何とか間に合いましたリア充が喜び自分みたいな非リア充が発狂するこの日...みなさんは貰えましたでしょうか?チョコレート
自分は..._| ̄|○
まぁ話はぶった斬りますが今回は外伝です!見ても見なくても良いと思います!
夏世side
2月14日
世の中はバレンタインというイベントがあるらしいです
世の中の女性が好意を持っている男性にチョコレートを贈る日の事らしいのですが...
最近では女性が友チョコ?とやらで女性にあげたり
逆に男性が女性にあげたりしたりすることもあるそうです
私...千寿夏世は今...最大の危機に直面しています...
夏世「ちょっと待ってください、アカネさん、延珠さん、何故チョコレートに練乳をそんなにぶっかけてるんですか?」
アカネ「え?だってチョコレートって甘いでしょ?ならもっと甘くても良いかなって!」
延珠「妾は蓮太郎が疲れてると糖分?が欲しくなるって言ってたからとびっきり甘くするのだ!」
夏世「糖尿病にするつもりですか...少しは翠さんや古火田さんを見習ってください...だからかけちゃダメですって!あと!ティナさんは起きてください!」
ティナ「ふわぁ...」
翠「あ、あはは...夏世さん...大変ですね...」
朱音「なんかみんなのお母さんって感じがするね〜」
もう一度言います、今日は2月14日...バレンタインデーです...
色々と先行きが不安です...
料理が出来ないメンバーは以下の通りです...
アカネさん、延珠さん、ティナさん(ティナさんはピザは作れるのに何故他のはできないのでしょうか?)
あとは弓月さんですか...弓月さんのお兄さんは料理が物凄く上手でしたけど...お兄さんの方が作ってるから作る機会が無いんですかね?
そして出来るメンバーは
(自分で言うのもアレですが)私、翠さん、木更社長、美織さん、(それとかなり意外ですが)小比奈さんです(しかも意外としっかりとしているんですね...流石に二振りの小太刀は回収させてもらいましたが...と言うより小太刀無ければこの子は大人しいのでは?)
今お兄さん達には悪いのですが外に出てもらっています
私は今回のバレンタインは失敗出来ません
あの時死ぬはずだった私を助けてくれたお兄さんの為に私の気持ちのこもったチョコレートを何としても渡すんです!
男性陣side
男性陣...真莉と里見蓮太郎、片桐玉樹、薙沢彰磨...そして何故か蛭子影胤が外周区の外れの方で戦闘訓練を行っていた
蓮太郎「はぁぁぁ!!」
玉樹「オォラァ!」
蓮太郎と玉樹の拳がぶつかり合いお互いに弾き合い距離を取る
間を置かずに2人は切迫するが何処からかジリリリリと甲高い機械音が鳴り響きお互いの眼の前で拳が止まった
蓮太郎「っち、終わりかよ」
玉樹「そりゃあこっちのセリフだボーイ、時計がならなければ俺の勝ちだったぞ」
蓮太郎「いや、俺の勝ちは揺るがなかった」
玉樹と蓮太郎はにらみ合い威嚇しあっていた
すると別の方から2人を止める声が届いた
彰磨「ほら、2人とも、時計がなったんだ、それ以上やる必要は無いよ」
影胤「ヒヒヒ、2人ともまだまだやり足りないのなら私とヤろうか?」
蓮太郎「断る、お前とやると次は殺されそうだ」
玉樹「あんたとやると容赦なくやられるから断る」
影胤「ヒヒヒ、それは残念」
薙沢彰磨と蛭子影胤は別の場所で蓮太郎たちの様に戦っていた様だったがお互いに目立った傷もなかった
彰磨「ところで真莉君はまだ寝てるのかい?」
彰磨が言う通り真莉は岩に寄りかかり寝息を立てていた
影胤「まぁ、ここら一帯のガストレア共はみんな殺したから安全といえば安全なのだがね」
影胤の言う通りここで訓練を行うにあたって辺りにいるガストレアたちは真莉たちが全て排除していた
真莉「....んんっ...ふわぁ...終わったのか?」
辺りが多少騒がしくなった事を感じ取った真莉は目を覚まして周りを確認した
蓮太郎「お、起きたのか...お前は良かったのか?訓練しなくて?」
真莉「あ?まぁな、久し振りにゆっくり出来るんだ、当初の予定だと普通に寝る予定だったんだが...夏世に追い出されてな、なんであんな張り切ってたんだあいつら?」
玉樹「あ〜、お前もなのか...俺っちも弓月に追い出されてな...それでフラフラしてたらそこのボーイに出会ったわけさ」
蓮太郎「うちの延珠は朝早くからいなくなってた、木更さんとティナと一緒にどっか行くって言ってた」
彰磨「君たちは本当に分かってないのか?」
蓮太郎「彰磨にぃは分かるのか?」
影胤「おそらく分かってないのは君たちだけだと思うがね」
彰磨は苦笑を、影胤は何が面白いのかくつくつと笑っていた
それを見て3人はさらに頭にハテナマークを付けながらも各々帰宅の途についた
side out
真莉はのんびりと帰り道を歩いていた
辺りは徐々に暗くなり始めてはいるがまだギリギリで明るい
真莉「ん?」
真莉はピタリと足を止めた
目の前から誰かが走ってくるのが分かった
その走ってきた人物は真莉の腰辺りに抱きつき止まる
そこそこのスピードを出していた為若干真莉は「っう」と呻き声を漏らした
腰に抱きついてきたのは...
真莉「小比奈か...どうしたんだ?」
蛭子小比奈だった
小比奈「おかえり、真莉...えっと...その...」
小比奈はもじもじと身をよじる、心なしか顔も少し紅くなっていた
真莉「どうした?」
小比奈「えっと...これ!」
小比奈は手に持っていた袋を真莉に押し付けた
真莉は若干驚きながらその袋を持った
真莉が持った事を確認すると小比奈はそそくさと走り去っていってしまった
真莉は袋の中を確認すると何やらメッセージが書かれたカードと多少いびつではあるが真莉でさえもしっかりと手作りだと分かるチョコレートだった
真莉「これは...ふふ、変わったもんだな」
真莉は微笑みながら自宅へと足を進めた
途中で小比奈が作ったチョコを食べ更に表情を柔らかくさせた
ガチャリと自分の家の扉を開け中にいるであろう家族(プラス居候)に帰った事を伝える
真莉「今戻ったぞ〜」
そう言うと奥からドタドタと大きな足音を鳴らしアカネが飛び込んできた
アカネ「お兄ちゃんおかえり!!」
真莉はアカネをしっかりと抱き留める
真莉「おう、ただいま」
アカネに続き残りの2人
アカネと同じ読み方の古火田朱音と千寿夏世が現れる
朱音「おかえり、兄さん」
夏世「お兄さん、お帰りなさい、今日はすみませんでした」
真莉「おう、ただいま...気にしてねぇよ、なんらかの用事があったんだろ?別にそれはそれでいいさ」
真莉はアカネを下ろし靴を脱ぎ家の中に入る
真莉「今日の夜ご飯はどうする?」
アカネ「お兄ちゃん!」
真莉が提案するとアカネは大声を出し真莉の意識をこちらに向かせる
真莉「あん?」
真莉は首を傾け何事かという空気を出した
すると夏世を除く2人がサッと何かを取り出した
真莉「これは...チョコか?」
アカネ「うん!今日ってバレンタイン?デー?何でしょ?だから大好きなお兄ちゃんにチョコをあげる!」
朱音「ごめんね兄さん、私がこないだ教えちゃったんだ...ってことで私からもはいこれ!あ、言っとくけど本命だからね!忘れないでね!」
朱音はそっぽを向きながら言うが頬はほんのり紅みがかっていた
それに我慢できなかったのか何かをぶつぶつ言いながらダッシュで二階に上がっていってしまった
真莉がそれを見ているとクイッと服が引っ張られるのを感じその方向を見ると夏世が顔を紅く染めながら両手で持ったチョコをこちらに向けていた
真莉は内心でふふっと笑いながらそれを受け取る
受け取った拍子に頭を撫でてしまいそれを見ていたアカネが私も撫でろと騒ぎ始め大騒ぎになってしまった
夜ご飯も食べ終わり風呂も入り終わって皆が寝る時間
全員自分の部屋に入り寝入った頃真莉はまだ起きていた
もらったチョコを少しずつ食べ進めていた
真莉(うまいっちゃうまいが...いかんせん量が多いな...まぁこれは全部しっかりと味わって食わなければならないから頑張らなきゃな)
真莉は机の上に置いた4枚のメッセージカードを一つずつ声には出さずに読んでしっかりとチョコを完食しようと胸に決めたのだった
小比奈【いつもあそんでくれてありがとう!そしてパパをたすけてくれてほんとうにありがとう!!】
朱音【このチョコは今まで会えなかった分の想いも一緒に詰めたから味わって食べてね!いつもありがとう!兄さん!】
アカネ【いつもべんきょうとかをおしえてくれてありがとう!これからもよろしくお願いします!!お兄ちゃん!大好き!】
夏世【死ぬはずだった私を助けてくださったこと、一生忘れる事はありません、本当にありがとうございます...大好きです、これからもよろしくお願いしますね、お兄さん】
真莉「ま、やるだけはやるさ...しっかりとな」