モモナリですから、ノーてんきにいきましょう。   作:rairaibou(風)

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キャラクター紹介
・モモナリ(オリジナルキャラクター)
 この頃は20代前半、まだまだ趣味を探しているがたまには強い相手と戦いたい。
 当然このこともエッセイに書こうとしたがまたもや編集に止められた



セキエイに続く日常 75-ラジオ局ホラーツアー ②

「あれ、ユーゴさんは?」

 

 再び踊り場に集まった彼らの中で、一番にその男の不在に気づいたのは警備主任のコンドーであった。

 彼らが後ろを振り返れば、確かに先程まであからさまな不機嫌を撒き散らしていたはずのその役員がいなくなっている。

 

「体調でも崩したんじゃないですか」と、モモナリはハイツカの横に陣取っていたゴルダックをボールに戻しながら答える。それに対する興味の無さを全身で表現していた。

 

「連絡してみましょう」

 

 タニはスーツの内ポケットからポケギアを取り出し、電話帳機能を開く。毎日連絡を取り合うわけではないが、月に何度かは仕事の話をすることもある、その番号を取り間違えることはない。

 だが、それを耳に当て数秒の沈黙の後に、彼はそれがまるで急に熱を帯びたかのように機敏に耳から離すと、怪訝な表情となって言った。

 

「おかしい、繋がらない」

 

 そして、もう一度それを耳に当てて続ける。

 

「というより、ポケギアが故障している」

 

 彼は、簡素が故に今まで故障の気配すら見せなかったそれが、不快なノイズしか発しなくなっていることに動揺を見せている。

 

「私が連絡しましょう」と、コンドーがポケギアを取り出す。これまで彼に連絡したことはないが、今日のために念の為と登録していた新しい番号だ。

 

 そして、彼もまたポケギアを耳に当てたまま、声を震わせる。

 

「電波が、遮断されている」

 

「んなアホな」と、コサコも同様にポケギアを取り出し、通話履歴の一番上にあった男友達に連絡を飛ばそうとしたが、彼女の耳にも、同様に不快なノイズしか届かない。

 

 メーカーも機種も違う三つのポケギアが同時に故障することなどあり得るだろうか。否、彼らはそう考えなかった。

 それが端末の故障が原因でないのならば、原因はそれらが平等に扱う電波の方にあるであろうことを、彼らは瞬時に理解する。

 そして、何らかの脅威にとって、自分たちが身につけている端末よりも、電波そのものの方が操りやすいということがあるのかもしれないと。

 

「先ほど、本部には連絡できたんですよね?」

「え、ええ、まあ」

「それなら、その後にこのようなことになったということなんですよね?」

「そ、そうなります」

 

 さすがのタニも若干の動揺を見せているが、コンドーのそれは比較にならない。

 

「そんなこと、あり得るんやろか」

 

 コサコもまた、その規模の大きさに冷や汗を流している。

 

「ゴーストポケモン達が、電波に介入なんて」

「一度仮眠室に引き返して彼を探すほうが良いのでは」

 

 その言葉に、しびれを切らしたモモナリが手を振って何かを言おうとしたが、それよりも先にハイツカの声が踊り場に響く。

 

「先に、進みましょう」

 

 それに、タニが返す。

 

「しかし、人が一人いなくなっているわけですので」

「元々、体調が優れない人は仮眠室で待機するという話でした。もし、おじさまが仮眠室で休憩しているのならば、私達にそれを責める権利はありません」

「責めたいわけでは。彼の安否を確認しないことには」

「おじさまは責任感の強い人です。もし私達が再び現れれば、必ず同行しようとするでしょう。余計な負担をかけたいわけではありません」

 

 それは、パッとは否定しにくい理屈であった。

 そして、彼女の用心棒がそれに乗る。

 

「仮眠室にいるとも限らんでしょ、ここは二階だ、窓ガラスぶち割りゃ外に飛び出すこともできるし、天井ぶち抜けばなんやかんやあって下に降りることだってできるかもしれないし。さっきと同じだ、逃げるのを追うのはスマートじゃない」

 

 逃げる、という言葉にハイツカは不満げにモモナリを睨んだが、当の本人はそれを気にしない。

 

「さっさと行きましょうや」と彼が言い、ハイツカがそれを否定しなければ、誰もそれを拒否できないような空気が出来上がりつつあった。

 

 

 

 

 

 

 三階、総務部。

 足を踏み入れた彼らを待ち受けていたのは、花吹雪のように舞う書類たちであった。

 それらはごうごうと音を立てながら渦を巻き、ただでさえ暗闇で悪い視界を更に悪くしている。

 体の小さなハイツカはモモナリが、コサコはタニとコンドーがそれぞれ壁になるように陣取ったが、それでも、彼女らには心もとないかもしれなかった。

 何より、それなりに丁寧に保管されている書類が舞っているのだ、それらは場合によっては目隠しのように張り付くし、ストライクの鎌のように皮膚を裂くかもしれない。

 

「なんちゅうパワーや」

 

 コサコはなんとか踏ん張りそれに耐えていたが、繰り出されたゴーストの方はその体重の軽さが災いし、なんとか彼女の方に捕まって耐えていると言った具合だ。

 

「こらあかん、ポルターガイストの範疇超えとります。こんなもんもう『わざ』や、こりゃどっちかと言うと」

 

 コサコがその先を続けるよりも先に、モモナリ達が動く。

 

「『リフレクター』」

 

 彼らの目の前に、半透明の壁が現れる。

 それは吹き荒れる紙の渦から逃れるためのものだろうか、否、そうではない。

 その半透明の壁に、幾多もの書類が張り付き、それは新たに巻き起こる別ベクトルの風に裾をはためかせるが、吹き飛ぶことはない。

 ハイツカが目を凝らしてよく見れば、何本もの鉛筆やボールペンが書類ごとそれに突き刺さっていた。

 

「しょーもない『小技』だな」

 

 思わず漏れてしまったのだろうか、誰かに聞かせるようなモモナリの声。

 

「どうせ燃やしちゃ駄目なんでしょ」

 

 それに対するハイツカの返答を待たず、彼は指示を出す。

 

「『サイコキネシス』」

 

 現れたゴルダックが、右手の爪を紙吹雪に向ける。

 わずか数秒だけ、その吹雪は抵抗を見せたが、彼が呆れた笑い混じりにわずかに爪先を振ると、すぐさまにその渦は中心からほぐれるように力を失い、文房具は音をたてて床に、書類は先程まで加えられたベクトルを示しながら、空気抵抗を受けつつゆっくりと舞い落ちる。

 

「はいよ、いっちょあがりだ」

 

 彼は鼻を鳴らし、ズカズカとフロアの中心に歩を進める。

 そこに落ちていたそれを、モモナリはつまらなさげにつまみ持ち上げた。

 

「これが『呪い』だって」

 

 ポンとハイツカらに向けて投げられたのは、小さなピッピ人形であった。

 

「これが、騒動を?」

 

 思わずそう呟いたタニに「まさか」と、モモナリが戻ってきながら答える。

 

「うまく逃げたんでしょ、うまくね」

 

 彼はそう言うが、その人形が渦の中心にあったのは事実だろう。

 ハイツカは意見を求めようと「コサコさんは、どう思われますか?」と、先程まで彼女がいた場所をライトで照らす。

 しかし、そこに彼女はいなかった。

 

「コサコ、さん?」と、ハイツカはその近辺をライトで照らす。

 

 その異常に気づいたコンドーとタニがライトを振り回し、モモナリもまた、暗闇に向かって目を凝らした。

 だが、その誰もが、コサコを視界に捉えることはできなかった。

 

「そんな、まさか」と、コンドーはスポットライトを震わせる。

 

「つい先程まで、そこにいたんですよ」

 

 流石のハイツカも、目を見開いている。

 そして、モモナリの方は眺めるように見回して息を吐いた。

 

「血は流れてなさそうだ」

 

 その言葉に、ハイツカは「あなたは、なんてことを」と声を荒げる。

 しかし、モモナリは悪びれること無く続けた。

 

「それなりに敵意のある攻撃だったからね、そういう事も考えたほうが良い。ひとまず、怪我はないということ。ああ、体調が悪くなって、仮眠室に行ったのかもね」

 

 で、と、彼はコンドー等とハイツカに目線を飛ばした。

 

「この後は、どうします?」

 

 彼は階段の方向に親指を向けていた。

 

 

 

 

 

 

 四階、制作部。

 フロアに到着した彼らがまず真っ先に感じたのは、フロア全体を覆う黒煙のような揺らぎであった。

 

「火の手があるわけではなさそうですね」

 

 何かが焦げる匂いがするわけではない、タニの言葉にコンドーとハイツカは納得したように頷いたが、すでにモモナリは動いている。否、彼が動いてる姿を彼らが捉えることができたわけではない、結果として、彼が動いたのだろうということを理解するのみ。

 

「『ふきとばし』」

 

 床の軋んだ悲鳴と共に現れたじゅうりょうポケモンのカバルドンは、四肢を力強く踏みしめ、口を閉じて歯を食いしばり、背中の穴から風を吐き出す。

 作り出された対流から逃れるように、それらの『くろいきり』は出口を求めて窓の隙間、あるいはダクトにへと押し出された。

『すなあらし』はなく、見事に晴れ渡る室内、彼らのライトが照らしたい場所を照らす。

 

「ひっ!」と、コンドーの悲鳴。

 

 遮るものが無くなったその空間にコンドーが作り出したスポットライトの中心には、一匹のポケモン、ほねずきポケモンのガラガラが立っていた。

 それにハイツカは「まさか」と口を抑え、タニは眉を顰める。

 

「そんな、どうして?」

 

 彼女らを睨みつけるように仁王立ちするガラガラに、ハイツカは声を震わせながら一歩踏み込もうとした。

 しかし、次の瞬間にはモモナリが右手で彼女を制している。

 

「『ほえる』」

 

 つい先程まで食いしばられていた巨大な口を開き、カバルドンは自身の放つことのできる最大の声量をそれにぶつけんとする。

 

「やめて!」と、それに対してハイツカは叫んだが、彼がそれで指示を撤回することはない。それは放たれ、ラジオ局を揺らす。

 

『それ』は一瞬だけ彼女らに悲しそうな表情を見せたが、カバルドンの『ほえる』に足元からさっと消えた。そこには何も残らず、彼らがライトを振っても、それらしきものは見えない。

 

「あなたは!」と、ハイツカがモモナリに詰め寄る。

 

「私は『やめろ』と言いました」

 

 それは、彼女とモモナリの関係を考えるのであれば当然の抗議であっただろう。

 だが、彼はそれを悪びれるでもなく、謝罪をするでもなく、鼻を鳴らして答えた。

 

「荒っぽいことはしてねえよ。君に攻撃しようとしてた『みがわり』を追い返しただけだ」

「『みがわり』だって、それは本当かい?」

 

 タニはモモナリの言葉をまだ信じきれてはいないようだが、それでもそれに胸をなでおろすことができたようだ。

 コンドーはまだ状況を理解しきれてはいないのか、彼らの足元をライトで照らしながら黙るのみだ。

 

「ええ、『みがわり』に幻覚を乗せただけですよありゃ。まあ、チープですがね」

 

 彼はそれを確信しているようだった。

 その自信に、タニはようやく安心することができたようだった。

 

「なら良かった。流石にあそこでガラガラが出てくるとね」

 

 モモナリはそれに首をひねる。

 

「こんなところにガラガラなんて出てこないですよ」

 

 その返答に、タニを含むモモナリ以外の人間は押し黙った。彼はそれを知らないということを忘れていたのだ。彼らにとって、それは常識に等しいことだったから。

 

「いや、ね」と、タニは一瞬だけハイツカの方を見やりながら口ごもる。

 

 その雰囲気を察したのだろうか、ハイツカは一歩モモナリと距離を取り「モモナリさん」と、呟く。

 

「まだ私には理解ができていませんが、助けて頂き、感謝します。しかし、その、もし次、本当にあのポケモンが現れたのならば、ほんの少しでいいので、時間を頂きたいのです」

「そりゃまあ『本物』が出てくりゃ良いけど、なんでまた」

「『彼女』に、伝えたいことがあるからです」

 

 ハイツカが一つ息を吐いて続ける。

 

「『あの子は無事です』と」

 

 全く理解ができないと言わんばかりに肩を竦めるモモナリが薄暗い中でかろうじて確認できたのだろう、彼女は続ける。

 

「先ほどお話しした『ポケモンタワーで殺された親ポケモン』とは、ある一匹のガラガラなのです」

 

 ふうん、と、モモナリはなんとなく頷き、苦笑いする。

 

「ああ、なるほどね」

 

 そして、一瞬だけ考えを巡らせて続ける。

 

「子供のほうは今どこに?」

 

 ハイツカは、息を吐いて答える。

 

「私が、面倒を見ています」

「ボールを持っていないじゃないか」

「流石に、ここにつれてくることはできませんでした。あの子にとって、辛い場所ですから」

「なるほどね、まあ、良いけどさ」

 

 モモナリは一つ伸びをして再び歩を進めようとしたが、それを止める声が一つ。

 

「やめたほうが良いですよ」

 

 それは、コンドーの声であった。

 ハイツカ達はライトを彼に向ける。

 彼は声を震わせながら続ける。

 

「これは『呪い』ですよ。そんな、話が通じる相手じゃないんだ。ポケギアも通じない、人は消える。そんなものを相手に対話を試みようだなんて」

 

 はっ、と、モモナリがそれを鼻で笑う。

 

「話したきゃ話せば良い。話が通じなきゃ、戦うだけよ。今みたいに」

 

 ハイツカはそのような様子を見せるモモナリに一瞬軽蔑の視線を投げたが、首を振って答える。

 

「もし、これらの騒動を引き起こしているのがあのガラガラであるのならば、私はどのような手段を用いても対話を行うつもりです。私達にはそれをする義務がある」

 

 少なくとも彼ら二人は、コンドーの意見に否定的なようだ。

 彼は味方を探そうとした、そんな彼がもう一人、タニに意見を求めるのは自然なことだろう。

 

「タニさんは、どう思われますか?」

 

 しかし、振られたライトの先に、タニは存在しなかった。

 

「タニさん?」

 

 彼は慌てながらライトを振る。同じくハイツカも明らかな異変を察知してその方にライトを向けたが、少なくともライトが届く範囲に、彼はいないように思えた。

 

「あらら」と、モモナリは頬を掻く。

 

「体調が悪くなっちゃったのかな」

 

 

 

 

 五階、管理部。

 事務、経理部門が存在しているが、その階の最も大きな役割は、局長室の存在だろう。

 だが、その扉をライトで照らすコンドーは、力なく首を振った。

 

「無理です」

 

 扉は固く閉ざされ、それに付属するいかにもなセキュリティロックは、鈍くライトを照り返すのみだ。

 

「ここは、局長だけが持つセキュリティカードが無ければ開きません」

「合鍵などは?」

「基本的には存在しません、もしあれば、それこそ大変な騒ぎになります」

 

 その点においては、コンドーの主張は理にかなっているものだった。

 記憶に新しいジョウトラジオ局襲撃事件、それを含めずともシルフカンパニー襲撃事件などを考えれば、このご時世、厳重なセキュリティは必要である。

 そして、言葉通りその鍵を握る局長が消えてしまったとなれば、その扉を開くことは不可能だった。

 

「荒っぽいことをしていいなら、開けられますよ」と、モモナリはハイツカの肩越しに言った。

 

「ちょっと手間はかかるけど」

 

 彼がそう評することが、その扉の信じられないほどのセキュリティを表している。

 ハイツカはそれに対する答えに悩んだ。その提案には価値がある様に思えたが、恐らく彼は相当に荒っぽいことをするのだろうという負の信頼もあったからだ。

 だが、彼女がそれに答えを出すよりも先に「まあ」と、モモナリが言い放つ。

 

「別にここは後回しでもいいでしょ、開けたところでなにか意味があるとも思えない」

 

 その言葉に、コンドーは彼に振り返りながら問うた。

 

「後回しって、施設内の探索はここが最後ですよ」

「いやいや、まだあるでしょ」

 

 モモナリは天井を指差して続ける。

 

「屋上、まだ見てないでしょ」

 

 それに、コンドーは首を振って拒否を示した。

 

「駄目です。屋上は危険です」

「ここまでは危険じゃなかったわけ?」

「駄目です。屋上は普段から立入禁止で」

 

 コンドーの言葉に、ハイツカが反応した。

 

「立入禁止、どうしてです?」

 

 それに、コンドーは言葉をつまらせる。

 そして、しばらく考えた後に言った。

 

「ウチのものが『あそこにいると飛び降りたくなる』と」

 

 ハイツカは、それに驚いた。彼女の知る限り、初めて聞く情報だったのだ。

 しかし、モモナリは怯まない。

 

「別にいいよ、飛び降りたくなったら勝手に飛び降りるさ」

「しかし」

「まあまあ、良いよ、勝手に言ってりゃ」

 

 彼は長いため息を吐いた。

 

「あんたにも立場ってものがあるだろうが、こっちだって屋上見なきゃ帰れない。あんたがなんと言おうと、俺は屋上を見る、何をしてもね」

 

 彼はハイツカに「君もだよ」と、彼女を覗き込む。

 

「止めるのは勝手だけど、それはあくまでも仕事上の話だけさ、俺が気に入らなきゃ今すぐ報酬を返してもいい。とにかく、俺は屋上を見る」

 

 それを言いかねない男だったし、やりかねない男だった。

 しかし、ハイツカは当然浮かんだ疑問を、恐れることなく彼にぶつける。

 

「あなたは、屋上になにかあると確信しているのですか?」

「そりゃまあ、ここまで色々あったわけだし、屋上にもなにかあるだろうとは思ってるよ。むしろ、ここまでやっといて屋上にいかないだなんて、その方が不自然だ」

 

 ハイツカはコンドーとモモナリをそれぞれ見やった。

 コンドーは彼女に目線を合わせて首を振り、モモナリはそんなコンドーを睨みつけながら頷いている。

 

「行きましょう」と、ハイツカは答えた。

 

 当然、と言った風に頷くモモナリに、明らかに不服の表情を見せるコンドーの差は明らか。

 

「責任は、取れませんよ」と、コンドーはハイツカとモモナリに投げかける。

 

「構いません」と、ハイツカは答えた。

 

「すべて私の責任で構いません。飛び降りたくなったら、飛び降りましょう」

「まあ、させませんけど。助けますよ、その時は」

 

 それとも、と、モモナリはコンドーに一歩踏み出す。

 

「あんたも体調不良になるかい、それでもいいよ、二人でいくさ、こっちは」

後書きによる作品語りは

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