「ここどこよ?」
朝から紫のスキマに落とされて暗い森に来た
「魔法の森、魔法使いが住んでるの」
「へー」
「反応薄いわね」
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しばらく歩くと霧雨魔法店の看板が乗っかっている家をみつけた
「あの家よ、中に入ったら?」
「勝手に入っていいの?」
「もう話は通してあるわ」
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~霧雨魔法店の中~
「…散らかりすぎだろ」
本やフラスコなんかが床に沢山転がっていた
「これでも整理してるほうだぜ」
本の山に座っている白黒の服の少女がこちらを向いた
「私は
「よろしく」
「とりあえず掃除頼むぜ」
いきなり魔理沙は掃除用具を寄越してきた
「断る」
「断るなよ居候〜」
「居候とお手伝いさんは違うぞ」
「霊夢の時は掃除してたくせに」
「霊夢は屋根に刺さってる所を助けてもらったから」
「じゃあ恩を売れば手伝うんだな?」
「掃除くらい自分でするんだな」
「人の嫌がる事押し付けるなよ!」
「お前がいうか」
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~同時刻 博麗神社~
「ユーカリー」
霊夢は間の抜けた声で紫を呼ぶ
「私はそんなコアラが好きそうな植物と同じ名前じゃないわよ霊夢」
待ってましたと言わんばかりにスキマからスッと出てきた
「ユーカリってのがあるの?」
「あるわよ、今度持ってきましょうか?」
「いやそんな事はどうでもいいのよ紫」
「そうね、確かにどうでもいい話だったわね」
紫はスキマから金米糖を1つ取り出し口に含む
「最近博麗大結界が不安定な気がするんだけど」
「不安定なのは穴が空いたからよ」
「穴?外からネズミでも入ったのかしら」
「小さい穴じゃなくて大きい穴よ、人が1人分くらいの」
「そんな大きな穴気づかないはずがない、隠してたの?」
「隠してなんかないわ、見つけるのに手間取ったのよ」
「結界の状況は?」
「驚く事に穴の影響があまりないわ、上手く開けたものね」
「その穴はどうやって作られたか分かる?」
「空間ごと切り裂いたって感じね、達人技よ」
「そんな事出来る妖怪は?」
「
「……これは異変扱いでいいわよね」
「霊夢が乗り気なんて珍しいわ、明日は雪かしら」
「茶化すな、嫌な予感がするから早く解決したいのよ」
「霊夢の嫌な予感はよく当たるのよね」
「たまには外れて欲しいんだけどね」
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~昼過ぎ、霧雨魔法店~
「まだかー?」
「急かすなら手伝ってくれ」
結局掃除をさせられていた
「魔理沙ー」
「なんだーしょーまー」
「ここにある大量の本に全部紅魔ってマーク付いてるけど借り物か?」
「そうだぜ、死ぬまで借りてるんだ」
「それ借りパクじゃ…」
「借りてる相手は魔女だぜ?私の寿命なんてアイツらと比べたら瞬きをしてる間だって」
「そんなもんなのか」
「そんなもんなのぜ」
「ならいいか」
「全然いいぜ」
「でもこの量は場所取るから返しに行くぞー」
「えー」
「こんなにあっても読まんだろ」
「読むぜ、めっちゃ読む」
「じゃあこの埃かぶってる本は何?」
「多分きのこ事典」
「読んでないな、これ川魚の本だよ」
「本気で返しにいくのか?」
「返しにいく」
「仕方ない……今回だけ特別だぜ?」
「本返すという当然の事をしに行くだけなのに何故こんなにも偉そうなのか」
二人で本を袋の中にまとめて外に出た
パッと文章が思い浮かべばいいのですが……
意外と読んで下さる方がいて嬉しいです。
なるべく週一投稿が出来ればなと思ってはいます。
このまま行くと三十話くらいで1ピリオドかなと思われます