世界を揺るがす男   作:ヤハハ

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どうも、冬なのにアイスを食べている筆者です。
久しぶりの投稿となります。
待たせてしまい申し訳ございません。
今回の話でインペルダウンは終わりになります。
本格的な頂上戦争編は次話から投稿いたします。
さて、このお話もいよいよ9話目に突入です。
あと一話で、10話目!
頑張ります(*´ω`*)






それでは9話目《再集結》です!
どうぞ!!


再集結

俺、リファーの逮捕から早一年。

とうとう、待ちに待った脱獄の時が近づいてきた。

同じ部屋にいるクロコダイルに電伝虫に音声が入らないように小声で話しかける。

 

 

「おい、クロコダイル。頃合いだ。脱獄を開始するぞ。」

 

 

「クハハハハ!!!やっとか。待ちくたびれたぜ。シャバの空気を吸いに行くか。」

 

 

「クハハ、じゃねぇよ!少し小さめに話せ。」

 

 

会話を終え、一年間溜め込んだ極上と言っても過言ではない程の覇気を込めた一撃を錠と枷に叩き込む。

それにより、いままで俺を縛り付けてきた物が粉々になり、ようやく自由が戻った。

その後、見聞色を使い、電伝虫の位置と数を把握する。

50匹といったところか。

東に14匹、西に21匹、南に5匹、北に10匹か。

その全ての電伝虫に電気を流し込み、情報を遮断する。つまり今は何をしても看守側にはばれないというわけだ。

 

 

「よし。次はクロコダイルお前だ。動くなよ。」

 

 

地獄の修行で鍛え上げた生命帰還を使い、髪を自由自在に操作する。

インペルダウンはLEVEL1も2も3も4も5も6も全て同じ鍵で出来ている。

その鍵穴を想像して、いわゆる合鍵と言うものを髪の毛で造り出す。

そして髪の毛を武装色で硬化する。

それをクロコダイルの錠に差し込む。

 

 

「フン。お前から言われた通り、白ひげの野郎には手を出さねぇよ。海軍本部・マリンフォード。上等じゃねぇか。」

 

 

「じゃあ予定通り、クロコダイル。お前は看守室にある俺の刀と錠の鍵を。俺はハンコックとジンベエを解放するから。一旦別れるぞ!!!死ぬなよ。」

 

 

「てめぇこそな。」

 

 

軽い挨拶を済ませて、おれとクロコダイルはそれぞれ別方向に向かっていく。まずは、ハンコック!!!

 

 

「ハンコック!?無事か?!!!」

 

 

「り、リファーか!妾は無事じゃ!」

 

 

「よかったぁ!!!!!いますぐ出すから。一年前はホントに悪かった。」

 

 

「いいのじゃ。こうして助けてきてくれただけで妾は良いのじゃ。」

 

 

おれはまたまた生命帰還で鍵を造り上げ、武装硬化で固めて鍵を開ける。

 

 

「ありがとう、リファー!!」

 

 

「ホントにごめんな。謝って済むことではないのは分かってる。でもこうでもしないと俺の気が収まらねぇ。」

 

 

おれはハンコックの前で地に頭を伏せ、ジャンピング土下座を披露する。

そう、あれからと言うもののハンコックに対する罪悪感が甚だしいのだ。

アマゾンリリーはどうなっただろうか。

 

 

「や、やめるのじゃ!!妾はもう気にしてはおらぬ!」

 

 

「ほ、ほんとう?」

 

 

「ほんとうじゃ。」

 

 

「ホントのホントに本当???」

 

 

「ホントのホントに本当じゃ!!」

 

 

「!!ありがとうなハンコック。これからも俺の仲間でいてくれるか?」

 

 

「!!もちろんじゃ!!これからもよろしく頼む。」

 

 

「それじゃ、インペルダウンを出たら一旦別れよう。」

 

 

「???何故じゃ?」

 

 

「俺は今からマリンフォードに行かねばならん。弟を救わないと。新聞に書いてある限りでは、もう始まっている筈だ!!」

 

 

流石にハンコックを死の境地へ連れていくわけには行かない。

マリンフォード頂上戦争。

白ひげとかいう怪物や七武海の強者達、海軍本部の猛者達が鎬を削って戦闘している、まさしく地獄絵図。

一年前なら俺も怪物並みに強かった筈だが、一年間も牢の生活をしてれば腕も落ちる。

その中でハンコックを庇いながら戦うのは少し厳しいだろう。

けれども、ハンコックはどれ程俺に対して従順なのだろうか、

 

 

「前にも言わんかったか?妾はリファーとならどこへでも行くと。例えそれが、海軍本部であろうとも、リファーと共になら構わん!!」

 

 

こんな事を口にした。

確かにハンコックは強い、そんなことは俺は百も承知してる。

しかし、一年前の愚行が邪魔をしてハンコックが来てくれることを素直に喜べない自分がいる。

 

 

「で、でも!あそこは本当に危険な場所なんだ!俺だけでなく、ハンコックも危険な目に会うかもしれない。」

 

 

「妾はリファーの婚約者であり、仲間であり、妾から見てリファーはかけがえのない人なのじゃ。妾も行って共に戦いたい。」

 

 

・・・・駄目だな、こりゃ。

ここまで信念を持ってるようじゃ、俺が何を言おうとも折れないだろう。

仕方ない、賭けてみるか。

俺の.....いや、俺らの絆を。

 

 

「.......分かった。なら俺と一緒に来て、共に戦い、そして一緒に無事に帰って、新世界に行こう。本当にありがとうな。」

 

 

「まあ、妻として当然じゃな。ところで、手段はもう決まっておるのか?」

 

 

「大体だけど、まず七武海のジンベエの解放だ。次に新しく仲間になったクロコダイルの仲間達を脱獄させ、インペルダウンの大脱獄作戦を決行する。あと、署長のマゼランが出てきたら俺が相手するから先に進んでてくれ。後は地上に出たらジンベエの力を借りて、軍艦を奪う。まあこんなところだな。」

 

 

「なるほどの。それではまずはジンベエの所にいこうかの。」

 

 

会話を終え、俺とハンコックはLEVEL6 の奥の方に移動し、横長の牢で立ち止まる。

 

 

「お前か。海峡のジンベエってのは?」

 

 

「そうじゃが。お前さんは何者じゃ?なぜ外におる?」

 

 

「俺らは今脱獄してんのよ。俺の名前はモンキー・D・リファーだ。」

 

 

「なんと!!!お前さんがエースさんの兄者か!!.......わしはこの戦争に反対した事でここにおる!!!頼む!わしに死に場所をくれ!!!!」

 

 

「もとからそのつもりだよ。待ってろ、いま出すから。」

 

 

髪で鍵を造り上げ、ジンベエを解放する。

こいつがいねぇと脱獄できねぇからな。

 

 

「かたじけない!!!」

 

 

「時間がないんだ!!急ごう!!ハンコックも!!!」

 

 

おれはそう言い、ハンコックの手を掴み迅速の如く走り出す。

途中でハンコックが変な声を出してたが、気のせいだろう。

それよりもクロコダイルうまくやってるかな。

と、思っていると、階段が見えてきた。

横には今まで縞模様の囚人服を来ていたクロコダイルだが、いつものコートに着替えている。

 

 

「よお、クロコダイル。刀ありがとうな。早かったじゃねぇか。」

 

 

「ああ。俺は元々暗殺向きだからな。」

 

 

「そなたがクロコダイルか。妾のリファーには指一本触れさせんぞ!」

 

 

「そんな気持ち悪ぃ趣味はねぇよ。」

 

 

「クロコダイル。オヤジさんには手出しさせんぞ!!」

 

 

「そのつもりもねぇよ。急いで出るぞ!時間ねぇんだろ?」

 

 

「そうだったな。急ごう!!」

 

 

俺ら、クロコダイルとジンベエとハンコックと俺で階段を駆け上がる。

階段を上がっていると、段々と凍てつく空気が肌を刺す。

これは恐らく、LEVEL5の影響だろう。

でも確かLEVEL5って電伝虫が無かったフロアだよな?

 

 

「よし、扉を開けてくれ。」

 

 

「ふん。扉なんざ無意味。この右手は乾きを与える。」

 

 

クロコダイルが扉を砂に還らせた。

スナスナの実も便利でいいなぁ。

 

 

「サンキュー、クロコダイル。って寒っ!!」

 

 

扉がなくなり、俺らの視界に入ったのはただ一面の銀世界。 

絶対LEVEL6 よりこっちのほうが嫌でしょ。

っ!ハァ~、寒い寒い。

全速力でLEVEL5を走る中、白い世界には見馴れない黒いマントを羽織った男とその仲間達であろう者達が現れた。

!!!!コイツは原作では瀕死状態だった白ひげを銃弾の雨で殺害し、その後に何らかの手口でグラグラの実を奪い取った海賊。

マーシャル・D・ティーチ。

通称"黒ひげ"。

 

 

「ゼハハハハハ!!こりゃすげぇメンツだなぁ!!電の王・リファーに海賊女帝ボア・ハンコック!!更には、元王下七武海のサー・クロコダイル!!!そして、王下七武海の海峡のジンベエ!!!!」

 

 

ここに来て、今まで大人しかったジンベエがが一変し、怒りの形相を露にしている。

 

 

「ティーチ!!!貴様がなぜここにおるんじゃ!!!!」

 

 

「ジンベエ。そういやお前はエースと仲が良かったな。確かに俺がエースをぶっ倒したが、俺を恨むのはお門違いだ。」

 

 

今、ティーチを倒してやってもいいんだが、ここでコイツらと闘うのは下策だな。

深く原作でも書かれていない能力に加えて、仲間達もいる。

今は一秒でも時間が惜しい。

 

 

「悪いが、ティーチだったよな?そこを退いてくれるか?急いでるんだ。」

 

 

「ゼハハハ。お前は頭が切れるようだな。あぁ、無駄だとは言わねェ。この世に不可能という事は何一つねぇからな。空島もあったんだ!!"ひとつなぎの大秘宝"もそうさ!!必ず存在する!!」

 

 

なんか、こいつの瞳にはすっごい、馬鹿でかい何かが見える。

相当な野望を持ってるんだろう。

 

 

「わずか数時間後おれ達が!!世界を震撼させる最高のショーを見せてやる!!!」

 

 

「構うなリファー君!先を急ごう!!」

 

 

ジンベエも怒りは沈めて、時間を優先している。

まあ、また海軍本部で会えるんだ。

運が良かったら勝つこともできる。

俺達はLEVEL4への階段を登り、ティーチたちはLEVEL6へと向かっていった。

また同じく扉をクロコダイルに任せて、砂に還らせる。

向こう側灼熱のフロアに見えたのは黒い巨体。

コートの背中からは翼があり、帽子からは角が。

どう見てもマゼランだ。

その後ろには何人もの看守が。

あれ?なんで見つかってんだ?と思うと同時に看守たちが叫ぶ。

 

 

「こ、こちらLEVEL4!LEVEL6 より逃れた囚人、七武海ジンベエ!!電の王・リファー!!海賊女帝・ボア・ハンコック!!元王下七武海クロコダイル!!あ、あ、表れましたぁ!!!!応戦します!!」

 

 

と、言って覇気も、海楼石も備わってない只の銃弾を俺らに向けて放ってくる。

・・・・・・弱すぎるな。

俺はサンダールームを展開して、放たれた銃弾を電気のエネルギーで全て地面と垂直に落とす。

と同時に看守全員に電気を流し、感電状態にして意識を失わせる。

サンダールームを消失させて、マゼランと一対一に持っていく。

 

 

「やってくれたな!!電!!!!」

 

 

「クロコダイル!!お前は部下を解放しながら先へ進め!!ジンベエとハンコック!!!ジンベエとハンコックはそのまま地上へ出て、軍艦を奪っておいてくれ!!俺は少し、コイツに時間がかかる!全員、地上で落ち合おう!!!」

 

 

「「「了解!」」」

 

 

皆が俺の前から走って消えていく。

 

 

「いいのか?見送っちまって?」

 

 

「止めてもお前が俺のことを止めるだろう。それに、俺はお前で手一杯だ。残りはハンニャバルに任せた。」

 

 

「へっ!そうかいっ!!」

 

 

電神剣を鞘から引き抜き、新たな技を披露する。

 

 

「参の舞、竜怨の構え!!!」

 

 

おれはその場に独特の構えを取ったまま動かずに敵の攻撃を待つ。

参の舞は緊褌一番、つまり相手の攻撃を自分のチャンスにする技だ。

 

 

「なにをする気か分からんが、お前には最初から全力で行かせてもらう!!」

「毒の巨兵・地獄の審判!!!」

 

 

マゼランの後ろに毒の巨大な造形物ができた。

それにあの動き、まるでマゼランと連動して動くみたいだな。

厄介な物を隠し持ってやがったな。

しかも毒の広がり様を見ると、石でもなんでも毒が感染するように、どんどんと広がっていってる。

ふん、面白い。

負けて死んだらそれまでの男だったって事だ。

もちろん、負ける気はないがな。

そして、マゼランが腕を上げて俺に振るってきた。

俺は竜怨の構えを取ったまま動かず、カウンターの期を狙う。

・・・・・・・・・きた!!!

腕が俺の頭すれすれに、丁度中央辺りに来たとき、今まで構えていた竜怨の構えから横に弐の舞を一閃。

毒はみるみるうちに真っ二つになっていき、主であるマゼランにも衝撃による斬り傷を負わせた。

 

 

「弐の舞、電光の一閃!!!」

 

 

技名を詠唱して、マゼランの次の動きを伺う。

先程までの毒は消え去り、埃だけが俺らを包んでいた。そんな中、埃を大きく上げながらマゼランはどしりと立った。

 

 

「ハァ、ハァ、ハァ。ここは地獄の大砦。お前らをみすみす逃がすわけにはいかん。これで最後だ。」

「毒竜!!!!!!」

 

 

恐らく、残っている全てを賭けて俺に挑んで来てるのだろう。

普通サイズより二倍程大きい毒竜を出してきた。

なら俺も力を出して応えよう。

 

 

「俺は兄弟を助けるため、お前を倒して先に進む。例え死んでも恨んでくれるな。手加減はしねェ。」

「電体武人!!!」

 

 

体が蒼く発光し、電気の体となった俺。

この技は体に俺の最大ボルトの電圧をかけることで、細胞の活性化を図るドーピング技。

すなわち、身体能力を極限以上に引き上げる。

ギア2と同じ様だが、血液ではなく体にある全ての細胞を強化している。身体能力の飛躍率はギア2の比ではない筈だ。

 

「いくぞ!!電!!」

 

「来い!!マゼラン!!」

 

静寂を破り、先に動いた俺はマゼランの前方上空に電気の速度で移動する。

サンダールーム内では瞬間移動が可能だが、常時は電気の速度で移動が可能なのだ。

電気の速度は人間の感覚の速度よりも早い。

俺が移動してからカンマ数秒後、マゼランははっと気付き俺の方向へ毒竜を投げてくる。

俺は最初から来ると分かっていたので、毒竜が投げられた直後にマゼランの右側に移動。

そして、左側に移動。

この行動はマゼランの視覚から見れば俺が複数人いると脳が認識してしまう行動である。

それにより、マゼランが朦朧としてる中、俺はマゼランの真正面に移動する。

そして、こう告げる。

 

 

「これが俺とお前の力の差だ。残念だが、お前では俺には勝てない。」

「肆の舞、炎電無双!!!」

 

 

腰から電神剣を抜き、新たな舞、炎電無双を繰り出す。炎電無双は電気の熱を利用して何百万にも及ぶ炎を刀身に纏わせ敵を斬りつける技。

その姿はまさに無双。

それをくらったマゼランは無気力に前のめりに倒れ伏した。

なんとか、倒しきれたな。

しかし、電体武人は身体への負担が大きく、そんなに使っていい様な技ではない。

加えて、効果時間もあまりないので、早めに決着を着かせなければ、俺の体は内部から崩壊する形になってしまう。

今のマゼラン戦で少し体が重くなったが、とりあえず先を急ごう!!!

俺は倒れているマゼランを一瞥し、LEVEL3へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーインペルダウン海上1階の正面入口ーーー

 

 

 

 

「遅せぇな、リファーの奴。せっかく副署長と名乗る阿呆も倒して、コイツらを出すのに時間を掛けたってのに、まだ来てねぇなんてな。」

 

 

「!!ボス、来ました。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お!あれはクロコダイルの部下達だな。

なんか、すごいバラエティーに拘ってるな。

上半身露出してるハゲや、頭の上で両手を合わせてクルクル回ってるオカマや、メガネかゴーグルか分からないものをかけているオタクがいた。

掛ける言葉が見つからないので、とりあえず分かりきってるがクロコダイルに話し掛ける。

 

 

「よう、クロコダイル。無事で何よりだ。こいつらは?」

 

 

「コイツらは俺が昔に興していた秘密犯罪会社・バロックワークスのオフィサーエージェント達だ。順にMr1、Mr2、Mr3だ。足手まといにはならないだろう。Mr1は戦闘員、Mr2は他人の変装が可能、Mr3は蝋を応用して使うことができる。」

 

 

すると、あちら側から話しかけてきた。

 

 

「俺はダズ・ボーネスだ。宜しくな、船長。」

 

 

笑顔は無いが忠実性の強そうな、そんな人物。

 

 

「あちしはボン・クレーと言うのよう!宜しくね、リフちゃん!!」

 

 

逆に笑顔が凄くあって責任感や友情が厚そうな人物。

 

 

「私はギャルディーノだガネ。宜しくだガネ。」

 

 

そして、笑顔も忠実性も友情もないが、突っ込みに長けている人物。

 

 

「おう!!宜しくな!!俺はモンキー・D・リファーだ!!仲良くやろうぜ!!」

 

 

すると、なにか糸が切れたかのようにボン・クレーとギャルディーノは腰を下ろした。

 

 

「なによぉ~。0ちゃんが認めた男だから相当の悪党かと思っていたら普通のいい人じゃない~。ジョーダンじゃないわよ~~。」

 

 

と、言ってボン・クレーがまたクルクルと笑いながら回りだした。

 

 

「はぁ、私としたことが読み違えたガネ。私も同じくボス以上の悪党かと思っていたガネ。疑ってすまんガネ。」

 

 

「いやぁ、クロコダイルには敵わないよ。ボンちゃんとオタクでいいかな?」

 

 

「お、オタク?」

 

 

戸惑うギャルディーノを無視し、港の方へと歩みを始める。

 

 

「クロコダイル。軍艦は?」 

 

 

「ジンベエと女帝が奪いに行った。あの霧の向こうに見える一隻の軍艦がそうだろう。」

 

 

「ん?もう此方の方向へ引き返して来てるぞ。奪い終わったのかな。」

 

 

それから数十分後、ジンベエとハンコックを乗せた軍艦にクロコダイル達と共に乗り込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ジンベエとハンコック!無事で何よりだ!マリンフォードへと急いでくれ!」

 

 

「しかし、リファーくん。その前に一つ大きな問題があってのう。正義の門が開かん限り、儂らは永遠にここからでられんのじゃ!」

 

 

「そこはこの俺がいるんだ。任せてもらおう!!」

 

 

「???」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正義の門手前にて

 

 

 

 

 

 

「よし!!それじゃ、お前ら一旦下がっててくれ!!」

 

 

俺は軍艦の船首に立ち、仲間達を船首の方から下がらせる。

そして、正義の門へと腕を伸ばし、技を発動する。

 

 

「Thunder breaking the gates of justice」

 

 

「英語か。随分と博識だな。」

 

 

流石クロコダイルだね。

英語を知ってるなんて。

まぁ、これは前世での曖昧な英語の知識を組み合わせて作った英文だから、凄く意味が分からないと思うんだけどなぁ。

 

 

「The rulers of the electric charge of all . Is familiar with the foot becomes a hand our(全てを司る電の支配者よ。我の手となり足となれ)!!!」

「電の支配者(サンダールーラー)!!!」

 

 

詠唱し終えると同時に腕から超高質力の電気が正義の門へと飛んでいき、その後まもなく正義の門が開門した。

 

 

「!!???」

 

 

後ろで驚いてる仲間がいるが、この原理は単純明快。

原作では動力室と呼ばれる正義の門の開閉の為のスイッチがあった。

俺はその回路を電気で操作しただけだ。

しかし、この何千万tにも及ぶ重い扉を開けるには今くらい大きい電気を使わなければ開けられない。

これでまた一つ体に負担が大きくなるが、この際仕方がない。

 

 

「さあ、行くぞ!!海軍本部・マリンフォード!!!」

 

 

「「「「ぅお~~!!!!」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー時同じくして、海軍本部・マリンフォードーーー

 

 

 

 

ここは三日月状の地形を持っている島、海軍本部・マリンフォード。

ここでは先刻から傘下の海賊団含む白ひげ海賊団と海軍の鋭勢達が白ひげ海賊団二番隊隊長エースの処刑を巡って戦争をしている。

そんな折に、海賊船に乗っていた白ひげは不敵な笑みを浮かべながら、呟く。

 

 

「グラララ。何か企みやがったな?智将"仏のセンゴク"・・・・!!」

 

 

そして、処刑台にいる英雄ガープは家族であるエースの処刑に対して涙を流しながら海軍である自分の責務を果たそうとしていた。

 

 

 

刀と刀がぶつかる音や銃声の音、人の騒ぎ声や呻き声が鳴り止まないマリンフォード。

そのマリンフォードの上空に一隻の軍艦が島に向かって降下していた。

それにいち早く気がついた海兵は指を指しながら、声を上げる。

 

 

「あ、あれはなんだ!!?」

 

 

近くにいた一人の海兵も気付き、その方角を見る。

 

 

「あれは............軍艦?!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー時は少し遡り、ここはリファー達が乗っている軍艦ーーー

 

 

 

俺らは今、海軍本部に入るための正義の門の近くにいた。

何故かただいま絶賛海門中なのである。

原作の通りだと、確か黒ひげの仲間の催眠術師が海兵に催眠術を掛けて通れたんだよな。

まあ何の手も使わないで開いたのは此方としても有り難い。

周りでは驚きの声が上がっているが、詳しくは話さないでおこう。

 

 

「皆!驚くのも構わないが、急ぎたいんで軍艦を飛ばすぞ!!!近くにある物に掴まっておいてくれ!」

 

 

するとオタクは驚いた様に話し掛けてきた。

 

 

「軍艦を飛ばす......?なに馬鹿な事いってるんだガネ。こんな重量がある巨体の船が飛ぶ訳ないんだガネ。」

 

 

まあ、確かに軍艦は大きい。

小舟を飛ばした、電撃砲では海軍本部までは届かないだろうな。

........ならあれをつかうか。

 

 

「Mr3。常識の範囲で不可能だとしてもリファーの奴ならそれができる。何故ならあいつは正真正銘、化け物だからだ。」

 

 

「相変わらずクロコダイルは酷いな!化け物呼わばりするな!!!とりあえず、急上昇するから安全確保しといてね!」

 

 

と言い残し、一人で俺は船尾の方へと向かう。

俺も安全確保の為、柵に捕まりながら船尾から海へと腕をかざし、技名を言う。

 

 

「....絶・電撃砲!!!!」

 

 

放たれた巨大なエネルギーの塊。

その風圧で巨体の軍艦は空へ走り出す。

絶・電撃砲は従来の電撃砲の威力を何倍にも引き上げ、引き伸ばした技。

それは何tにも及ぶ軍艦を空に飛ばせるほどの破壊力。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それにより、リファー含むインペルダウン脱獄組を乗せた軍艦は一直線に海軍本部・マリンフォードへ向かっていった。

彼らが挑む戦争の名は、後の世間までその名を轟かすほどの大戦争、マリンフォード頂上戦争。

白ひげ海賊団、海軍本部、電の王リファー、そして麦わらのルフィ、革命軍参謀総長サボ。あらゆる方面の猛者達が海軍本部・マリンフォードで暴れまわる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回は文字数が少し多いです。
読みづらい!、と思った方申し訳ございません。
次回からはマリンフォード頂上戦争編に入っていきます。
楽しみに投稿をお待ちください。







ご感想やご指摘、誤字脱字、ご不明な点などがありましたら、感想に書いて頂けると幸いです。





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