IS インフィニットストラトス 何かがおかしい一夏の無双物語 作:刹那の幻影
一夏はIS学園でどう過ごすのか
IS、正式名称インフィニット・ストラトス
本来宇宙空間での使用を考え作られたマルチフォーム・スーツだったがこのISには重大な欠陥があった
女性にしか使用出来ない事だ
更にISは現行の軍事兵器を凌駕する力を持っていた事もあり一部の国を除き世界が女尊男卑に染まるのは当然の事だった
そのISを学ぶ為に日本に作られた学校、IS学園に俺はいる。理由は何故か女性にしか反応しない筈のISを男である俺が動かせたからだ
それはともかく
「どこを見ても女子ばかり・・・流石IS学園だ」
前後左右女子ばかり。これは結構キツイ
「まあ良い。作りかけの設計図を作成しとこう。確か戦車に可変機能を持たせた機体だったな」
ーーーーーー
「ー斑君。織斑君」
ふと気がつくと名前を呼ばれていた
「あの、自己紹介何だけどお願いできるかな?」
「あ、はい。分かりました」
自己紹介か・・・
「俺は織斑一夏と言う。好きな事は研究、開発で特技は設計だ。これから一年間よろしく頼む 」
そう言って着席したが
『・・・・』シーン
クラスが静まったので何かおかしかったのだろうか?
『き、きゃあああああっ!!』
『クール系のイケメン!!』
『凄く格好いい』
教室全体に黄色い声が響く
あまりの声の大きさに耐えきれず俺が耳を押さえていると
「何だ?騒々しいぞ」
「あ、織斑先生。会議の方は終わったんですか?」
「ああ、無事に済んだ。山田君、クラスの挨拶を押し付けて悪かった」
「いえ、私も副担任ですから」
我が姉、織斑千冬が登場した
「へぇ、千冬姉はここで教師をやっていたのか」
「ん?一k・・・こほん、織斑か。ああ、IS委員会の方から言われてな。幸いにも教員免許を取得していたから助かった。後学校内では織斑先生だ。次から気を付けるように」
と、そこまで千冬姉が言ったところでまた黄色い声が上がった
『きゃぁぁぁぁっ!!本物の千冬様よ』
『千冬様に会いたくてIS学園を受けました!!』
『ねえ?今織斑君千冬様の事千冬姉って呼ばなかった?』
『じゃあもしかして千冬様の弟さん?いいなぁー』
「静かにしてくれ。山田君、自己紹介はどこまで終わっている?」
「えっと、織斑君のが終わりそこで止まっています」
「なら織斑の次から自己紹介を再開してくれ。それが終わり次第授業を始める」
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休み時間、俺は完成した設計図を元に専用のPCで機体の動きなどを確認していた。すると
「一夏、ちょっといいか?」
と、声を掛けられたので声の聞こえた方向を見てみると
「あれ?箒か?久しぶりだな」
そこには俺の幼なじみの篠ノ之箒がいた
「ああ、久しぶりだ。それで姉さんは元気か?」
「ああ、相変わらず元気だ。この前箒の専用機を作ってたし。・・・確か第4世代の機体を作ってたな」
最後の部分は周りに聞こえないように言う
「そ、そうか。元気なら良いことだが・・・はぁ」
「そう言えば剣道の全国大会に優勝したんだったな。おめでとう」
「知っていたのか」
「ああ、新聞にも載っていたしな」
「そうか。ありがとう」
そうやって色々雑談している内にチャイムが鳴ったので箒はまた後でと言って自分の席に戻っていった
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「ここまでで何か分からない人は居ませんか?」
授業が始まりある程度進んだ所で山田先生が質問する。まあここら辺は基礎なので分からない人は居ないだろう
「居ませんね。何か分からない事があったら遠慮せず聞いて下さいね。分からないままだと後に大変な思いをしますから。では続けます」
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あの授業も無事に終わり二回目の休み時間
新しい設計図を書いていると
「ちょっとよろしくて?」
今度は知らない奴から声を掛けられた
声のした方向に顔を向けるとお嬢様系の偉そうな奴がいた
「何か用か?」
「まあ、何ですのその返事は。私、セシリア・オルコットが声を掛けているのですからそれ相応の態度があるのではなくて?」
あ、こいつは典型的な女尊男卑に染まってる奴だ。鬱陶しい
「で、結局用件は何だ?」
「世界初の男性IS操縦者と聞いて声を掛けましたがとんだ期待はずれでしたようね。まあ私はイギリス代表候補生で優秀ですから? あなたの様な人間にも優しくしてあげますわよ? ですのでISの事で分からない事があったらまあ泣いて土下座して頼み込むのなら教えてさしあげてもよくってよ。何せ私は入試で唯一教官を倒したエリートですので」
いちいち人を苛つかせるなコイツ。俺の大嫌いなタイプの人間だ
「お前に教わる事など無い。それに俺は忙しい。とっとと自分の席へ帰れ。大体俺も教官を倒している。お前だけではない」
まあ俺の担当教官は油断してたし何より反応速度が遅かったので簡単に倒せたが
「うん?聞き間違いかしら?貴方も教官を倒したって聞こえましたが」
「そうだが?それがどうした」
「わ、私だけと聞きましたが?」
「どうせ女子の中だけだろ」
と、言った直後チャイムが鳴った
「チャイムが鳴った。早く席に帰れ」
「ま、また来ますわ。話の続きはその時に」
「もう来るな」
全く、無駄な時間を使った
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「では授業を始める前にクラス代表を決める。誰か居ないか?自薦、他薦どちらでもいい」
『はい、織斑君が良いと思います』
『私も』
『私も』
どうやらクラスの殆どが俺をクラス代表にしたいらしい。俺としては機体の稼働データが取りやすくなるから良いんだけど
「待ってください!!納得がいきませんわ!!」
さっきのイギリスの代表候補生が文句を言い出した
「男がクラス代表だなんて認められませんわ。大体教官を倒したとか言ってましたがどうせマグレですわ。なのでクラス代表になるべきはこの私、セシリア・オルコットであるべきです。そもそも私はこのような後進的で劣等な島国に仕方なく来ているのであってここで暮らすのも苦痛なのです。それなのに男だからと言う理由でのクラス代表への選出、断じて認められませんわ」
一気にまくし立てたな。だけどアホなのか?そんな日本を侮辱する発言して
「ふむ、その発言はイギリスの総意として受け取っても良いのだな?セシリア・オルコット」
俺がそう聞くと
「どう言う意味ですの?」
まるで意味が分からないと言う顔をしていたのでしょうがないから説明してやった
「分からないのか?代表候補生の発言はその国の発言として捉える事ができる。そしてお前は日本を侮辱した発言をした。つまりイギリスから日本へ宣戦布告と受け取れる」
この言葉によって正気を取り戻したのか顔を青くしながら日本を侮辱した発言を撤回した。だが
「ですが私はやはり男がクラス代表なんて認められません」
と、引く気が無い様子なので俺から一つ提案した
「そんなに俺がクラス代表になるのが嫌なら試合を行いその勝者がクラス代表と言うことでどうだ。織斑先生、アリーナはいつ使えますか?」
「一週間後ならば使用可能だ。試合を行うなら予約はこちらでやっておこう」
「だそうだ。どうする?セシリア・オルコット」
「その試合受けますわ。完膚無きまでに叩き潰してあげますから覚悟しなさい」
こうして俺とセシリア・オルコットの試合が決定した
一夏のチート化はまだまだ進行します