城下町のダンデライオン ~赤い弓兵~   作:じゃんぬ

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本日の投稿その2こちらも強引な話の進め方になってしまった


露見 2

高速で移動していた士郎の反応がきえた。

 

「え!?なんか反応がきえたんだけど!?」

 

「は!?うそ!?」

 

不測の事態に二人は混乱する。

 

「仕方ないわね。今消えた所まで行くわよ!」

 

「わ、わかった」

 

 

 

 

 

「な、何かしらあの二人」

 

「さ、さあ?」

 

士郎の消えた地点、穂群原学園という学校のグランドに茜と奏は到着した。

其処には士郎の姿が無く、代わりに日曜朝の少女向けアニメのような格好をした小学生と高校生くらいの女子。簡単にいってしまえば不審者が二人。

 

 

話していたであろうその二人が此方に向く。

 

 

「で、其処に突っ立ってる二人組は誰かしら?」

 

「あ、あのーここで私の兄見ませんでしたか?急にどっかに行っちゃって、見てませんか?」

 

「ちょっと、茜!」

 

「貴方のお兄さんが?そもそも貴方の兄がどんな人か私知らないし、そんな男子見てないわ」

 

「あ、あのー凛さん?この人多分この国の王女様だよ?」

 

「はあ!?………ホントだ最近テレビにでてたの見たわ。…それでも怪しいわね…」

 

護衛もつけずにこんなところをウロウロしている二人に疑いの視線を向ける。

 

「(カードを狙う魔術師が魔術で姿でも変えてる可能性があるわね)」

 

「怪しいって…」

 

「そもそも護衛を付けずにこんな所に王族が、ましてやこんな時間にいるわけないでしょ?」

 

まさか兄弟に発信機を取り付けて、追っていた。などとは言えない二人。誤魔化す為に言い返す

 

「いや、怪しさで行ったらアンタたちの方が怪しいわよ」

 

「はあ!?何処が!」

 

「いやーイリヤさんの姿を見たらちょっとアレな趣味を持った危ない人にしかみえないですもんね〜」

 

「な!?ステッキが喋った!?」

 

「ちょ!?アンタ何勝手に話してんのよ!?」

 

一般人に話してどうすんの!?とか魔術の秘匿がーとか騒ぐ凛に向けてステッキ─────ルビーは小さい声で話す

 

「大方カードを狙う魔術師だという線をうたがってるんでしょう?だったらいっそのこと連れてったらいいじゃないですか」

 

「は!?何言ってんのよ。一般人だったらどうすんのよ!」

 

「この国の王族の方って超能力持ってるそうじゃないですか。自衛くらいはできるでしょう。その上で後で記憶を消せばいいですし。その探している人が鏡面界に偶然入り込んでしまった可能性があります」

 

「そんなことありえるの?」

 

「さあ?知りませんよ、そんなの。まだ見つかって二週間しかたってないのにわかるわけないじゃないですか」

 

「あ、あんたね〜!!もっとやりようってもんがあるでしょうが」

 

「いやいや、もし偶然中に入っててその人が本当に王族なら大事件ですよー普通に魔術に巻き込まれて死んだより隠蔽が面倒ですし。手遅れになる前にさっさと入った方がいいでしょう」

 

方針は決まったとばかりにルビーは茜と奏に向けて話しかける。

 

「もしかしたら私たちの行く所にその人いるかもしれませんから見つけたら家に送り届けるので今日はお帰りいただけませんかー?」

 

一応ルビーは茜と奏に帰るよう促す。

無論ルビーはこの二人が帰るとは微塵も思っていない。魔術師なら尚更、本当に家族を探しに来たとしても帰るとは思えない

 

「帰るわけないでしょ」

 

「ですよねーじゃあさっさと行きましょう。説得とかグダグダやってて手遅れになったら大変ですしー」

 

王族が魔術絡みの事件で死んだとかどう考えても秘匿するのが面倒なことになる。

 

「あーもうわかったわ。詳しいことは全部終わってから話すからさっさと行くわよ!」

 

「それじゃあいきますよー半径2メートルで反射路形成!鏡界回廊一部反転します!」

 

「えっ…な…なにをするの?」

 

イリヤが驚いて凛に声をかける

王族二人は絶賛フリーズ中

 

「ガードがある世界に飛ぶのよ。そうね無限に連なる合わせ鏡、この世界をその像の一つとした場合、それは鏡面そのものの世界」

 

「「「…!」」」

 

「鏡面界。そう呼ばれている世界にカードはあるの」

 

フリーズしていた茜と奏もその世界を見て一周回ってフリーズが解除される。

 

「っ!凛さん!あれ、誰か戦ってる!!」

 

「はあ!?まさかルヴィアに先を…って男?」

 

「茜!あれって…」

 

「シ、シロちゃん!?」

 

その世界で四人が見たものは家族が櫻田士郎が見たことも無いような動きで英霊と互角に戦い抜く姿だった。

 

 

 

「一旦校舎の方に引いて様子を見るわよ!」

 

「ちょっと!これってどういうことー!?」

 

「茜!早くこっちに!」

 

「う、うん」

 

一旦校舎の方に身を隠す四人。

 

「ねぇ、取り敢えず加勢した方がいいんじゃないの?一人じゃ流石に…」

 

「馬鹿ね。あんなとんでもない戦いに加勢なんてしたら死ぬわよ。だからそこの二人、加勢しようなんて思わないで」

 

「わかった、けどなんなの……?アレって」

 

アレとは士郎と戦うこれまた人間離れした動きをする女のことだ

 

「うーん。取り敢えず全てを話しましょうか。完全に予想外の事態で暇ですしー」

 

カードについて、英霊について詳しく話す凛。

 

約二週間前に出現したカード、わかっているのは実在した英雄の力を引き出すことだけ

 

そして、茜と奏には魔術の存在について

 

「というか、あの人マジで何者なんです?ていうか英霊と互角に戦うとか本当に人間ですか?」

 

「わかんない。私たちはシロちゃんが何かしてて、何をやってるのか知るために追いかけて来ただけだから…こんなに危ないことしてるなんて知らなかったし、こんなに強かったことも知らなかった…」

 

「私も同じく」

 

「まあ、それは後で彼を問い詰めるとして…って………って宝具!?」

 

「宝具って確か…!」

 

「シロちゃんが!」

 

先程の説明で宝具のことについて知らされた四人は慌て始める

 

ただの人間にアレは防げない、と。

 

だが、

 

櫻田士郎はその限りではなかった

 

 

騎英の(ベルレ)───────」

 

「遅い。偽・螺旋剣(カラドボルグⅡ)

 

勝敗は、宝具の力によって為す術なく倒されると思った士郎が勝った。

 

「ふぅ…良かった…シロちゃん…」

 

「外でアイツが出てくるのを待つわ、そこで今回のことを問い詰める。それでいい?」

 

「うん。いいよ」

 

「それじゃあルビー、あとは宜しく」

 

「はい!半径2メートルで反射路形成!通常世界に戻ります!」

 

そして、彼女らは元の校庭に戻る。そして、その数分後、櫻田士郎が鏡面界から脱出してきた。




また10連引いて星5はこなかった。
ここのところ引きが悪いなー三週間前のステンノ以来星4のサーヴァントすら来ない
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