作者はアニメとssの知識しか無いのでグダグダになると思います...それでも良ければ今後とも見て下さいね!
チチチチチ
チュンチュン
真莉「ん...朝...か」
朝日が窓から差し込み真莉は目を覚ました、今日は火曜日という事で学校があるのだが...
真莉「いきたくねぇぇぇ...」
彼は布団の上をゴロゴロして行きたくないアピールをする、しかしこの家に彼以外誰もおらずそれにツッコミを入れるものは誰一人としていない
するとゴロゴロするのに飽きたのかピタリと止まり洗面所の方へ歩いていく
バシャバシャ!
春先で暖かくなってきたとはいえまだ朝は若干の寒さがあり水も冷たい、なかなかの冷たさで目がシャキッとして来たところで彼はある事に気づく
真莉「...タオル忘れた...」
寝起きの彼は頭が全く働かないようだった
真莉は制服に着替え学校に行く準備をしていると携帯に1件電話が来ている事に気が付いた
真莉「あ?誰の電話番号だ?」
電話は来ているが登録していない番号なので名前が出ない、間違い電話の可能性もあるのでこちらからかける事はまず無い、そんな風に考えていると今ぐらいに家を出ると《彼ら》に会えるだろうと判断しパンを加えながら家を出る
真莉「ふぃってふぃふぁーす(行ってきまーす)」
誰もいない家からはその言葉を返してくれるわけでもなく、彼はそのまま鍵を掛け学校に向かって歩き始めた
道中特に何かあるわけでもなく、途中で寄ってきた猫と30分ぐらい遊んでいたら待ち合わせ時間に迫っている事に気づく
真莉「あ...やっべ...行くか」
彼は特に急ぐ様子も見せずそのままの速度で歩いて行く、すると曲がり角を曲がってすぐに遠くから
おぉーい!!
おっせぇぞ〜!!
と、大きな声で手を振っている2人組が待っている、この2人が真莉が待ち合わせしていた真莉のクラスメイトである
???「もう!遅いよー、こっちまで遅刻しちゃうじゃん!」
???「そうだぞ!お前のせいで遅刻したら俺たちだって怒られるんだからな!!」
真莉「いや...それだったら先に行けばいいじゃんか、それで俺のせいにされてもこまんだけど...なんでお前ら2人で行かねぇの?」
???「だって綾(りょう)と真莉、3人でと一緒に行きたいじゃんか?(キョトン)」
綾夜「いや、じゃんかって言われても...ってか、そんな風に勘違いさせる言い方するから未だに男に告られるんだろうが...後、俺は綾夜(りょうや)だ、何度も言ってるが一文字にするの辞めろ沙耶(さや)」
沙耶「えぇぇ...別に良いじゃん、カッコよくって、僕なんて女の子みたいな名前だし...同じ男に告白されるし最悪なんだけど...」
真莉「未だに告白されんのか?」
沙耶「うん、まぁね、最近は男でも関係無いって言って言い寄ってくるんだよ...僕怖いんだけど...」
待ち合わせしていた2人は真莉の中学時代の友人である沙耶と綾夜、真莉が気兼ねなく話せる唯一の友達であり彼の秘密を知り、それでいて友達でいてくれる彼の良き理解者である
合流して大凡20分、3人の通う学校の勾田高校に到着した、彼らは学校内でも仲が良く、大概一緒にいる...約1名を除いて
綾夜「そんじゃあな、2人とも!また昼に来るぜ!」
沙耶「うん!また後でね!」
真莉「ちゃんと授業受けろよ〜」
綾夜「...お前らに言われたく無いぞ...」
綾夜は別のクラスなのでここでお別れする、真莉と沙耶は別れた後同時に少し騒がしい教室に入ると
ざわざわ...
違った意味でまた騒がしくなった真莉が教室に入ると大体がこんな感じだ
沙耶「...じゃあ僕は自分の机に行くね?また後でね〜」
真莉「おう、また後で」
2人の机は沙耶が窓側、真莉は廊下側と離れている、沙耶が自分の席に着いた途端騒がしかったクラスの子たち数名が沙耶の元へ行き何かを話している
真莉はその事に興味も無いのか机に着くと早々に腕を枕にして寝る態勢を取った、しかし普段なら誰も話しかけてこないのですぐに寝れるのだが今日は違った
トントン...
と、肩を叩かれたので渋々顔を上げる真莉、そこにいたのはこのクラス1の人気者である
真莉「...なんか用かよ...星染」
星染「用がなくちゃ話しかけちゃダメなのかい?(にっこり)」
誰もが見惚れる様な爽やかな笑顔でそう言ったこの人物は星染聖也(ほしぞめせいや)このクラス1、いや、この学年1の人気者で爽やか過ぎる好青年である
真莉「俺なんかに用がなくて話してくるのは沙耶か綾夜ぐらいなもんだ、それにお前とはクラスが同じってだけで何にもねぇ、だからなんか用かって聞いたんだよ」
嫌悪感丸出しでそう言う彼に星染は若干の苦笑いをした
その言葉を聞いていたであろうその取り巻きがぎゃあぎゃあと喚き出す、やれお前みたいなはみ出し者に声をかけてくれた聖也君が〜とかそんな態度してんじゃねぇよとかである
それを聞いていた聖也はその取り巻きを落ち着かせ改めて真莉に向き直る
聖也「俺は櫻井や希里江君と友達だ、だから君とも友達だと思っているんだけど...違うのかな?」
周囲はその言葉でシンとする、少ししたら流石聖也君!などと言ってはしゃぐやつ、キャーキャー色めきだって騒ぐ女子も出てきた、しかしその空気はすぐに壊れる
その中で1人だけ彼の雰囲気が変わったことに気付いた者がいる
モブ女「どうしたの?希里江君?」
沙耶「いや...やっちゃったなぁって...」
モブ女「?」
沙耶...希里江沙耶に質問した女の子は沙耶の返答に首をかしげる、なんのことだか分かってないらしい、すると
真莉「友達?っは!くっだらねぇ、お前が沙耶や綾夜と友達なのは俺には関係無いしあいつらの交友関係をとやかく言う権利は俺にはねぇ、だがなあいつらと友達だから俺と友達?それはちげぇだろ、友達の友達は友達って言うがな、そんなのデタラメだろ、ハッキリ言って俺はお前をなんとも思わない、友達とも思ってねぇしこれから先思うこともねぇよ、友達の友達は友達じゃなく、赤の他人だ」
真莉の言葉で言葉を失ったクラス一同、すると方々から罵声や怒声が聞こえて来た
その直後にガラ、と教室の扉が開き先生が入ってくる、先生はクラスの様子を見て唖然として固まっている、すると真莉が先生の元へ行き
先生「お、おぉ、古畑か、どうした?」
真莉「すいません、朝から体調が悪くって今日は早退させてもらいますね」
先生「え?あ!?ちょっと待て!」
真莉はそう言うと教室を出た、その直後硬直から解けた先生が彼を止めようと教室から出たが
先生「...あれ?いない?」
ほんの数秒で彼の姿は何処にも無かった、先生は首をかしげる、すると手を挙げた人物がいた
先生「どうした?希里江?」
沙耶「先生、後で真莉...古畑君には今日のこと伝えておくので授業を始めませんか?」
先生「お、おぉ、そうだ...な、良し!授業を始めるぞ!みんな席に着け〜」
はーい、と先程までの空気は何処かに行ってしまったのか各々の机に戻っていった、しかし1名納得できない様な顔をして自分の席に着く
星染「...違うよ真莉、友達の友達は...俺からしたら友達なんだ」
誰に聞こえるとも分からない声量で呟いた彼は直後に始まる抜き打ちテストと言う言葉を聞いた生徒たちの声で頭の中を切り替えるのだった
彼は教室を出た直後先生が出てくるタイミングで天井に張り付いてやり過ごし教室に戻ったところで天井から降りた、玄関まで行き自分の靴に履き替え校門を出て何処に行こうか思案する
真莉「(学校抜け出せたはいいがどうするか...家では何もやることねぇしなぁ...この時間でゲーセンってのも...ん?)」
ブルブルとポケットに入っている携帯が振動する、着信を告げているようだ
真莉「誰だ?綾夜も沙耶も授業中だろ?...この電話番号は」
ディスプレイに表示されたのは朝も来ていた番号からだった、少ししたら切れてしまったのでまぁいいかと思いふたたび歩き出そうとすると直ぐに
ブー!ブー!ブー!
また着信が来た、それも同じ番号から、流石におかしいと判断した彼は意を決して出る事にした
真莉「(ッピ)...もしもし?どちら様で?」
???「《ようやくつながりましたね》」
真莉「っ!?(どういう事だ!?)」
電話に出たら本来はあり得ない人物からの電話だったので流石の彼も驚愕の表情を抑えられない、その電話の相手とは
聖天子「《始めまして、私は聖天子と申します、古畑真莉さん、あなたにどうしてもお願いしたい依頼があるのです、聞いていただけないでしょうか?》」
東京エリアの国家元首、聖天子本人だった
流石の彼もこれには驚きを隠せない、少々焦った口調で聖天子に問うた
真莉「...国家元首殿ともあろうお方が1学生になんのご用ですかね、間違い電話でしたら至急切る事をお勧めしますよ」
聖天子「《間違い電話ではありません、ただ申し訳ありません、事態は急を要するので失礼だとは思ったのですが連絡先を調べさせてもらいました》」
真莉「...俺の力、と言ったが俺には力なんてないですよ、そんなに力が欲しいのであれば民警にも連絡すればいいじゃないですか、彼らなら力になってくれますよ、少なくとも俺は民警では無いのですから」
《民警》とは時折入ってくるガストレアを退治する専門の事である、専門といったが他にもやる事はあるのだろうが彼はほとんど知らない
聖天子「...《紅蓮》」
真莉「っ!?」
聖天子が呟いた一言、それは彼にとって知られるわけにはいかない人物に知られている証拠だった
真莉「...何処でそれを知った」
彼は相手が国家元首など御構い無しに威圧感のある声色を使い聞いた
聖天子「《教える事はできません、ただ、もし来ていただけないのであれば少々ひどいようですがこの情報を拡散させます》」
真莉「それは頼みってより脅迫だろうが」
聖天子「《今はそれぐらいでなければならないのです、それで、来ていただけますか?》」
真莉「...分かったよ、って、何処に行きゃいい?」
聖天子「《(っほ)一度ご自分のお宅に帰っておいてください、そこに車を向かわせます、それに乗ってきてください》」
真莉「あぁ、分かった、そんじゃ(っぷつ)」
聖天子が他にも言おうとしていたのを聞く気も無いのかすぐさま携帯を切り、ポケットにしまった、彼は大きく溜息を吐き呟いた
真莉「あ〜あ...面倒だ」
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