ブラック・ブレット 紅き守り手   作:フルフル真

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本当に遅くなってすいません!

言い訳ですがいざ投稿しようと思った矢先間違って消してしまいまして...眠かった事もあり操作を誤りました...

次こそは!次こそはしっかりとします!


第11話

真莉?「アハ...アッハハハハハ!」

 

爛々とした目をした真莉の姿をした人物が大きな声で笑う

和眞は急激な真莉の豹変に少し後ずさる

 

和眞「...貴様は...誰だ?」

 

真莉の姿をした何者かは和眞の方を見る

 

真莉?「アハハ!ダレカ?オカシイヨ?サッキマデヨンデタジャナイ?オレハ?ワタシ?ン?アァ、ボクカ、ボクハシンリダヨ?ナニヲイッテイルノカナ?アッハハハハハ!」

 

自身を真莉だと呼称する者は再び大声で笑いだす

和眞は大声で言い放った

 

和眞「ふざけるな!貴様は断じて真莉では無い!!」

 

シンリ「ン〜...ン?アレレ?チョットマッテテ」

 

真莉...シンリは喉をン、ンと鳴らし声を整える

 

シンリ「ん、やっとちゃんと発声する事が出来た」

 

シンリは喉の調子を整えると再び和眞に視線を戻し言う

 

シンリ「何を持ってそう言うのかな?ボクはシンリで合ってるよ?」

 

和眞「違う、真莉とはうまく言えないが内部的に違う...お前は別種の生物だ...真莉の体に寄生していやがるのか?」

 

シンリ「ん〜...40点かな〜、別にこの子に寄生しているってわけじゃ無いんだよね〜」

 

和眞「やはり貴様は真莉とは違うものか...真莉をどうした!!」

 

シンリ「だからボクも...あぁもう、面倒くさいな、これだから《人間》ってのは嫌なんだ」

 

和眞「人間だと...何者だと言っている、そろそろ答えなければ...」

 

シンリ「ん?答えなければ何?」

 

和眞の姿がブレ、その場から消える

瞬間シンリは頭を下げる、その上を和眞の蹴りが通過する

シンリはそのままの姿勢で逆立ちの要領で和眞に蹴りを入れた

和眞は完全に不意をついたと思っていたのかその攻撃を避けれなかった

 

和眞「っぐ!?この!」

 

和眞は直ぐに動く

シンリはケラケラと笑っていた

 

シンリ「アハハ!もしかしてこれって答えなければ死ぬとかそんなオチ?アッハハハハハ!無理無理、君たち《人間》じゃボクはコロセナイよ」

 

和眞「お前を殴り続ければ自ずと答えは出る!行くぞ!」

 

和眞は疾走する

シンリを掴みそのまま放り投げる

放り投げた瞬間に和眞は投げた方向に飛び上からシンリを殴り地面に叩きつける

地面に小規模のクレーターが形成され辺りに粉塵が舞う

和眞は地面に落としたシンリを殴り続ける

小規模だったクレーターは徐々に大きくなり辺りにさらなる粉塵が舞う

 

しかし和眞はある違和感に気付いた

 

和眞「(おかしい、何故...《動こうとしない》?)」

 

シンリはやられても、殴られても、掴まれてもほんの少したりとも動く気配が無い

それは現在進行形で殴り続けられている状況でも変わらずに動かない

まるで...《観察》しているかのように...

 

和眞「(動かぬならば...そのまま)打ち砕く!」

 

和眞のラッシュは更に勢いを増す

辺りはドンドン破壊されていく

ふと和眞のラッシュが止む

和眞は驚愕の表情を浮かべる

 

和眞「(バカな...いない!?)」

 

シンリ「ん〜、なるほどね〜、人間ってここまで強くなったのかな?それとも君が他の人間よりも強いのかな?」

 

和眞「っ!?いつのまに...」

 

シンリ「うんうん、これは人間は随分と進化したってことなのかな?いや、この人間が普通の人間よりも遥かに強いってだけの可能性も...(ぶつぶつ)」

 

シンリはぶつぶつと何かを呟く

和眞は姿勢を直しすぐさま駆け出す

 

和眞「ぶつぶつと煩い!黙って潰れてろ!!」

 

和眞は腕を振り上げ掌底を繰り出す

当たる寸前でシンリの姿がその場から消え和眞の掌底は空を切る

 

和眞「っな!?」

 

シンリ「ふんふん、なるほど、筋肉もかなり引き締まっていて...なるほどなるほど〜、むむむ?これ以上の伸びは期待出来ないか〜、うん、残念だね〜」

 

シンリはいつの間にか和眞の後ろにおり和眞の腕や肩や足などを触り勝手に納得していた

 

 

和眞「っく!?離せ!(バカな!俺が見えなかっただと!?なんなんだこいつは!?)」

 

和眞はすぐさま離れる、シンリは触っていた姿勢のまま静止していた

 

シンリ「ん〜、あんまり...触れなかったな〜...もっかい調べさせてくんないかな?」

 

和眞は後ずさる、シンリの百獣の王のような目が猛獣の如く鋭い光を放つ

 

シンリ「別に逃げなくても...あぁ、ボクが何者かわかんないからかな?気にしなくていいよ、別に取って食おうなんて思わないさ〜、ただ人間ってのが気になっているだけだからさ〜」

 

シンリの姿が再びブレた

和眞は後ろに向かって蹴りを放った、先程気付かれもせずに背後にいた事から再び背後だろうと安易に考え後ろに蹴りを放ったのだ

 

しかしその蹴りは空を切った

シンリは確かに後ろにいたが...シンリはそれを見越していたのか地面に限りなく低い態勢を取っており蹴り自体がシンリの遥か上を通過した

 

和眞「っく!?」

 

シンリは和眞が脚を引く前に前方に走り和眞の腕や肩などを再び触りだす

 

シンリ「やっぱりこれは...へ〜、お?あぁ〜、なるほどなるほど、ふむふむ...」

 

シンリはまた同じようなことをし始めるが今度は和眞はシンリの腕を掴み上げ引き剥がすように遠くにぶん投げた

シンリはネコのようにクルクル回りピタリと着地して見せた

 

シンリは面白く無いのか頬をプク〜っと膨らませ和眞を見る

 

シンリ「む〜...良いじゃんかよ〜、別に減るもんじゃ無いし〜」

 

和眞「真莉の顔で...真莉の声で...そんな言葉を吐くな!!」

 

シンリ「ん?気に食わない?何でだろ〜...ん、んん...確かこの子はこんなし先程ゃべり方だったか?ったく、喋り方なんざどうだって良い気がすんだがな...本当に人間って奴はめんどくせぇ」

 

和眞「っ!?本当にお前は...何なんだ!!」

 

和眞は怒りに任せ突進する

シンリはそれでも笑みを浮かべたままそこに佇む

 

シンリ「へ〜...もう、せっかくこの子の口調を真似たのに...」

 

シンリは和眞の突進を避ける

和眞はもう一度突進する

シンリはゆっくりと振り向く...その目には...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「つっまんねぇなぁ」

 

明確な、凶悪な殺意が含まれていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蛭子親子VS榛名、朱音、翔

 

 

蛭子親子達と榛名達は最初の位置から動かずじっとお互いに見つめ合いいつでも動けるような態勢を取っている

 

榛名「さて、今更ながらあなた方はあの子とどういった関係で?」

 

影胤「それを言う必要はないね、君たちには関係無いはずだ、と言うよりつい先ほど答えは言ったような気はするがね」

 

榛名「あらそうだったかしら?ごめんなさい、変な仮面が来たなと思ってそれしか考えてなかったから聞き逃したわ...もっかいお願い出来るかしら?」

 

影胤「まぁ、それはそれで良いのだがね...私は私のやりたい事を、なすべき事をやるだけだ...小比奈、斬っていいよ」

 

小比奈「はい!パパ!」

 

小比奈はようやくといった様子で二本のバラニウム製の小太刀を抜刀し駈け出す

それに真っ先に反応したのは小比奈と同じく二本のククリナイフを構えていた翔だった

 

翔「叩っ斬る!お前らを切ってあの男もぶった斬る!」

 

小比奈と翔の武器が衝突し甲高い音が辺りに響く

朱音は二丁の拳銃を抜き放ち照準を影胤に向け榛名もライフルの照準を影胤に向け放つ

 

影胤はその場を動かずに青白い膜...自身の能力であるイマジナリー・ギミックを発動し銃弾を止める

先ほど見ていたが本当に止めることが出来るとは思って無かったのか唖然とする

 

影胤「ヒヒヒ、まぁわかりきっていたことだが...やはりつまらないね、君たちでは私は...私たちは倒せない、それこそ彼ほどの力もなければ君たちの言う真莉くんほどの技術も無い、故に君たちに私のイマジナリー・ギミックは破れない」

 

影胤は指を鳴らす、すると停止していた銃弾が榛名達に向かって反射する

榛名達はそれを交わす、小比奈は翔が交わすために跳んだところを下から小太刀を振り上げククリナイフを思いっきり弾く

翔はあ!っと声をあげる、小比奈は追撃と迄に翔に斬りかかる

ズバッと小脇を斬られた翔は血を流しながら地面に着地する

 

翔「ッゥゥゥゥ!!!」

 

翔は脇に手を当てながら小比奈を睨み付ける

 

朱音「翔!大丈夫!?」

 

榛名「っ!?待ちなさい!朱音!!」

 

朱音「え?っ!?」

 

朱音は翔に駆け寄ろうとするがゾクッとしその場からバックステップで離れる

先ほどより進んでいればどうなっていたか、その場所に何発もの銃弾が放たれた

朱音がキッと睨むと影胤は二丁の拳銃を持っていた

 

影胤「ヒヒヒ、鳴け、ソドミー!唄え、ゴスペル!」

 

影胤から何発もの銃弾が放たれる朱音と榛名は何とか交わす、着地した瞬間フッと榛名の上に影が出来る

榛名はゾクっとしライフルを盾のようにし上に構えた、瞬間にガギィィンと甲高い音と共にライフルの根元辺りがズバッと斬られていた

 

斬った本人である小比奈は瞬時に対象を蹴り飛ばし次の対象である朱音に意識を向け地面を蹴り走った

 

朱音は二丁の拳銃を乱射するが小比奈は自分に当たるものだけを小太刀で弾き更に接近する

もう少しで射程距離という位置で朱音は背後に飛び距離を開けようとする、すると小比奈は追撃では無くバックステップをする

上から影胤が降って来て掌を朱音に合わせる

朱音は二丁の拳銃をクロスしその掌を防ぐが

 

影胤「《エンドレス・スクリーム》」

 

尋常じゃ無いほどの衝撃が朱音を襲い遥か後方に吹き飛ばされる

クロスしてガードしていた拳銃はバラバラに破壊され辺りに散らばった

 

影胤「ヒヒヒ、小比奈、もう良いだろう、彼らにはもう戦う意思なんて存在しないだろうからね」

 

小比奈「パパ、まだ首だけにしてない、もうちょっと!」

 

影胤「ダメだよ、愚かな娘よ、彼らにはまだ使い道がありそうだ...ふむ、この子はとりあえず預かっておくよ」

 

影胤は気絶している朱音を抱え込む

 

榛名「っく...待ちなさい!」

 

影胤「この子には《何かされている》私が治そう、なに、殺しはしないさ、行くよ、小比奈」

 

小比奈「む〜...はい、パパ」

 

影胤と小比奈はビルから飛び降りる

痛む身体にムチを打ち榛名はビルから飛び降りた影胤達を探すが

 

榛名「いない...っく」

 

榛名はそこまで来て気を失った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モノリスの外ではバラニウムの磁場が無いため色々なガストレアが闊歩する超危険区域

唯一の救いはガストレアは大半が日中に活動するため夜は眠っていることが多く大きな音が無ければ目をさますことは基本的には無い

 

しかし今日は違った

 

何かに触発されてなのかわからないがそこらかしこで眠っていたガストレアが全て目を覚まし散り散りになり逃げていく

まるでそれは...

 

 

 

 

 

何かの存在を恐怖しそれから逃げるように

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