「穂乃果のせいだ……穂乃果が、穂乃果が昨日無理矢理、ランニングしたから………」
「……」
保健室の中に小さく悔しそうに泣いている
穂乃果ちゃんを僕はただただ、寝たフリをするしか出来なかった
「ごめんなさいね、ウチまで運ばさせちゃって」
「いえいえ、大丈夫ですから」
あれから泣きつかれて寝てしまった穂乃果ちゃんを
穂乃果ちゃんのお母さんが迎えにきた
僕は家にまで穂乃果ちゃんをおんぶをして
家まで運んだ
穂乃果ちゃんをお父さんに任せて
帰る用意をしていたら
「これ、お礼にしたらあんまりお洒落じゃないけど、良かったらご家族と食べて」
「ありがとうございます、お婆ちゃん喜びます」
穂乃果ちゃんの家のおまんじゅうを貰い
雨の中を僕はゆっくりと帰って行った
~2日後~
学校から帰ってきて
すぐに携帯がなったので確認をしたら
穂乃果ちゃんからメールが来ていた
どうやら復活したらしい
良かったら来てほしいと書かれていた
僕はすぐに着替えて、家に向かった
「思った以上に元気そうだね」
「うん!もう元気だよ、プリンなんか2個食べちゃったし」
家に着いてから、穂乃果の部屋に入ったら
2個までなら食べていいと言われていたんだろう
と思われる、プリンの最後を食べ終わっていた
それを自慢げに説明してくれた
「ライブ……残念だったね」
「っ……うん」
あっ、直球過ぎたか
悪い事しちゃったな
「大丈夫大丈夫!またライブやれば問題無いよ、穂乃果も治ったし」
「そうだね…」
「あら?思った以上に元気そうね、穂乃果」
二人で会話をしていたら、穂乃果ちゃんの先輩がやってきた
後ろには海未ちゃん、ことりちゃんも居た
「あっ、あなたも居たのね…ライブの時は穂乃果を運んでくれてありがとう」
「あっ、いえいえ…とっさに動いただけです、えっと……」
「そういえば名前まだ教えてなかったわね、私は綾瀬絵里…」
「絵里さんですか、僕は…「あなたの名前は花陽とか穂乃果から聞いてるわ、大輔君」
「はは、知ってますか」
絵里さんか…μ'sの中で一番お姉さん的な人なのかな
しかし、たった二歳しか変わらないのに大人に見える
まぁ、たった一歳でも落ち着かない人も居るぐらいやしね
「あっ!今穂乃果の事馬鹿にしたよね」
鋭いな穂乃果ちゃん←
「穂乃果…今日貴女に伝えないといけない事があるの」
「えっ?なになに」
「今日、学園祭のアンケート結果が来たの、それで音ノ木坂が廃校を取り消しになったの…」
「えっ?取り消し……学校無くならないの?やった……やったぁぁ!!」
「でもね……μ'sの活動はしばらく出来ないの」
「あっ……穂乃果のせいだよね」
「えぇ……こんな無茶させる為にやらせた覚えはないと言われたわ」
「あとね……私はまだ知らないんだけど、ことりと海未から話があるみたいよ」
「ことりちゃんと海未ちゃん?どーしたの」
「ことり…構いませんよね?」
「……」
「本来ならみんな居る場所で話したかったのですが、そうも言ってられません」
「実は……ことりが海外に留学が決まりました」
「えっ…」
みんな驚いな
もちろん僕も
ことりちゃんとも顔見知りだ、一緒に遊んだ友達だ
まさか、このタイミングで
「なんで話してくれなかったの…なんで、穂乃果にはなんも話してくれなかったの」
「話そうとしたよ、でも穂乃果ちゃん…ライブに夢中だったから…話せなかった」
「それにライブ前にそんな話しても士気に関わりますから…ことりの気持ちも分かってあげてくだ「わからないよ!!!!ずっと一緒だったのに、ずっと仲良くしてきたのに…話してくれなかった」
「出てって………」
「穂乃果ちゃ「出てって!!!!」
こうしてみんな
穂乃果の部屋から出ていき
各々の家に帰った
「穂乃果……もうやめようかな」
第16話
完