ブラック・ブレット 紅き守り手   作:フルフル真

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今回は今までで一番短いですorz

ちょっとやらなければならないことが出来てしまい2〜3日は投稿出来ないです...

次は元の長さになる筈です、よろしくお願いします!


第10話

 

side蓮太郎

 

翌日、午後九時

蓮太郎たちはヘリコプターに乗り移動していた

大きなローターの羽音を聞きながら蓮太郎は眼下に広がる暗い森を見る

 

蓮太郎「こんな短いインターバルでヘリに乗るとはな...」

 

蓮太郎はぼそりと呟いた

森には月明かり程度では到底見通せない程の深い闇が広がっていた

 

蓮太郎「真莉とアカネは大丈夫なのか...」

 

蓮太郎は比較的近くを飛んでるもう一機のヘリに乗っている二人の友人を心配する

すると真横から声が聞こえた

 

延珠「大丈夫だ蓮太郎!真莉が守ってくれるみたいだしな!」

 

蓮太郎「だが最後まで真莉はアカネが付いてくるのを拒否してたからさ」

 

延珠「でも確かあれっていつの間にかアカネが乗っておったのではなかったか?」

 

蓮太郎「確かそうだったな、それで真莉は折れたんだったな」

 

延珠「流石に飛んでるヘリからはどうしようもないからな、でもアカネ怒られるのではないか?」

 

蓮太郎「だろうなぁ、あんだけ真莉が拒否してたからな」

 

数時間前

 

アカネ「私も行く!」

 

真莉「は?」

 

アカネの一言に一同驚いた

その中で驚いていたのは意外にも真莉だった

 

真莉「ダメだ、連れて行けない」

 

真莉はアカネの言葉をバッサリと切った

 

アカネ「どうして!?」

 

真莉「当然だろ、訓練も受けてない子供を危険な死地に連れて来るわけにいかねぇよ、こればっかりは許可出来ない」

 

真莉の言葉に蓮太郎は頷く

 

蓮太郎「そうだな、いくら呪われた子供たちは戦闘能力が高いって言っても訓練も何もしてない子が行くのは俺も反対だ」

 

蓮太郎にも反対されたアカネは頬を膨らませた

 

真莉「お前は待ってろ、今回ばかりは流石に無理だ、どうしてもって言うんだったら俺が生きて帰ってきたら戦い方教えてやる」

 

真莉の言葉に未だ納得出来ない様子のアカネだったが真莉が準備の為に戻ると言ったのでそれについて行った

 

 

 

 

蓮太郎「その後ヘリに乗ってしばらくしたら電話が来たんだよな...アカネがいつの間にか乗っていたとか、あいつのあの切羽詰まった声初めて聞いたぞ」

 

延珠「それだけアカネの事を思ったのだろ!蓮太郎も妾の事を思っても良いのだぞ!」

 

蓮太郎「はいはい、分かった分かった」

 

蓮太郎の素っ気ない言葉に延珠は頬を膨らませ不機嫌ですと言わんばかりの表情をする

 

延珠「素っ気ないぞ!蓮太郎!」

 

ぎゃあぎゃあと蓮太郎たちは騒ぐが周りの民警に睨まれて少し静かになる

数分後ようやく落ち着いた延珠は外を見ている

蓮太郎は延珠を見て言う

 

蓮太郎「そういやお前は未踏捜査域に出るのは初めてか?」

 

延珠は頷く

モノリスの外で活動するような事など中に住んでいればそうそうあるものではない、蓮太郎は自分がサポートしてやらなければと思い延珠と作戦等の話をし始めた

 

 

 

 

side真莉

 

真莉とアカネが乗るヘリには若干の不穏な空気が流れている

アカネは真莉を見ているが真莉は目を瞑ったまま動かない

ヘリの音だけが機内に鳴り響く

 

アカネは流石にここまでしたら怒ると思っていたが1人で留守番は嫌だったのだ

だから駄目と言われても不意をついてヘリに乗り込み真莉を困らせてしまった

 

アカネ「...ごめんなさい」

 

アカネは謝るが真莉は目を瞑ったまま動かない

 

アカネはそれを見て瞳を潤ませる、嗚咽が聞こえ始めたところで真莉は目を開ける、泣き始めているアカネを見て真莉は焦った

 

真莉「っちょ!?アカネ?どうした?」

 

アカネ「グス...ヒック...私が...困らせて...」

 

真莉は更に焦る

 

真莉「ちょっと待ってくれ!?落ち着いてくれ!?どうした!?」

 

アカネ「ごめんなさい...困らせてごめんなさい...(グス)」

 

真莉「待った!?なんの事だ!?困ってないから!落ち着いてくれ!」

 

真莉はなんとかアカネを落ち着かせる事に成功した

 

真莉「まぁアカネがヘリに乗ってたのは予想外だったし最初はどうするかと思ったがここまで来たんだ、それを踏まえての作戦等を考えていたんだよ」

 

アカネ「本当?」

 

真莉「あぁ、今回はかなり危険を伴うから流石に多少は真剣に考えなきゃならんからな、考えが纏まらないからちょっとどうするかなぁってな」

 

アカネ「...でもごめんなさい...」

 

アカネの言葉に真莉は苦笑を浮かべアカネの頭に手を乗せ撫でる

 

真莉「とりあえず戦闘にはなる、戦闘になったらとりあえず...ッ!?」

 

真莉が言おうとした瞬間何かの違和感を感じた真莉はアカネを抱える、抱えた瞬間ヘリは大きく揺れる

ヘリから見えたのは大きな羽

 

真莉「ガストレア!?やべぇ!?全員こっちに!っ!?(間に合わねぇ!くそったれ!)」

 

アカネ「ッ!?」

 

次の瞬間...

ドッゴォォォォォン!!

 

真莉達の乗ったヘリコプターは突如として現れたガストレアによって爆破された

 

 

 

 

蓮太郎side

 

蓮太郎たちは驚愕の眼差しを外に向ける、このヘリはかなり改良されており地上からならあまり駆動音などは聞こえない仕様になっている

そうしておかなければ夜行性のガストレアや夜活動しないガストレアなどを呼び寄せてしまうからだ

 

しかしそれでもガストレアは感知して襲ってきた、その事実はヘリの操縦士により一層の恐怖を刻んだ

 

操縦士「す、スピードを上げます!至急に目的のポイントまで行きます!捕まっていてください!!」

 

ヘリは更にスピードを上げる

 

蓮太郎「クッソォォォ!!」

 

蓮太郎の咆哮は暗い闇に吸い込まれていった

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