ブラック・ブレット 紅き守り手   作:フルフル真

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今回はクリスマスという事でくだらない話を適当に...
早く進めろよって話ですよね〜汗


外伝
外伝〜クリスマス?


皆さんどうもこんにちは、僕は勾田高校の二年生、希里江沙耶です

ただいまの時刻はお昼

そして今日の日付は12月24日

世の中はクリスマス・イブとして騒がれています

 

この教室...いえ、この学校でも大分騒がしく皆が今日何処に行く?や今日...暇ですか?などといったお誘いをちらほら聞きます...って言うより最後のは僕が誘われたんですけどね...同じ男の子に...

僕は男なのに....

そんな事をこのお昼の時間に僕の親友の二人の櫻井綾夜と古畑真莉に愚痴っていたら二人とも苦笑いして聞いてくれました

 

っと思ったら真莉の顔に真剣味が増し食べてる手を止めたので僕も綾夜も気になり話しかけてみることにしました

 

 

綾夜「どうした?まさかもう腹一杯なのか?」

 

真莉「いや、そうじゃ無いんだが...気になることがあってな...」

 

沙耶「気になること?何?」

 

真莉「いや、別に聞かなくても良いんだが」

 

真莉はこういう時にすぐに引いちゃうよね...まぁ最初の時よりは遥かにマシなんだけど...最初は話しかけることさえ出来なかったし...

 

助けてもらった時のお礼が言いたかったのに...おっと話が脱線しちゃった...とにかく僕が気になるから聞かなきゃね!

 

沙耶「良いから教えてよ〜」

 

真莉「いや、特にくだらないことだから」

 

むぅ、こうなったら強行手段しかないかな...

 

真莉「だからこの話は沙耶「良いから言え」...はい」

 

...ちょっと強めに言っただけなのになんでそこまで怯えてるんだろ...しかも直接言ってない綾夜まで...も〜

なんてちょっと内心落ち込んでいると綾夜が話を切り出していた

 

綾夜「んで?何なんだよ?」

 

真莉「あぁ...」

 

真莉の顔が先ほどのように真剣な表情となり僕も綾夜もゴクリと喉を鳴らし次に紡がれる言葉を待った

 

 

真莉「朝からよく聞くんだがクリスマス・イブとかクリスマスって何なんだ?」

 

.....僕たちは盛大に机に頭をぶつけた

っと言うよりクラス全員の空気が凍った

 

そうか、僕たちは真莉の事情を知っている、でも僕たち以外は知らないんだっけ

ちらりと隣を見ると綾夜と目があった、言いたいことがわかったから頷く

 

真莉「...んだよ?」

 

真莉は予想通りの反応だったのかちょっとムッとしていた...って言うか最近大分表情豊かになったよね...

 

沙耶「いや、ごめん、何でも無いんだ...ちょっと良い外で話そうか?」

 

真莉「あ?何でわざわざ外出なきゃいけねぇんだよ...まぁ良いけどよ...」

 

とりあえず引き離すことに成功かな...ここでチラリと綾夜を見ると綾夜もコクリと頷く

それを見てゆっくりと扉を閉めて外へ行く

...どう説明したら良いんだろう...

 

 

 

 

 

 

さて、中庭に来たよ!

とりあえず説明だね、何処から説明すれば良いんだろ?僕たちは当たり前にあった行事だったから何にも考えなかったけど...

 

真莉「そんで?そのクリスマスとやらは何なんだ?」

 

沙耶「えっと...真莉はクリスマスについて何処まで知っているの?」

 

真莉「あ?そうだな...サンタ・クロースとかいう全身返り血で染まった奴が人の家に侵入して他の家から奪った物を各家に置いて行くとかいうわけのわからない奴が出てくる時期がクリスマスとやらだと聞いた、だがクラスの奴らの話を聞いているとそんな奴がいると言うのに怯えた様子もなしに外に遊びに行こうってやつばかりだろ?だから気になってな...あ?どうした?」

 

何でこの人こんな間違った知識を持っているの!?怖いよ!?

返り血で染まった奴とか普通に殺人犯じゃん!

いち早く教えなきゃ!!

 

沙耶「えっと...クリスマスって言うのはね諸説あるんだけれど...」

 

十数分後

 

僕は説明をやりきった...んだけど...

 

真莉「zzzz」

 

真莉は草むらの上に寝っ転がってすでに寝てた...

開始直後から寝っ転がってたからもしかしたらと思ったんだけど案の定だった...

 

とりあえず

 

沙耶「(すぅぅぅ)おっきろーーー!!!」

 

キィィィィンと真莉の耳元で大きな声を張り上げ真莉を起こそうと試みる

 

流石の真莉もビックリしたのか飛び起きた

 

真莉「...何だよウルセェなぁ...」

 

相変わらず寝起きは機嫌が悪いんだね...でも流石に僕もこんだけ説明して無意味だったじゃ気が済まないよ

だから僕はちょっとムッとした表情を作って真莉を睨んで見た

 

沙耶「ねぇ、グッスリと眠っていたけれど...僕の説明分かったのかな?」

 

真莉はそれこそ珍しく視線を逸らし気まずそうにしている

 

真莉「お、おう...アレだろ?えっと...サンタクロースってのは良い子にしていたガキどもにプレゼントを配ってクリスマスってのは...え〜...チキンとかケーキを食べる?」

 

肝心な所が全部抜けてる...僕はハァっと溜息をついた

...平気だよね?僕の幸せって逃げないよね?

僕がそんなことを考えていると真莉は僕に向き直る

...何だろう?

 

 

真莉「沙耶...付き合ってくれないか?」

 

 

.....ホワァァァァァ!?!?

 

 

 

真莉「.....わかってるとは思うが...買い物だぞ?」

 

 

.....分かってるよ!!!

 

 

 

side out

 

 

 

 

 

真莉side

 

 

真莉宅

 

今日はクリスマス・イブとやらだそうだ、朝っぱらから学校の連中が浮き足立っているのが目立った

俺は最初は真面目にクリスマスとやらはサンタ・クロースを捕まえてボコす気でいた

 

うちのガキどもに何かしらの危害が加わる前に先手を取ろうと思っていたのだが...どうやら杞憂に終わったようだ

 

学校で沙耶に聞いたクリスマスの本当の意味、あいつは諸説あると言っていた、という事はあいつが言った事以外にも語られていると言う事か...

 

メンドクセェな

 

ちなみに今俺は夜ご飯を作っている

時刻は午後の18時頃

ガキどもは蓮太郎に預けてあるから後1時間ばかしで帰ってくるだろう、それまでの間で作らなければならない...余裕だな

 

 

 

 

 

ピンポーンと玄関から家の中にチャイムが鳴り響いた、どうやらボーッと料理を作っていたらもう1時間経っていたようだった

 

時間って言うのは早いもんだな...

さて、お出迎えと行くかな

 

side out

 

 

 

真莉は玄関のドアを開け外に居た人物たちを家の中に招き入れた

 

真莉「ほい、おかえり...みんな」

 

外からわらわらと帰ってきた者たちは各々ただいまやお邪魔しますなど様々な言葉を同時に言い放ち家の中に入って行く

 

最後に入ってきた人物に真莉は労いの言葉を掛けた

 

真莉「悪りぃな、蓮太郎、面倒事を押し付けちまってよ」

 

蓮太郎「本当だよ...何だよあいつら...スッゲェ元気なんだけど...途中から木更さんも悪ノリし始めるし」

 

蓮太郎はかなり疲れているようだった

真莉は今日の事を沙耶に聞いて今回の事を思い付き蓮太郎と沙耶に協力を仰いだのだった

 

そんな話をしていると先に中に入った子供達(+木更)から大きな声が響いた

 

その声の筆頭であろう藍原延珠がリビングからひょっこりと顔をだ真莉に言う

 

延珠「真莉!何なのだ!この豪華な料理は!?」

 

するとそれをきっかけにリビングの方からアカネと木更が飛んでくる

 

アカネ「お兄ちゃん!!食べて良いの!?」

木更「真莉くん!!食べて良いの!?」

 

アカネと木更のシンクロに真莉は苦笑し頷く

 

真莉「別に良いけど手洗いとうがいはしろよ?」

 

それを聞いた瞬間にもう既にアカネと木更はもういなかった

 

真莉「蓮太郎、お前も早く行け、この勢いならすぐに無くなるぞ?」

 

蓮太郎「でも良いのかよ?俺らまでご馳走になっちまって?」

 

真莉「気にすんな、お前らがいなきゃこのパーティは企画すら出来なかったからな...それにこう言うのは初めてだし、経験あるやつの意見も聞きたかったしな...まぁ正直お前に経験あるかと聞く気はねぇがな」

 

真莉は笑いながら蓮太郎に言う

蓮太郎はムッとしながら真莉に言う

 

蓮太郎「ウルセェよ、返り血で染まったサンタの話をする奴に言われたくはねぇ」

 

蓮太郎の返しに真莉はグェと珍しい声を上げる

蓮太郎は靴を脱ぎ洗面所に向かい手を洗いうがいをしてリビングに戻ってくる

そこには既に大量に頬張りハムスターの様に頬を膨らませている天童木更とアカネが幸せそうな表情を浮かべ料理を食べていた

蓮太郎は苦笑しながらリビングを見渡す

 

真莉は作ってあった料理をテーブルに運んでいた

幼女の癖に大人以上に落ち着きがある千寿夏世とティナ・スプラウトは二人で話しながら皿に盛った料理を食べていた

 

延珠は蓮太郎が来るまで待っていたのか両手に皿を持ちながら蓮太郎を見つけ走ってくる

 

蓮太郎はその様子を見てフッと微笑みみんなに言った

 

 

蓮太郎「おい!俺の分残しとけよ!」

 

 

 

 

 

 

みんなでぎゃあぎゃあ騒いだ後イニシエーター組+天童木更は疲れてしまったのか眠ってしまっていた

 

真莉「まぁこうなるとは思っていたがな〜」

 

蓮太郎「良かったのかよ?俺まで泊まっちまって」

 

真莉「お前一人だけ返すとこの家に男が俺しかいなくなるだろ、そんなのやってられっか」

 

蓮太郎「まぁお前が良いなら良いけど...それで?本当にやるのか?」

 

真莉「あぁ、その為にこれを買ったんだしな」

 

真莉が手に持つのは包装されたプレゼントの品々だった

沙耶と買い物に行った時に色々と買ったのだ

みんなが寝静まった後にプレゼントを置く為に

 

蓮太郎「だけど木更さんの分まで必要だったのか?」

 

真莉「なんかあの人自分だけ貰わなかったら拗ねそうだからな」

 

真莉の言葉に蓮太郎はあ〜と微妙な表情をする

 

真莉「さてと...それじゃあ始めるか」

 

蓮太郎「分かった」

 

その夜真莉と蓮太郎は戦闘モードよろしく完全に気配を消し各部屋にプレゼントを配った

音を立てずに動いていたので大分時間がかかってしまい今は深夜になってしまった

 

真莉「さて、これで終わりだな」

 

蓮太郎「だな...ふわぁ」

 

蓮太郎は大きくあくびをして船を漕ぎ始める

 

真莉「蓮太郎、俺の部屋で寝ろ」

 

蓮太郎「おう...悪りぃな...」

 

蓮太郎はもう限界なのかフラフラしながら部屋に入っていきすぐに寝息を立て始める

真莉は頃合いを見て蓮太郎の枕元に忍び寄りプレゼントを置きその場を離れた

 

 

真莉「...確かこう言うんだったな...メリークリスマス」

 

 

真莉はそう言うと全ての電気を消しソファに体を沈め目を閉じ眠りについた

 

ようやく騒がしい古畑家のクリスマスは幕を閉じたのであった

 

 

 

 

 

 

翌日の早朝早くに起きたアカネの大声のせいで全員が叩き起こされたのは余談だ

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