「あぁ~!星空、スカート履いてる~!!」
初めてスカートを履いて登校した
でも、男の子達にからかわれて……
凛はスカートを履くのをやめた
「えー!?凛が、凛が!?」
凛の教室に三年生の絵里ちゃん、希ちゃん、にこちゃん
そして、かよちん、真姫ちゃん
二年生はと言うと修学旅行で学校には居ない
そして、帰って来れない状況になっている
どうやら修学旅行先に台風が直接したらしく、修学旅行が延長になってしまった
それはμ’sにとっても大変な事だ
何故なら次のライブはファッションショーでやる予定で
そのファッションショーまでに二年生達は帰ってこれない、そして穂乃果ちゃんの代わりに凛がリーダーに頼まれた
「そう、私達みんなで話し合って…凛がやったらどうかって話なったの」
「む、無理だよ、凛には絶対に無理」
「意外ね…凛ならノリノリにやると思ったのに」
「凛ちゃん…引っ込み思案の所あるから」
無理だよ、凛なんかに穂乃果ちゃんの代わりは務まらないよ
だって、髪の毛は短いし、男の子っぽいし、可愛い服は似合わない凛なんかに
「凛…みんな、貴女が適任だと思って言ってるの、無理にとは言わないわ…でも期待に答えないとは思わない?」
「う、うん……わかったよ」
凛に穂乃果ちゃんみたいにみんなを引っ張っていけるのかな?
絵里ちゃんや希ちゃん、にこちゃん、真姫ちゃん
かよちんの期待には答えたい
でも、………自信が無いんだ
結局、凛がリーダー代行の初日はぎこちなく終わった
はぁ、やっぱり無理なんだ……
「やっぱり、凛には無理なんだよ」
「そんな事ないよ…もし絵里ちゃん達が凛ちゃん以外の人リーダーに頼んでも、私は凛ちゃんって言いよ?」
「うっそだ~!どうせみんなリーダーやりたくないから凛に押し付け」
(べしっ)
「何、馬鹿な事言ってるの、余程の自惚れ屋さんとかではない限り、自分の事を可愛いとは思わないわ」
「凛は、凛は違うの!!」
「あっ、凛ちゃん…」
凛は2人を残して
走り出した
「はぁ……はぁ」
着いたのは、公園
昔、初めてスカートを履いたあの日
凛は此処で泣いた、他の人からしたらなんとも他愛のない話だ
男の子は女の子をからかう物だ、でも凛からしたら
それがトラウマになってしまった
「………」
「あれ?凛ちゃん」
公園のベンチに座り
ゆっくり落ちていく夕日を見ていたら
昔から知っている声が凛を呼んだ
「大輔君……」
「えっ!?なんで泣いてるの」
あれ?なんで凛泣いてるの
なんで……
「ご、ごめん……ちょっと昔の事思い出して」
「あの日の事?」
「うん…凛はもう大丈夫だよ?さぁ帰ろう」
「凛ちゃんならやれるよ……凛ちゃんならきっと大丈夫だから」
「えっ?」
「かよちゃんから聞いたんだ…穂乃果ちゃんの代わりに凛ちゃんがリーダーやるんでしょ?だからこれはお祝いのプレゼント」
「……リストバンド?」
「うん、明日からも頑張ってね」
それから、凛は2人で帰った
彼から貰った
リストバンド、少しだけ頑張ってみようかな
第28話
完