魔法少女リリカルなのはStrikers~風と桜の記憶~   作:strike

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更新が遅くなってしまい申し訳ありません……。
色々と忙しくなってしまい手が全く付けられませんでした……。

はい、ただの言い訳です。

今回は機動六課の始動回。

第11話スタートです!!



第11話 機動六課再始動 (前編)

なのはの家で衝撃的な出来事があった日から1ヶ月が過ぎた。

その与えられた期間で翔馬達は現職の引継ぎを行い、機動六課の始動日である今日に備えて訓練も行ってきた。

そして準備を万端に整えた翔馬は感慨深そうに機動六課の隊舎を外から眺めていた。

 

「まさか本当に機動六課が再設立されるとはな……」

「私だってビックリだったよ、会議中にはやてが六課再設立を提案したら即可決だったもん」

 

翔馬は久々である機動六課の隊舎を眺めてそう1人呟いたはずが、返事をされて驚いたように隣を見るとそこには苦笑いを浮かべたフェイトが居た。

 

「久しぶりだね、あの日以来かな?」

「……フェイト、気配も無く近づくのは心臓に悪いからやめてくれ……、ゼフィロスを握ってたら斬りかかってたぞ?」

 

翔馬は横目でフェイトを睨み付けるとフェイトは笑って謝り、機動六課の隊舎に向かって歩き出した。

その姿に翔馬は溜息をつくとその後を付いて行く。

 

「それにしても今回、部隊編成も少し変わってるみたいだが……はやては何を考えてるんだ?」

「私にもさっぱり。 まぁ、時期を見て教えてはくれるんだろうけど……」

 

そう話をしながら、道の確認もせずに2人は体が覚えているかのように進んでいく。

それもその筈、2年前には1年間お世話になった場所なのだから、ここに居たものならば目を瞑っていたって目的地にたどり着けるだろう。

そうして、暫く歩くと翔馬達が辿り着いたのは部隊長室だった。

 

「はやて、入るよ?」

「お、フェイトちゃん到着かな? 入ってええよ~」

「「失礼します」」

 

はやての言葉にフェイトはドアを開けて中に入り、翔馬はフェイトの後に続いた。

 

「なんや、翔馬君も一緒やったんか、初出勤で遅刻の隊長って弄れると……」

「おい、何か言ったか、はやて?」

「な~んも? さて、隊長達が揃ったところで、挨拶と行こか」

 

翔馬が少し威圧するようにはやてを睨み付けると、はやては知らん顔でその部屋を出て行こうとする。

 

「って、なのははどうした? ここにはいないみたいだが」

「ん? なのはちゃんならもう来とるよ、ただ、ちょこっとやってもらいたいことがあってな、朝の挨拶には出席せぇへんで、……そんな事より隊員達がお待ちや、隊長さんたち」

 

はやての言葉に翔馬達は首を傾げながらはやての後に付いて行く。

そしてロビーに着くとそこには2年前とほぼ同じ光景が広がっていた。

翔馬とフェイトは懐かしく感じる光景に表情を緩めながらはやてに続いて隊員達の前へと歩み出る。

 

「ほんなら定刻になったので始めよか?」

 

はやての言葉に翔馬達前に出ている隊長陣は頷くとはやては視線を隊員達に向けて口を開いた。

 

「皆さんお久しぶりです。また皆さんと同じ職場で働けることを嬉しく思います。前回に引き続きこれから待ち受ける事件はとても厳しいものだという事は明白です。しかし、JS事件を共に乗り越えることができた皆さんとなら、必ず今回も無事に解決できると信じています。これからまた、事件が終わるまでの期間のみとなりますが一緒に戦いましょう!!」

 

はやては真剣な瞳で全員を見渡すと隊員達から暖かい拍手を送られ、それに手を上げて応えていた。

そして、拍手が鳴り止むとはやては新しくこの部隊に所属することになった隊員に視線を向けて微笑んだ。

 

「それでは自己紹介……と行きたいところですが、まぁ、2年前に一緒に戦った見知った人達ばかりなので少しだけ省略して、今回新たに私達に力を貸してくれることとなった2人に自己紹介をしてもらいます。よろしくな?」

 

その視線を受けた2人ははやての言葉に頷くと前に出た。

 

「皆さん初めまして、私はウィング隊副隊長シエル・アウローラ二等空尉です。皆さんのお力になれるよう、尽力致しますのでどうぞよろしくお願いします。」

「同じくウィング隊隊員のノーヴェ・ナカジマです。よろしくお願いします」

 

2人は自己紹介を終えると丁寧に頭を下げ、隊員達からの拍手を受けてから頭を上げると翔馬達の並んでいる場所まで戻って来た。

自己紹介が終わると、はやては視線を戻してこれからの予定やこの部隊を再編した目的を伝え始める。

内容を要約すると、機動六課再設立の目的は奪われたジュエルシード及び悪夢の笛(ララバイ)の確保という事だった。

その上で、今回の事件に関与する人間との接触も考えられるが、基本的にそちらは武装隊の役割であるため、最優先事項はあくまでロストロギアの確保である。

と、はやては念を押すように全員に伝え終わるとこの場は解散となりそれぞれに自分の持ち場へと戻って行く。

隊員達の表情はとてもやる気に満ちていた。

そんな隊員達を見送っていると、自然と翔馬達フォワード陣ははやての元へと集合していた。

そして、なのは以外の全員が揃っていることを確認したはやてはこの部隊のチーム編成について軽く説明を始めた。

 

「部隊編成は2年前の機動六課と同様や、スターズ隊にはなのは隊長、ヴィータ副隊長、その下にスバルとティアナ」

「これから暫くよろしくな」

「「はい」」

 

ヴィータの軽い挨拶にスバルとティアナが返事をする。

スバルの方は細身でありながらも中々厳しいトレーニングに励んでいたようで筋力が上がっているように見える。そして、逆にティアナは現場よりもデスクワークが多いのかこれからの訓練では一番厳しいかもしれない。雰囲気は以前より大人びており、髪を降ろしているようだ。だが、2人に共通しているのは以前と変わらぬ……いや、以前よりも強固になった良い瞳をしている事だ。それを満足そうに見ていたはやては軽く頷いて今度はエリオとキャロに視線を向ける。

 

「ライトニング隊は、フェイト隊長、シグナム副隊長、その下にエリオとキャロや」

「エリオ、キャロ。よろしくね?」

「お前たちの成長この目で確かめさせてもらうぞ?」

「「はい!! よろしくお願いします!!」」

 

エリオとキャロは以前と変わって少しだけ大人っぽくなっただろうか。エリオに至っては身長が劇的に伸びているし、キャロは……まぁ、これからに期待と言った所だろうか。

しかし、2年前とは比べ物にならない位にしっかりしている雰囲気は感じられる。

前のようにオドオドせず、しっかりと自分の意志を持っていることは見た瞬間に誰でも分かるだろう。

そして最後に視線を向けたのは翔馬達。

 

「一番変わったのはこの部隊やな。翔馬君を隊長に、シエル副隊長、その下にノーヴェ。翔馬君には2人の上司として動いて貰います」

「了解だ。2人ともよろしくな?」

「部隊が変われば色々と変わりますから、暫くは頼りっきりになりそうですが、よろしくお願いしますね翔馬隊長」

「私も、多分最初はうまく動けないと思うけど、何とかやって行くつもりだからよろしくお願いします」

 

各部隊での紹介が終わり、はやては全員を見渡してから少し表情を引き締めて口を開いた。

 

「ほんなら、フォワード陣のこれからの予定を伝えるよ。と言っても、やることは前と同じ。それぞれに訓練を行いつつ出動要請があれば現地での対応や、ただ注意してもらわなあかんことが1つだけある。隊長は知っていて当然やけどランクダウンが大幅になって以前の時よりリミッターは強くなる。現状は私を除いて全員がA+や」

「緊急時には能力限定解除ができるが3ランクアップまでの条件で1人につき3回のみ、そして能力限定完全解除は1回だったな」

「そうや、だから隊長人達には少し苦労が伴うと思う。でも、頑張って一緒にこの困難を乗り越えて欲しい。そして、隊員達はもう隊長達を頼ることなく自分の力で道を切り開き隊長達を助けてあげてな」

「「「「はい!!」」」」

 

はやての言葉に隊員達が真剣な瞳を向けて頷くと、丁度いいタイミングでなのはが正面玄関から姿を見せ、翔馬達に気が付くと再会を喜ぶような微笑と共にこちらに駆け寄ってきた。

 

「ごめんね、遅くなっちゃった」

「あ、なのはちゃん。かまへんよ、私がお願いしたことやしな」

「……大体は予想つくが、一応聞いておこうか。朝っぱらから高町隊長に何をさせていたんだ?」

 

翔馬の疑問にはやてとなのはは顔を見合わせると完全に何かを企んでいるかのような視線を翔馬に向ける。

 

「多分、翔馬君の想像通りやと思うで?」

「話は訓練場に行ってからにしよっか」

 

その時点で全員察しがついたのかスターズとライトニングの副隊長であるヴィータ、シグナムは口角を上げ、逆にフェイトとティアナは少しだけ引き攣った笑みを浮かべている。

そんな彼女達を置いて、はやてとなのはは外に向かって歩き始めた。

 

「さて、皆ちゃんと自分のデバイスは持って来ているよね?」

 

なのはの言葉に翔馬はやっぱりと肩を竦め、先程顔を引きつらせていた2人を除いて全員がキラキラとした目ややってやると言ったやる気に満ちた瞳を向けている。

 

「これからやるのは模擬戦や。皆、犯罪者達との戦闘は翔馬君やシエルちゃんを除いて久々のはずやし、ちゃんと慣らしておかんとな」

「チーム別けはもう決めてあるからね?私達隊長、副隊長の混合チーム対フォワード隊員チーム。あ、ただし藤田君は人数と諸事情の関係でフォワードチームに入ってもらうから、よろしくね?」

「はぁ、了解だ。パワーバランス的にも丁度いいだろうしな」

 

なのはの言葉に溜息をついて了承すると早速始めるよと言うなのはの声に合わせて各チームに分かれて作戦会議を始める。

翔馬は1人隊長がフォワード陣に紛れているため、フォワード陣は全員が翔馬の言葉を待っているかのように瞳を向ける。

そんな視線を受けた翔馬は、現状を思い出したかのように苦笑いを浮かべた。

 

「あ~、確かに俺は隊長だが、戦闘中の指揮はティアナに任せることにする。俺の事は普通に駒として使ってくれて構わないから、ティアナの思うように動かしてくれ。これも練習だ」

「はい分かりました。翔馬さん、よろしくお願いします」

 

翔馬の言葉に緊張した顔でティアナが頷くと、スバルがティアナにやったねとウィンクを飛ばし、その様子をエリオとキャロが嬉しそうに見つめている。

そしてその様子を外から見つめるノーヴェ。

まだこの部隊での距離感がうまく掴めていないらしい。

そんな雰囲気を感じ取った翔馬はノーヴェの背中を軽く押した。

 

「難しく考えるな。これからは同じ部隊の仲間としてやっていくんだ。普通にいつも通りやれば大丈夫だろ」

「あ、はい、わかりました」

 

ノーヴェは少し戸惑いながらも翔馬の言葉に頷き、視線をスバル達に向けるとそこには清々しい位に頼もしい仲間たちのやる気に満ちた瞳がノーヴェを歓迎していた。

 

「ティアナ。時間もあまりないから俺のポジションと役割。あと、作戦の指示をくれ」

 

翔馬の言葉に頷いたティアナは翔馬をウィングガードに決め、作戦内容を伝えていった。

そして、それから十分ほどして開始の合図が向こうにいるリィンから放たれる。

 

「さぁ、始めますよ~。皆さん準備はいいですか?」

 

リィンの声に全員が頷くと同時にデバイスを天に掲げた。

 

「行くで、皆!!」

「レイジングハート!!」

「バルディッシュ!!」

「シュベルトクロイツ!!」

「グラーフアイゼン!!」

「レヴァンティン!!」

「ウィルクラン!!」

「「「「「「セーット・アーーップ!!」」」」」」

 

隊長、副隊長混合チームがバリアジャケットを身に纏い上空に上がって行くのを見送るとティアナが号令をかける。

 

「私達も行くわよ!! クロスミラージュ!!」

「マッハキャリバー!!」

「ストラーダ!!」

「ケリュケイオン!!」

「ジェットエッジ!!」

「「「「「セーット・アーーップ!!(スタート・アップ!!)」」」」」

「ゼフィロス、セットアップ」

 

翔馬達もバリアジャケットを身に纏うと、訓練場に現れたビルの屋上へと降り立つ。

そして、翔馬達は宙から見下ろすなのは達に視線を向けながらそれぞれに得物を構えた。

 

「さぁ、それでは準備が整ったようですので模擬戦を始めますよ~!! 今回のフィールドは市街地です。それでは、さっそく~~~レディー・ゴー!!!」

 

リィンからの声が訓練場に響いた瞬間、なのはチームの背後に白い魔法陣が浮かび上がる。

中央に大きい魔法陣、その周囲に3つの中央に比べると2回りほど小さな魔法陣が見えたティアナは顔を引きつらせて大声を張り上げようとした。

 

「全員全力で」

「いや、俺一人で迎撃する。全員迎撃後に備えておけ」

「「「「「え?翔馬さん?」」」」」

 

はやての放つ広域魔法を回避するのは無理だと踏んだティアナは全員に向かって迎撃を指示しようとしたのだが、ウィングガードである筈の翔馬の言葉に全員が呆けた表情で翔馬の後ろ姿を見つめる。と、そんなことをしている内に既に被爆圏内に入りそうな距離まで砲撃が迫って来ており、慌てた様にティアナは砲撃のチャージを始める。

そんなティアナを見た翔馬は少し笑みを浮かべながら、手の平を迫り来る真っ白な砲撃4つに向けた。

 

「わざわざ俺をこっちに入れたんだ、ある程度は受けて立って見せろよ? クインテッド…エアリアルブラスター!!!」

 

翔馬の声に呼応して魔力が吹き荒れると翔馬の背後に4つの巨大な魔法陣が描かれ、魔力が魔法陣に集中するとそれは巨大な球となり、やがて弾けるようにして4条の砲撃がはやての放った砲撃と正面衝突し、耳を塞ぎたくなるような爆発音を追いかけて吹き飛ばされそうな程の衝撃波が翔馬達を襲う。

そして、それははやて達のいる場所でも同じことだった。

 

「……ブレイカー級とまでは行かなくても、私のフレースヴェルグを撃ち落とすなんて」

「翔馬って、ホントに何でも屋だよね……」

「突っ込んでたら確実に巻き添え喰らってたなぁ、あっぶね」

「あれ? 藤田君って、近中距離の一撃離脱型じゃなかったの?」

 

はやてとフェイト、ヴィータは今起こった現象に対して思わず苦笑いを浮かべると、病院で戦闘を行った時とは違う魔力運用の仕方を見てなのはは疑問を感じたようだった。

それに対して全員が、首を横に振った。

 

「あれはオールレンジの化け物級兵器だ」

「前まではなのはさんの言っていた戦闘スタイルで合っていたんですけどね? 私が余計な事をしてしまったせいのようです……」

 

なのはの言葉に回答したのはシグナムとシエル。

2人とも微妙な表情でそう言うと、なのはは疑問符を浮かべて周りの人達を見回すが誰も彼もが憂鬱そうな表情をしておりなのはの疑問は膨らむばかりだった。

なのはは皆にどういうことか聞こうとした瞬間、全員が同時に表情を引き締めて何も言わずにその場から全方向に飛び立った。

その直後、無数の緑色をした球体が上空からなのは達の居た場所に降り注ぐ。

 

「まぁ、避けられるわな。 ティアナ!!」

「はい!! スバルはヴィータ副隊長、ノーヴェはシエルさん、スバルはフェイトさん、翔馬さんはシグナム副隊長をお願いします。 私が後ろから援護射撃、キャロは全員にブーストお願い」

「「「「「了解!!」」」」」

「ノーヴェ、行くよ!!」

「おうよ!!」

「ウィングロード!!」

「エアーライナー!!」

 

スバルの声に反応してノーヴェが頷くと2人は空中への足場を形成して副隊長達の元へ向かうために空を駆け、エリオはキャロのフリードに跨りフェイトの方へ、そして翔馬はシグナムの方へは行かず、急上昇を始めた。

はやてとなのは、シグナムは翔馬の行動に不信感を覚えて上空を見て固まってしまう。

 

「ちょっと!? 全員回避!!」

「間に合って!! アクセルシューター」

「レヴァンティン!!」

 

はやての言葉にヴィータ、シエル、フェイトは地面(・・)を見て固まる。

そう、翔馬が上空に行ったのは広域殲滅用の魔法を展開していたからである。

しかし、それは上空だけでなく地面にも配置されていた。

……100を超えるエアリアルシューターが。

 

「なのはダメッ!! 下からも来るよ!!」

「シグナム!!」

「……これは流石に」

 

絶望的の状況に焦りの表情を浮かべる隊長達を見て翔馬は少しだけ口角を上げながら天に掲げた手を振り降ろした。

 

「まぁ、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるってやつだ。精々踊れ!!! エアリアルシューター・フルバースト!!」

「まだまだぁ!! ファントムブレイザー!!」

 

さっきの仕返しとばかりに翔馬の広域殲滅魔法と、ティアナの砲撃魔法が一斉に放たれた。

しかし、これで終わってしまっては隊長達のメンツが立たない。

 

「はやてちゃん!!」

「うん!!」

「テスタロッサ、ヴィータ、シエル」

「大丈夫」

「おう」

「わかってます」

 

焦りの表情を浮かべながらも、流石修羅場を越えてきた魔導師達と言った所だろうか、直ぐに近場の仲間と連携を取って迎撃態勢を整えた。

 

「シューット!! エクセリオン……バスター!!」

「クラウ・ソラス!!」

 

なのはのアクセルシューターは翔馬の放ったエアリアルシューターの中へと消え、次いで放ったバスターはティアナの砲撃と衝突し相殺させて見せた。

そしてはやての砲撃は地面から襲い掛かる翔馬のエアリアルシューターをすべて巻き込んで相殺し、残るは上空からの攻撃。

前線に向かっていた4人とその背後にいたなのはとはやての場所で爆発が起こり、爆煙で姿が見えなくなる。

しかし、スバル達はその爆煙の中を突っ切るとそれぞれの得物をある場所へと叩きつけ、爆煙を吹き飛ばす。

その先には、無傷でスバル達の攻撃を受け止める隊長陣の姿があった。

 

「さぁ、第2ラウンド開始やで?」

 

はやての言葉にその場にいた全員が笑みを浮かべ、これから始まるであろう激戦に心を躍らせていた。

 

 

 

 

 

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