明日からかよちゃん達
音ノ木坂学院の学園祭
女子校って事もあり、親や知り合いでも招待券が無ければ入る事が出来ないシステムらしい
流石だ…
「あれ?穂乃果ちゃん…」
「あっ、大輔君!」
~~
「穂乃果!絶対に諦めないからね」
~~
「……」
やべー思い出しちゃった
「ん?顔赤いけど大丈夫?」
「いや、大丈夫だから」
「そっか♪なら良かったよ」
穂乃果ちゃんって知らずにやってるからズルイよな
顔近かった
じゃなくて!
「それより、穂乃果ちゃんはランニング?凄いねやる気満々だ」
「うん!明日でラブライブに出れるか、出れないか決まるんだ!じっとなんかしてられないよ」
そっか、そうだよね
流石穂乃果ちゃんだ
「穂乃果ちゃんらしいね、頑張ってね」
「えー、それだけ?」
穂乃果ちゃんは物足りなさそうな顔をして
頭をこっちに見せてきた
あっ、なるほど
「はいはい……」
「~~~」
本当に穂乃果ちゃんはズルイ
犬みたいでかわ
はっ!?何を考えてるんだ、僕にはかよちゃんが
「ねぇ…もしさ、穂乃果達がラブライブ行ける事が決まったらさ…返事聞かせて、あの時の」
あの時
そう、夏休みの時にかよちゃんと穂乃果ちゃん
三人で遊園地に行った時に穂乃果ちゃんから告白された日
僕はどこかで逃げていた
改めて、ちゃんと向き合わなきゃなと思った
「うん、ちゃんと行けたらね」
「へへ!なら絶対に行かなきゃダメになったね!よーし!!頑張るぞー!またね」
そう言ってからまた走り出した
穂乃果ちゃんの後ろ姿を見えなくなるまで見送った
「雨だ……」
夜、外を眺めていたら
雨が降っていた
なんとなく、なんとなくだけど
嫌な予感がした、このまま
μ'sがラブライブに進出出来るのか
あの穂乃果ちゃんの気合いの入れよう
かよちゃんからの最近の穂乃果ちゃんは
また凄い気合いの入れようだと言っていた
まさか、こんな雨の中でランニングしてないだろうかと心配してしまう
そんな事を考えていたら
僕の机に置かれていた、携帯が静かになっていた
誰だろうと名前を確認したら
穂乃果ちゃんだった
「もしもし?穂乃果ちゃん」
「へへ~今さっきまで雨の中、ランニングしてたんだ~ちょっと寒いね」
「ちょっと大丈夫?あんまり無理したら、明日に響きよ?それに声変だし」
「わかってるよ~、もうお風呂入って寝るからさ」
「お、お風呂?」
「あっ!大輔君…変な事考えた?穂乃果、エッチな事考える人嫌だな~」
「ち、違うよ!穂乃果ちゃんがお風呂入るとか話すから」
「ごめんごめん!じゃあまた明日、絶対に見に来てね…最高のライブにするから」
「うん!楽しみにしてるよ」
こうして、穂乃果ちゃんとの会話は終了し
明日にあんな事になるとは
僕も穂乃果ちゃんも誰も思わなかっただろう
第14話
完