般若と龍と女神のドタバタ騒動記   作:アリアンキング

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サブストーリー027 スイーツ巡りも楽じゃない 開始


桐生「ひょんなことからスイーツ店を廻る事になった。しかし、スイーツを頼む特訓をして効果があるのだろうか?」


今回は桐生さんが遥と花陽と一緒にスイーツ店を廻るドタバタ劇です。


サブストーリー027 スイーツ巡りも楽じゃない

梅雨に入り、蒸し暑い日が続く中 桐生は遥と神室町へ買い物に来ていた。その日の朝。季節も夏に近づき、衣替えも兼ねて夏服を買いに行こうと遥から誘われたからであった。

 特に予定も無く桐生自身。そろそろ夏服を用立てようと思っており、遥の誘いを受ける事にした。

 

 また遥に黙っていたが、連日続く暑い中を外へ出かける事を避けていたのも理由の一つであった。

 

 

「ふぅ 最近、滅法暑くなったなぁ。まだ梅雨に入ったばかりなのにこうも暑いんじゃ、溜まったものじゃないな」

「うん、そうだね。思えば年々と夏は暑く、冬は寒い感じだもんね」

「ああ。言われてみるとそうだな。まあ、さっさと買い物を済ませて喫茶店でも行こう。冷たい物が飲みたくなったしな」

「そうだね。私も喉が渇いたよ」

 

 その後、桐生と遥は用を手早く済ませると馴染みの喫茶店へ足を運んだ。中に入ると冷房が効いており、冷たい空気が二人に纏わりつく熱気を下げていく。店員の案内の下、手頃な席へ腰を下ろすと備えてあるメニューを手に取るとゆっくりと開いた。

 

 

「俺は…そうだな。アイスコーヒーにするか。遥は何にするんだ?」

「うーん 私は…これにしよう。イチゴミルクフロート」

「決まったな。なら注文するぞ。おーい 店員さん」

「お待たせしましたお客様。ご注文をどうぞ」

 

 桐生の呼ぶ声を聞いてやってきた店員に注文を告げた。それから数分が経った頃、先程の店員が注文の品を手にして戻ってきて、「お客様 お待たせ致しました。イチゴミルクフロートとアイスコーヒーでございます。ごゆっくりどうぞ」とお決まりの言葉を残して去っていった。

 

「ほう それがイチゴミルクフロートか。初めて見るが、中々美味そうだな」

「フフ、そうでしょ。良かったら、一口食べる?」

「いいのか?なら、一口貰うぜ」

「はい どうぞ」

 

 遥はそう答えるとフロートのコップを桐生の方へ差し出した。それをコーヒー用のスプーンで掬うと口へ運んだ瞬間、桐生は目を見開くとポツリと「美味い」と呟いた。

 一見、イチゴミルクにバニラアイスと甘そうな品だが、見た目に反して甘さ控えめで後味もすっきりとしていた。

 

「かなり甘いと思っていたが、そうでも無いんだな。それに後味も良い」

「そうなんだ。人気メニューと書いてあったから決めたけど、失敗しなくて良かったぁ」

「…なぁ 遥。お前、もしかして俺で実験したのか?」

 

 遥の小さな呟きは当然、桐生の耳に届いていた。眉を寄せて問う桐生に遥は舌をチラッと出して素直に謝った。そんな遥に毒気を抜かれたのか。桐生は溜息を一つ吐いた。無論、桐生は怒っている訳では無く、遥もそれは解っていた。

 

「でも、本当に美味しいよね。言ってた様に甘さも控えめだし、甘い物が苦手なおじさんでもいけると思うよ」

「…まあ、これなら確かにな。だが、男の俺がこれを頼むのは些か度胸がいるぜ」

「それは男の人は周りの目が気になって、頼み辛いって事?」

「ああ。確かに気にする必要は無いんだが、やっぱり気になるってのはあるかもな」

「そっか。だけど、そんな理由で美味しい物を楽しめないのは勿体無いよ。そうだ、これを機に遠慮なく頼める様に特訓してみたら?」

「甘味を頼む特訓か。それは少し面白そうだが、一体何をするんだ?」

 

 突発な遥の提案に迷う桐生だが、遥の言う様に美味しい物が楽しめないのは勿体無い。それは桐生も感じていた。だけど、周りを気にせず甘味を注文する特訓が気になった桐生が遥に質問した。

 

「そこなんだよね。うーん… そうだ! こういうのはどうかな?おじさん ちょっと耳を貸して」

「…何だ?別に普通に言えばいいだろう」

「いいから早く」

 

 

 遥の勢いに負けた桐生は仕方なく、遥に顔を寄せた。そして遥の提案を聞いた桐生の顔が驚きに染まる。それを見て、遥は満面の笑みを浮かべていた。恐らく反対しても無駄だろう。桐生は遥の提案を実行するしか無かった。

 

 

 

 それから店を出た二人はある人の到着を待っていた。時間にして一時間程が経過した頃、その人物がやって来た。

 

「ふ~ やっと、着いたよ。待ち合わせ場所は此処だよね?」

「おーい 花陽ちゃん。こっちだよ。此処、此処」

「え?あ、いた。良かったぁ」

 

 自分達を探して辺りを見回していた花陽に遥は手を振って声をかけた。それに気付いた花陽もホッとした様子で桐生達に駆け寄っていく。

 

 

「いきなり呼び出してごめんね。おじさんの特訓にどうしても花陽ちゃんの力が必要だったんだ」

「ううん。私も予定も無くて暇だったから気にしないでよ。今日は桐生さんの特訓をするらしいけど…それで私は何をすればいいの?」

「やる事は簡単だよ。ただ、私と花陽ちゃんの二人でおじさんとスイーツを食べるだけだよ」

「そうなんだ。でも、どうしてスイーツを食べるのが特訓なの?」

「実はね…」

 

 未だに事情が解ってない花陽に遥は今回の特訓に至る訳の説明を始めた。話を聞いた花陽も理由を知り快く協力する事にした。内心、タダでスイーツを食べれるという打算もあったが桐生の為に一肌脱ごうという気持ちは本当である。

 

「それで遥ちゃん。まずはどの店から行くの?」

「うーん まずは適当にケーキバイキングに行ってみようかな。あそこなら男の人がいても違和感無いと思うよ」

「ケーキバイキングか…。確かに俺が甘い物を食べていても目立つ事は無いな。よし行ってみるとするか」

 

 

 木を隠すなら森の中。男女構わず、訪れる場所であれば気軽に甘い物を楽しめるだろう。そう結論を出した一行は早速、ケーキバイキングへ足を運ぶ事にした。しかし、甘い物に無縁の桐生や長らく街を離れていた遥達は店の場所を知らなかったが、幸いにも花陽が知っていた為に事無きを得た。

 

 

 移動する事、五分後。三人は目的の店へとやって来た。子供の頃も含め、ケーキを沢山食べる機会が無かった桐生にとって、ケーキバイキングはある種の夢であった。何を食べようか?何があるのか?そんな風に期待に胸を躍らせていると視界に入った光景に桐生は愕然とした。

 

「……何処を見ても女だけで男はいないな。既にチラチラと俺を見る人もいて、入るのがきついぞ」

「う、うーん まさか今日に限って、こんなに人がいるとは予想外だったよ」

「ちょっと、運が悪かったね」

 

 

 その日は月に一度の女性限定食べ放題の日であり、店にはそれを目当てにした女性客が殺到していたのだ。女性限定の場に男性がいる事を不審に思ったのか、次第に女性陣から桐生に向けられる視線が強くなっていた。当然ながら遥と花陽も桐生に注がれている視線に気付いてはいる。これ以上、この場にいたらトラブルになる。そう判断した三人は急いでその場を立ち去る事にした。

 

 

 

「それにしても凄い数だったな。あの店は…いつもああなのか?」

「ううん。私も友達と行った事があるけど、普段はあそこまで人は多くなかったよ。それに男の人もよく来てるみたいだし」

「そうなのか。今回は偶々、運が悪ったようだな。さて、次は何処へ行くんだ?」

「うーん。ケーキバイキングが駄目なら、クレープ屋なんてどうかな?あれならおじさんも頼みやすいと思う」

「…クレープか。確かにケーキよりも頼みやすいだろうな。よし、次はクレープ屋へ行ってみるか。だが、クレープ屋は何処にあるんだ?」

「クレープ屋なら私知ってるよ。確か、昭和通りの道路沿いだったかな?そこに新しくオープンしたってこの間、学校で聞いたよ」

「昭和通りの道路沿いか。そこなら場所的に遠くないし、混む事も無いだろう。よし 次はそのクレープ屋に行ってみよう」

「フフ おじさんも漸く調子出てきたね。いきなりの提案だったから、実は面倒なんじゃないかと思ってたけど...杞憂だったみたい」

「うん 私もそう思った。でも、意外と甘い物が好きなんですね」

「…まあ、男でも甘い物が食べたいからなぁ。だからこそ、男も堂々と甘い物が食べやすい時代が来たのは嬉しいな」

「そうですよね。やっぱり美味しい物は皆で楽しむのが一番です」

「それじゃあ、行くとするか」

「「おー」」

 

 

 

 桐生の言葉に二人は手を掲げて呼応した。実の所、桐生もクレープが楽しみなのか、ケーキバイキングへ向かう時よりも足取りは軽かった。花陽の案内もあり、目的の場所は割と早く到着した。一体、どんなクレープがあるのだろう?期待で胸を躍らせる桐生の目に飛び込んで来たのは、本日休業と書かれた一枚の札であった。此処まで来て無駄足だったかと花陽と遥は溜息を吐いて桐生の姿を見て驚いた。

 

 

 先程と違って、無表情でその札を見つめていた。花陽は初めて見る桐生の姿に言葉を失くしていたが、遥は慣れているのだろう。桐生の腕を優しく叩いて声をかけた。

 

 

「ほら 次行こうよ。此処でこうしても仕方ないしさ」

「…そうだな。だが、次と言っても何処に行くんだ?もう思い付くスイーツ屋なんか無いぞ」

「うーん 確かに昔ならまだしも今の神室町には詳しく無いからなぁ。そうだ 花陽ちゃん。何か別の店とか知らない?」

「え?ん~ 別の店となるとあとはアイスクリーム屋くらいしか、知らないよ。役に立てなくてごめんね」

「……! そうだ それだよ。今の時期、アイスなら男の人も食べるからおじさんが行ってもおかしくない。寧ろ、自然に買って食べれる筈だよ」

「確かに暑い日にアイスを食べるのに性別は関係ないな。よし 善は急げだ。アイス屋に行くとするか」

 

 

 花陽のおかげで気を持ち直した桐生は件のアイスクリーム屋へ向かう事にした。此処まで来たら、何が何でも甘い物を食べてやる。楽しみにしていたクレープが食べれなかった事で桐生の意地に火が点いたようだ。やる気が無かった桐生だが、最早スイーツを食べるまで止まる事は無いだろう。花陽は気付いていないが、遥は密かにその事に気付いて静かに息を吐くと同時に連れ回される覚悟を決めた。

 

 

「そうだ。肝心な事だが、そのアイス屋は何処にあるんだ?以前は天下一通りに在ったんだが…今は別の店になっていたぞ」

「あ、アイス屋の場所は…」

「場所は?」

「……ごめんなさい 私も知りません。神室町に何度か来てるけど、知らない場所も多くて」

「そうか。しかし、参ったな。俺も他の店は知らないからなぁ」

「うーん 私も知らないし、こうなったら適当に探すしかないよね。そうだ 中道通りから見てみない?あそこは若者向けの店が多いし、一軒くらいはある筈だよ」

「言われて見れば、あの辺りはその手の店が並んでるな。行ってみるとしよう」

 

 

 話し合いの結果、三人は中道通りへ向かった。スイーツ店を探すのは次で最後になるだろう。時刻も16時を過ぎており、青空も今は夕焼け空へと変わっていた。この時間帯になると大抵の店は閉めてしまう。今の桐生には甘い物を頼む特訓の事よりも甘い物を食べる事が目的となっていて、そんな焦りから桐生達の足取りも自然と上がっていた。

 

 

 それも幸いして中道通りへ来た三人は目的の店をすぐに発見した。他の店の様に混んでいる様子も無ければ、閉まっていない。街中を歩きまわった事もあり、三人の体は甘い物を心から欲していた。だが、悪い事は続くもので店に近寄った時、またもや三人の目に入ったあるものが歩みを止めた。そう、店は閉まってないし混んでもいなかった。しかし、三人が店に入る事が出来なかった理由 それは現在、改装中です。開店は明日からとなりますと書かれた札であった。

 

 

「……なぁ。この街じゃ、生きるだけでなく、甘い物を食べるのにも大変なんだな」

「……。おじさん こういう日もあるよ。言い出しっぺの私が言うのも何だけど、今日は諦めようよ。外も暗くなってきたしね」

「そうですね。私も…そろそろ帰らないといけないし」

「そうだな。だが、最後に少しだけ俺に付き合ってくれないか?あまり時間は取らせないから…頼む」

「私は良いけど、花陽ちゃんはどうするの?」

「うーん まあ、あと少しなら大丈夫ですよ」

「すまん。用が済んだら、安全な所まで送るぜ」

「分かりました。それで一体、何処へ行くんです?」

「ああ 行くのはすぐ其処のコンビニだ。まあ、何があるかは付いて来れば分かるさ」

 

 そう言って桐生はコンビニへと歩き出す。 桐生の言葉に不思議そうに首を傾げる花陽の肩を遥は笑みを浮かべて優しく叩いた。その行動にも首を傾げる花陽だったが、考えても答えは出ないと二人へ駆け寄っていった。

 桐生の言葉通り、コンビニへは5分と掛からずに辿り着いた。何かを見ている桐生へ花陽は話しかけようとするが、口を開く前に店内へと入っていった。一体、中に何があるんだろう?花陽の心中にある疑問はすぐに解消された。

 

 そう 桐生が探していた物。それはアイスと同じく、夏季に大勢の人が食べるだろうかき氷であった。冷凍個には尤も親しみのある苺味や練乳以外に西瓜味や檸檬味まで置かれている。かき氷がこのように揃っているのは珍しいのか、花陽も遥も魅入る様にかき氷を見つめている。

 

「フッ どうやら、気に入ってくれた様だな。ついさっきまで忘れていたが、ふとこの事を思い出したんだ。今日一日、二人を振り回した挙句に何も食えなかったからな、俺からのお礼だ。好きな物を選んでいいぜ」

「すごいね。こんな種類のかき氷、私見た事無いよ。好きな物を選ぶかぁ~ どれも美味しそうで迷っちゃうなぁ」

「別に一つじゃなくてもいいぜ。それに此処には沢山買う人の為に、ドライアイスもあるからな。折角だ、穂乃果達のちょっとした土産にすれば良いさ」

「そうだね。アサガオの皆に送ろうかな。良いよね?おじさん」

「ああ 勿論だ。あいつらにも食わせてやりたいからな」

 

 

 

 遥の申し出に桐生は快く受け入れる。元より、桐生もそのつもりだったので反対する理由が無い。それに今、自分が此処でのんびりとしているのは遥やアサガオの子供達のおかげなのだ。その事もあり、何かをしてやりたいという気持ちも強かった。

 

 そうしている間に決めたのだろう。かき氷を手にした花陽が戻って来て、桐生に差し出す。

 

「待たせてごめんなさい。私と皆の分はこの西瓜味にします。夏に食べる物を同時に味わうのも面白いですから」

「そうか。確かにそれも良いかもしれないな。それで遥はどうするんだ?」

「私はこの檸檬味にするよ。皆に送るのはメロン味にしようかな。向こうじゃ、高くて買えないから味だけでも楽しんで欲しいから」

「そうだな。じゃあ、会計にするぞ。選んだかき氷はかごに入れてくれ」

「「はーい」」

 

 

 二人からかき氷が入った買い物かごを受け取って、レジへ向かうと店員は既に郵送の準備を整えていた。恐らく、自分達の話が聞こえていたのだろう。丁寧な手付きでかき氷を郵送用の冷凍ボックスに入れていく。全て詰み終わった後、店員は二枚の用紙を差し出し、「こちらに送り主の宛先を記入して下さい」と告げた。

 

 桐生と花陽は用紙にそれぞれの宛先を記入して、店員へと渡して手続きを終えると別のかき氷の精算を開始した。会計を済ませ、店をあとにした三人は近くの公園へ移動した。そこで二人にかき氷を手渡し三人は静かに食べ始める。夕日に照らされる中、三人は無言でかき氷を食べていた。仕事上がりのサラリーマン達が賑わう音の中でシャリシャリとかき氷を咀嚼する音は何とも不思議な雰囲気を醸し出していた。

 

 

「そういえば、私。かき氷を食べるの、久しぶりです。子供の頃は食べていたけど、最近じゃあまり食べて無かったから懐かしい気分ですね」

「言われてみると私もそうかな。確かに子供の時よりは食べる機会が減った気がするよ」

「そうだなぁ。昔は当たり前のように食っていたが、今はアイスが主流になっちまったからな。種類もアイスに比べたら少ないし、自然と消えていくのは仕方ねえ。だが、偶に食うと良い物だろ?かき氷もスイーツとして優秀だしな」

 

 

  大凡、食べ終わる頃、花陽がぽつりと呟く。その呟きに遥も自身の気持ちを呟いた。二人の言葉に桐生も口を開き、自分の想いを言葉にする。古い物は自然と消えていく。だけど、時にそれを振り変えるのも良いかもしれない。アイスやクレープに勝てなくてもかき氷も日本が誇る立派なスイーツである。その事に二人も納得して頷いた。全て食べ終わり、空となった容器をゴミ箱に捨てた後‥‥花陽と遥は恥ずかしそうな表情である事を桐生に告げた。

 

 

「ねえ、桐生さん。今日は暑いし、もう一つ食べませんか?かき氷」

「私も賛成。ほら、甘いものは別腹だって言うしね」

「フッ しょうがねえな。俺も食い足りねえし、もう一つ買いに行くか」

 

 

 二人の言葉に桐生は笑みを浮かべて、首を縦に振る。桐生の言葉にパッと顔を明かるくさせる二人に桐生も嬉しさが自然と込み上げる。そうして三人は先程のコンビニへと再び向かっていった。

 




サブストーリー027 スイーツ巡りも楽じゃない 完


桐生「色々とあったが、何とか最後にスイーツを食べる事が出来た。フッ 偶にはかき氷も良いものだな」

今回のお話 いかがだったでしょうか? 丁度、暑い日に買ったアイスから思い付いて書いてみました。話に出てくるかき氷 残暑が終わる前に夏を振り返って、食べるのも良いかもしれません。


宜しければ、感想をお待ちしています。誤字脱字等がありましたら、そちらのご報告もお手数ですがお願い致します。
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