まぁあんま変わんないんですけどねぇ
不良に絡まれていた頭の中ふわふわ少女ことティナ・スプラウトと蓮太郎の会話は良くわからない感じで終結しそうにもない、なので真莉がティナに直接聞くことにした
真莉「話しが進まん...とりあえずほら、これ」
真莉は自身の携帯の番号を書いた紙を渡す
ティナはそれを受け取りぽかんとした表情をした
真莉「もしなんかあれば連絡すると良い、だから今はとりあえずあれだ、警察のところに行くと良い、そっちの方が色々手間が省ける」
真莉の言葉でそれもそうかと蓮太郎が小声で呟き自分の携帯番号もティナに渡す
するとティナはベンチに座っている状態で2人に背を向け自身の携帯を操作し番号を打ち始めた
蓮太郎「...なにしてんの?」
ティナ「蓮太郎さんと真莉さんが偽の電話番号を渡している可能性もあるので」
真莉「ちゃっかりしてらっしゃる」
すると直ぐに真莉の携帯に着信が入る
真莉は直ぐにでてその電話番号が間違い無い事を確認させると直ぐに電話を切る
同じ様に蓮太郎にも掛け蓮太郎も直ぐに出る
蓮太郎「...もしもし」
ティナ「突然ですが蓮太郎さんは10歳の少女に興味がありますね?」
蓮太郎「...は?」
真莉「く...くくく...」
ティナの言葉に蓮太郎は驚愕し真莉は笑いを堪える
ティナ「私のパジャマから覗く肌をちらちら眺めていたのをひしひしと感じました」
蓮太郎「眼科行け」
ティナ「面と向かって言うのは憚れたのですが、蓮太郎さんは本当に不幸そうな顔をしていますね」
蓮太郎「うるせぇよ」
ティナ「あと、これも言いそびれましたが、私、自分のアパートの場所、分かりますよ」
真莉「くっははははは!!」
真莉は堪えられないとばかりに大笑いし蓮太郎はずっこけそうになった
蓮太郎「...じゃあ俺は一体何のためにこいつに付き合ってたんだ?」
ティナは微笑むとゆっくりとした動作で携帯を折り畳む
ティナ「今日はとても楽しい一日でした」
ティナはゆっくりとベンチから降りるとゆっくり微笑む
ティナ「また会えると良いですね」
蓮太郎は頭を掻き諦めとともに頷き手で追い払う
真莉はまだ先ほどの笑いがまだ抜けていないのか笑いながら手を振る
ティナ「では、さようなら、蓮太郎さん、真莉さん」
ティナは丁寧にお辞儀をし多少おぼつかない足取りで公園を出て行く
蓮太郎と真莉はその姿が見えなくなるまで見送ってから安堵の吐息をつく
真莉「くくく、お疲れさん」
蓮太郎「本当だよ...ってかお前!なんで先に行っちまうんだよ!後!携帯電話を持ってたのかよ!なんで教えねぇんだよ!」
蓮太郎はずいっと真莉に近づくが真莉はデコピンの準備をしてきたので蓮太郎は止まる
真莉「まず最初の質問だが先に行ったのはお前だぞ?俺は先に出てるもんだと思っていたがお前いねぇし、んで二つ目と三つ目は教える必要無くねぇか?ってかお前に教えたらあの2人にも拡散するだろうが、だからヤなんだよ」
真莉はそう言うと蓮太郎はぐぬぬっといった表情を見せる
真莉「そんで?結局どうすんだ?依頼は?」
蓮太郎「受ける、その事で少し話しがある」
蓮太郎から事の顛末を聞き真莉も頷く
その後、真莉は溜め息を吐き踵を返しながら驚きの事を話す
真莉「はぁ、あ、そうだ、明日俺《学校》行くから」
真莉は手を後ろ手に振りながら家に帰ろうと歩き出した
公園を出る寸前で蓮太郎の大声が聞こえ真莉は内心してやったりと言った感じでほくそ笑んだ
真莉「...忘れてた」
アカネ「ふぇぇぇぇん!!おにぃちゃぁぁぁんんん!!」
夏世「アカネさん、まだ勉強は終わってません...真莉さん、お帰りなさい、アカネさんを貰っても?」
真莉「...はぁぁ、一旦ストップだ夏世、アカネも落ち着け、これからちっと大事な話しがある」
夏世と大泣きしていたアカネは頭にハテナマークをつけながらもしっかりと(アカネは半ベソを掻きながら)頷いた
真莉side
今回の依頼の件を2人に話して2人の反応を見ようと思ったんだが...
アカネ「聖天子ってそんなに偉いんだ〜」
夏世「まぁ東京エリアの代表ですからね、狙われるのは当然と思いますが...問題は大阪エリアの代表が非公式で来ることです、非公式と言うことは確実に何か目論見があってのことでしょうから、どうするんですか?」
相変わらずの2人だな...アカネはまぁいつも通りほとんど分かってないおバカちゃんだが夏世の方は俺と同じかちょい上のIQがあるんだっけか?俺の考えも大体分かっちまうか...
真莉「今回の依頼、本来なら受ける必要性はねぇ、でも天童社長があんなにヤバそうなんだ、今回は大きな借りを作っておくのも後々楽かもしれん、だから俺も受ける、それであまり帰ってこれなくなると思うが平気か?」
いくらこの子達が呪われた子供たちで普通の大人より断然に強いとはいえまだ子供だ、それを抜きにしたって色々やらなきゃならないこともある、夏世が率先してやってくれるとは思うんだがな...
夏世「嫌ですよ?」
アカネ「嫌!」
...2人して即答かよ...こんのガキンチョ共め...しゃあねぇな
真莉「はぁぁ、分かった、なんとか帰ってこれるように「そうじゃないよ!」...アカネ?」
アカネ「私たちが嫌なのはまたお兄ちゃんが1人で無茶して怪我して帰ってくることだよ!もう何もしないでただボケっとしてるなんて絶対に嫌!行くなら私も行く!」
夏世「私は確かに今の生活が気に入っています、それはアカネさんがいて、さらには真莉さん、あなたがいるから今が楽しいのです、だからその楽しいのをあなたは私から奪うのですか?」
...言いたいことはわかる、だが今回は危険すぎる
、斉武は例えるならアドルフ・ヒトラー、いわば独裁者だ、今回の件で何を企んでいるか分かったもんじゃない
恐らく奴も手練の護衛を連れてくる、もしそれ相応の奴が来られれば守りながらではまず勝ち目はない...さて、どうするか...
真莉「しかしだな...」
アカネ「もう!私たちは決めたの!とにかくそれでおしまい!!」
夏世「それにもう天童社長にはお話をしています、如何あっても変わりませんよ?」
...こいつら...はぁ、覚悟を決めなきゃいけないか
真莉「ったく、わかったよ、ただし、俺の考えで動いてもらう、無理は絶対にするなよ?」
俺がそう言うと2人は笑みを浮かべ大きく頷く
...俺ももうちょっと言葉をを強くしないといけねぇかな
...ッ!?見られてる?...ッヤベェ!?
アカネ「ッ!?お兄ちゃん!夏世!伏せて!!」
side out
真っ先に動いたのはアカネだった、アカネは力を解放し下を蹴り夏世の元に一気に跳ぶ
そのすぐ直後に真莉は目の前の手をついていたテーブルを掴み窓の方にぶん投げる
その直後窓ガラスは大きな音を立て割れ真莉が投げたテーブルに何かが当たりテーブルを砕く、真莉は首を横に避ける、避けた瞬間さっきまで顔があった場所に銃弾が通り真莉の頬を切り頬から鮮血が滴る
すぐさま真莉は状況を判断しアカネと夏世にハンドシグナルで伏せていろと指示を出し庭に躍り出る
袖を振りそこから二本の小太刀を出し逆手に構え銃弾が飛んできたであろう方を凝視する
すると何かが光る、その瞬間に真莉は左手の小太刀を振り、飛んできた銃弾を弾く
地面に弾かれた銃弾が落ちる、真莉はそれに目を落とさずにじっと同じ方向を見る
もう一度光る、次は右手の小太刀を同じように振り銃弾を弾く
それを2、3回続けた後真莉は地面を思いっきりけり隣の家の屋根に飛び乗り射撃しているであろうポイントに向かって屋根伝いに走る
そこそこの家の屋根を走っていくと少し先にローブを着た人物の姿を見つける
ローブはこちらに照準を合わせトリガーを引く
真莉は左右の手の小太刀を振り飛んできた銃弾を斬り捨てる
ローブは構えていた銃を捨て懐から同じく二本の小太刀を取り出し構えた
真莉「(...逃げる必要はねぇってか...そんじゃ)遠慮はしねぇ...ぞ!」
真莉は足場である屋根を思いっきり蹴りローブに迫り左手の小太刀を振り切る
ローブも同じように右手の小太刀を振り2人の小太刀が激突し甲高い金属音が当たりに響く
真莉「(...っち、こいつ...)」
ローブ「...」
2人はお互いの力量を把握しある程度距離を取り武器を構えたまま静止する
静止したまま真莉はローブの人物に話しかける
真莉「テメェ何者だ?何故俺を狙う?」
ローブは問いに答えずに真莉の方をじっと見つめ武器を構えている
真莉「...はぁぁ、まぁ期待はしてねぇけど...あいつらを危険に晒したんだ、覚悟は...出来てんだろうなぁ!」
真莉は一足飛びで駆ける、直ぐに距離がつまりゼロ距離になる
お互いの小太刀が小太刀を弾く、甲高い金属音が辺りに更に響く
ローブはこの斬り合いを嫌ったのかバックステップで下がろうとする
しかし真莉は当然それをさせずと距離を詰める
ローブは焦ったように両手の小太刀を振るが真莉は低い姿勢から上に切り上げローブの小太刀を上に弾く
ローブ「ッ!?」
真莉「...チェックメイトだ、さて、お前の素顔、見せてもらうぞ」
真莉はローブの首元に小太刀を当てながらローブに手を伸ばす
真莉「...ッ!?ちぃ!」
真莉は何かを感じその場からバックステップで離れる、真莉のいた場所に何発もの銃弾が撃ち込まれる
真莉「一人じゃ無かったか...めんどくせぇ」
真莉は銃弾が飛んできた方を見やり睨む
そこにはもう一人のローブを被った人物が拳銃を構えこちらを見ていた
先ほど真莉が戦っていたローブの人物はいつの間にかもう一人のローブの隣にいた
真莉「改めて聞こうか...お前らは何者だ?目的はなんだ?」
ローブ達は答えない、真莉は面倒くさそうに頭をガシガシと掻く
真莉「めんどくせぇ...本当にめんどくせぇ、もう何も聞かねぇよ、だから...ここで殺す」
真莉の眼と髪が紅蓮に染まる、辺りに殺気が充満し空気が重くなる
すると銃弾を撃ったローブの方が前に出て懐から手紙を出し真莉に投げてきた
真莉はその手紙を取る
一瞬、一瞬だけ意識が手紙に移った瞬間にもう既に2人のローブを被った人物はその場にはいなかった
真莉は警戒を緩めず手紙を開け内容を確認する
手紙にはこう書かれていた
約束の地にて、貴方を待つ
貴方は世界を手中に収められる力がある、一緒に行こう
返事は次会った時に、期待してる
私はいつでも貴方を見ているよ
UAが4000超えてました!
見てくださっている皆様に感謝です!
本当に有難うございます!!
これからも頑張りますね!
引き続き感想等も受け付けてますよ!