ラブライブ!~花のような笑顔な君と~   作:花陽ラブ

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ウェディングドレス

「ちょっと、凛来なさい」

 

学校の授業も全て終わり

部活に行かなきゃと用意をしていたら

 

教室ににこちゃんが迎えにきた

なんだろうなと真姫ちゃん、かよちんと一緒に向かった

 

 

 

 

 

 

 

「…………」

 

「うわ~!素敵」

 

えっ、確かに可愛いけど

こんな可愛い服、誰が着るの?かよちん?絵里ちゃん?

真姫ちゃん?

 

「これを凛が着るのよ、センターの人には着てほしいってオファーがあったのよ」

 

えっ?えっ?

こんな服を凛が着るの?

 

可愛い服なんか似合わない凛が?

 

「こ、これを凛が?は、ははは……はははは!! 」

 

「ちょっ、凛が壊れた!?」

 

ぜ、絶対に凛には似合わないよ!

 

だって、あれってウェディングドレスだよね?

花嫁さんが着る服だよね、あんな可愛い服凛なんかには

こうなったら、逃げるしか

 

「あ、あれ?なんで鍵が!?」

 

「ふふ、それはあんたにいつも捕まえられてるからよー!!」

 

や、ヤバイにこちゃん本気だ

早く早く逃げなきゃ!?

 

あっ!開けれた!!

 

「にゃぁぁぁあ」

 

「あっ逃げた」

 

 

 

 

 

そして、凛の学校の中の大脱走は希ちゃんによって終わった

そして、センターはかよちんに変わった

 

 

「………」

 

今日も凛は公園に居た

ブランコに揺られながら、今日の事を思い出していた

もし、あの衣装を凛が着ていたら

もし…凛がセンターだったら

 

「……着てみたかったな~」

 

あれ?なんでこんな事言ったんだ?

かよちんがセンターになって嬉しいはずじゃないのか?

なんで……

 

「おっ、凛ちゃん居たんだ」

 

あっ、大輔くん

また来てくれたんだ、前からきた

大輔くんが凛の隣のブランコを座った

 

「どう?最近、練習は?」

 

「うん、今日…曲のセンターかよちんに変わったんだ」

 

「えっ?かよちゃんに変わったの?凛ちゃんじゃなくて」

 

「うん、凛が分かってて話したんだ、センターの子が着る服がねスッゴク可愛い服だからさ…凛には似合わないよ」

 

「そっか…それは残念だな、凛ちゃんでも見てたかったな」

 

「はは、大輔くんが見たいのはかよちんでしょ?凛知ってるよ?」

 

「ううん、僕は凛ちゃんのも見たいよ?かよちんも見たいし、凛ちゃんのも見たい」

 

な、何それ

そんな事言われたら

 

う、嬉しくなっちゃうよ

 

「あっ!?そうだ…凛急に用事思い出したからもう帰るね!またね大輔くん」

 

凛は急いで、荷物を持って

公園から出ていった

恥ずかしかった、凛が顔が真っ赤なのははっきりわかる

気づかれたくなかったから

凛は急いで家に向かった

 

そして、練習は順調に進み

 

二年生が居ないまま

ついに本番が始まる

 

「いよいよか……」

 

少し緊張している

今まで、穂乃果ちゃんの代わりにリーダーをやってきた日々

スッゴク楽しかった、でもなんでだろう

少し何かが引っかかる

あの時に、着てみたいって言ったからなのかな?

 

凛にはわからない

凛は……似合わない

 

 

「いよいよ、本番だからラストチェックするにゃ!」

 

「はい!!」

 

「凛ちゃんのそっちだよ?」

 

「ありがとうかよちん」

 

これで良いんだ

あの服はかよちんが似合う

可愛い可愛い、かよちんが着るべき服だ

 

だから

 

「えっ……」

 

なんで?なんで

センターの服が凛の所にあるんだ?

 

第29話

 

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