なに?……名前?……ミカサ。
……何故あなたにフルネームを教えなくてはならないの?
……エレンの寝顔の写真!?いくら!?
うん。わかった。くれるならなんでも答える。
私の名前はミカサ・アッカーマン。
エレンの家族。
エレンは私に生きる希望をくれた。
エレンは私の全て。
エレンの良さ?そんなの決まってる。全て。
例えばあの時なんて…。
─
───
───────
───────────────
-休暇中の街-
ミカサ「エレン。手を繋ごう」
エレン「は!?なんでだよ!」
お昼ごろになってから、訓練兵達と駐屯兵たちがご飯を食べに来たのか、道は人混みの塊になっていた。
私はエレンとはぐれない為に手を繋ごうと提案をした。
ミカサ「いいから」
エレン「嫌に決まってんだろ!」
アルミン「落ち着いて二人とも!こんな道の真ん中で言い争いしないでよ!」
これが私達の日常。
私がエレンの面倒を見て、エレンはそれに愚図る、そしてアルミンがそれを止める。
今日も平和。そしてこれからも。
何人かのメス豚とオスゴリラが私の平和を崩そうとするけど。
私は絶対にこの幸せを守る。そう決めている。
そんな事を考えているからだろうか?
私は2人とはぐれた。
ミカサ「エレン?アルミン?」
私は必死になって探した。
走って、走って、走って………。
ついに夕方になってしまった。
はぐれてから6時間だろうか。
流石に私も疲れた。
私を置いて帰ったのだろうか?
もう考えるのも疲れた。帰ろう。
そんな時だった。
エレン「っ、見つけた!」
そう言ってエレンは私の腕を掴む。
滝のような汗と激しい咳と息づかい。
相当走ったのだろう。
エレン「大丈夫だ。ちゃんと離さないから」
そういってぎゅっと手を握ってくれた。
─
───
────────
─────────────────
その後、アルミンと合流し、見つけられなかった理由もわかった。
私が先に帰ったと思い2人で帰り、私が帰ってないことがわかった2人は、私とはぐれた場所に向かった。
その後にわかれて探してくれてたけど、アルミンは店の中を重点に探していたために会えなかった。
エレンは外を回ってたみたいだけど、私と逆側を回っていたため、ずっと追いかけっこをしてみたいだった。
私はいつも幸せ。帰る場所があって、温かい人がいて、だから神様。
私の願いが叶うなら、この幸せをずっと。
話したから、エレンの写真を……
よこせぇぇぇぇぇぇええええええ!!!!!!
へ?私?えっとミーナ・カロライナって言います。
よろしくね!
えーっと、好きな人ですか?
うん、いるよ。でも流石に教えるのは……。
え?家畜以下には拒否権はない!?
ひっ、酷い!確かにあの時はそう言わされましたけど!
え?………はい。うるさくしてすみませんでした。
えっと。好きな人はエレン・イェーガーです。
理由も?………えっと、頼りになる所かな…。
あ、勿論他にもいっぱいあるよ?
一生懸命な所とか優しい所とか。
でも一番はやっぱり頼りになるところだと思う。具体的なエピソードか〜。
そうだね〜、例えばあの時かな?
─
───
────────
────────────────
-教官室前-
ミーナ「はぁ…ついてないな〜」
あの日の夜に私は、何となくぶらぶらと外を歩いていたんだけど…。
そんな私を教官が見てて、
『そんなに暇ならこれを食堂まで運んでくれないか?』
と…まぁ、頼まれちゃったんです。しかも6箱も…。
私の力じゃどうやっても1つしか持てない程重くて、これを6週もするのかぁ…って嫌になってたんだけど…そんな時に…
エレン「お?ミーナか。こんな時間に何やってんだ?」
私の好きな人。エレンがやってきた。
ミーナ「それがね、これを運べって教官に頼まれちゃって。凄く重たいんだよね。」
エレン「へぇ〜。どれどれ…よっと。うわっ、結構重たいなこれ」
思った通りのリアクションありがとうエレン。
なんて思ったりもしたけど、重たい荷物を6回も運ぶ事を考える事で精一杯だったな。
エレン「よし、俺も手伝う」
そう言い、彼は2箱を持ち上げ始めた。
彼の優しさと、力強さに改めて関心したね。
でも…それ程筋肉質ってわけでもないのに、
どこから力が出てくるんだろ?
彼と運んだ重い荷物も、彼の笑顔と優しさという温もりのお蔭で、そこまで重いと感じなくなり、1時間も使った時間も、一瞬の様に感じました。
ミーナ「ありがと、エレン。エレンのお蔭で楽できたよ」
私に出来る精一杯の笑顔をエレンに贈る。
エレン「仲間だろ?当たり前だ。これから困ったらいつでも俺を頼ってこいよな」
私の笑顔でエレンをドキッとさせるつもりが、ドキッとさせられたのは私の方でした。
あの笑顔は反則だよ………エレン。
─
───
───────
────────────────
どうだったかな?
エレンの頼りになる所良くわかった?
え?……あ、うん。ごめん。
他にもっといいのもあったかもね。
その…まぁ…、
あまりエレンのカッコイイところは教えたくないからね。
これ以上ライバル増やしたくないし…。
エレンは男の子にも女の子にもモテるから…。
え?男の子で例えば誰?
そりゃ、ライナーとかジャンとかアルミンとか。
ジャンとアルミンならまだ絵図らギリギリ悪くないけどライナーだとね、流石に………。
………この話しは無かったことにしない?
じゃあ私から最後に一言!
エレンに惚れちゃだめだからねっ!
バイバイ!