死んだら明日は来るのか?   作:ピかるの低利

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どもども楽しんでねー


蛇の下着と血の渋き

「ルン、ルルンデートデート楽しみだ~♪」

 

あれから食事が終わったあとミーアと共に町に出掛けた。

所存デートというものだが先程からミーアが

浮き足立っており、その可愛らしい声を辺りにまき、さきほどから他の通行人にまるで子供を見るような目で見られていた。

 

「浮かれすぎたぞミーア」

 

「だってダーリンとの初めてのデートだよ♪嬉しくないわけないじゃん!」

 

僕が恥ずかしさを隠すために言った言葉にもっともな発言で返される

 

……頼む通行人こっちみんな

 

ついには辺りを睨み意思をぶつけるガキみたいな僕

 

それをニヤニヤと見つめてくる人や血涙を流す人、隣にはルンルン気分で今もなお足があったらスキップをしているようなあどけない笑顔をさらすミーア

これほどあどけない笑顔を憎いと思ったのはこの日以外無いだろう

 

「で?どこいくんだ?」

 

「ん?」

 

ようやく持ち直した僕はミーアに聞いてなかったデートの行き先を聞くが

ミーアは質問の意図を理解していなく、

クエッションマークによる返答になった

 

「デートのスケジュールだ」

 

「……そう言うのは男の人が決めるんじゃないの?」

 

「え?………そうなのか?」

 

「もう、夢がないなダーリンは」

 

ウルセ

 

僕はミーアのもっともな意見にろくに返答もできず押し黙ってしまいミーアに助けをこうサインを目で送る

 

「もう仕方ないなダーリンは!デートスポットとしてはゲームセンターや喫茶店後、映画館とかが有名だよ」

 

「了解、そう言えばモンスターも利用できる店ここにもできたのか」

 

「うん、この頃新しくできたお店で一度いってみたかったんだ♪この頃は交流化も進んできて色んな施設で交流を目的としたお店増えてるんだよ!」

 

「ソ、ソウナノカー」

テンション高めで言い寄られた僕は少し引き気味にどこぞの常闇妖怪み腕を広げ答えた。

 

 

その後ミーアと共にゲーセンにいき

 

「ゲームセンターはじめてなの?」

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

「いやゲーム事態が初めてなのだが」

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタperfect!!

「ところでそれって音ゲーよねそれも、かなり難しいやつ」

「さあ?」

 

「何で画面を見ないでノーミスでクリアできるのよ!」

 

「知るか」

 

喫茶店でお茶を飲み

 

「ねぇこれ美味しいよ♪」

 

「どれ」パク

「なるほどこれはいける」

 

「でしょ!」

 

「店のメニューに出せるかもな」

 

「……え~」

 

映画を見てひとなきしたり

 

ウボアー!!

 

「キャー貞子が飛び出て来た!恐いダーリン助けて!!」ガシッ

「……」

 

「ダーリン?」

 

「……」チーン

 

「あ」

 

ま、まあ楽しいデートをしていた

 

「いやいやこれはないわよ!」

 

「すまないな」

 

「悪びれてないでしょ」

 

「ああ」

 

シラー

 

先程までの失態を無かったようにしらを切る僕、

そして僕を横目で見つめるミーアに

 

気づかないふりをする僕

 

この空いた時間のなか僕は彼女にここまで好かれた日のことを思い出す。

 

「ッ寒いね」

 

「まあ朝から雨降ってたしなそれが凍って更に温度を下げたのだろう」

 

今は一月の中旬彼女が来てちょうど1ヶ月の月日がたつ頃だった。

その日とても寒い日だというのに朝から雨が降ったせいで凍ってしまいますます温度を下げ、

もはや吐いた息が白く凝結するほどの寒さの日だった

 

「ねえ湯助は寒くないの」

 

「このかっこで寒くないとでも?」

 

「いや、だから聞いたのだけど…」

 

薬師寺 湯助、否この馬鹿はタンクトップに下はジャージといういかにも運動してる青春少年のようなかっこで身を震わせながらそう答えた

あまりに返答違いな答えに困惑するミーア

 

「少し待ってろ」

 

「え?」

 

困惑しているミーアに声をかけ部屋の外に出る湯助

それから少したち湯助は毛布とココアを二つ持ってきた

 

「この毛布をかぶってココアでも飲めすぐあったまる」

 

「あ、ありがとう」

 

……それから数分とたちココアのお陰もあり体は随分と暖かくなった

 

「ねえ湯助?」

 

「何だ?」

 

「私って気味悪いかな?ほ、ほら私の種族ってラミアでしょだから下半身がへびのせいでよくこわがるひとがいて結構嫌われてるんだ私の種族…だから「気味悪くなどない」え?」

 

「生憎僕は死ぬことも寿命を終えることもないそんな化け物と比べても何ら怖くも気味悪くも思えんだろう?」

 

「そう……」

 

突然ミーアからの自分の心の内の言葉に驚きながらも彼女の問いに答える湯助

その返答に満足したように

満面の笑みと「ありがとう」の一言を返された

 

「でもその年で中2病、特に不死とか言いふらすのとかは不味いかも」

「……」

 

「な、何ですねるの?」

 

 

 

その後何かとダーリンと呼ばれたりすることが多くなり次第に湯助は呼ばれなくなった

 

……まあ偽名だがな

 

 

 

「リン、ダーリン、ねえダーリンてば!」

 

「すまんすまん如何した?………」

 

物思いに更けていたせいで肝心なミーアを忘れていてしまっていたがミーアの呼び掛けにより意識を戻すことができた。

 

そして見たのは

 

「こっちのブラとこっちのブラどっちが似合う?」

 

二つの下着と二つのお山だった

 

……………!!

 

………いかんいかん少し固まっていた

 

………冷静になれ自分まず調べるのは[お山の大きさ]ではなく[どっちが似合うか]でもなく[この場所]だ

 

「どちらも似合う、まあ好きな色で良いかもな、ところでここはどこだ?」

 

「え?もうちゃんとしてよデートなのに! ランジェリーショップの試着室のなかだよ。 ウーンじゃあ無難に赤かな~」

 

「そうか、まあ僕は外で待っといてやる好きなだけ選んでこい」

 

僕は必死に焦りを隠しながらそう返したが逆に尻尾を軽く巻き付かれ動けなくなる

 

「もう少しで終わるからちょっと待ってよ」

 

「いやあまり女性の着替えを間近でみるのはどうかと思うが」

 

「そうなの?でもダーリンならみられてもいいよ♪」

 

……いやだからそうではなくて

 

聞かずやのお転婆娘ミーアを見つめる僕、

その視線に気付いて頬が赤くなるミーア

 

……ここででてったら僕が悪いようになるな

 

僕は後ろに振り向き彼女を視界にいれないようにして

 

「まあなんだ、ここで待っといてやる、だから早く決めろよ。」

 

「う、うん!」

 

 

 

「いっぱい買ったねダーリン!」

 

「そうだな」

 

あのあと結局どっちの色も買い店を出て歩いていたら数分がたっていてもう太陽も夕焼けに染まっており、

僕たちは最後のデートスポット町一体が見える高台に来ていた。

 

「もうこんな時間か……早いものだな」

 

「そうだね……でもとても楽しかったよ!♪」

 

彼女ミーアは僕に最高な笑顔を向けてくれた

 

……もう夜かまだ続いてほしいなこんな楽しい時間が

 

だが現実は非常で彼はそれと同じくらい悲運であった

 

「なんだあれw下半身蛇とかチョー受けんですけどw」

 

「アヒャヒャヒャwマジ受けるw」

 

それは一組のカップルの心ない発言から始まった

 

ミーアは先程の心ない発言により目を鋭くさせ相手に尻尾を大きくしならせなが横凪ぎに振り回した……が

 

スパアン

 

当たったのは隣にいたはずの湯助、彼の頬に当たった証拠として赤いアザができていた

 

「危ないだろミーア」

 

彼女ミーアは今朝のことを思い出したそれは人間をモンスター傷つけてはならないという法

 

「ッ!!」

 

もし今のが当たっていたら自分は強制送還をされていたという恐怖に襲われるミーア

 

だがそれでもまだ続いていた

 

パシャ

 

「モンスター娘町でナウと」

 

それは先程とは違う通行人、その通行人が携帯で写メを取り自分たちを嘲笑っていた

 

次第に群れる人波

 

パシャパシャパシャ パシャパシャ パシャパシャパシャ

 

どんどん増えていくシャッター音

 

ついにはミーアは耳を塞ぎこんでしゃがんでしまう

その時だった

 

「おい、貴様らいい加減にしろよ」

 

ほんの一つの短い声、だがその声がとてもよく聞こえていた

 

シャッター音が止む

 

「ミーア人気のいないところに行くぞ」

 

彼がとても優しい声でそう言った

 

 

 

 

……しかし一番近くにあったのがこれとはな

 

「ラブホテルか」

 

「どうしたのダーリン?」

 

「何てもない」

 

シャワー上がりで上にバスローブを着たのみの姿のミーアを横目でみる

前がはだけているせいで何時もより開放的になったはだが見えて、目のやりどころに困る

 

「そう言えばここってお泊まりの準備してないけどどうして?」

 

「まあ休憩場だからな」

 

「ふーん」

 

ミーアにラブホテルであることを悟らせないために淡々とと返事をかえす湯助

 

「皆法を守ってるだけでほんとは私のこと嫌いでただ優しくしてるのは処罰が怖いから。…ほ、本当は湯助も法が怖いから私に優しくしてるんでしょ?」

 

「……」

 

突然ミーアが発した問いにどもる僕、自分は断じて違うそう言えるのだが、それは言葉だから言えることでありそれが自分の本心なのかわからず混乱をしていた。

 

スッ ドサ

 

彼女はその細く白い腕で僕の手を取り後ろに倒れ込みちょうど僕が彼女に覆い被さるような体型となる

 

「私、私こんなにも無防備だよ?弱いんだよそれにダーリンになら傷つけられてもいいんだよ?」

 

彼女の無防備で白く儚い肢体が露になり僕に見せつけてくる

彼女は僕をそう誘う……しかしその顔はとても悲しそうな顔をしていた

 

だから

 

サッ

 

「ヒャッ」

 

彼女をミーア優しくそっと抱き締め

 

「僕はお前を怖がることなんてしない最初に言っただろう?ミーアお前と比べても僕の方が化け物だと」

 

ただそう言った

 

彼女は納得しないかもしれない。それで僕に失望するかもしれない、でも彼女には人を好きでいてもらいたかった。

それがどんなに愚かしく残酷なことだとしても

 

「湯助泣いてるの?」

 

スガアアン

 

ガラガラガラ

 

「動くな!! 多種族問交流保安局だ!

ラミア族を婬交目的で連れ込んだとの情報が入った、

て湯助君……貴方泣いてるの?」

 

辺りは更に静まり返った

 

 

「さあこっちだ」

 

あのあとつかまり保安局の方で取り締まりがあるためラブホテルの出口まで連行されていた

 

「うわまた見つけたwえ?何ラブホ連れ込んでヤってたのてかでんの?w」

 

またあの声だ

 

「てかラミア族に生殖器ってついてんのかよwおい答えろよ蛇女!w」

 

「ちょっと貴方たち!」

 

スミスが何かいってるどうでもいい

 

「ちょっとミーア!」

 

彼女をミーアをあのどこまでも優しい子を泣かしたやつは

 

何があろうと許さない

 

血渋きが舞った

 

 

 




今回はここまで次回第1話完血は乾き潤うことを知らずですさいならー
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