士が戦いに明け暮れ、時には互いに切磋琢磨し、強敵と戦い、

自らよりも高みにいるものに師事し、歴史の崩壊を食い止める。

 

「あー疲れた、ベジータの運動相手も楽じゃないよ・・・。」

 

刻蔵庫へと向かう地球人の少年、この少年もTPの一人で名を『北郷一刀』、

歴史に記された多くの強敵たちとの戦いを経て魔神を打倒した地球人。

今では孫悟空やベジータ程ではないにしろ相当な力を持つ戦士である。

 

「お疲れ様です、さぞお疲れでしょう。」

 

「ウイス様、いえ、俺が好きでやってることです、ウイス様はなぜここに?」

 

「単なる気まぐれの散歩ですよ、ここには退屈しないものが多いですからね。」

 

「しかし、一刀さん、あなたは異世界の平和な時代の地球人だというのに、

よくそこまでの才能をお持ちで、驚きを隠せませんよ。」

 

「あー・・・。」

 

この北郷一刀という少年、孫悟空達が育った地球とは別の地球から来た異世界人だ。

 

初めはそれこそ少年悟空に額パンチされてぶっ倒れた化け物にも勝てないクラスの貧弱ぶりだったがあらゆる修業を経て、超戦士に張り合える戦士に育った。

 

「いきなりここに来た時は右も左もわからなかったけど、クリリンやピッコロさん、

色んな人達に指導してもらってすっかり人外の領域に来ちゃったなぁ・・・。」

 

「今ではビルス様の遊び相手になれる程度の実力をお持ちですからねぇ。」

 

「は、はははは、今じゃ呼吸感覚で気弾が操れてるよ・・・。」

 

ヤムチャから教わった繰気弾で気弾を動かしながら苦笑いする一刀だった。

 

 

 

 

ウイスと別れ、刻蔵庫に到着した一刀、そこにはトランクスと・・・化物がいた。

 

「誰が一目見たらショックで超サイヤ人化しそうな化物ですってー!?」

 

「いや、誰も化物とか言ってないから、誰だあんた、トランクスの知り合い?」

 

「い、いえ、俺もこんな人は知らないんですけど・・・。」

 

「ひどいわぁご主人様、この貂蝉との熱い夜を忘れるなんて。」

 

「誰がご主人様だ!生憎元の地球でも貂蝉なんて知り合いは・・・貂蝉?」

 

「え、まさか一刀さん・・・。」

 

「嘘つけぇ!!貂蝉ってあれだろ!?董卓と呂布を連環の計で仲違いさせた・・・!」

 

「そうよん、三国一の漢女、貂蝉よん♪」

 

バッチン♡とウィンクする貂蝉に後ずさった二人だった。

 

「ここに来たのはそちらのご主人様に三国志の外史、その修繕を頼みたいのよん。」

 

「ご主人様言うな、なんで俺に・・・外史?歴史じゃないのか?」

 

「そうよん、三国志の正史とは違う形で紡がれるのが外史なの、

実は私達が管理するその外史である異変が見られたの。」

 

「三国志の、外史で起きた異変?」

 

「あの、一刀さん、三国志とは一体・・・。」

 

聞いたことのない単語に首を傾げるトランクスに一刀は三国志のあらましを説明した。

 

「つまり、一刀さんの居た世界の歴史・・・。」

 

「何者かの介入で外史の要点が捻じ曲げられてるの、そのせいで外史は崩壊の危機。」

 

捻じ曲げられている、その単語を聞いた時にある懸念がトランクスの頭に浮かぶ。

 

「捻じ曲げられてるだと・・・まさかねじ曲がる要点で邪悪な気を纏っている奴が?」

 

「その通りよん、これが続きに続いて今や残ったこの外史は発端のこれだけ。」

 

どこから出したのか、貂蝉が取り出したのは鏡の欠片、それを貂蝉に渡され、

一刀が覗き見ると、受け取った鏡の破片からある映像が映りだした。

 

 

 

 

映るのはどこかの荒野、『あの気』を纏った3人の賊が槍を構えた女性と戦っている。

 

『くっ、こやつら、想像以上に・・・!』

 

『へっへっへ・・・。』

 

『星!』『星ちゃん!』

 

『!?いかん、稟!風!こちらに来るな!』

 

賊の内の一人は稟と呼ばれた女性を一瞥すると口を歪めて剣を・・・『投げた』。

 

『え・・・が、ぁ・・・。』

 

投げられた剣は吸い込まれるように稟の腹部に刺さり、そのまま倒れた。

 

『稟!稟ー!貴様らぁー!!!!』

 

怒りで激昂した女性は賊たちをなぎ倒すと、少し遅れ、すぐに稟に近づいた。

息を切らせて頭に人形を乗せた女性が信じられないように崩れ落ちていた。

 

『嘘・・・稟、ちゃん?』

 

『すまぬ、稟、すまぬ・・・!』

 

 

 

 

・・・映像は、ここで終わった。

 

 

 

 

 

 

「なんだよ・・・これ!」

 

鏡を持つ手が震えている、あの映像で見た女の子たちは知らない人のはずなのに、

まるで怒りでどうにかなってしまいそうなほどの感情が一刀を占める。

 

「今見えたのは間違いなく『ヤツ』の・・・!」

 

「これが今の外史、本来ならあの娘はあそこで死ぬはずじゃなかった。」

 

「他にも虎牢関で張遼や呂布が討ち取られたり、長阪で張飛が敵に突破されたり、

漢中で夏侯淵が生存して黄忠が死んだりもうめちゃくちゃなのよねぇ。」

 

「ひとつ聞くぞ、なんで俺だ?」

 

「ご主人様にしか変えられないの、外史のファクターのご主人様にしかね。」

 

「ファクター・・・。」

 

「本当ならもっと前にご主人様がこの外史に来るはずだったんだけど、

なぜか来る途中でご主人様がここに来ちゃったのよねん、探すのに苦労したわ。」

 

「・・・わかった、やってみる。」

 

わからないことは多い、だが今見えたのはかつて一人が倒した魔神の気。

もしも本当にあいつが関わっているんなら捨て置くことはできない。

 

「お願いねご主人様、ご主人様がいることでようやく外史は紡がれる。」

 

鏡から光が奔流し、それに包まれた時、一刀は刻蔵庫から姿を消した。

 

「さてトランクスちゃん、通信借りるわねん。」

 

「あ、ちょっと!」

 

 

 

 

「はぁー!」

 

広がる景色は先程と同じ、3対1の数の不利をなんとか女性は持ちこたえていた。

 

(何だこやつら、先ほどから目視できるほどの禍々しい氣を纏ってから突然・・・!)

 

「うおおおおお!力が溢れてきやがったぜー!」

 

「お、おでもなんだなー!」

 

「今ならなんだって出来る気がするでやんす!」

 

「ふ、賊徒に遅れを取る程、趙子龍の槍は弱くはないぞ!」

 

「星!大丈夫ですか!?」「星ちゃん!」

 

「あーまだ女がいたのか?」

 

「あいつらからかわいがってやるんでやんす!」

 

「な、二人共、早く逃げろ!」

 

「いかせないんだな。」

 

「邪魔をするな、どけぇ!」

 

奮戦する趙雲だが賊徒の剣は鏡の内容と同じように稟たちに・・・刺さらなかった。

 

「・・・え?」

 

「な・・・。」

 

「だ、誰だてめえ!」

 

「通りすがりの、タイムパトローラーさ!」

 

かくして一刀は外史に舞い降りた、超絶な力を持つ、天の御遣いとして。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

斯くして外史は紡がれる、多くの異分子を含んで。

 

 

 

 

「リクーム!」

 

「バータ!」

 

「ジース!」

 

「グルド!」

 

「か、一刀!」

 

「ギニュー!」

 

「み!」「ん!」「な!」「そ!」「ろ!」「って!」

 

「「「「「「新生!ギニュー特選隊!」」」」」」

 

「・・・はぁ?」

 

「ぐー。」

 

「お?おぉー!?」

 

「え、ちょ、星!何そのヒーローショーを観てはしゃぐ子供みたいな反応!?」

 

 

異分子を含んだ外史は歪んだ歯車で回り続ける。

 

 

「おまえ、強い、でも今の恋はもっと強い・・・!」

 

「恋殿?恋殿!?」

 

「あいつに操られてるとはいえ、天下無双の名は伊達じゃないな、行くぞ!」

 

 

時代のうねりとともに終局へと向かう。

 

 

「き、貴様は北郷一刀だろう!何だその桁外れの力は!?」

 

「お前が俺をあっちに飛ばしたのが悪い、自業自得だ、左慈!」

 

 

この先の外史は、超戦士に委ねられた・・・。




※注※俗にいうラスボスに洗脳されるとミスターサタンでもサイヤ人クラスに強くなる

最後のやりとりがやりたかっただけかも

100%酒と勢いで書きなぐったので続編に続くか未定
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