進撃の巨人 104期の恋愛事情   作:竜猫

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-恋するユミル編-

あ?名前?ユミルだ。

名字?……ねぇよ!そこはご都合だ!

ほう?お前は死にたいらしいな。

私の好きな人を知りたいなんて。

 

は?……あっ///

黙れ!誰にも言うなよ!?恥ずかしいだろ!?

は!?なら好きな人とエピソードを教えろ?

この私相手に脅すとはな…。

覚悟しとけよ?

 

エレンだ。私の好きな人はエレン・イェーガー。文句あるか!?

ないよな!?糞野郎!

あーくそ!恥ずかし過ぎんぜ全く。

 

は?好きになった出来事?

んなもんねぇよ。いつの間にか惹かれてたんだ。

でも、まぁ…そうだな。

大切にしたい思い出はあるかもな。

 

───

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-朝早くの馬小屋-

 

ユミル「なんだ。また来たのか?」

 

エレン「まぁな」

 

コイツは馬術の訓練がある日には必ずクリスタの元に来る。

と言うのも、クリスタが馬術の成績1位で、コイツはそのクリスタの技術を学ぶ為に来ている、けど、クリスタと会うための口実だと思ってた。

結果だけを言っちまえば違ったんだが、なんだか釈然としなかった。

 

ユミル「駄目だ駄目だ。可愛い可愛いクリスタは私とやるんだよ」

 

毎度お決まりの言葉を言う。

私がクリスタを護んなきゃならねぇんだ。

男なんて、害でしかない。

 

クリスタ「ごめんねエレン。今日はユミルとやるんだ…」

 

申し訳なさそうに話すクリスタは本当に優しい天使のようだ。

 

エレン「そうか…邪魔したな」

 

こいつはいつも食い下がらない。

駄目と言われたら素直に去っていく。

 

ユミル「おい。待てよ」

 

エレン「ん?」

 

私は勘違いをしてるのかもしれない…。

けど、危険な奴は近付けない。

それが私のスタイルだった。

 

ユミル「クリスタを狙ってんならもう来るな。今度来たら殺す」

 

クリスタ「ちょ!?ユミル!」

 

エレン「んあ?狙うってなんだ?ってかよ、お前は誰かに護ってもらったりしないのか?」

 

いきなりだった。

話しも繋がってないし意味がわからなかった。

混乱する私の脳内なんて気にせず、エレンの野郎は1人で話しを進めた。

 

エレン「お前は無理してる気もすんだよな。」

 

エレン「実は弱みを見せたいとか、護ってほしいとか思わないのか?」

 

何をいってやがんだ?コイツ…。

ついに頭壊れたか?ってかクリスタの前でなんてこと話しやがる。

 

ユミル「んなこたねぇよ。私は今の現状で満足してる」

 

エレン「本当か?」

 

ユミル「……………ああ」

 

…………まぁ、確かにたまに寂しい時もある。

辛い時もある。誰かに護って欲しい時もある。

でもよ、弱みなんか見せたら…クリスタをまもれねぇだろ?

 

エレン「嘘だな」

 

ユミル「は?」

 

エレン「俺は知ってんだよ。夜に誰もいない倉庫の裏でたまに泣いてるのを」

 

な、なんで知ってやがるんだ!?

私は誰もいないのを確認してあそこにいってんだぞ!?

 

エレン「俺、よく夜に自主錬してんだけどな…あそこは風通しもいいし、休憩ん時に涼むんだよ。そん時にたまに聞こえるんだ。泣いてる声が」

 

エレン「流石の俺でも気づいた。お前が無理してたんだって。だから俺は、お前の力になりたい。支えてやりたい。そう思った」

 

───

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そん時の事はよく覚えてないが…

『これで貸しだなんて思うなよ!』なんて事を言いながらあいつの胸で泣いた気がする。

あの時空気をよんだのかクリスタは一言も話さなかったから、あんなことしちまったんだな。

多分、クリスタがなんか話してたら、きっといつもみたいに悪態をついてどつき回してた。

 

私が初めてクリスタ以外に素直になったのは、

クリスタと…まぁ…そのなんだ…エレンのお蔭…なのかもな。

 

 

 

 

っ!長話しし過ぎた!これでいいだろ?

誰かに話すなよ!?絶対だからな!

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