城下町のダンデライオン ~赤い弓兵~   作:じゃんぬ

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暫くはダンデライオン原作の消化をしていきます
そのうち、stay nightのセイバールートか桜ルートに衛宮士郎とは違うマスターとしてねじ込むか、zeroをねじ込むか、プリヤをねじ込むかしようかと…


弓兵は…

「答えは得た。大丈夫だよ遠阪。オレもこれから頑張っていくから」

 

 

これで第5次聖杯戦争に於けるアーチャーのエミヤシロウの物語はおわる。

 

 

あとは、座に帰るだけ、聖杯戦争の記憶は座の本体に記録として伝えられる

 

 

後悔はある、エミヤシロウはこの結末を未来永劫呪い続けるだろう

 

 

それでも、オレは間違えてなどいなかった

 

 

その事実だけで今は十分だ、そう思っていたとき引きずり込まれる感覚があった。

 

 

目を開ける

 

 

誰かに抱き上げられているようだ。

 

 

顔をのぞきこまれている。ふと、自分の腕を見てみた─────そして

 

 

「──────(なんでさ)」

 

 

そこにあったのは赤ん坊のような掌。これは紛れもなく自分の物

 

しかも言葉を話すことすらままならない身体

 

 

そこでやっと把握する、エミヤシロウは今現在赤ん坊としてここに存在していると

 

 

「(何故こんなことになっている?)」

 

 

疑問のみが頭を過る、とりあえずアーチャーは現状把握に努めようと意識を集中させた

 

 

傍らには己の父と母らしき人影、そして、もう一人の赤ん坊。

 

それを見るかぎり自分は双子らしい

 

 

「(世界の粋な計らいか何かか?まあ、つかの間の休暇のようなものと思って楽しませてもらうとしよう)」

 

 

 

 

 

──────────────────

 

 

それから十数年後

 

エミヤシロウ─改め櫻田士郎は年齢もすでに高校生となった。

 

 

この間に士郎はそれなりに自分のいる世界、立場などがわかってきた。

 

 

まず、己が生まれたのは櫻田家という家で、この国の王族であるということ、そして、王族はそれぞれ何らかの能力を持っている、ということ、そしてこの世界が生前いた世界とは異なる平行世界であるということ 

 

 

公的に士郎の能力は物質強化ということになっている。しかしこれは魔術によるもの。

 

この世界で士郎は新たな能力が開花したとかはなかった。

 

 

 

出来ることは生前と変わらず、投影や固有結界などの一点特化の魔術のみ

 

たが、この世界で使う機会は今のところ無さそうである

 

 

しかし士郎は魔術の鍛練などはしっかりとやっていた、町中に設置された監視カメラをよけてながらも万が一に備えて少なくともそれなりに戦えるように、もっと具体的に言えば強力な宝具を使わずとも家の護衛たちと国の特殊部隊を同時に相手をしても余裕で全滅させることができるであろうレベルまで鍛え上げた

 

 

「(だが流石に町中に監視カメラ200台以上はやり過ぎと言わざるをえんな…)』

 

 

お陰で投影した武器での鍛練をするときはいちいちカメラの場所を見て避けていかなければならない

 

しかも定期的に場所が変わるからなおのことたちが悪い

 

 

更に今の士郎の見た目は、アーチャーの時の見た目から背を縮めたものとなっている。元々は双子の妹の櫻田茜に近い赤色だったのだが、魔術の鍛練をしていくうちに髪は白くなり、肌は浅黒くなっていった

 

 

そして、士郎はいま学校に行く途中である

 

そこには双子の妹も引っ付いていた。

 

 

「いい加減馴れたらどうだ?もうカメラに関しては今更だろう?────こっちだ」

 

 

茜は極度の恥ずかしがりやで監視カメラを避けながら通学したいらしい

 

 

「だって~無理なものは無理なんだもん、っていうかなんでシロちゃんはカメラの場所わかるの?」

 

 

「これに関しては経験としか言いようが無いな」

 

 

 

 

そして、無事?登校完了

 

 

「間に合った」

 

 

「お疲れ様『茜様』『士郎様』毎朝大変だね」

 

 

「様はやめてくれ、むず痒くて仕方がない」

 

 

「わざと『様』つけるのやめてよ~」

 

 

「まあ、学校と家だけが回りの目から逃げられる場所だもんね」

 

 

「ここにはカメラもないし」

 

 

「うん!」

 

 

 

~放課後~

 

 

「あー終わっちゃった。楽しい時間ってあっという間よね…」

 

 

「お前ほど学園生活を満喫してる人間は少なくともこの学校にはいないだろうな」

 

 

この茜の人見知りには士郎も呆れるばかりである。

 

 

「だってここでは皆私を特別扱いしないでしょ?」

 

 

「まあ、どんなに目上の者でも同級生や先輩に気を使わせてしまうと反って両方息がつまってやりにくいだろう」

 

 

「そうだね」

 

 

そうこうしているうちに教室の扉から葵が出てくる

 

 

「茜ー迎えにきたよぉ」

 

 

そして、その回りをたくさんの生徒が囲み、わーきゃーいって騒ぎ始める。

 

 

「いや、単に人気が無いだけかもしれんな」

 

 

「…そうだね」

 

 

そして、二人は帰る準備をする。

 

 

「今日は備品の修理とかないの?」

 

 

「今日は無いと一成がいっていたし、今は春だからな。もう夏までは空調の類いは要らんだろうな」

 

 

 

 

 

「お姉ちゃんすごいね。どこでも人気者で」

 

 

「そうかな」

 

 

道路で話していると悲鳴と共に茜に走ってきた人がぶつかる

 

 

「ごっごごご、ごめんなさい!後ろに目がついてなく…って?」

 

 

「ひったくり!お願いだれか捕まえて!」

 

 

茜の目付きが鋭くなる。

 

 

「ちょっといってくるね!」

 

 

「う、うん。茜気をつけてね?」

 

 

「大丈夫。、エレガントにいくよ」

 

 

と、言いながらクラウチングスタートの構えをとる

 

 

「正義は──────────勝ぁつ!!!」

 

 

「エレガントにいくんじゃなかったのか?」

 

 

「たしかに今のは…」

 

 

「仕方ない少し追いかけてくる」

 

 

「う、うん」

 

 

 

 

 

 

「(やはり、取り逃がしていたか)」

 

 

茜は思いっきりしくじり犯人は逃げている、恐らく能力を使った時にスカートが翻ったせいだろう。

 

そして犯人は手にナイフを持っているのが確認できる。大方人質でもとってこの場を切り抜けようという算段だろう

 

 

「(仕方ないな)」

 

 

士郎は落ちている木の枝から出来るだけ刺さったりしなさそうな物を選び、投擲する。

 

 

 

鉄甲作用という埋葬機関秘伝の投擲法。急所は外したがひっくり犯を見るかぎり結構派手に飛ばされたようで、完全に気絶していた

 

 

そのあと、士郎は傍観に徹し茜に手柄と序に警察からの事情聴取という面倒ごとを押し付けたのだった。

 

 




grand orderのジャンヌのレベル上げがつらい…
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