リリカルでメカニカル   作:VISP

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今回突っ込み所多数ですが、先ずは最後まで見てってください。


第五話 さよなら古鉄 微修正

 第5話 さよなら古鉄

 

 

 

 『こいつ、固すぎる!』

 

 戦闘開始から1分、ウルフ4の悲鳴が響いた。

 敵大型兵器の装甲、それは先程彼らが撃破した装甲車のソレを軽々と超えている。

 計器を信じるならば、以前戦った戦車の正面装甲並の堅牢性を示していた。

 しかも、その全身を覆う様に何らかの力場が展開しており、魔法の威力が僅かながら減衰するのだ。

 相性が悪い処の話ではない。

 しかも、その装甲を貫くだけの一撃を加えるには、敵の弾幕が厚すぎた。

 

 『ッ、ミサイル来ます!』

 『電子支援行きます!ジャマー全開!』

 

 大型兵器の全身からミサイルが次々と発射、雨の様に降り注いてくる。

 その一斉発射数は実に48門と、砲兵隊の全力攻撃に匹敵或は勝る程の大火力だった。

 しかし、ジャミングによって誘導出来なくては、大雑把な狙いしかつけられない。

 誘導さえなければ、危険性は大きく減少する。

 

 『各機迎撃!』

 

 何時かの様に散弾の連射によって、命中又は至近弾のミサイルはあっさりと迎撃された。

 その様子に業を煮やしたかの様に、大型兵器の腹部に当たる部分が輝く。

 

 『砲撃来るぞ!』

 

 誰かが言った警告とほぼ同時、大出力のビーム砲撃が薙ぎ払う様に発射された。

 

 『く、ウルフ3、右肩部装甲破壊…!』

 

 それは一機だけ中破していたウルフ3の声だった。

 出会い頭の広範囲攻撃に、手練れの隊員も流石に回避し切れず、ダメージを重ねていた。

 

 『この野郎!』

 

 ウルフ4が苛立ちと共に両手のライフルを連射するが、フィールドによって減衰された上に強固な装甲があって内部構造まで攻撃が届く事は無かった。

 

 『ウルフ6、目標の解析はまだか?』

 『もうちょっとです!』

 

 シュッツバルトに搭乗するウルフ2の問いに、ウルフ6が焦りと共に言葉を返す。

 ウルフ6のヴァイスリッターは今回電子戦仕様となっている。

 右腕に追加の大型カメラ、左腕に盾の様にレドームを装備し、後頭部には垂直のレーダーアンテナが追加されている。

 これを用いた広範囲の索敵能力と電子戦能力を獲得した訳だが、それは敵の装備や建築物の解析等にも用いる事が出来る。

 

 『あーもー!何時まで待つのさ!?』

 『我慢しろ、ウルフ5!後で何か奢ってやるから!』

 

 今現在、最も動きの良いウルフ4と5が大型兵器の狙いを引き付けているが、それとて何時まで持つかは分からない。

 

 (敵の装甲は圧倒的。こっちの火力が貫けない!なら、貫けるチャンスを待つか、探らないと!)

 

 だが…

 

 『メガ・グラビトン・ウェーブ、発射。』

 

 合成音声と共に、無情にも二発目の重力衝撃波が放たれた。

 

 

 

 

 

 ズガァッ!! ヴドドドッ! ゴ、ガギ!!

 

 振動と共に、荒野に銃声と打撃音が響き渡る。

 明らかに人力で出せる音ではない。

 それもそうだ。

 今ここにいるのは亡霊の名を冠した魔性の鎧。

 人にあらざる所業は寧ろ当然の事だった。

 

 『どうしたベーオウルフ!データよりも動きが悪いぞ!』

 

 一機は漆黒の亡霊、ゲシュペンストmk-Ⅱ S型。

 

 『………。』

 

 一機は濃紺の古き鉄、アルトアイゼン。

 二機は地上を高速で駆け抜けながら、時折交差する様に射撃しながら、思い出した様に打撃戦を行っていた。

 

 『そんな様ではな!部下を庇うとはお優しい事だ!』

 

 強固な装甲を持つADの中でも、最高の防御力を持つアルトアイゼン。

 その装甲は生半可な事では貫けられないが、先程受けた一撃は到底生半可なものではなかった。

 部下達の内、回避が遅れたその一機を、キョウスケは庇った。

 その結果、重力衝撃波がアルトの脇腹を抉り、ADの力を持ってもなお収まり切らない程の重傷を負った。

 

 『死ねぇぇ!』

 

 言葉と同時、S型の胸部装甲が展開、そこに収められた発射口から砲撃魔法が速射される。

 当たれば今のアルトでは危険なその一撃に、アルトアイゼンは鈍重な機体を更に加速、一瞬で安全圏内に離脱する。

 

 『阿呆が!』

 

 だが、その動きは読まれていた。

 負傷により普段より鈍い動き、敵との性能差、そして敵の執念。

 キョウスケが知り得ない事だが、このテロリストの男は以前から彼に復讐心を抱き、陸の戦力としてメディアへの露出の多い彼の情報を集め、その対策を講じ続けていた。

 そこに互角に動けるADを与えられ、更に練度の低い彼にも扱えるようにとある科学者によって改造されている。

 ここまでお膳立てすれば、寧ろ負ける方が難しいとも言える。

 

 『シィァッ!』

 『…ッ。』

 

 一見すれば単なるチョップ。

 だが、カタログスペックを把握し、何より開発に携わる彼だからこそ、その武装に気付けた。

 シールドスライサー。

 腕部にシールドを鋭角に展開し、打撃・斬撃に転用したもの。

 レンジは零距離だが、機体のパワーアシストと相まって、直撃すれば戦車の正面装甲すら切り裂くだろう。

 だが、ここで練度の差が生きてくる。

 キョウスケは加速中に無理矢理身を捩らせ、機動に回転を加え、手刀が通る軌道から退避、同時に回転の勢いをそのままに上から叩き付ける様に蹴りを浴びせた。

 

 『ガッ!? 貴、様ぁ!』

 

 怒りと共に飛び掛かってくるS型に三連マシンキャノンを連射、接近速度を下げ、助走距離を稼ぐため、最適な位置取りと好機を探して只管待ちの手を打つ。

 だが、S型はその装甲を生かして回避機動すらまともに取らずに再び肉薄しようと接近してくる。

 その動きに迷いは無く、ともすれば熟練兵のそれにすら見えてくる。

 

 (こいつの動きは良い。だが、行動時は必ず一定のモーションを繰り返している。非搭載だった筈だが、モーション・セレクト・システムを搭載しているな。)

 

 モーション・セレクト・システム。

 キョウスケ自身が開発し、今も使用している禁断のシステム。

 感情を排し、痛覚や疲労を感覚ではなく数値化させ、動作を選択式にする事で新兵でも即座に戦力化を可能とする反面、初期ではシステム終了後も感情が排されたままになったと言う曰く付きのシステム。

 現在はリミッターを設け、感情並び痛覚や疲労の排除は最低限に留めてある。

 

 (言動からして感情の排除はしていないが…他は明らかに人体の限界反応速度を超えている。勝った所で死ぬな。)

 

 高速の中・近距離の打撃戦の中で、キョウスケはシステムの恩恵を考えてもなお、異常なまでに平静だった。

 

 (とは言え時間が無いのはこちらも同様。モーションの癖を把握するまでチキンレースか。)

 

 逆襲の時は、近い。

 

 

 

 

 

 『解析データ出ました!敵は無人機です!』

 

 そして、もう一つの戦場では遂にウルフ6の努力が報われた。

 

 『敵の主機関は体幹中央!装甲さえ抜ければ、後はミサイルに誘爆して吹き飛びます!』

 『そいつぁ朗報だ!んで、どうやって奴の装甲を抜くんだ!?』

 

 今も必死に敵の攻撃をかわすウルフ4が揶揄する様に声を上げる。

 実際、彼我の火力差は絶対であり、打つ手は無い様に見える。

 

 『ウルフ6、僕と君でミサイル発射口の一つに攻撃を集中する。トリガータイミングをこちらに。ウルフ5は撃ち漏らしたら止め。他は援護を。』

 

 副官であり、この場では上官に当たるウルフ2の言葉に、全員が無言実行とばかりに行動に移る。

 

 『オラオラオラオラ!こっちだデカ物!』

 

 叫びと同時、ライフル一丁、両肩のチェインガン2基からなる怒涛の弾幕が放たれる。

 余りの連射に元々気休め程度でしかなかった減衰フィールドが、効果を表す前に次々と銃弾が装甲に着弾する。

 威力こそ脅威にならないレベルだが、無視すればミサイル発射口にダメージを負う可能性が高い。

 流石に無視が出来なくなったのか、大型兵器はその左腕をウルフ4に向け、ビーム砲を連射する。

 一発一発が地面を爆散させる程の一撃だが、ウルフ4は至近弾を幾つも貰うが、小刻みな機動を繰り返す事で回避する。

 既にロックオン速度や攻撃時のモーション、武器毎の射撃精度すら実地で掴んだ彼らに、人工知性のルーチン任せの攻撃を回避する事は欠伸が出そうになる程度には簡単な事だった。

 

 『これで看板だ。全弾くれてやる。』

 

 そして、この場で最も破損の酷いウルフ3が、その得物をデカ物に向ける。

 口径で言えば20mm、6銃身を誇る化け物の様なガトリング砲。

 地球におけるM61バルカンにも似たソレは、今日まで「弾薬費が嵩み過ぎる」との事で最大速度で連射した事は開発時の試射実験以来無かった。

 だが、相手は強敵で、出し惜しみをして勝てる相手ではない。

 つまり、好きなだけ撃って良いのだ。

 その事実にバイザーフェイスの奥で満面の笑みを浮かべながら、ウルフ3はモーターを最速値に設定、弾切れ上等とばかりに引き金を引いた。

 

 『レッツパァァァァァリィィィィィィィイェアァァァァァァァッ!!!』

 

 明らかに逝っちゃってる叫びと共に、毎分6000発もの弾幕が発射された。

 余りの連射速度に銃身があっという間に余剰魔力によって加熱され、赤く光り始める。

 だが、そんな事はどうでも良いと言わんばかりに連射は続く。

 この猛攻に、流石の大型兵器も明確な危険を感じ取ったのか、はたまた射撃魔法にしては強すぎる光にセンサーが焼かれる事を恐れたのか、その巨大な両手を頭部を守る様に交差した。

 つまり、目を塞いだのだ。

 

 『『今!』』

 

 同時、今までチャージしていたシュッツバルトのツインキャノンとヴァイスリッターのロングライフルが火を噴いた。

 この時、安全使用範囲の限界以上にまでチャージしたツインキャノンは、ニアSランク相当の出力を誇り、その上で収束率を高め、貫通力を強化していた。

 ヴァイスリッターのロングライフルは精度を優先しており、機体特性上からも砲撃魔法へのアシストも無い。

 しかし、カートリッジ2発を消費した高速徹甲弾による精密な一撃は、閃光溢れるこの戦場で、迷いなく放たれた。

 

 ずどぉぉぉぉぉぉぉん!!

 

 発射された3条の閃光は、狙い違わず大型兵器の左肩を貫き、爆散させた。

 だが…

 

 『まだ動く!?』

 

 咄嗟に左肩を自切したのか、大型兵器はボロボロになりながらもまだ活動していた。

 

 『残念。予想済み。』

 

 そこに、今まで黙していたウルフ5が襲い掛かる。

 その装備は一見では通常のゲシュペンストmk-Ⅱに反応装甲を足しただけだ、その手に持った小皿を繋げた様な代物を除けば。

 

 『プレゼント、フォーユー!』

 

 真横からすれ違う様に駆け抜けると同時、ペタリと大型兵器の肩口に、関節部が露出している場所に張り付けた。

 本来なら隔壁等を破壊するための、指向性対戦車地雷を10個も繋げた代物を。

 

 『無人機なら別に木っ端微塵で良いよね!』

 

 直後、轟音と閃光と共に、大型兵器の上半身が吹き飛んだ。

 

 

 

 

 

 そして、もう一つの戦場もまた佳境にあった。

 

 【警告 出血量が危険域に到達】

 【警告 右腹部に致命的な損傷】

 

 網膜に直接投影された映像から、既に自身が限界だという事は解っていた。

 それでもキョウスケはS型との戦闘を止めない、止められない。

 この敵の相手はまだ彼らには危険だし、大型兵器と連携されたら目も当てられない。

 何よりも、この敵は自分に用意されたのだと打ち合って直ぐに分かった。

 私怨で戦い、今日までそれを引き摺る己だからこそ、この敵にはきっちり止めを刺さなければならない。

 

 『ナハト、フルドライブ。』

 【フルドライブ開始 終了まで60秒】

 

 カートリッジロードの際、魔力受容器から零れた魔力を輩出するのではなく、予備電源に当たる小型受容器に溜めこみ、一気に開放する事で魔力出力を一時的に向上させると。

 その用途は身体強化、出力向上のみ。

 基本性能を底上げするだけで派手さは一切ない、しかしそれ故に付け入る隙が無い。

 無論、デバイスへの負担が大き過ぎるのでおいそれとは使えないが、リンカーコアへの負担が既存のシステムに比べてかなり減少しているのが大きな利点だ。

 しかし、未だに改良の余地が大きく、全ての魔力を生かし切る事は出来ない。

 制御できない魔力は機体の廃熱と共に装甲表面から排出されるため、装甲の多くがお殆どが廃熱と過剰な魔力により赤く染まり、陽炎の様に魔力が揺らめく。

 己の血に塗れ、生きながら炎に巻かれている様な姿は地獄の悪鬼を連想させた。

 

 『ここで終われ、ベーオウルフ。』

 

 S型もその右の手刀に結界を展開、今度こそと必殺の意思を込めて突撃の姿勢を取った。

 キョウスケもガキンと右腕のステークの撃鉄を起こし、弓の弦の様に右腕を引いた。

 後は、互いに好機を待つ。

 静寂が広がる。

 1分、5分、10分、1時間。

 互いに時間の感覚が麻痺する中、もう一つの戦場で盛大な爆発が起きた時…

 

 ドッッ!!!

 

 互いにスラスターを全開にして踏み込んだ。

 

 『シィアァッ!』

 

 迫りくる右の貫手に、キョウスケは敢えて正面から突っ込む。

 

 (何かの策か!?だが、小細工など諸共ぶち抜く!)

 

 既に止められない現状、考える事を放棄して、S型は直撃すれば先ず必殺となる一撃に力を籠める。

 だが、その愚直なまでの真っ直ぐさ故に、最後まで勝ちを求めて思考し続ける孤狼に敗れるのだ。

 キョウスケは敢えて手刀に当たりにいった。

 勝利を掴むために、敵の手刀に左肩が当たる様に、敢えて機動を捻じ曲げた。

 

 (まだ、まだ…。)

 

 手刀が肩部装甲を突破し、基礎フレームに、そして肉体に到達するまで耐え続ける。

 痛覚を遮断しているとは言え、刹那を見切り、自身の肉体が破壊される様を見送るのは並大抵の精神ではできない。

 だが、感情を捨て、勝利に貪欲に食らいつかんとする孤狼は、それを成し遂げた。

 そして、敵の手刀が手首まで完全に自分の肩に埋まった時…

 

 (クレイモア!)

 

 ズバンッ!!

 

 自らの左腕を切り捨てた。

 

 『が、あぁ!?』

 【警告 右腕大破】

 

 自身が見たものが信じられず、S型を纏う男が有りもしない痛覚に悶絶する。

 手刀が完全に肩に食い込むと同時にクレイモアを発動、己の左肩ごと相手の右腕を吹き飛ばす。

 視覚から来る情報に、モーション・セレクト・システムに慣れていないが故に影響を受けたのだ。

 無論、肉体の保護と言う観点からすればそれは正常な反応だ。

 だが、この時この場ではその隙が即座に勝敗へと影響する。

 

 『おぉぉ!』

 『………ッ。』

 【警告 左腕喪失】

 

 それでも、男は執念で残った左拳に結界を展開、目前にいる片腕となった仇敵へと振り抜く。

 だが既に、孤狼もまた次の一撃を放っていた。

 

 ゴ、ガガガがガガッ!!

 

 【警告 左腕全損】

 【警告 頭部兵装全損 左顔面装甲剥離】

 

 互いのデバイスが警告を表示する。

 S型は左腕を、アルトアイゼンはヒートホーンを真っ向からぶつけ合い、またも痛み分けとしては大き過ぎるダメージを負った。

 此処まで来て、S型の男は漸く相手の異常性を思い知った。

 

 (こいつは、本当に自分の命がどうでも良いのか!?)

 『まだだぁッ!!』

 

 そんな事は認められない。

 命を何とも思っていない様な外道に、負ける訳にはいかない。

 胸部装甲を展開し、最後に残ったメガブラスターキャノンを発射体制へと移行させる。

 それが相手の狙いだと知らずに。

 

 『残ったぞ、ナハト。』

 

 固い殻を持った貝を、無理に割る必要はない。

 砂を吐かせて熱湯で茹でるなり、火で焼けば、殻は自然と開く事になる。

 キョウスケは、ただこの瞬間を待っていた。

 

 『やはりこれが…』

 

 ステーク内蔵術式を衝撃術式に変更、全力加速と共に全6発の大型カートリッジを順次ロード、装甲を展開中の胸部目掛けて突貫する。

 

 『オレ達の切り札だ。』

 

 発射される砲撃魔法に、右拳が溶解、蒸発していく。

 しかし、主力次元航空艦の主装甲を加工した特殊合金製の杭はカートリッジロードを繰り返しながら衝撃術式を放つ事で砲撃魔法を押し返しながら前に進む。

 遂に杭は胸部発射口に深々と突き刺さり、一拍置いてから最後のカートリッジロードと共に、衝撃術式を叩き込んだ。

 

 

 

 

 

 

 「はは、は…まさか、本当に、気狂いだったか…。」

 

 「我らが主よ…どうか、この、孤独な男に祝福あれ。」

 

 「戦乱の中、武功を掲げ、血に塗れた人生を永劫の彼方まで」

 

 「教主さま…いま…おそ、ばに………。」

 

 

 

 

 

 

 【警告 右手喪失 残り機能21%】

 

 【警告 戦闘力を完全に喪失しています 現在救難信号を発信しています 直ちに後方で治療を受けてください】

 

 【警告 出血量1500mlを超過 これ以上の失血は危険です】

 

 【警告 意識を失わないでください 間もなく友軍が到着します】

 

 【警告 間もなく生命維持機能が停止します】

 

 【警告 マスター、起きてください】

 

 【警告】 【警告】 【警告】

 

 【警告】 【警告】 【警告】

 

 【警告】 【警告】 【警告】

 

 【警告】 【警告】 【警告】

 

 【誰か】 【警告】 【誰か】 

 

 

 【助けてください】

 

 

 【誰か マスターを助けてください】

 

 

 

 

 

 「ならば、私が助けよう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 Q1、非殺傷設定何処行ったの?

 A2、ちゃんと言い訳があります。
 
 クレイモア…内臓されたカートリッジを一斉にリロードさせて自爆。なので事故(=罰せられませんor言い訳が効く)

 ヒートホーン…そもそも実体剣で非殺傷設定ってなに?魔力刃出した上で普通に振り抜いただけ。よってギリセーフ。

 ステーク…砲撃中にそれを掻き分けながら魔法ぶち込んだだけ。例え発射口が速射機能を実現するために魔力受容器やカートリッジシステム、リンカーコアと近い場所にあっても非殺傷でやったのだから合法。

 結論、ギリギリグレーなのでセーフ。


 Q2、前話の航空兵器と大型兵器ってあれ何?

 A2、既に気づいた人いるかもだけど、リオンとグラビリオンです。

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