終風は家に帰ると自分の刀『終雷刀』を月の光に翳していた。その刃は少し欠けていたのであったが終風は案外冷静であった。そして終風は終雷刀の時を戻して元の状態にして…今日のことを少し振り返り仮眠を取ることにした…その頃フランはレミリアに許可を貰おうと必死だった…
フラン「お姉様良いでしょ?」
レミリア「ダメよ。貴方1人で外に行かすなんて…」
フラン「人里には通らない道で行くから…お願い」
霊夢「レミリア…良いんじゃ無いかな?どうせ、終風の能力で時を戻してもらったらいいから…」
フラン「私は何もしないから…」
レミリア「仕方が無いわね。良いわ…咲夜は行ける様子では無いし…気をつけるのよ」
フラン「はーい」
霊夢「良かったわね…」
フランは終風が寝てる事を少し考えてまだ日が出ない頃に出発することにした。その頃は終風は軽く仮眠を取っていた…
~それから数時間後~
終風は目覚めて体を軽く伸ばしていた…フランは日が出るまでに日傘を持って紅魔館を出発した。そのフランをニヤニヤしながら眺める黒い影があった…そいつは罪と書かれた袋を被っていた。罪袋はフランの後を気付かれ無いようにコソコソと付いて行った。フランは人里を避けるコースを行ったが途中で別れ道に当たった…
フラン「別れ道…うーん…どうしよう、森の中の道は終風の家の扉が見えるけど薄気味悪いけど近い…広い道は少し遠回りで日が当たるけど安全…あまり日の当たらない森の道で良いよね…」
その悩む姿を森の中で見ていた罪袋達だった…彼らは隠れやすい場所があると言うことだけで森の中に隠れていた…フランは森の中を歩く、そしてある所で罪袋達がフランの前に出てきた…
フラン「…… クッ…」
フランはあの別れ道に戻ろうとしたが…後ろにも罪袋が立っていた…フランは囲まれてしまった。フランは一体を殺したが…すぐに蘇ってしまいフランのスカートの袖を掴む…フランは振り切ろうと他の罪袋を倒す…しかし袖を破かれてしまった…ハッとしてる時にも攻撃してくる服はドントン破かれてボロボロになっていく…フランは必死の思いで逃げ口を見つけそこへ行き、全力で飛んだ。フランの目には少しだけど涙が溜まっていた…終風の家の扉が開いて終風が出てきた。
フラン「終風〜」
終風はしっかりフランを受け止めた…そしてフランの後ろを追いかける罪袋の姿が見えた…終風の目にはとてつもない殺気を感じた…終風はフランを抱ながら終ワリナキ剣に罪袋たちの攻撃を命じて…終ワリナキ剣は罪袋達のトドメを刺して、再起不能にした。終風はフランの方を見た…
終風「フラン…大丈夫か?」
フラン「こ、怖かったよ…」
少し泣きかけの声だった…
終風「服がボロボロじゃないか…着物でも着てみるか?今着てる服は持って帰ろうか?」
フラン「うん」
終風「じゃこれを1人で着てね…紐は結ぶから…」
フランは別の部屋に入って着物を着た…そして外に出て終風に紐と帯を結んでもらった…
フラン「似合う?」
終風「似合ってるよ」
2人は遊んだりしてあっという間に時間が過ぎた…そして気が付けばもう帰る頃になっていた。フランは帰ろうと外へ出ようとした時だった…
終風「フラン…送っていくよ…」
フラン「本当?」
終風はフランが着てきた服と日傘とフランと共に紅魔館に瞬間移動した…すると外には咲夜とレミリアが出ていた…
咲夜「終風…貴方はまぁ…いいか…後貴方は宴会に招待されてるわよ…」
終風「そうか…」
フラン「お姉様ただいまー」
レミリア「おかえりなさい…」
フラン「咲夜…大丈夫?」
咲夜「私なら大丈夫です…それにしても…」
フラン「この浴衣?」
咲夜「はいそうです」
終風「これは…まぁフランの服が少しね…これ以上は聞かない方がフランの為だ…」
咲夜「そうするわ…後宴会の時間は…7時で博麗神社だから…」
終風「分かった…フランも来るよね…」
フラン「……」
レミリア「今回だけよ」
フラン「お姉様…ありがとう」
終風「帰って準備でもしとくよ…」
次の瞬間だった…終風は居なかった…終風は宴会の準備して時間が過ぎるのを待ってそして瞬間移動して博麗神社に向かった…
今回はここまでです。次回からは過去編がスタートします。さぁ終風の隠されし記憶とは一体…そしてその記憶で終風が明かしてはない隠された血とは…