死んだら明日は来るのか?   作:ピかるの低利

23 / 38
超待たせました、いやねファントムペイン面白かったんですよ


第三章 さあ足掻きもがこう
立て籠り


何でもない日常的な平和のなかとある店で銃声が鳴り響く

 

「おら!動くな」

 

「ポーク族だ地面に伏せろ!さもないと蜂の巣だぶ!」

 

その言葉に従い従業員とお客が皆地面に伏せていく

 

 

 

時間を進める

 

 

「犯人はポーク族で店の中に立て籠り此方に要求をのべています」

 

「で犯人の要求は?」

 

事件現場からそう遠くない場所に仮設で建てられたテントのなかで今回の事件のための会議、中には警察、国防相、そして多種族間保安局の局長とその部下であるスミス等がいた。

 

「はい、犯人の要求ですが……」

 

進行役の女性が口を突然閉じて言いずらそうにしているのを見て大体内容の察しがつき局長とアイコンタクトを取るスミス

 

……恐らく犯人の要求は性的なもの

 

人の要求それは人の本願その物であるだからもしそれが性的なものだった場合人の命と天秤をかけるとどうしても命に傾いてしまう。

 

 

……被害を被るのはいつも弱い者

 

「同人誌でのジャンルの追加、用はポーク族のジャンルを増やせとのことです。」

 

 

一同唖然。

 

 

答は自身が考えていたものとはかなり違う馬鹿みたいな要求だった。

 

これにはさすがに表情を崩し苦笑いをしてしまう

……違うのね。

 

会議で出されているコーヒーを動揺を表に出さないよう飲む。

 

見ると局長もコーヒーをその口に含めている

 

「飲んでる場合か!」

 

飲みながら会議を聞いていたら司会役の男に突っ込まれる

 

その額には青筋が立てており、まさにプッツンしていた。

 

「で、どうなのだい?君のチームがこの状況を打破できると」

 

「ええ必ずや、私の率いる部下達が成功させます」

 

スミスのニヒルな笑みが印象的だった

 

 

 

Side out

 

「どうぶか?」

 

「変化は特にないぶ」

 

 

犯人グループの一人が外の様子を除き見て警戒をしている最中に、後ろにいる仲間から外の様子を聞かれそれを問題なしと返す

 

 

「リーダーあいつら要求飲んでくれるぶかね?」

 

「こっちには人質がいる、飲む他ないぶ…ん?スン スン 」

 

真ん中にいる眼帯を右目にかけている男、恐らくこのグループのリーダー格であるその男は淡々と語り突然

匂いをかぎだし天井に顔を向ける

 

それに異変を感じた部下がリーダーと同じように匂いをかぎ皆直ぐ様口をつり上げて天井に顔を向ける。

 

「リーダー」

 

「わかってるぶ」

 

かいだ臭いは銃の匂いと強いメスの匂い

 

「二人だけ人質を見張り、後は俺についてくるぶ」

 

二人以外の犯人が天井に銃を向ける

 

「殺れ」

 

一斉に射撃音が鳴り天井に何千何百の小さな穴が開いていく。

穴が集中され過ぎたせいでおお穴が開き一人の穴だらけの女性が落ちてくる

 

「拘束しろぶ。」

 

落ちてきた女の肢体を四人係で踏みつけて押さえる

まだかろうじて女は意識があるのか苦しそうに顔を歪めている

 

「は…なせ」

 

踏みつけられている自分の四肢を引き剥がそうと抵抗するがピクリとも体は動かない。

 

「そう慌てるな、今楽にしてやるぶ」

 

そう言いながら犯人のリーダーは胸の部分に銃を突き付け、彼女を見据え辺りにハンドサインを送る。

 

すると、一人の犯人の男が携帯を取りだし何処かに電話を掛け、それをリーダーの耳元にそえる。

 

「もしもし?警察の方ですか?お宅の女警察官忍び込んできたけどこれって交渉決裂てやつぶか?」

 

耳を澄まし良く聞くとどうやら警察の方は相当うろたえている様子で犯人のいいなりになっているようだ

 

「まぁどうでもいいけどあと五分後に人質を一づつ殺すぶから早くしろぶね。」

 

そう言って電話を切り携帯を投げ捨て地面に倒れ付ている女を見る

 

「さてと、そろそろ逝くぶ」

 

銃声が店内に鳴り響いた。

 

Side out

 

店内で銃声が鳴り響きそれをしっかりと耳で聞き取っていた警察の上層部は完全にパニック状態に陥っていた

 

「ええい糞! 誰だ!?突入を命令した奴はそんな指示私は命令した覚えないぞ!」

 

「大丈夫です。」

 

荒ぶる警察の上層部の男にスミスが落ち着くように声を掛ける、が勿論落ち着けるわけがなくスミスに非難の声が上がる。

 

「大丈夫だと!? これのどこが大丈夫だ!人質が死ぬかもしれんのだぞ!」

 

しかしスミスは手元にある冷えきったコーヒーを口に一口含め言葉を返す

 

「もう策は打っておりますので」

 

その彼女の言葉には[もう勝敗が決している]という確信と[絶対に助ける]という意志が込められていた

 

 

Side out

 

場面は変わり再び立て籠りの事件現場に視点は変わる。

犯人は未だに返答の来ない自分達の要求に少しだが確実に怒りを抱き始めていた。

 

「まだかぶ!?」

 

「まさかあいつら、俺たちの要求を飲まないきかぶ?」

 

「どうするぶ、このままじゃおいら達の計画がパーになるぶ!」

 

焦り出し犯人の一人が声を荒げるが、そこで空気が一気に冷たくなる

 

威圧

それも圧倒的な強者の

 

その威圧を放っている男、自分達のリーダーに顔を向ける部下達

 

「落ち着けぶ。」

 

その一言で部下は全て姿勢を敬礼の姿勢に正し彼に顔を向けた

 

「まだ三分しかたっていないぶ、時間はたっぷりあるぶ」

 

 

「キャアアア!」

 

 

突然女性の悲鳴が上がり、一同咄嗟にそちらに顔を向けるが、どうやら本棚の裏側に居るらしく此方からではその姿が見えない。

 

「確認してこいぶ。」

 

リーダーが部下の一人に命令を出すと、その命令のとおりに確認に向かう

 

「…」

 

恐る恐る本棚の裏側に回りその姿を確認する

 

するとそこには怯えた表情で体を震えさせている一人の女子高生くらいの女の子がいた。

 

偶然、と言うよりは余りにも出来すぎたそれに対して何の疑念も抱かずに彼女をリーダーの前まで連れていく。

 

 

「……。」

 

リーダーは流石に少しは怪しんだが直ぐに気のせいと思うことにしてその女の体を見て口角をあげる

 

「こいつを警察の前で犯せば少しは俺らが本気だということがわかるかもぶ!」

 

「い、いや!」

 

囲まれていた女性はその場から逃れるために窓の方向に逃げるが途中で腕を捕まれその拍子に窓にかけてあった幕を外して下ろしてしまう

 

「ちょうどいいぶ、俺ら達の見せしめのために犯させてもらうぶ」

 

彼女は掴まれた腕を放そうと必死に足掻くがそれも叶わず直ぐに拘束されその顔を青く染める

 

「御願い、助けて!」

 

外に必死に声を出すが聞こえていても誰も動かずただ目をそらすのみ。

 

ついに犯人のリーダー格である男の腕が彼女の胸に触れようとしたその時

 

ガラスの割れる音と犯人の所持していた、銃が弾丸によって砕かれる音がした。

 

 

「なに!?狙撃だと?」

 

「ふ、伏せろぶ!」

 

「無駄だぶ、物陰に隠れろ!」

 

ポーク族の男達は皆物陰に一斉に隠れるが今度は壁が地響きを立てて崩れ落ちさらにパニックに陥る

 

 

「糞たっれ!一体なんだぶ!?」

 

入ってきたのは鉄の塊を着こんだ巨体だった

 

「ゴーレム!?いやなんだこいつは」

 

「う、撃て!撃ちまくれ!」

 

一斉に銃を撃とうと構えるが瞬時に弾丸が飛んできて銃をお釈迦にされる

 

「に、逃げろ!」

 

「ヒィィ」

 

逃げようとゴーレムのようなその巨体に背を向けた瞬間風を切る音と地面に砲弾をぶつけたような轟音が鳴り響く

 

「ぐあぁぁ!… 」

 

一撃のそれもただの余波のみでポーク族の男達は吹き飛び昏倒させられた。

 

しかしそれでもかろうじて意識があるものは直ぐ様ナイフを抜き取り人質を盾にしようと走り込む

 

 

 

「そうはさせないぜ!」

 

突然背後からの射撃に意識を奪われていく犯人達

 

その目に写っていたのは先程自分達が撃ち殺した赤髪の女だった

 

……何故?殺したはずなのに

 

意識がそこで完全に途絶えた。

 

 

残るはこの事件の首謀者である犯人グループのリーダー一人のみとなっていた

 

「糞、数秒で?数秒で制圧されたてのかぶ!?」

 

リーダー格である男はこの数秒に起こった事に関して冗談のよに、何かの悪い夢と頭のなかで思い込むが自分の頭に拳銃を向けられそれを夢ではなかったと理解する

 

「残念だったわね」

 

「残念?ふざけるな!俺たちの目的は人間に自分達が食物連鎖の頂点に立っていると思い込んでいる糞どもへの復讐だ!それを残念で終わらせるわけがないだろ! それにこっちには人質がいるんだ。お前らは俺には勝てない!」

 

黒服の女、スミスにリーダーはそう声をあげ、今だ自分の腕にいる女の子をへし折るために力をいれようとした瞬間顎に強烈な一撃を入れられる

 

「うざったいよ、あんた」

 

先程まで無抵抗だった女の子がそう言っていたのを意識が薄れ行く中聞いていた。

 

 




新キャラいっぱ出でてくるよー
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。