ブラック・ブレット 紅き守り手   作:フルフル真

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やっとあの子達が出せました!

結構矛盾しているところもあるかもです...


第5話

防衛省の騒ぎから数日が経過したある日、真莉は 学生の本分の学校に向かっていた

 

サボることが多い真莉にしてはなかなか珍しく1人で学校への道を歩く

いつもならば友人の2人と行くのだが今日はいない、何故なら今の時刻は9時過ぎだからだ

 

要するに真莉は寝坊したのだ、最初に起きた時にサボろうと考えて学校に連絡するつもりで携帯を取るとメールが2件来ていたので先にメールを開く、そこには

沙耶と綾夜からのメールだった

 

綾夜からは

綾夜《多分寝てるだろうから先に行くぞ?起きたら来いよ!待ってるぞ!》

 

沙耶からは《来なかったら...分かるよね?》

 

このメールを見た瞬間にはもう彼は制服に着替え家を出るところだった、綾夜はともかく沙耶を怒らすのは真莉としては嫌なものらしい

 

真莉「だりぃ...別にいいじゃねぇかよ学校なんていかなくって...はぁ」

 

彼は何度目かわからない溜息をついた、すると学校が見えてきた

真莉は校門を超え自分の教室に向かった

 

教室に入ると授業中だったため当然の事ながら注目を浴びる、注目を浴びても真莉は何も言わずに自分の席に着き教科書を開いた

 

先生「おい古畑〜...先生に何も言わないのか?」

 

先生は何も言わずに席に着いた真莉に問い掛ける

 

真莉「寝坊しました」

 

真莉は一言そう言うと先生は溜息を盛大に吐き授業に取り掛かる

 

先生「はぁ、まぁいい、先ほども言ったが今日は抜き打ちテストをやるぞ、教科は三種、国語、数学、英語だカンニングはするなよ?」

 

先生がそう言うと教室内は非難の声で埋め尽くされた

 

真莉「(テストかよ...めんどくせぇなぁ)」

 

先生からテスト用紙が配られる、そしてみんなに渡ったのを確認すると

 

先生「よし、始めろ!」

 

先生の合図で一斉にスタートする

 

真莉「(これ終わったら残りの授業全部寝るか...)」

 

真莉もテストに取り掛かった

 

 

 

 

学校終了後

 

沙耶「テストなんて聞いてなかったからびっくりしたよ〜」

 

綾夜「お前ら2人は頭良いから良いじゃねぇかよ...」

 

真莉「そうか?俺はそんな事ねぇと思うが」

 

沙耶「僕もそうだよ?」

 

綾夜「学年2位と3位にだけは言われたくねぇんだよ!」

 

綾夜は叫ぶ、綾夜自体も学力は悪くない、しかしそれでもこの2人はそれより高い学力を持つ

真莉は学年3位、沙耶は学年2位の実力だ

 

綾夜「何で真莉はあんまし学校にこねぇのにそんなに出来んだよ!あんまり勉強してるイメージねぇぞ!」

 

真莉「それは遠回しに俺をdisってんのか...まぁ確かに勉強は基本してねぇな」

 

沙耶「え!?そうなの?じゃあどうやって?」

 

真莉「感」

 

真莉の一言で2人は固まる、感だけで学年3位にまで登っているその感の強さに呆れていた

すると後ろから真莉呼ぶ声が聞こえた

 

???「おーい!古畑!」

 

真莉「あ?...里見?」

 

真莉を呼んだのは数日前防衛省であった里見だった

 

蓮太郎「古畑、ちょっとこの後時間良いか?」

 

里見の真剣な表情を見た真莉は沙耶と綾夜に悪いと告げて里見と別ルートに移った

 

蓮太郎「すまないな、友達と帰ってるのに」

 

真莉「別に、それで?話って言うのは蛭子影胤の事か?」

 

蓮太郎「あぁ、お前は何処であいつに会ったんだ?それになんで聖天子様から直接依頼なんて」

 

矢継ぎ早に真莉に説明を求める里見に真莉は両手をあげ押し留める

 

真莉「質問は一つ一つしろよ...焦り過ぎだぞ、もっとゆっくり考えてみろ...さて、先ずは蛭子親子との事か?あの2人に会ったのはついこないだだよ、それこそ防衛省に行く日のちょい前だ、聖天子は知らん、いつの間にか俺の事を調べてあったみたいでな、それで電話が来た」

 

真莉は一つ一つの質問に答えると交差点の向こう側から大きな声が聞こえた

 

???「おぉーい!!れんたろぉぉぉ!!」

 

真莉と里見はその方向を見ると蓮太郎は明らかに疲れるという表情を見せ手で顔を覆った

信号が青になりその子は走ってくる

ツインテールの活発な女の子だった、近くまで来るとその子は里見に抱き着く、抱き着かれた里見は

 

蓮太郎「っば!?延珠!?あぶねぇだろ!ってかなんでここにいんだよ!?」

 

真莉「お前の妹...では無いな、という事はお前のイニシエーターか?」

 

延珠「違うぞ?妾は蓮太郎のふぃあんせだぞ?お主は何者だ?」

 

真莉「お...おう、俺は古畑真莉だ...里見、お前...」

 

蓮太郎「っば!?ちげぇよ!?こいつは藍原延珠!俺のイニシエーターだよ!」

 

真莉「ま、そう言う事にしといてやるよ、そんで?この後は?」

 

蓮太郎「はぁ...確か今日の夜ご飯の材料を買わねぇと行けねぇんだ」

 

真莉「奇遇だな、俺も晩飯の材料を買う予定だった、一緒に行くか?」

 

蓮太郎「あぁ」

 

真莉「藍原だったか?お前も来るだろ?なんかしら買ってやるよ」

 

延珠「本当か!?」

 

真莉「あぁ」

 

延珠は小躍りでも始めるのでは無いかと思うほどのテンションで里見を引っ張っていく

真莉は苦笑しつつそれに着いていった

 

 

商店街に着き色々と回って軽いものを食べながら夕ご飯の買い物を済ませようと品物を探す

 

延珠「(もぐもぐ)ほれふまひぞ!!へんたほう!(これうまいぞ!れんたろう!!)」

 

蓮太郎「口に入れたまま喋るな、何いってんのかわからん...だけど俺まで良かったのか?」

 

真莉「構わねぇよ、別に、俺も小腹が空いてたからな、俺と藍原だけだとそれもちょっとな」

 

3人はコロッケを食べながら商店街を歩いていた

のんびり歩いていると遠くから怒声が聞こえて来た

 

店主「誰かそいつを捕まえろ!!」

 

人波を掻き分け女の子が現れ3人の目の前で止まった

髪はボサボサで衣服は所々破れている、何より周囲から畏怖の目で見られる原因はその赤い目だった、手にはおそらく盗品だろうかパンなどが抱えられている

すると店主が追い付き少女を地面に叩きつける

少女は押さえ付けられ苦しいのかジタバタと暴れる

 

少女「離せ!はなせぇぇぇ!!」

 

店主「この化け物め!人間様の食べ物を勝手に盗みやがって!!」

 

店主の声に反応し周りの連中は大声で罵声を浴びせ始める

少女は助けを求めて延珠に手を伸ばす

延珠も迷ったが手を出し始めた瞬間に里見に止められる

少女はそれを見て絶望したような顔をした

 

店主「っうぉ!?」(ドダン!)

 

店主が急に少女の上から滑り落ちた、少女もそれを見ていた野次馬も蓮太郎達も何が起こったかわかってはいなかった

しかし真莉だけがその場におらずいつ移動したのか店主の前にいた

真莉は地面に横たわっている少女の手を取り少々強引に立たせ衣服に着いた汚れやホコリを払っていく

 

少女を含め一同が唖然としているとこけさせられた店主が怒りの表情を見せ起き上がる

 

店主「テメェ!何邪魔してんだよ!こっちは盗まれてんだぞ!その化け物によ!」

 

店主のその言葉に耳を傾けずに真莉は少女に向き直る

 

真莉「...全く、渡したお金は何処にやったんだ?《アカネ》?もしかして落としたのか?あれだけ気をつけて行けと言っただろ?後でお仕置きだな」

 

真莉の物言いに少女を含め全員が唖然とした

 

真莉「...すみません、うちの《妹》がご迷惑をおかけしました、こちらの品物は全部お返しします、それでも足り無いのなら」

 

真莉はそこまで言うと財布から万札を5枚出して店主に渡した

 

真莉「これでなかった事にしてもらえませんかね?それでも足りなければまた言ってください、聞いた上で考えます」

 

真莉は他に何も言わさずに早口でまくし立てると少女の手を取り蓮太郎と延珠に手招きをして商店街を抜けようと歩き出した

残ったもの達はなにが起こったのか分からずにその場にただ佇んでいた

 

 

真莉宅

 

真莉「まぁ上がって適当に寛いでくれ、ちょっと着替えてくる」

 

商店街から離れ四人は真莉の家に来ていた、少女はあの後なにも言わずに真莉に連行されここに来させられていた

 

数分後真莉は着替え終えリビングに戻ってきた

 

真莉「さて、君は、外周区の子供か?なんであんなところに?」

 

真莉は話しかけるが少女は震えるだけでなにも話さない

 

真莉「ふむ...ちょっと待っててくれるか?」

 

蓮太郎「え?あ、あぁ」

 

未だに状況を理解出来ていない里見に待っててくれと頼んで真莉はリビングから出た

すると数分後に戻ってきた

 

真莉「とりあえず今はこの子をどうするか考える、この子の行きたい場所に行かせるのが俺はベストだと思う」

 

蓮太郎「だがそれだとまたさっきのようになるぞ?さっきはたまたま古畑がなんとか出来たが...」

 

真莉「それを決めるのはこの子だ、今日1日この子は俺が預かる」

 

真莉のその言葉に今まで俯き震えていた少女は顔をバッとあげ真莉を見る

 

真莉「俺は別に呪われた子供たちに対してなんの恨みも憎しみもあるわけじゃない、その点で言えばお前もそうだろ?里見?」

 

蓮太郎「あ、あぁ」

 

真莉「藍原もそうして欲しいみたいだしな」

 

延珠「...本当に頼んで良いのだな!?」

 

延珠は身体を乗り出し真莉に詰め寄る

 

真莉「あぁ、約束しよう...ただ勘違いすんな?《俺が》保護するのは1日だ」

 

そう真莉が言うと延珠は顔を曇らせる

 

真莉「その後を決めるのはこの子だ」

 

真莉は少女の頭にぽんと手を置きなで始める

少女はビクッとした後気持ち良いのか目を細めた

 

するとピンポーンと玄関のチャイムがなる

3人は頭にハテナマークを付け真莉を見る、真莉はやっと来たかと言って来訪者を迎え入れるために玄関へ行く

そして玄関から若干の騒がしさを感じた蓮太郎は嫌な予感がしていた

 

???「ひっさしぶりの真莉さんのお家だー!!」

 

沙耶「亜矢、迷惑になるよ?」

 

そこにいたのは真莉の友達の沙耶とその沙耶に亜矢と呼ばれた女の人だった




第5話です!
もしかしたら時系列めちゃくちゃになるかも知れないっすね...

原作見れば早いんでしょうが...
誤字、脱字、感想があればどうぞ!
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