指輪の力で異世界に行ってしまったようです。 作:アキ ハバト
「おぬし、面白い恰好をしておるな。ふむ・・わが城に来るがよい。」
と告げると・・。
「チッ・・付いて来い。」
とてつもなくいやいやしそうにこっちに来たので、抵抗するのもめんどくさくなりそうだから、黙ってついていくことにした。
(しかし、城とか、発言とか、やけに偉そうだな。)
それから歩くこと数十分。
「うわ マジでお嬢様だった。」
「ここがわらわの城じゃ。立派じゃろう?」
(ここが立派でないといえる方がすげえ、物語に出てくるレベルの城だぞ。)
「まあ食事でもしながら、おぬしの話でも聞くとするか。」
と言いながら、召使約二十人ほどに食事の準備をさせていた、そして、そこに座れと言わんばかりに近くの椅子を召使の一人が椅子をひいてくれた。
「どうも。」
「食事まで少し早いが、話でもしようか。」
と、向こうから話を切り出してきた。
「まず自己紹介からか、わが名はエリュテイア・ジークフリード。この国の王じゃ。
おぬしは?。」
「銀崎大和と言います。」
いい名だ。と言いながら彼女は紅茶をすすっていた。
ていうかさっきから気になっていたが、服とか真っ赤なんですけど。
と言ってみたいが、後ろから、衛兵?がものすごい殺気を出しているから、
そんなこと言えるわけがない、言ったらその時は殺されるな、絶対。
と・・
「その指輪不思議な力を持っておるな。」
突然の発言に少しびっくりしたが、真っ先に思ったことが、
ここって魔術とかあんの?!。だったのは言うまでもない。
「そうじゃ! その指輪、われにくれぬか?くれればぬしを貴族とする。
くれぬのなら、奴隷とする。貴族か奴隷か、おぬしはどちらが良い?」
このお嬢様何としてもこの指輪がほしいらしい、奴隷になってもこれは取り上げるはずだ。
「両方お断りします。」
そうか。と小さく言うと、「割れと勝負するのだ。
ぬしが勝てば何か一つ願いを聞いてやろう、
だがもしわれが勝てば、われの願い、つまり、その指輪をわれがもらおう。
それでよいか?」
「ああ いいぜただでとられるより抵抗しといたほうがいいしな。」
よし。と頷くと、われの剣を出せ!と召使に命じていた。
「おぬし、剣を持っておらんだろう。」
「見てわからないか?」
そうだな。といった瞬間、奴の分も持ってきてやれと命令していた。
「よし準備はできたであろう。庭にある練習場まで付いて来い。」
と一足先に、庭まで歩いてい言った。
その五分後ぐらいに庭へ走って行った。
すると、「おぬし、魔術を知らないといった顔をしていたな、よろしい見せてやろう
魔術というものを。」
と、彼女は剣を両手で持ち、頭上で掲げた。
すると、剣を中心に黄金の光が十メートルほど迸った。
「なんだよこれ・・」
「これは、聖なる剣『ダモクレス』ですわ!」
この光の剣を俺にめがけて振り下ろしてきた・・・。