ア「どうぞー!」
「さて…ムッツリーニが回復したところでた」
「とりあえず霧島さんを呼ばないとね、雄二、呼んでくれない?」
「電話くらいお前がかけろよ」
「違うよ、名前を呼べばいいんだよ」
「明久…いくら翔子で「…雄二…呼んだ?」…地獄耳のレベルじゃねーだろ!!」
さすが霧島さん、雄ニが関わると人外並みだね!!
「霧島さん、少し聞きたいんだけど」
「…なに?吉…井…?」
霧島さんの目が僕を見るなり見開いた。そりゃビックリするよね。
「えーっと…なんか薬でお…って何で僕を抱きしめてるの!?」
くっ…しかも僕より背が高いから完全に包み込まれて動けないっ
「…可愛い」
女になったからかわからないけど、興奮しないのはありがたい。
でも精神は男なんだからこんなことされるとやっぱり恥ずかしいわけで…てか息ができないっ!死ぬっ、僕死んじゃう!!
「霧島よ、そろそろやめてあげてほしいのじゃ、明久が窒息死してしまうぞい」
「…そっか、じゃあ放す」
「ぷはっ…死ぬかと思った」
あやうく男に戻るまえに、三途の川にいくところだった…
ひとまずおちついたところで、霧島さんに僕が女になったことと、黒魔術の本に戻り方が記入されていないかを伝えた
「…でも私が作ろうとしたのは惚れ薬だから、女体化については詳しくない…。一応そんな項目は私がもってる黒魔術の本には記入されてなかったと思う」
「そ…そんな…!」
「でも入れ替わりのときだって、あれは何日かで解けるってかいてあったぞ?だから何日かしたら戻るんじゃないか?」
「なるほど!確かにその手が…」
「…多分それは無理」
「えぇ!?どうしてさっ」
霧島さん曰く、黒魔術は高度になればなるほど効果が長引くそうだ。
そして霧島さんがつくろうとした惚れ薬は10年ぐらい効き目が長引く薬だったらしく、黒魔術では上級コースの薬らしい。
つまり、上級コースに無いってことは…
「…中級、下級コースには無いことは確か。つまり…」
「上級コースよりも…上ってことか」
「…明久は最低10年以上は男に戻れない。ドンマイだ明久」
ムッツリーニが僕にむけて合掌する
そ…そんな…まさかそんなわけないじゃないか!
「えぇぇぇ!?霧島さん、本当にどこにも書いてなかった!?」
「諦めろ明久、翔子は一度覚えた事は忘れない」
「…それに家には上級コースから上の本はない」
つまり…僕は男には戻れないってこと?
最悪死ぬまで女ってこと…?
そ…そんなぁ…
「うっ…ぐす…ぅ」
「待てっ明久!なにもガチで泣くことはないだろう!」
「だ…だって…僕、僕もう男に…」
「…その姿で泣かれたらこちらもこまる」
「これは破壊力抜群じゃのぉ…」
三人は顔を赤らめてサッと顔をそらした
「…吉井、泣かないで。よしよし」
霧島さんは僕を後ろからぎゅっと抱きしめて頭を撫でてくれる
恥ずかしいけど、随分気は楽になってきた…
「…うん」
僕は目をぐしぐしと擦り、スンッと鼻をならして涙をとめた。
「…とりあえず服をどうにかしないと」
「えっ…まさか女子の制服を着せるつもり!?」
「…あたまりまえ、それじゃあ裾引きずっちゃうし、この身長の男子制服はないから」
うぅ…確かに僕は霧島さんより背がひくいからなぁ…
でもそんなすぐに用意は…
「…こんなこともあろうかと…用意してある。」
いったいムッツリーニはどこから女子の制服を取り出したんだよ…しかもサイズもピッタリっぽいし…。
「…撮影用だ(グッ)」
一体誰に着せるつもりだったのやら…
「…とりあえず着替えるよ」
ぼくは保健室のベッドの方へ行って、仕切り台を置くと、しぶしぶ着替えはじめる
女子の制服を苦戦することなくすっと着れたのはなんだか内心複雑だった。
作「はい、いつもの後書きコーナーですが…」
ア「どうしたの?」
作「アキちゃん…なんとこの小説…」
ア「?」
作「1話にして自分のもう一つの小説ぐらいお気に入り者がいますっ!!」
ア「えぇぇぇっ!?」
作「まさかここまで明久女体化を望んでいる同志がいたとは…」
ア「僕としては複雑だけどね…」
作「1話がここまで人気だと、2話からつまらなくならないか心配になりますね」
ア「だからって凄い企画とかしないでね」
作「……」
ア「…作者?」
作「えー、この話をお読みの皆様、この小説は作者がこんな話だったらいいなっという願望がつまった話となっております!そんな話でよろしいならば、これからもどうぞお付き合いお願いいたします」
ア「ちょっと作者?」
作「感想やご意見お待ちしております!それでは次回もお楽しみにー!!」
ア「さーくしゃぁぁぁ!?」