ラブライブ!~花のような笑顔な君と~   作:花陽ラブ

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いじめ2

「橘君……」

 

「後藤さん…何しようとしてたの?もし、僕が考えてた事をしようとしていたなら僕が許さないよ」

 

「だって…この女が悪いのよ!せっかく、せっかく……橘君と仲良くなれたのに!この女が居なかったら、私は……私は橘君に告白出来るのに!!!」

 

「……ごめん、後藤さん」

 

 

大輔君が来てくれて、花陽は殴られずに済みました

大輔君は悲しそうな顔をして、彼女に謝ってました

彼女はすぐにその場に立ち去った

 

彼女の顔は見てはいないが、なんとなくわかる

泣いていた…ごめんなさい

 

 

 

 

「………」

 

その帰りは今までで一度静かでした

夕日で二人の影が凄く伸びていた

凄くそれすら切ないような気持ちになった

 

黙ったまま、二人の家に着いて

今まで黙っていた大輔君が喋り出した

 

「ねぇ…かよちゃん」

 

「えっ…?」

 

「ごめんね…まさか、あんな事になっていたなんて思わなかった、これからはなるべく一人で「ダメ!」

「えっ?」

 

「わ、私は大輔君と…一緒に帰りたい、これからもずっと……昔からずっとそうしてきたから」

 

花陽は一人で帰ると言いかけた

大輔君を止めました

これからもずっと一緒に帰りたい

 

 

 

「かよちゃん……泣いてる」

 

「えっ?なんで……私悲しくないのに」

 

知らない間に涙を流していた

なんで?涙が止まらない

 

一瞬でも帰れないと思ったから?

大輔君が後藤さんに取られそうになったから?

それとも……

 

「………大丈夫だよ、僕はずっとかよちゃんの傍に居るから」

 

大輔君はそう言ってから

花陽の頭を優しく撫でてくれました

花陽はまた泣いてしまって

無意識に抱き着いて、声を出してました

 

(ガチャ)

「花陽?どうした……あら」

 

「花陽ちゃんどうし………」

 

「げっ!?」

 

花陽が声を出して泣いていると気付いて

花陽のお母さんと大輔君のお母さんが出てきて

大輔君に抱き着いて泣いている所を見られてしまいました//

あの時は恥ずかしくなかったけど、今思い出したら凄く恥ずかしいなと思います(笑)

 

大輔君は必死に二人に説明してくれてました

大輔君には悪い事しちゃったな、でもありがとう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(トントン)

 

あれから家に入って各々の用事をして

夜、8時ぐらいかな?

 

大輔君から花陽の窓をノックしてました

なんだろう

 

(ガチャ)

「どうしたの?」

 

「いや……もう大丈夫かなってさ」

 

「うん、大丈夫だよ…ありがとう大輔君」

 

「そっか、良かった……」

「今日さ…後藤さんと何話してたの?」

 

えっ…やっぱり気になるよね

そうだよね

 

「大輔君の事だよ……」

 

「僕の事?」

 

「うん……大輔君の事、好きか嫌いかって話」

 

「か、かよちゃんは……僕の事どうなの?」

 

「えっ……」

「わ、私は………花陽は、大輔君の事…………」

 

どうしよ、ドキドキする

大輔君にも聞こえてるんじゃないかってぐらい

凄く大きい音だ

 

どうしよ……話さなきゃ、好きって

告白しなきゃ

 

「花陽は………す「花陽ー!!お風呂入ったらどう?」

「っ!?わ、わかったー!」

 

「ご、ごめん、変な事聞いて」

 

「ううん、大丈夫……またね」

 

結局、告白出来ないまま

今日って日は終わりを迎えました

 

 

第13話

 

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