【医務室】
(あれ?ここは何処だ?私は確か冷たくて暗い海に沈んだはずだ。なのにどうして暖かくて明るい所で寝ているのだろう・・・あ、そういえば誰かに助けて貰ったような)
提督「おっ、起きたか?」
ヴェールヌイ「ああ、君が私を助けてくれたのかい?」
提督「いや、私ではなく、紀伊という黄色い浴衣を着た女の子が助けてくれたんだ」
ヴェールヌイ「そうか、じゃあその子に合わせてくれないかい?お礼がしたい」
ヴェールヌイが微笑み、そういった。
提督「残念ながら、今は無理だ」
ヴェールヌイ「どうしてだい?」
提督「彼女は今遠いところにいるのだよ」
ヴェールヌイ「その服からして海軍だよね?何処なんだいここは」
提督「呉鎮守府と言えば、わかるかな?」
ヴェールヌイ「ああ、あの名前だけの鎮守府だね?」
ヴェールヌイが冗談まじりに言うが、提督にとって、事実なので、心に刺さる。
提督「そ、そうだが、それより、君の名前は?」
ヴェールヌイ「レディに名前を尋ねる時はまず、自分から言うものだよ」
提督「そうか、私はここの提督、若草 鼎(わかくさ かなえ)だ」
ヴェールヌイ「私はラバウル基地所属駆逐艦ヴェールヌイだよ・・・鼎って随分読みにくい字だね」
提督「そうか、まあ、慣れると簡単に読み書き出来るようになるんだけどね、それより、ラバウル基地か、遠いな・・・どうするんだ?」
ヴェールヌイ「いいよ、帰っても大騒ぎになるだけだし私が帰ってももう・・・・」
提督(ん?どういうことなんだ?もう?)
提督なヴェールヌイの言葉に違和感を感じ部屋に戻る。
提督「ヴェールヌイ何か用がある時は、このボタンを押してくれ」
ヴェールヌイ「わかった、それより、私のことはヴェルでいいよ」
提督「わかったヴェル」
【司令室】
提督「・・・・・ラバウル基地まさか、奴らに乗っ取られたのか」
その頃紀伊達は。
紀伊「くらえー!」
夕立「あははっ遅いっぽいっ」
雪合戦をしていた。
提督「あいつら何してるんだ?作戦報告もしないで」
その時、ベルが鳴った。
提督「ヴェルか」
【医務室】
ヴェールヌイ「鼎、お腹すいた」
鼎「そうか、じゃあ間宮さんに」
ヴェールヌイ「鼎、お前のが・・・」
鼎「ん?何だ?」
ヴェールヌイが、鼎の袖を掴む。
ヴェールヌイ「お前の作った料理がいい」
鼎「あ、ああそうか、じゃあ行ってくる」
【調理室】
間宮さん「あら、提督どうなされたのですか?」
提督「間宮さん、私に料理を教えてくれ」
間宮さん「ええ!・・・入って下さい」
それから、提督と間宮さんが色々作ったが、結局出来たのは、おかゆだった。
【医務室】
鼎「はい、作ってきたぞ、ヴェル」
ヴェールヌイ「ありがとう鼎」
鼎は、『左手』で、おかゆを渡す。するとうがどんどん顔色が悪くなっていく。
ヴェールヌイ「そうか、結婚を・・・当たり前か、こんなにいい人なんだ相手ぐらいいるさ」
鼎「ん?どうした食べないのか?」
ヴェールヌイは涙を流していた。
鼎「え?!ちょっとそんなにまずかったか?」
ヴェールヌイ「いや、美味しいさ。だが心が、・・・・・」
鼎「何があったかわわからないが大丈夫だ。俺たちは、離れたりなんかしないさ」
何これ(艦これ)
そういえば、艦これ改がやっと発売決定ですね。