進撃の巨人 104期の恋愛事情   作:竜猫

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恋する乙女達と鈍感王子
-恋するクリスタ編-


えっと、クリスタ・レンズです。

私は今『恋』をしています。

私を悩ませる王子様はエレン・イェーガー。

彼は努力家で仲間思い、カッコよくて気張らなくて、強くて逞しくて、そして何よりも優しいんです。

そんな彼に恋をするのは時間の問題でした。

そんな私の、彼に恋するキッカケになったエピソードをお話しします。

 

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-馬術の訓練-

 

クリスタ「お願い!止まって!いい子だから、ねっ!?」

 

私はこの時、ピンチでした。

と言うのも、私の愛馬が急に言う事をきいてくれなくなったんです。

私がいくら止まってと懇願しても、スピードを落としてと懇願しても、ちっともきかない。

何度も振り落とされそうになりました。

その度に必死にしがみつき、なんとか振り落とされずにいました。

そんな時でした。

 

エレン「大丈夫か!?クリスタ!俺につかまれ!」

 

エレンが助けに来てくれたんです。

私の周りには私を心配する人はいても、

自分に危険が起きることが嫌で、誰も助けに来てくれないのに、エレンだけは違ったんです。

 

クリスタ「む、無理だよ!こんな早いのに、つかまるなんて!」

 

実際40キロくらいスピードが出ていた。

もし飛び降りて、エレンにつかまることが出来なければ、骨折以上は確定だったと思う。

 

エレン「大丈夫!俺を信じろ!」

 

真っ直ぐな目。

私はあの目が好きだった。

なんでも叶えてくれそうで、護ってくれそうで、信じたい。そう思った。でも臆病な私は…

 

クリスタ「っ!…駄目……できないよ!怖い!怖いもん!」

 

怖くて仕方なかった。

ずっとずっと死にたいって思ってたのに、

実際に痛い目にあうのは嫌だった。

 

エレン「なら、待ってろ!俺がそっちに飛び乗る!」

 

クリスタ「へ!?」

 

彼はそう言って自分の馬の上に立ち上がり、今にも落ちそうな大勢をなんとか続けて、私の馬に飛び乗ってきたの。

 

エレン「もう大丈夫だ。クリスタ」

 

私の馬をなんとか止め、私をおろしてくれた。

嬉しかった。

私なんかの為に、怪我をするかもしれないのに…。

それなのにあんなに必死になって、助けに来てくれて…。

 

クリスタ「ッ……グスッ…うわぁぁぁぁぁ」

 

エレン「うぉっ!そんな怖かったのか!?」

 

クリスタ「ちがっ…違うのっ…うぅ」

 

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嬉しかった。そう伝えたくて、嗚咽をあげながらも声を出そうとして、それが叶わなかった。

その代わりに、優しい温もりと、眼差しを感じながら、エレンの胸の中で泣き続けました。

 

落ち着いた私をむかえたのはエレンの困ったような顔と、戸惑いの声でした。

そんなエレンも愛おしく感じるほど、私はエレンを愛してしまったんです。

 

でも、エレンと仲良くなるのは生半可なものではありません。

ミカサ、アニ、ユミル、サシャ、ミーナ、みんなエレンが好きなんです。

私はみんなみたいに魅力はないんです。

ミカサみたいに強くないし、

アニみたいに美人じゃないし、

ユミルみたいにスタイル良くないし、

サシャみたいに胸もおっきくないし、

ミーナみたいに性格可愛くない。

 

でも!私は!

諦めたくない!エレンの隣で笑いたい!

エレンと支えあいたい!

 

どうか神様…。

こんな私の願いだけど…、どうか…どうか!

叶えてください!

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