第一話 新しい仲間と一人での戦闘 悪魔への憎悪の増加
一ヶ月ほど前、イッセーが堕天使によって殺されて悪魔に転生してから一ヶ月がだった。
そして、俺もそのときに悪魔になっている。
今はイッセーの神器が神滅具である赤龍帝の籠手であることが分かってから付き合わされているトレーニングに合流しようとしている。
正確には俺にたいして話があるらしいが…
「はあ…はあ…はあ…」
と、前から集合場所の公園に走ってくるイッセーとその後ろから自転車に乗っているグレモリー部長が来た
「おはようございます、部長」
「あら、おはようマモル時間どうりね」
「はい、所でイッセーにはトレーニングをさせるとして俺に話とは?」
「ええ、あなたの神器についてなんだけど」
「その話はここではできません」
予想道理あの時見た俺の神器…籠手型の神器『光竜の星刻の双籠手』についてだったか
『光竜の星刻の双籠手』聖なる力を司る竜であるグレイナルを宿しているだけにその性質は天使のそれと同じ光の力を使う。
しかも、その波動は熾天使のそれよりも強い。
でも、今その事をこの人に強いては悪魔のトップには知られてはならない。
だから…
「今、この場では…無理なんです…」
喋ることは…出来ない!!
「そう、あなたでも隠し事はあるのね…」
グレモリー部長はそう呟くとイッセーの方に向かっていき
「ほらイッセーあと腕立てと腹筋も残ってるのよ!!」
と、言いながらイッセーの背中の上に乗りイッセーに腕立て伏せを始めさせた。
「そろそろ来てもおかしくないんだけど」
「誰か来るんですか?」
グレモリー部長のその呟きが気になり気配を探してみると…いた。
「イッセー喜べ」
「は?」
「すいませーん」
腕立て伏せの姿勢のまま声のした方向を向くイッセーと顔だけをそちらに向ける俺
「イッセーさーん、部長さーん、マモルさーん!!遅れてすみませーん…はぅ!!」
と、転びながら金髪の少女…アーシアがそこにいた
そのあと、イッセーの家に移動した俺達はアーシアの荷物をイッセーの家に運びいれた。
どうやら、アーシアさんはイッセーの家で生活するらしい。
その日の学校はあれに荒れていた。
イッセーと金髪美少女が同じ方角からこればこの学校では何事かと騒ぎになるのは当然である。
方や学校一の変態と思わす二度見してしまいそうなほど綺麗な美少女が並んで歩いていればそうなる。
「良いお天気ですねイッセーさん」
「ああそうだなアーシア」
俺の前では周りからの視線を全く気にせず歩く二人がいる
「仲がよろしいこった全く」
「そうですね」
「うぉ!!後ろから話しかけるなよな、塔城」
声をかけてきたのはちっこい美少女?塔城だった
「ちっこいは余計です」
「心を読むな」
無視かよ!!いきなり現れて何なんだか全くコイツは
「ほら、早くいかないと遅刻になりますよ」
「わーたっつの」
校舎内に入っていく俺たちにも視線は送られているけどな…はぁ…
その日の夜、グレモリー眷属の依頼で俺は新たな依頼主のところに来ていた。
因みに、アーシアさんも今日から本格的に依頼をこなしていくそうだ。
魔力も問題なく無事に転移できるらしい
「こんばんわーグレモリー眷属の者ですが~?
今回、転移してきたのは…どう見てもただの一軒家…ではなく廃墟とかした工場後だった。
「おいおい、マジかよ…」
目に見える範囲だけ六体の悪魔。
しかも、いずれも魔力の波動は上級のそれ
「一様聞くぞ!!お前たちは何者だ!!」
暗闇から出てきたのは一人の男悪魔
「これはこれは、この地を管理するグレモリー眷属の方がどうなさいましたか?」
男の足元には一人の女性…チャクラは感じ取れない既に息絶えてしまったらしいその手にはしっかりとグレモリー家の悪魔のチラシが捕まれていた、つまり依頼主は
「そこの女性…か」
「おやおや、独り言ですか?六体一で随分と余裕なんですね?」
ああ、コイツの声を聞いてるとほんとに虫酸が走る!!
「……」
「しかし、あなたたちも容易い」
「……れ」
「このように囲んでしまえばいくらあの、グレモリーけの眷属でも一溜まりもないでしょう!!」
「…まれ」
「なんですか?」
ああもうさっきから俺は…
「黙れって言ってんだろうが!!この腐れ外道どもがァァァァァァァァ!!『須佐能乎』ォォォォォォォォォ!!」
我慢の限界だった俺は一気に眼の力を開放工場跡を吹き飛ばした
「くっ!!いきなりですか…短気なんですね全く」
「うるせぇよ…もうやめだ…お前らの名前も素性も興味ない…纏めて首だけにして冥界送りだこのヤロウ!!」
壁も屋根も吹き飛んでいるから第二形態だった須佐能乎を俺は完成体にしてから、動きやすいようにサイズを小さくした
「『武装・完成体須佐能乎』」
「いきなり巨大なものを出したと思ったら随分と小さくなりましたね?そんなもので私たちが倒せるとでも?」
倒す?何を言っているんだコイツは?
「お前らは倒すんじゃなくて…殺すんだよ…!!」
一歩目からトップスピードで飛び出した俺は近くにいた比較的この中では弱いやつらを三体両手足と胴体を切断した。
「グァァァ!?」「た、たすけてくれぇぇぇ」「な、なんだよこいつ!?こんなの聞いてないぞォォォ!?」
それぞれなにかを言っていたが知らん残り三体
「さあ、覚悟を決めろ…お前ら……惨たらしく殺してやるからさぁ!!」
「食らいな!!」「化け物め!!」
リーダーの男悪魔以外の二人が魔力の弾を撃ってきたけど…
「弱いな…俺の須佐能乎にかすり傷も負わせられないとは」
もちろん無傷だ
「ば、バカな…」「あり得ない…」
呆然としている二人に左腕の剣で一太刀すると、叫び声もあげずに死んでいった
「さぁ、最後はお前だぜ?」
「ば、化け物め…」
「化け物めか…何を言っているんだ?俺は元々お前らとは一線を異なすんだよ…消えろ…」
「い、嫌だ…きえたくな…」
逃げようとした最後の一人を後ろから剣で突き刺して殺した。
まだ、生きているやつだけを止血して氷に閉ざして時空間に送り俺はもと、工場跡地に戻った
「………」
目の前にはあの悪魔どもに殺された女性遺体に服はなく暴行され犯された後に殺されたらしい
「もっと早く来ていれば…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…」
ぽつぽつと雨が降り始めたその場所で俺はなにも言わない遺体に唯謝り続けることしかできなかった…
遺体に謝り続けてしばらくたち俺は遺体からその人の情報を読み取りしっかりと安置した。
幸いにもご家族はおらず俺はすべての真実を闇に葬ったまま俺一人で火葬から墓地への埋葬までを行った
グレモリー部長には契約は破談と伝えその日はすぐに家に帰った
その日の翌日は学校に行くこともできなかった
夕方、自室で休んでいると携帯に連絡が来た…イッセーからだ
「……なんだ」
『あ、ようやく繋がった!!すまないすぐに部室に来てくれないか?部長から、大事な話があるらしいから!!』
「………それはオカルト研究部部長としての命令か?それとも、グレモリー眷属の王としての命令か?」
』それは、えっと、ちょっと待ってろ!!…………グレモリー眷属の王としての命令だそうだ』
くそが!!悪魔なんて…
「……分かったすぐにいくとグレモリー部長に伝えておけ」
『ああ、またあとでな!!あ、今日は客も来るらしいから急げよ!!』
ああ、悪魔なんて………クソ食らえ…