剣姫の弟ですが何か 〜ジャガ丸君の好みは豚キムチ味〜   作:万屋よっちゃん
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レオンハルトのすてえたす

「今回集まって貰ったんわ他でも無い、ウチの子供の事や」

 

 

ロキが自分の子供の事でわざわざ緊急デナトゥスを開く事は無い。

 

だが、ハーフエルフの受付嬢がうっかり大声で叫んでしまったが為にギルドから説明として緊急デナトゥスを開かされたのだ。

 

 

「うちの子供、レオンハルト・ヴァレンシュタインがレベル4にランクアップした」

 

 

会議場が騒然とする。

 

前々回のデナトゥス直後にランクアップしてから約半年でランクアップというのもかなりのものであるがレベル3を飛ばしてレベル4になった事に驚いたのだ。

 

 

「ロキ、あんたを疑う訳じゃ無いけど神の力は使って無いわよね?」

 

 

赤髪に黒い眼帯をした麗神ヘファイストスがロキに尋ねる。

 

「うちかてどっかのアホ神のようにステータスの秘匿なんて真似しぃへんよファイたん」

 

 

普段の飄々とした態度では無い事からロキ自身もかなりの事態だと分かっているのだろう。

 

 

「あのドチビのトコのガキの事も今回の事もレアスキルの発現によるものっちゅー事は確かや。

 

二つ名を更新してやりたいと思ってるんやけどなんか無い?」

 

 

「やぁやぁ、デナトゥスだと言うのに堅苦しいじゃないか」

 

 

羽をつけたとんがり帽子にロキ以上に摑みどころの無い神、ヘルメス。

 

突然の登場に周りの神々もざわつき始める。

 

 

「なんやアホゥ、別にお前は呼んでへんよ」

 

 

「まぁそう言うなよロキ。

 

ウチの子供の話だと18階層での彼の姿は剣を握った英雄そのものだったらしい、という事で彼の二つ名は剣の英雄………剣雄か剣の帝、剣帝というのはどうだろうか?」

 

 

『うはっ、ヘルメスだぉ』

 

 

『ヤバたん、やばたん』

 

 

『ウホッ、イイ冒険者』

 

 

周りの神々を無視してロキとヘルメスがにらみ合う。

 

並の人間がこの場に居合わせたならば気分を崩す程の神威と神威のぶつかり合い。

 

お互いに腹黒い所があるからか真意を探ろうと警戒心を強めるロキ。

 

 

「まぁええ、二つ名は剣雄や。

 

あぁ、それと最後に例えレオンが別のファミリアに居たとしてもウチのトコに居たとしても……………レオンとその仲間に手をだすゆーなら誰彼構わず消すで」

 

 

ロキの神威は周りの神々を震え上がらせたがロキが神威を飛ばしたのは奥の柱から覗いている銀髪の女神に対してだった。

 

その女神は震え上がる程の神威を衣に返さず不敵な笑みを浮かべ会議場を出て行った。

 

 

 

 

 

緊急のデナトゥスが終わりロキは自室リヴェリアとフィンの2人を呼んでいた。

 

 

「レオンもアイズもだけどあの姉と弟は凄まじいね」

 

 

「全く、2人揃って言うことを聞かんから厄介だ………………だがそれ以上にこのステータスは……………」

 

 

「せやろ?」

 

 

三人の前に置かれた一枚の羊皮紙、そこにはレオンハルトの名前が載ったステータスが書かれていた。

 

 

 

 

レオンハルト・ヴァレンシュタインレベル4

 

力: D 586 耐久: C 612 器用: E 498 魔力: C 678 《剣術》《忍術》

 

 

魔法: オーバーパワー

・恐る事なかれ敵は眼前にあり

エクスカリバー

・体は剣で出来ていた。血潮は鉄心は硝子。幾たびの戦場を越えて不敗、ただの一度も敗走は無くたった一度の敗北も許さない。彼の者は独り迷宮の丘にて剣を振るう。故に障害に意味は要らず、その体は剣で出来ていた。

 

輝ける彼の剣こそは過去、現在、未来を通じ戦場に散りゆく全ての兵達が今際の際に抱く儚くも尊き夢。その意思を誇りと掲げその真偽を貫けと正す。今、常勝の王は手に取る奇跡の真名を謳う。

 

 

忍術: 飛雷神の術、螺旋丸、千鳥、須佐能乎

 

スキル:【英雄の維持(プライドオブヒーロー)】

・危機に際し発動する

・敵が格上である時に発動する

・上記二つの度合いが高ければ高いほど効果は向上する。

・ステータスが上がる

【忍の心得(シノビノココロエ)】

・忍術を使える

・忍術に必要なエネルギーは魔力で代用

・忍術を他人に譲渡出来るが譲渡した忍術はその後使用不可

 

【鍍金の勇者(ソードオラリオ)】

・剣術を使える

・剣術に必要なエネルギーは魔力で代用

・他人に教える事も可能

・使用する武器に強度等の補正(刃がついているもののみ)

 

 

 

 

 

「色ボケ女神のとこ奴よりもチートやろこれ」

 

 

「まぁ【猛者】よりも強いだろうね」

 

 

親指を震わせながらオラリオ最強の男とレオンハルトが戦う様を思い浮かべるフィン。

 

楽し騒ぎが好きなロキでさえ神妙な面持ちをしている。

 

 

「兎に角だ、レオンの事に関してはある程度注意するくらいでいいだろう。

 

次の遠征について話したい、ガレスを読んでくる」

 

 

 

 

 

そのあとガレスも招いてロキを含めた四人で次の遠征の日程や到達階層について話し合いロキファミリアの夜が更けていった。

 




今回の話はレオンハルトのステータスを載せる為だけのものなので中身は残念になってしまいました。

もう話とか思いつかねぇよ、さっさと戦争遊戯書きてえよこの野郎ってな具合です。

さてレベル3を飛び級したのはレオンハルトが倒したモンスターが強かったからです。

レベル3相当のグリームアイズ、レベル4相当のゴライアス、レベル5相当の黒ゴライアスです。

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