(え?今ごろ?)
新年からちょい忙しいですわ...なんなのん?これ?
今年は更新頻度をなんとか上げていきますよ!
ごーん...ごーん.....ごーん...
遠くの方から大きな鐘の音が聞こえて来て少女、古畑アカネは微睡みから眼を覚ました
ふと両側に違和感を覚えまず右側を見る
そこには金髪のツインテールで普段のパンクファッションとは離れたワンピースを着た少女、片桐弓月が右側に抱きつき眠っていた
では左は?
そう思い左の方を見るとそこには最近何かと一緒にいることが増えた元気印の赤髪のツインテールの少女
藍原延珠がアカネの左から抱き着き眠っていた
ただ眠っているだけだったらよかったのだが...
アカネ「(っちょ!?よだれよだれ!?)」
延珠は何か良い夢を見ているのか口元は緩みよだれが垂れそうになっていた
なんとか身を捩りよだれの攻撃をかわしたアカネは二人を起こさないようにゆっくりとベットから抜け出した
アカネ「(眠っちゃったんだ...)」
アカネは眠る前までの行動を思い出し少し伸びをしてふと時計を見る
時刻は00:10と表記されていた
アカネ「(最後に時計見たのって確か21:00だったよね...)」
アカネは降り慣れた階段をゆっくりと降りる
リビングの方からは談笑が聞こえみんなが起きている事を教えてくれた
アカネは口元に笑みを浮かべながらリビングの扉を開けそこにいるみんなに挨拶をした
アカネ「みなさん!明けましておめでとうございます!」
今日の日付は1月1日新たな年がつい10分前に始まったのだった
みんながそれぞれアカネに挨拶を返してくる
アカネは嬉しそうにしながらリビングの端の方にあるコタツへと一直線に進んだ
そのコタツにすでに入っていたのは天童民間警備会社の社長、天童木更
その天童民間警備会社に所属しアカネがライバルだと思っている金髪のふわふわ少女、ティナ・スプラウト
それと家の中では帽子を被らなくなりガストレアウイルスにより生えた新たな耳をピコピコ動かしコタツの魔力に魅了されている少女、布施翠がコタツに陣取っていた
空いてる場所に自分の体を入れあったまる
すぐにコタツのじんわりとした温かみが広がりアカネはふぃぃぃと息を吐いた
それを見た木更はふふっと笑いアカネに言った
木更「ふふ、アカネちゃん、なんか年寄りくさいわよ?」
アカネ「だってぇぇ、寒いんだも〜ん」
アカネもコタツの魔力にやられているのか言葉のそこらかしこで間延びしている
ティナ「そうは言いますが木更さんも入った時そんなようなこと言ってましたよね?」
ティナのまさかのフレンドリーファイアにより顔を赤くした木更は顔を覆い突っ伏した
それを見た翠とアカネは笑いあった
アカネはある人物がいないことに気づいた
アカネ「あれ?男の人たちは?」
ティナ「真莉さんとお兄さんは二人で買い物に行きました、何か足りないものがあったとかで大急ぎで行きましたよ」
翠「彰磨さんと玉樹さんも付いて行きました、それぞれが別々の物を買いに行こうとのことでしたので、多分もうそろそろ帰ってくると思いますよ」
翠の言葉の後にすぐにアカネの耳が何かの音を捉えたのかピクピクと反応した
翠「どうやら帰ってきたみたいですね?」
ガチャリと玄関のドアが開きそこからただいま〜と声が4種類聞こえてきた
アカネはそれだけで嬉しくなりコタツから飛び出し玄関へと駆け出しある人物の胸元に飛び込んだ
アカネ「おかえりなさい!お兄ちゃん!明けましておめでとう!」
アカネにお兄ちゃんと呼ばれた人物...古畑真莉は笑みを浮かべて飛び込んできた少女を抱きとめた
真莉「おう、明けましておめでとう...起きたんだな」
アカネ「うん!」
そのやり取りを見ていた他の三人は微笑みを浮かべながら言った
玉樹「おう、寒いからそこどいてくんねぇかな?ってか嬢ちゃんが起きたってことはうちの弓月も起きたのか?」
アカネ「あ、いたんだ、グラサン...ゆずちゃんはまだ寝てるよ」
玉樹「...俺に対してだけ辛辣すぎねぇかおい」
彰磨「まぁまぁ」
彰磨はそんな玉樹を慰めながら家の中に入って行った
その後ろを蓮太郎が何かブツブツ言っていたが聞き取れなかった
真莉は苦笑しながらアカネに言った
真莉「寒いだろ、早く中に入るぞ...騒がしいガキンチョどもも起きたようだしな」
アカネ「うん!」
中ではぎゃあぎゃあと騒ぎ声が聞こえてきた
どうやら眠っていた二人も起きたようだった
騒がしい1日が今始まった
ざわざわざわ
辺りからざわざわと騒がしくなってきた
今真莉たちは神社にいた
初詣に来たのだ
木更が初詣に行きたいと駄々をこねた為数名が渋々とついて行った
ちびっ子軍団は元気が有り余っているようであれ食べたい、これ食べたいなどはしゃいでいる
何故か同じようにはしゃいでいる天童木更もいたが...
真莉「さみぃ...なんで俺がこんなとこに来なきゃなんねぇんだよ...」
彰磨「まぁまぁ、真莉、しょうがないだろう、彼女たちにはある意味では勝てないだろう?」
真莉「まぁそうなんだが...それよりも薙沢、お前そんな格好で寒くねぇのかよ?」
薙沢彰磨の格好はいつものロングコートのようなものにマフラーを巻いただけの簡素な格好だった
彰磨「まぁ、寒くはあるな、だがこれしきなら平気だよ」
真莉「そうかい...はぁ、さみぃ」
蓮太郎「お前ってそんな寒がりだったっけか?」
蓮太郎は両手に色々持って戻ってきた、どうやら買わされたようだ
あまり金に余裕が無いのによく買うものだ
真莉「俺は元々寒がりだ...」
玉樹「意外な弱点っていう奴だな、完璧超人だと思っていたがな」
金髪にグラサン、パンクファッションと見た目完全に不良のような青年、片桐玉樹がふらっと寄って来た
真莉「まぁ誰にでも苦手なものはある...完璧超人なんてこの世に存在しねぇんだよ」
そうやって話していると遠くからちびっ子軍団が真莉達を呼んでいるのが聞こえた
真莉は「迷惑になんだろうが」と呟き片手を上げ歩きを早めた
やがて本堂の近くになり自分たちの出番が来た
それぞれに賽銭を渡しやり方も教えた
まぁ多少間違えても微笑ましいものだなと蓮太郎は思う
全員では出来ないので男性陣と女性陣で別れて参拝する事にした
先に女性陣をやらせてすぐに男性陣が参拝に入る
1分にも満たない様な短い時間で全員顔を上げる
それぞれの表情は多少の違いはあれどみんながみんないい表情をしていた
その後家に帰りみんなでおせちを食べたりお餅を食べたりして正月は過ぎて行った